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鷹取リュウゴ
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唆淫の性花 (異聞・誘淫の性花) 前編1

 長らくお待たせいたしました! 昨年より続いております支援サイト4周年記念【続編&スピンオフ祭り!】からの作品をお届け致します! 今回は『誘淫の性花』 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6650836 のスピンオフ、異聞・誘淫の性花として『唆淫の性花』を妄想させて頂きました! 世界観は共通で、時間についてはどちらが前後と言うのはありません。 それでは! 皆さまのお口に合いますことを祈念しつつ、是非最後までお楽しみください! まずは前編として第4話まで、どうぞ! ******** 1淫堕の男  ベキゴキッ! ブチ、ジキグチュ ジュブゴッ! ズルウン……、  ニュチュ、グジュッ! グジュプッ! グチィッ! 人のカラダからは絶対に聞こえてはいけない音が響いている。 骨が、関節が、異様な方向に捻じれ屈曲して、なのに「それ」は苦痛ではなく快感に悶え、恍惚に喘ぐ口角から涎を垂らしていた。 やがて、無邪気な幼児の手で弄ばれる人形の如くグニャグニャ蠢いていた「それ」は、歪曲していた四肢をヒトに似たカタチに戻し、 戻しただけではなく「雄々しさ」と「猛々しさ」をカタチにしたかのような分厚い筋肉を異様な速さで肥大させ身に纏うと、 髪は血色の深紅に、皮膚はヌメヌメと光をはね返すダークグリーンになった。 そして、「それ」が吐き出す吐息からも皮膚に滲む汗からも、熱帯産の熟した果実を思わせる甘やかな芳香が漂いだす。 その香りに引き寄せられた俺は蜜を求めて花に集まる羽虫と同じだ。 触れたくて、吸いたくて、舐め取りたくて感じたくて、思わず手を伸ばす。……だが、なんとか寸前で手を引き戻した。 「ふはっ、我慢できないんだろ? 俺のニオイを嗅いだら嫌でも発情しちまうもんな? ほら、いいぜぇ? もっと近くに来いって。面白れぇモン、見せてやるよ」 人語を操る「それ」は腰をグッと押し出した。 のっぺりと何も無い平らな股間に縦割れの裂け目が一筋走る。むくむく膨らみ唇のようになった緑色の裂け目を押し拡げれば、中から巨大なチンポがズルルッと、飛び出した。 「ふはっ! んんーーっ! んぐぅぅっ!」 緑の包皮に包まれた男のシンボルはギチギチと巨大に膨張し、粘液を漏らしながらギンギンに上反ってそそり勃った。 そんなふてぶてしいイチモツに目を奪われていると、くびれた亀頭の先端から根元に向けいくつもの縦筋が走り、俺の眼の前でゆっくりと花弁のように花開いた。 そして、花弁の中心で聳えるのはヌラヌラ濡れる黒い肉軸。 「見て! 見てくれぇっ! 俺の雌しべが! 雌しべがっ! 咲いたぁ! んぁ゛! 咲き゛開い゛た゛ぁ゛ぁぁっ! んはぁあああああーーっ! 気゛持゛ち゛良゛い゛ぃぃーーーーーっ! も、も゛う゛ぅぅっ! イグ! ィグゥゥーーーーーッ!」 ドビュ! グビュル! ブシュウウッ! ビュク! ドブシューーーーッ! 噴き出る生臭い花の汁は精液に酷似していた。 ただ、その体液を吐き出す肉軸の先端は縦ではなく十文字に裂け、軟体生物のようにクチュクチュと自身が放った精液の残滓を咀嚼している。 「それ」は花のように開花した性器を花弁ごと手で腹部へ持ち上げると、軽く股を開いて性器の裏を見ろと指図した。 言われた通り会陰部を見てみれば男性には存在しない肉の裂け目が、卑猥な陰唇を備えた女性器が存在していた。 「ひぇへへへへ! 驚いたかぁ~? それはちゃぁんとマンコなんだぜぇ? もちろんアナルもすげぇ感じる性器になってやがるし! お前が突っ込んでみてぇトコに突っ込んでくれりゃ、どの穴でもお前のチンポはトロットロに蕩けて最っ高の快感を味わえるぜぇ~。 だから、ほらほらぁ、見てるだけじゃぁつまんねぇだろぉ~? そこまで勃起してんだったら我慢なんかせずによぉ、遠慮なく俺にぶち込んじまいなって!」 「な、なぁ? お前……、本当に人間じゃなくなったのか? ……どうして、なんで、そんなバケモノになっちまったんだ……」 俺の言葉を聞いた「それ」……、いやジム友だった男は股間に咲いた長大な花の肉軸、いや、巨大なペニスに酷似した「雌しべ」をヒクつかせるとドプッ、と新たな白濁液をこぼした。 「はぁぁ、イイ~、気持ちィ、ィイイ~ ! 俺を咎めるような冷てぇ視線も、恐れと怯えを含んだ声も……、ヤベェ、キモチイイ……。 イイッ! キモチイイッ! んああああっ! はぁっ! んはぁっ! ダ、ダメだっ! またイグ! イグイグ! もうイグゥゥーーーッ! 種汁が出ちま、……う゛ぅっ゛!! ――はぁ、はぁ、んはぁっ、あぁ、はぁ、あ~、お前の表情が最高過ぎてイっちまったぜ……」 甘く、それでいて生臭い異臭がさらに濃くなった。 俺の視線は「それ」の雌しべ(ペニス)やマンコから外せない。 疑問と困惑と、それらを上回る恐怖が脳を占めてもおかしくはない状況なのに、どうして俺はここから動かない?  どうして逃げようとしないんだ? なぜ、なぜ……俺は、咽喉を鳴らし、鼻で芳香を味わい、「それ」の全てを求めてしまうんだ? 「おかしい……、俺は男にも、バケモノにも興味なんて無い、……筈なのに、お前に、バケモンになっちまったお前にこれほどムラムラしちまうなんて、興奮しちまうなんて、おかしい、絶対におかしいって。頭が変になっちまったのか……」 再び手を、「それ」の股間から突き出ている巨大な剥き身の肉軸に触れて、握りしめようとしかけて慌てて手を引く。 意識をしっかり持っていないとたちまち自我を「それ」に明け渡してしまいそうだ。 「なぁに言ってんだ? おかしくなんかねぇって。男が男をエロいって思う事の何がおかしいんだ? つまんねぇ常識に凝り固まってないで、自分の欲望にもっと素直になれよ?  まぁ、確かに? お前の言う通り俺は人間じゃぁなくなっちまったが、お前を食って殺す訳じゃねぇ。俺のマンコやアナルにお前の勃起チンポをぶち込んで愉しんでみろって言ってるだけ。嵌めりゃ女よりもキモチイイんだぜ?」 押さえる手から外れた黒い雌しべ(ペニス)がブルンッとバウンドし、その反動で鈴口に溜まっていた粘液が俺の頬に飛び付いた。 粘着く滴を手で拭う。 いつもの俺ならすぐに不潔さに眉をひそめ中林に、いや、かつては「中林」だった「それ」に猛烈な抗議を行うのだが、今の俺は、粘液を拭った手をなぜか鼻先に持って行き匂いを深く嗅いでいた。 ――ド、クン 俺の心臓が歓喜に震えた。 ――ドクン、ドクン 熱い血流が俺のカラダの一部にドッと流れ込んでいく……。 だが、その熱に身を委ねてしまったら後戻りできないぞ、ともう一人の俺が引き止める。 「おいおい~、まだ耐えてんのかぁ~? んなの、時間の無駄だと思うがなぁ。でも、どうしても無理なら仕方ねぇな……。 マジで残念だがお帰り願うしか無ぇ。 俺だってもう我慢できねぇしよぉ。この雌しべに早く受粉させてやりてぇんだよ。ビクついてんのを見りゃ分かるだろぉ? 森本以上に発情しちまってるって。 だもんで、いつまでも躊躇ってるお前をのんびり待ってらんねぇんだよ。何もしねぇのならもう帰ってくれないかぁ?」 拒むように背を向けた「それ」 ああ違う。違うんだ。待ってくれ。俺が悪かった。無理じゃない。俺だってお前に発情しちまってるんだ。自分でも何故か理解できないくらいにイヤらしい目でお前を見てるんだ。 俺は背後から回した右手で「それ」の雌しべ(ペニス)に触れ、左手は会陰のマンコに伸ばして割れ目を指でなぞった。 「何もしないまま帰るなんか無理だ。俺だって我慢できそうにない。何で、何でお前は、バケモンになったらそんなにエロいんだ? どうして俺は、野郎のお前をこれ程イヤラシく思えるんだ?」 ニタァと微笑む「それ」が雌しべ(ペニス)を握る俺の右手に、マンコを窺う俺の左手に緑色の手を重ねた。 「うんうん、やーっと踏ん切りがついたか。そう来なくちゃな。んで、俺がどうしてエロいのかって? そんなの決まってる。 森本が俺とセックスしたくてたまんねぇから。森本が俺を犯して気持ち良くなりたいから、俺に対してムラムラ欲情してるからそう見えるだけだろ」 「それ」が重ねる俺の手を使ってチンポとマンコをグチュチュと刺激した。 ニヤけ顔が途端にトロ顔になった。 ――ドクン、ドクン、ドクン、ドクンッ! 俺のイチモツが、窮屈さに耐え切れず鎌首を覗かせた。 これ以上はスラックスまで裂けてしまいそうだ。 「もう脱いじまえよ。いや、俺が脱がせてやる」 屈んだ「それ」が俺のベルトを外してスラックスを下げる。 中に穿いていたトランクスを膝下まで送ったら「それ」はためらうことなく俺のチンポを咥えた。 「ぐうううっ! ぅあっ! 待っ! で、出るっ!!」 情けないほどあっけなく俺は射精してしまった。 ゴクンと飲み込んだ「それ」が俺を見上げて薄く笑った。 「っふふ、イクの早過ぎだって。そんなに溜まってたのか? まぁ、森本の精液、すんげぇ美味ぇからいいけどな」 そう。 確かに「それ」の言う通り溜まっていた。 オナニーはそこそこやっているもののセックス自体はかなりご無沙汰だった。 いや、違う。 それは言い訳にもならない。本当は中林に似た「それ」の口マンが気持ち良かったから。 少しの刺激で暴発しちまうほど俺の興奮がヤバくなっていたから。 「また口がいいか? それともマンコでイクか? アナルの具合を味わってみんのも良いぜ?」 全部だ。 全部にぶち込んで犯してやる。 「それ」が言い終る前に俺は押し倒していた。 女を犯すみたいに緑色のぬめる肌を愛撫し、ピンと勃った乳首を舐め、中指を会陰のマンコに挿しこんでグチュグチュと嬲る。 よがる「それ」の声が耳に入ると俺はさらに興奮した。 もう……、男でもいい。 もう、バケモンでもいい。 もう女じゃなくたっていい。 「それ」が中林なのかそうじゃないのか、もうどうだっていい! 「……俺を散々煽ったのはお前なんだからな? 中林のせいで俺は、俺はお前を……。もう、止まれねぇから、俺の性欲が空になるまでずっとお前を犯してやる。イキ尽くすまで責任とってもらうぞ?」 そうだ。 あくまで優位なのは俺だ。俺がお前を、バケモノになった中林を犯すのだ。 虚勢を張るなともう一人の俺が頭の中で呟く。 知るか。そんなこと知るか。 こんなにもイヤラシイ「生き物」に遭遇したのは初めてなのだから仕方ないだろうが。 ブレーキなのかアクセルなのか、どちらをどう踏んだらいいのか分からない。どこへ進めばいいのかも分からないんだ。 「んふぁっ!? そ、それ、しゅごいぃぃっ!」 中林の雌しべ(ペニス)がグググとまた巨大になった。親指で中林のマンコを弄りながら中指でケツの穴をズブズブ責める。 「俺、いつのまに、ケツを……?」 今まで女とヤる時でさえケツで遊んだ事は無い。 なのに、こうすれば中林はもっとエロくなるだろうと無意識に指を運んでいた。 「ん゛っ! も、ダメだぁっ! チンポぉを゛っ! 指じゃなくて森本のっ! チンポを! チンポくれよぉっ! 早くぅっ! んあ゛あ゛あ゛っ!」 そんなにも俺のチンポが欲しいのか? マジで貫かれたいと熱望してるのか? だったら挿入してやるよ。 俺のチンポでお前の感じる穴を全部。残らずぶち込んで俺の種汁を流し込んでやる。 イヤと言うほど、中林、お前を犯し尽してやる。 「森本の花粉が欲しいっ! 欲しいーーーっ! 早くぅぅーーーっ! 早く受粉してぇぇーーーーーっ!」 激しく頭を振って喘ぐ緑色のバケモノの中林がシーツをギュッと掴んで全身をビクビク弾ませている。 憧れていたマッスルボディを惜しげもなく俺に晒し、ボコボコに割れた腹筋やぐっと盛り上がっている大胸筋に卑猥な汗を 浮かべている。 それがとても卑猥に見え、俺はルロォと舌を這わせて愛撫した。 「……ん?」 何だろう? 誰かの視線を感じた。 「…………居ないよな」 振り返っても当たり前だが誰もいない。 が、テレビ台の上に一輪の赤い花が飾られている事に気付く。 バケモノになった中林の、髪の色によく似た赤い花。さっきまであんな所に花なんか飾られていただろうか? 「……花が勝手に歩く訳ない、か」 中林の変貌に驚いていたから気付かなかっただけなんだろう。 俺は視線を淫らなバケモノに戻し、お望み通りチンポをたっぷり味わわせる行為に意識を集中させた。

唆淫の性花 (異聞・誘淫の性花) 前編1

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