SamSuka
鷹取リュウゴ
鷹取リュウゴ

fanbox


触手堕ち小説家の官能メイクラヴ 4

不思議な雑貨屋から自宅に戻ったはいいが、なぜか肝心な部分が思い出せない。 しかし、渡されたアイテムだけはちゃんと持ち帰っている。 夢ではない。 隣りに住んでいる人のお陰でようやく色々思い出せた俺は、好奇心に負けてアイテムを水に浸してみた。 するとそいつは復活して生き物のように伸びると俺に襲い掛かってきたのだ! ぬめる粘液をまとった肉色の細長いそいつはイラストで見た触手そのもの。 気が付けば俺は触手に手足を拘束され身動きが取れない。 なのに、気持ち良さが恐怖を蹴落とし更なる快楽を求めてしまうのだ。 ******** 4禁断の触手  いつの間にか俺は自宅に戻っていた。 『ガスプ』なる触手生物(魔物)の一部が入った小箱を握らされた後、部屋に戻るまでの記憶が無い。 店とマンションは隣同士だから2~3分で戻って来られる筈……。 ……うん? 店? 隣の店ってなんだ? 俺はどこにいた? 『お使いになられたら、後日体験された事を私にお聞かせください。約束、ですよ? 先生』 そうだ。 使用後の結果報告だけはしに行かないとな。 でも、どこへ? 慰昆堂って? その店はどこだったんだ? どんな店だったんだ? 夢でも見てたのだろうか? でも、『ガスプ』が入った小箱は俺の手の中にあるんだし……。 玄関のインターホンが鳴った。 もう一度鳴った。 こんな時刻に一体誰だ? もう夜の12時だってのに。部屋を間違えて押してないか? 渋々俺はモニターで訪問者をチェックした。カメラ越しに見えた相手は、お隣に住む須崎さんだった。 何気に初めましてじゃないか? いや、違う。顔を見て名前を思い出してるんだから会うのは初じゃない……はず。 ドアを開け奥へ招くと須崎さんは遠慮がちに玄関で大丈夫ですと留まった。 「こんな夜分にすいません。雲居さんから話をきいて様子を見に来たんです。意識とか記憶とか大丈夫でしたか?」 「えっ!? 記憶? ええと……お、俺は、はて? 何してたんでしたっけ?」 「やっぱり雲居さんの気に中てられたようですね。あの人、興奮したら妖気を漏らす事が結構あるんです。浴びてもだいたい記憶がおぼろげになる以外は特に何もないんですけど、ちょっとそう言うのって気持ち悪いですよね?」 須崎さんが俺を引き寄せグッと抱きしめた。異様に堅くて太い棒が俺の股間から下腹部を超えて鳩尾までゴリゴリ押しまくる。 まさかコレ、須崎さんのチンポなのか? 胸にぐりぐり当っているのはまさか亀頭? きょ、巨大過ぎでしょ!? それに何故俺をハグするんだろう? と不思議に思っていると、慰昆堂から自宅に戻るまでの記憶がありありと甦ってきた。 「そ、そうだ! 俺、オーナーから触手の魔物の一部をもらって、必要だと感じたら使ってくれって言われてたんだ!」 俺の様子を見て大丈夫だと悟った須崎さんがハグから解放した。もう少しこのままでもいいのにな、と冷めていく腹部の温もりを残念に思う。 「なるほど。雲居さんからそんなモノをもらったんですか。私からは何も言いません。使うかどうかは朝霧さんがご自身で判断され、そして決断すべき事なので。 では、これで失礼します。おやすみなさい」 顔が火照ったように赤らんでいた須崎さんが隣の自宅に引き上げた。息も荒かったようだけど、……風邪かな? それとも……。 「てか俺、自宅に戻ってから須崎さんが来るまで1時間もボーっと突っ立ってたのかよ?」 時計と甦った記憶から察するにそう言う事だった。 なんだそれは? と訝しんでも仕方がない。 「それにしても、あのパンゲア大陸時代にいた魔物とか触手とか、ちょっと盛り過ぎじゃないか?」 相変わらず手の中に握りしめていた小箱に向かって話しかける。もちろん小箱は何も答えない。 「どうする? モノは試しって言うけど……、くくっ」 自嘲するように笑い声が漏れた。 やっぱり期待しているのか? いや、期待も何も魔物など居る筈は無いし、パンゲア大陸から化石にもならず伝わるなんて有り得ない。 触手の魔物で有名なクラーケンだって近年の学説では巨大な大王イカを指していると言う事らしいじゃないか? だから期待などしていない、……のか?  であれば試してみても問題は無いじゃないか。いずれにせよ何も起きないのだから。  「いや、いやいやいや、違う、違うって。俺はなんで結局は使う方向に行こうとしてんだよ、バカじゃねぇの?」 ブンブンと首を振って雑念を払いPCを立ち上げる。 編集からメールで資料か何か来ているかもしれない。編集には添付データが大きい時にはスマホではなくPCに送るように伝えてある。 「――っ!? ……やっぱりこのイラスト、凄くエロいよな~」 起動したらウィンドウには大久保クンからもらった「触手に〇〇されるマッチョ野郎」のイラストがドーンと表示された。 どうやら画像を開いたままシャットダウンしていたようだ。 一瞬驚いた俺はイラストに描かれた筋肉に、チンポに、そして粘液まみれにされながら〇〇れているアナルと触手の結合部を凝視した。 見ている内に股間がギチギチ硬くなっていく感覚は一つの事実を俺に伝えていた。 「触手をネタに小説を書いてみようと思ったのは、そっか、なるほどやっぱりそうだったのか。俺もこんな風に〇〇れてみたいって欲望があったんだな。でもって、このマッチョ野郎みたいに感じて喘ぎまくってみたいんだ」 アナニーなどした事が無い俺の処女ケツがそうそう感じるとは思えないが、淫らによがるマッチョ野郎のケツは強い快感を感じて更なる触手を求めているようにも見える。 ガチガチに勃起したチンポが濃厚な精液を思い切り噴き上げているのがその証拠。 また、ジュルジュルと筋肉のそこかしこを這いまわる他の触手もマッチョ野郎の乳首や腋を舐りつつ雄穴の快感を触手の全てにリンクさせ、しっかりと悦に入って先端部をパンパンに膨らませているような描かれ方をしている。 見れば見る程唾液が出てくる。大久保絵師、渾身の力作だな。 「……〇〇方と〇〇れる方、両方の快感を味わえたら最高かも」 俺は小箱の蓋を開けた。 「興味と好奇心」に「期待」がプラスされ「常識と理性」を叩き落した瞬間でもあった。 長さ3cmほどの黒ずんだ干瓢(かんぴょう)のようだ。 匂いは全くしない。魔物か何かはともかく、生物由来なら香りでもするのかと思ったものの無臭だった。 「確か、オーナーは水にひたして、と言ってたっけ」 マグカップに水を入れその中に触手生物の欠片を落とす。 「干乾びてて固いから水でふやかして、って事なんだろうけど……」 カップの水をあっという間に吸収し切った生物の欠片は黒ずんだ干瓢から長さ10cm程の赤みある錆色をした棒状の、端にくびれを持ついかがわしいカタチに復元された。 それを見た瞬間俺は、「……チンポだ」と口に出していた。 ◇  マグカップからはチンポのような物体がはみ出ている。 「こっからどうすんだ? 使うって、どうやって?」 ピクピク蠢いていて実に気持ち悪い。魔物と言う言葉が冗談じゃなくて事実だったのでは、と思える程に。 普段使いのマグカップを使用した事に後悔を覚える。もうこのカップを使うの止めておこうか。 しばらく眺めていたが「常識と理性」の反撃によって「好奇心共」がノックダウン。 冷めたテンションを味わいつつ「よし、やっぱり捨てよう」とマグカップを持ち上げた。 その時だった―― カップから肉の棒がビュルゥと伸びた! 驚いて声を上げようとした俺の口に肉棒の先端が跳び込んだ! すぐに吐き出そうとしたがそれより先に咽喉の奥へと潜りこんでしまい吐き出せない! ゲロを吐く時のように上体を前に倒し、えづいて戻そうとするもののぐいぐいと食道を下っていく。 ならば、と肉棒を掴んで引っ張り出そうとしてみたが、内部へ伸びて行く早さには追いつかず、どれだけ腕に力を込めても引き抜けない! 「ぐふ! 畜生っ、んぐ! うううっ! むぐふ! ぐく……」 不意打ちをくらった俺は成長して長くなっていく肉棒を口に咥えたまま恐怖していた。 助けを呼ぶ、という発想すらできずに目を白黒させていると、口から外にはみ出ていた肉棒がメリメリと音を立て枝分かれしていくのが見えた。 「んん゛ーーーっ!?」 分かれた新しい肉棒も先端部がペニス状に膨らんでいる。まるであのイラストの触手にそっくりではないか! ズルル、グチュグチュと耳障りな粘着音を伴い一気に数十本もの触手に分かれると、それぞれが元の触手と同じくらいの太さになり長く伸びて行く。 諦めずに何とか触手を口から引きずり出そうと手を送ったら俺の動きを察知した数本の触手が俺の手首に巻き付き拘束する。 そして、残りの触手が衣服の下に潜り込んで這いまわり、表面の粘液を皮膚に塗りつけながらさらに数を増やして俺のカラダを覆っていく。 「んふ! んんっ! むぐう゛う゛っ! んぉお!」 付着した粘液が皮膚からじわじわ浸み込んでいく。 たちまち皮膚と言う皮膚が亀頭の粘膜にでもなったかのような性的敏感さを得て、わずかな刺激であっても粟立つような快感を俺の脳内にドクドク送り込んでくる。 「んは、ぐ、むふ、ぅあ、あああ」 恐怖と同時に味わう快楽。相反する心理作用に頭が混乱する。 混乱しながらも快感を求める気持ちが急速に膨らんで恐怖を追い落としていく。触手の粘液によって〇〇的に味わわされていると自覚しながら抗えなくなっている。 とっくに勃起しているチンポを触手が取り巻きグチュグチュ扱く。 「あ゛あ゛! んぐ! イグゥッ!」 声に出ていたのか脳内で叫んでいたのかはよく分からない。が、俺は腰をガクガク震わせながら己の理性と一緒に精液を放出していた。 そうして、ビュルビュルと勢いよく射精し終えても俺のチンポは激しく勃起したまま次の射精を求めていた。 「も、もっとぉ、もっと気持ち良くなりてぇ……」 俺の欲望を知ったのか、あるいは俺の精液を吸収したからか、咽喉の奥、胃の辺りにまで食い込んでいた触手の先端がズブズブと引き戻って行き、俺の口からズブンと這い出した。 「ぶはぁっ! はぁっ! はっ! んはっ、はぁ、はぁ……あ?」 俺の口から出て来た触手の先端が、亀頭に良く似た部分が淫らな俺の表情を見てニヤリ、と笑ったような気がした。 そして、次の瞬間、触手の先端が風船のようにブクブク膨らんだかと思うと鈴口に見える穴が拡がり大量の触手を吐き出したのだ! ギュバ! ギュララララッ! ジュブリュリュリュ! ジュルルッ! ブジュルルルルッ! 吐き出された触手が俺の顔、頭を飲み込み覆っていく! 「ふお!? んむぐ!? ぶふぅぁあああああーーーーっ!」 再び口の中へ、今度は鼻からも、耳の穴にも入って来ようとする! 縮んでいた恐怖が一気に拡大、爆発した。ヤメロ! ヤメテクレ! と必死に懇願した。 だけど触手の動きは止まらなかった。 呼吸ができずに苦しくなった。 視界が聞かず何も見えなくなった。 (誰か、タスケテ……くれ…) そうして、俺……は……。 (触手がカラダの中に……) ……オレ、……は……。 (頼む、俺を、タスケ、テ……) オ……レ……。 (頭の中まで触手が……嫌だ、俺は……まだ……)

触手堕ち小説家の官能メイクラヴ 4

More Creators