形状記憶コンドーム ZERO2
Added 2018-07-06 15:26:28 +0000 UTC4社員たちのコンドーム製造? 狩野が目を覚ました。 横には緑のラバースーツで全身を覆ったマッチョな大男が居た。 「おめでとう。狩野さんも概念結合が上手く行きましたね」 狩野は自身が夢の中で性交を行った相手と同じ姿になっている事を認め、嬉しそうにニヤリと微笑んだ。 「これが概念結合ってか? 自分のイメージした姿と肉体とを結合させるのか」 「簡単に言うとそうですけど、本気でなりたい姿をちゃんと描けていないと概念結合には至らないで失敗するみたいです。 それを防ぐために心の奥底で眠っている本質的な自身の欲望、―それをイデアって呼んでるんですが― イデアを明確にしないと、結合すべき概念もハッキリ浮かんでこないんです」 「もう、んな事は分かってるって。俺の中に入って来た『GOM』のおかげでな」 「ですよね。じゃぁ、コンドームの作り方もちゃんと分かってますか?」 「おうよ。分かってるって。早速作ってみるとするか?」 「あ、その前に新しく出来上がった体内の『GOM』を出しておいて下さい。入れっぱなしだとコンドームの 生産が上手くいかないようですから」 「おう、それもそうだ」 狩野が意識を失っていたのはほんの数分であった。 意識を失っている内に狩野は肉体を黒豹男や様々な獣人へと変化させ、体内に入り込んだ『GOM』は狩野の 中で二つ目の『GOM』を産み出していた。 新たな『GOM』は新たな宿主を求める。 それゆえ、二つを体内に収めたままでは反発しあってコンドームの製造どころかいたずらに体力を消耗するばかりである。 そんな知識が加賀美から聞かずとも理解しているのは『GOM』から直接脳へと転写されたからだ。 故に、自身がすでに人間ではなくなっている事も、当然理解していた。 「……に、しても、便利なカラダになったもんだな。俺らの産み出したコンドームを他の人間が使えば使う程、そいつらの精力が俺たちにフィードバックしてくるなんて、よ」 「コンドームと言っても生きてますしね。生ける端末として使った人間を強制的に僕たちと同じ姿にして、 男とセックスしたくなるよう意識まで変えてくれる頼もしい存在です」 形状記憶コンドームは装着した者の性的エネルギーを製造した本体である加賀美たちに送る働きがある。 それ故、着けた途端激しい性的衝動が生じるのもコンドームの性質からすれば当たり前の事と言える。 黒豹男の姿になっている狩野がアナルに腕を突っ込み、顔を赤くして呻いていた。 「ん゛ん゛っ! んくぅ! も、もうちょい、で、出ぅ! っぐ、う゛う゛、くあ゛ーーっ!」 アナルからヌブン、と引き抜いた手が掴んでいるのは、複製された新たな『GOM』である。 狩野の体内に残された『GOM』は決して狩野と分離することは無い。これからはずっと狩野に寄生し、 他の人間がコンドームを使うたびに性的エネルギーを受信する機能を果たす。 「――お! もう終わったか? ようこそコンバートへ。君が四人目の社員だ。これからよろしく頼む」 ジムエリアに入って来たのは紫色のラバーボンデージを身に着けるマッチョなインキュバスの「佐奈 英二」 「加賀美~、お疲れ! 俺の車の乗り心地はどうたったよ? 傷なんか付けてないよな?」 佐奈の後から入って来たのは同じくバッキバキに筋肉を隆起させ胸の中央に巨大な眼球を突きだす全身ピンク色の男、「田丸 修」だ。 「お疲れ様っす! 狩野さんは無事僕たちの仲間に転生してくれました!」 「う、うす! 狩野 正っす。よろしくお願いします!」 黒豹男の姿のまま、狩野が姿勢をまっすぐにして頭を下げた。 「おお~! かぁっこいい~! 狩野の黒豹! めっちゃイケてんじゃん!」 田丸が嬉しそうに声を上げた。しかし、胸にある巨大な目玉がニンマリしただけで顔面を覆うピンクのラバーは微動だにしない。 「でしょう? 僕もここまでぴったりハマるなんて思ってもみませんでした!」 「あ、俺、黒豹以外にもいくつか変身できるみたいっす。虎とか熊とか。サファリ時代に世話した経験のある動物に限りますけど」 狩野はそう言うと黒豹男から虎男に変化し、次に熊男、そしてヌメヌメした肌のイルカ男へ。 「こいつは驚いた。変身後の形態を複数持つ例は初めてだな。俺たちの場合は一種類にしか変身できんよ」 「あれ? そうなんすか? 佐奈さんは見た感じインキュバスっすか。 で、こっちのお2人は……」 「僕はグリードマン」 「俺はルストマンだ」 「ぐ、ぐりーどまん? るすとまん?」 「狩野君が面食らっているじゃないか。もう少し分かりやすく自己紹介してあげたらどうだ?」 インキュバス佐奈がドヤ顔(と言っても胸を張っているだけだが)の2人をたしなめた。 「そうでしたね。僕たち『GOM』の知識は共通して持っていますが、互いの個体情報まではやりとりしてませんもんね。じゃぁ、僕から―― 僕、加賀美はグリードマンに変身します。 昔からラバースーツフェチ持ちで、スパイ〇ーマンやバッ〇マンなんかのアメコミヒーローをがっつりオカズにしてたから、その両方が混ざり合った姿で概念結合しました。使える能力もだいたいヒーローっぽい感じです」 狩野はなるほど、と肯いた。 「俺はルストマンだ」 田丸が前に出て自分の顔に指を向けた。 「加賀美と違って俺はヒーローの逆。悪の超人フェチだもんでそれっぽいのと概念結合を果たしちまった。 ナリは加賀美に近いが胸にデカイ目玉があるのはそのせいだ。得意技は超柔軟ボディを活用したモノがメインだ」 そう言うとルストマン田丸はカラダをぐにゃりと柔らかくさせ、狩野にぐるぐると巻きついて見せた。 「最後は私だ」 佐奈が田丸の後を継いで紹介し始めた。 「狩野君がさきほど言った通りインキュバスなんだが、狩野君はインキュバスって知ってるかい?」 「あ、はい。何となくで詳しくはないんすけど」 「何となくで十分さ。できる事と言ったら飛べることと男を誘惑する事だけだからね。あと、ちょっぴり記憶を弄ったりも可能だけど、他人の記憶を覗くのは精神的にこちらもダメージを負いかねないから あんまりはやらないね。 コンドーム作りより直接人間の精液を味わう方が好きなんだが、ついつい深追いして結局記憶を消す羽目になるのも多いんだよなぁ。 ……ともあれ、年齢的には自分が年長者なので、会社の代表っぽいことをやらせてもらっている」 「つーことは、佐奈さんが社長っすか。失礼な口きいてすんませんでした。今後は言葉遣いに気を付けるっす」 「いや、そこまでかしこまらなくていいんだ。あくまで代表っぽいだけで、別に社長ではないからね」 「? と言いますと?」 「『GOM』を通じて自分たちは人では無くなったけど、互いに助け合う仲間、いや家族みたいなものかな、と思うんだ。 だから基本的に自由に動いてもらいたいし極力命令とか束縛がないよう心掛けている。 ただ、世間の目ってのを意識した場合、会社と言う体裁を取ってた方が目隠しになるし、色々と都合がいいのも事実でさ、 だからコンバート社として会社の形態を取ってるんだよ。 ところで、加賀美から聞いたけど、年齢で言うと狩野君はこの4人の中じゃ2番目の年長者になるね」 「そうなんすか。じゃぁ、普段通りの口調で構わないっすね?」 「構わないよ。いつも通りでいいからね」 ルストマン田丸が佐奈と狩野の間に割って入った。 「さぁさぁ、ひとまず話はこれぐらいにしときません? 加賀美はさっき狩野をオカズにしてちょいと作ってたみたいだけど、 俺も佐奈さんも今日はまだ一個も作ってないんだし、狩野だって初のコンドーム作り、チャレンジしたいっしょ?」 胸の魔眼をぎょろつかせては周りの3人を見比べている。 「そうだなぁ。何となくは理解できてんだけど、具体的にゃどうしたもんかな、って。 コンドームってただイクだけじゃダメみたいだし」 「その通り。狩野君も薄々ジムのマシンの存在理由に気付いているだろうだけど、筋トレしながらイクと、 質のいいコンドームが大量に作れるんだ。 逆に言うと普通にオナニーしただけじゃコンドームはできないって事だ」 「ハードなセックスをしながらってのもアリですかね?」 「ハハハ! 良いところに気が付いたね! 試しに自分とセックスしてみようじゃないか」 「佐奈さん! コンドーム作りじゃじゃなくて狩野さんとマジセックスモードになってますよ!」 加賀美が慌てて佐奈を止めた。 「おっと、いけない。 加賀美がむくれるから先に言っておくよ。セックスしながらでもコンドームはできないんだ。 恐らく、コンドームに載せるべき情報がきちんと移せないからだろうね」 「なるほどね。加賀美の奴、佐奈さんが狩野さんにちょっかい出そうとしてるんで焼き餅焼いてんですよ。 狩野さんと一番最初にセックスすんのは自分だ、ってね!」 田丸の指摘で加賀美がたじろいだ。 「ち、ちち……」 「違うのか?」 狩野が少しがっかりした表情で加賀美を見た。 「あ、いえ、違いません。田丸さんの言う通りです。僕が狩野さんを見つけたんですから狩野さんの『初めて』は僕がもらってもいいんじゃないか、って」 「欲張りなのが『グリードマン』の特徴だよな?」 「田丸さんこそ四六時中誰かとセックスしてて、色欲の『ルスト』マンって名前の通りですよね?」 「後輩の癖に言うじゃん。俺のチンポであんなに鳴きまくっちまうくせに」 「僕のチンポで僕の倍以上よがり狂ってた先輩にそんな風に言われたくありません!」 全身緑のマッチョ男と全身ピンクの筋肉野郎の掛け合いに唖然とする黒豹獣人の狩野。 そんな黒豹男の肩を「やれやれ、またか」と呟きながら佐奈が中指ですぅーっとタッチした。 「ふぁあんっ!?」 「な? 仲いいだろコイツら。狩野君もすぐに馴染めると思うから安心してくれ。 で、その前に君の精液がどんな味か確かめさせてもらってもいいだろうか……」 「ちょっ!?」 「佐奈さんっ!!」 5今度こそコンドーム製造スタート 狩野は獣化したままマシンを使って筋トレを開始した。 チェストプレスからショルダープレス、レッグエクステンションにラットプルダウン。 扱い方や正しいフォームはそばにいる加賀美が手際よく説明していた。 「どれも随分と軽いんだな? これでトレーニングになってんのか?」 「一応、どのマシンも負荷は最大値になってるんですけど、狩野さんの筋力が人間の時とは比べ物に ならないほど強化されているので、どれも軽くかんじるんでしょう」 「ああ、そうか。そう言う事か。獣化してるとそうだよな。てことは、加賀美もグリードマンの時は?」 「はい。僕も狩野さんと同じです。変身してグリードマンになっている時の筋力は人間状態の時と比べておよそ30倍ほどになっています」 そう言うと加賀美は狩野をマシンごとひょい、と持ち上げてからそっと床に下ろす。 「うお! 30倍? そいつはすげぇ! 俺の場合はどうなんだろう?」 「試してみられてはどうです? あちらのバーベルで」 加賀美が示した場所には一枚25キロのプレートがシャフト(バー)の左右に4枚ずつ装着されている バーベルがあった。 総重量200キロにも達している。 「人間でも持ち上げられる重さなので、狩野さんでも余裕でしょう」 体重にもよるが200キロともなると「オリンピック選手レベルの人間ならば」、と言うべきだろう。 「……ふんっ! ぅおお!?」 腰を落として両手で持ち上げた狩野。しかし、勢い余って手からするっと離れてしまった。 だが、咄嗟に出した右手でシャフトを掴み直してもまだ軽々と頭上にかざすことができた。 「これぐらいなら片手でも平気だぜ」 「だったら重量を3倍にしてみましょう」 加賀美が一枚50キロもあるプレートをシャフトの左右に6枚ずつ嵌めて狩野に渡す。 「……ふぬっ! お、こ、これは中々重いじゃねぇか、く、くくっ……」 「もう少しいけそうですね」 狩野から600キロのバーベルを一旦戻させ、さらに50キロのプレートを左右に2枚ずつ追加した。 「ぐ! う゛う゛っ! が! ふぅぉおお!」 狩野は総重量800キロのバーベルを持ち上げることに成功した。が、膝はぐらつき腕もガクガクとして 安定しない。 「……も! もうっ! げ、限界、だ!」 揺れ始めたバーベルを加賀美はサッと片手で取り上げ、床に下ろす。 「はぁ、はぁっ、はぁ~……ああ、畜生。俺の場合は800が限度かよ」 「それでも以前の10倍以上にはなっているんじゃないですか?」 「まぁ確かにな。動物たちの飼料袋二つで限界だったんだから、それと比べりゃ20倍ってとこか」 狩野はプレートの数を減らし600キロにすると、ベンチに仰向けになってベンチプレスをやり始めた。 ずっしりと重みを感じながら大胸筋を鍛えていると、全身が奇妙な快感を感じ始めた。 「は、はぁ、はぁ、すげぇ、き、気持ちいい、腕や大胸筋だけじゃねぇ、あっちこっちの筋肉が、あったまって、ピクピク、って疼きやがる……」 「でしょう? 筋肉への刺激がある程度蓄積されてくると、体内の『GOM』が反応してくるんです。 その調子でもうしばらくベンチプレスを続けて見てください」 狩野は加賀美のアドバイスに従ってバーベルを上下に動かしトレーニングを続けていると、不意にペニスがメリメリと巨大に勃起し始めた。 「ふぐぅ! ち、チンポが! 熱い! 触ってもねぇのに! あ゛あ゛ーー! こ、込み上げてくる!」 狩野の様子を見ていた加賀美は狩野の手からバーベルをもぎ取り、誤ってカラダに落ちないようラックに乗せた。 その直後、ベンチに仰向けの狩野は両腕を天に伸ばしたままビクビク激しく痙攣し、完全勃起したペニスから黒い「ゼリー」を発射し出したのだ。 「あぎ! はひぃっ! で、出る! ぐぅぅっ! 出るぅぅ! お、俺の! 俺の! オレのぉぉぉーーーーーっ!」 ボビュ! ドビュ! グビュ! ドビュゥッ! ビュググ! ビュクッ! ゴブ! ドプンッ! それは「ゼリー」では無かった。 粘液をまとった黒く巨大な「精子」であった。 黒い精子が狩野のペニスの鈴口を思い切り押し広げながら次々と外に飛び出す。 長いべん毛を持った鶏卵に近いサイズの精子は空気と触れるやいなや、グニャグニャと蠢いてひとりでにコンドームへと形を変えて行く。 それ故、狩野の腹や胸、そして顔面にも出来上がったばかりの黒いコンドームがどんどん積もり重なってゆく。 「狩野さん、コンドーム製造、見事成功ですね! 初回でこれだけ作れるなら大したもんですよ!」 射精のようにコンドームの種を放出し続けて喘いでいた狩野だったが、100近い数を産み落とすと ようやくペニスは沈黙した。 「はぁ、はぁ、ぅあ゛ぁ、はぁ……んく、ふぅぅ……こ、これ、俺の作った、俺のコンドーム、なんだな……」 「そうです! 獣人の形状や能力をコピーし記憶した『形状記憶コンドーム』ですね!」 「……『形状記憶コンドーム』か。そいつは上手い事言ったな。コイツを使えば誰でも俺みたいに黒豹男になれるんだもんな」 正確には「強制変身能力を有するコンドーム擬態精子」とでも言うべきなのだろう。 ただ、加賀美が口にした「形状記憶コンドーム」との呼び名もまた実にふさわしい名である、と狩野も 受け止めていた。 太ももの上にある出来たばかりの黒いコンドームを一つ摘まんで手の上に乗せた狩野。 色々な角度から覗き込み、じっくりと確かめるように見つめていたが、やはり「ソレ」はコンドーム以外には見えない。 薄いゴムの皮膜を巻き込み真ん中には精液溜まりの小さな突起も存在している。 「狩野さんが自分のコンドームを使っても特に変化は起きないですよ? 記憶した形状に変えるべき肉体は、すでに仕上がった状態になってますし」 「分かってるぜ。そんくらいは。俺の中のGOMがぶっ放してる最中に教えてくれてたからな」 「ですよね。余計なことを言ってしまいました」 「おう。お疲れさん! 初『コンドーム射精』は終わったのか?」 「どうだった? 筋肉を刺激するのも気持ち良かったでしょ」 全身ピンクで胸部魔眼マッチョのルストマン・田丸と、紫色のインキュバス・佐奈が2人のそばへ戻ってきた。 「あ、佐奈さんも田丸先輩も製造し終わったんですね? お疲れ様です」 「取りあえず500個ほど作ったから狩野さんの様子を見にきたよ。あとは包装するだけだからね」 コンドームを個別包装するためのパッケージマシンを指さす佐奈。 「初回でこれだけつくれりゃ優秀だよなぁ? 狩野に目を付けた加賀美のお手柄と言うべきじゃね?」 田丸は狩野の周囲に散らばるコンドームをいくつか拾っては呟いた。 「狩野さんはきっと、GOMとの相性も抜群だったんでしょう」 「しかし、あり得ないとは思うが不良品かどうかをチェックする必要もある」 佐奈の言葉に加賀美も田丸も肯く。 「じゃぁ、確かめるしかないですね?」 加賀美はそう言うとスリットの内側からヌブゥとペニスを露出させ、手にしていた黒いコンドームを 押し当てた。 コンドームはするすると加賀美のペニスを咥えるようにひとりでに展開し、速やかに睾丸まで飲み込んだ。 佐奈と田丸も加賀美と同じようにコンドームをそれぞれのペニスに装着する。 「……お、おい……そんな事したら……」 3人の行動に目を丸くした狩野の前で、加賀美達の肉体は黒いゴム皮膜に全身を覆われ、ゴキゴキと骨を鳴らしながら肉体の形状を変えて行く。 程なく、狩野のコンドームによって加賀美はイルカの頭部を持ったイルカ獣人に、田丸は馬獣人、佐奈は虎獣人へと変貌を遂げた。 6獣人たちの宴 形状記憶コンドームがもたらす効果の中でも最大のものは、著しく性欲を増大させることである。 「ふぅぅ、狩野さんのコンドームも問題ないですね」 「そうだな。俺らの作るモノと全く一緒だ」 「製品テスト合格、と言うことは……」 3人の視線がベンチプレスの台に座っている狩野に集まった。 「お、おい……?」 「――もう我慢できないっすよ!」 「俺もだ。黒豹野郎のチンポが欲しくて堪んねぇ!」 「ああ! いつも以上にクル! カラダが熱い!」 「うわわぁっっ!?」 狩野の上に飛びかかるイルカ獣人・加賀美。素早く股間に尻を埋めて狩野の黒豹チンポをアナルに嵌めさせようとするが、 馬獣人・田丸が足で加賀美を蹴るようにどかせると狩野の股間に馬面を向け、長いマズルで黒豹チンポを咥えようとした。 「こいつのチンポは俺が頂く!」 「行儀が悪いお馬さんには躾が必要だな……」 虎男・佐奈が筋肉で丸太のように太くなった腕でチンポを咥えかけた馬獣人をひょいと持ち上げ後ろに 払い除けたかと思うと、筋トレに使うラバーバンドで田丸の手足を縛ってしまった。 「ヒヒィン! ちょっ!? こんなのアリっすか! 佐奈さんっ!」 馬獣人のパワーをもってしてもトレーニング用に作られたラバーバンドはビクともしない。 「自業自得です、田丸先輩。僕より先に狩野さんのチンポを横取りしようとするから」 「いや、悪いが加賀美、お前も後にしてもらうぞ」 佐奈はイルカ男の背後から肩を掴むと、自身の巨大ペニスをググッとねじ込んだ! 「アギヒィィッ! そ、んなぁっ! で、もっ! んんぎもぢぃぃぃぃ!」 イルカ男をバックから貫いた佐奈は、虎ペニスを挿入したままイルカ男の両脚を持ち上げ全身を担ぎ上げた。 イルカ男が軽い訳では無い。 グリードマンからの筋肉隆々としたボディはほぼそのままであるため、体重は100キロ以上あるはずだ。 だが、虎男は力むことなく平然とイルカ男を空中で支え、灯台のような巨大ペニスをイルカ男のケツ穴にぶち込んでいる。 「おお~! こいつは気持ちいいな。グリードマンのアナルも悪くないが、イルカのアナルもまた格別だ!」 「ぐひぃぃぃ! スゲェっ! あああ! 奥にぃっ! 奥に当たって! メチャクチャぎぼぢぃぃぃーーーーっ!」 虎男はイルカ男を犯したまま向きを変え、ベンチプレスで肉欲の眼差しを向ける黒豹男・狩野の股間に向かって 腰を下ろす。 「待たせたな。さぁ、狩野くん、まずはそのチンポを私のアナルに挿入して思い切り雄肉の快感を味わってくれ」 「あ、ああ……だけど、その前に……」 黒豹男は虎男にケツマンコを犯されているイルカ男の前にまわり、スリットを押し開いて勃起して涎を垂らすイルカ男のペニスを黒豹のマズルで咥え、ジュブジュブしゃぶり始めた。 「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー! ぎぼぢぃぃ! ぎもぢぃぃーーーーーーーーーっ!」 「か、狩野くん!? そっちじゃなくて!」 馬男・田丸がンヒヒ、と笑った。 「佐奈さん、当てが外れちまいましたね! やっぱ狩野は加賀美から味わいたいんだ」 「……う~ん、……無粋だったのは私の方か。なら、狩野くんの意志を尊重しなきゃいけないな」 「そうっすよ佐奈さん。んで、取りあえず俺の手足からバンドを外して欲しいんですけど?」 「いやいや、それはもうちょっと待って欲しい」 佐奈はそう言うとイルカ男のアナルからペニスを抜き取り、濡れ濡れの生臭い肉棒を馬男のケツ穴にねじ込んだ。 「ウヒヒヒィィィン! があ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーっ! い、いきなりデケェのが、き、来だぁぁああああああ!」 「うん。いやぁ、興奮するねぇ! 見動きが取れない馬男を犯すなんて! 今までに無かったシチュエーションだからか、私のチンポがいつも以上に元気がいいよ!」 「そ、そんなプレイがヤりたくて、バンドは外さないで待て、って……酷ぇ! んひ! ぐふぅ! くぉおおお! か、感じる! 感じるぅぅぅ! でっけぇ虎チンポが俺ん中でまたムクムクって! 挿れる前より大きくなってやがる!」 海老反りになって立っている馬男の腹筋に亀頭のカタチがボコリと浮かび上がって来た。 虎男の陰茎の太さはすでに人間の腕以上、太ももに近い超極太サイズになっている。 そんな巨大ペニスで馬男を掘り上げる虎男・佐奈。 「まずは一発目」と軽く呟き、とんでもない量の精液を馬の中に放出した。 虎男の抜かずの2発目が開始される少し前から、イルカ男・加賀美と黒豹男・狩野にも別の動きが あった。 イルカ男のペニスから濃厚な精液を搾り取った黒豹男は、飲み込んでから「美味いもんだな」、と目を見張っていた。 「か、狩野さん……チンポの次は、僕のケツ、どうですか? さっきからもう、狩野さんのチンポが欲しくて欲しくて、堪らないんです……」 「言われなくてもぶち込んでやるよ。俺だってあんたらのせいで我慢できないほど欲情してんだからな」 ちらっと黒豹と虎男の視線がぶつかった。が、虎男はニヤっと微笑んだだけですぐに馬男へのピストン運動に意識を戻した。 「俺にとっちゃ、コンドームで変身したあんたらの姿は、俺の欲望の対象、そのままなんだぜ? イルカ男も虎男も、馬男も、見るだけでイっちまいそうなほどエロい存在になってんだ。 だから、お前だけじゃなく3人とも全員、犯してやるよ。 今の俺はいくらでもぶっ放せそうだしな!」 イルカ男を押し倒した黒豹男は、熱く滾った股間のイチモツをイルカ男の中にズブブと沈めていく。 「あ゛あ゛あ゛! か、狩野さんの! 狩野さんの黒豹チンポが! 僕の! 僕の中に来たぁ!」 大きく海獣の口を開けてよがる加賀美。 腕や足にある黒いヒレがビククと震え、ペニスからはプシャァ! と透明な粘液が噴き上がった。 「すげぇな、なんて締め付けだ……こ、こいつは、すぐに持ってイかれちまう! ううっ!」 腰を振り始めたもののあまりの気持ち良さに「込み上がって」しまった黒豹男は、自分に待ったをかけるように動きをピタリと止めた。 だが、イルカ男のアナルは黒豹が動きを止めても粘膜そのものが動きまわって、容赦なく黒豹のチンポを快楽責めにした。 「お゛!? おま! そんな、ことしたら! っも、もうっ! イグ! イグゥゥーーーッ!」 寸前でせき止めた射精衝動が限度を超え、黒豹男は初めて、男のケツの穴の中に自身の精液を放出した。 ――ドビュルルル! ドビューーーッ! ビュブ! グビューーーッ! ドビュドビュ! ドッビューーーーッ! 黒くしなやかな尻尾までピィンと立たせて黒豹男は達する快感を味わった。 イルカ男もまた、自身のアナルで一回り、二回り、巨大になって射精する黒豹男のチンポによって、 スリットが裂けるほど膨張させたペニスから白い精液をビュルビュル打ち放っていた。 結局、狩野は全員のアナルをチンポで犯し、そして狩野も全員のチンポでアナルを何度も犯され、数時間に渡ってノンストップでイキまくる「絶倫セックス」を愉しんでいた。 7コンバート社の日常 コンドームのパッキングマシンを見ているのは新入社員の狩野である。 他の社員から預かった「出来立て」のコンドームを少しずつマシンに投入し、出口でパックされたコンドームを詰まらせないよう手早く集める。 紫が終わればピンク、緑、そして黒いコンドームの順に片付けて行く。 コンドームの元の姿が巨大精子だと見抜ける者などいない。完璧に擬態し、装着した者の意識を完全に雄の快楽へ誘う。 「――それで、コンドームを5個ずつ箱に入れて包装すりゃ完成だけど、どうやって販売してんだ?」 上半身裸のまま背丈より高い位置にあるバーを掴んで懸垂をする加賀美が答える。 「今の所ネットでの通販が主ですね。街に出て配布する場合もありますけど。 あまり大っぴらに話題になられても困りますが、僕たちの活力源としては拡散していかないとダメなので、その両立が難しいところです」 普通の食事でもエネルギーは問題無い程度にまかなえるんですけど、コンドームから流れてくる性エネルギーの方が段違いに良いんです。 とも付け加えた。 狩野の初めてのコンドーム製造の後、加賀美たちは製品テストとして狩野のコンドームを着け獣人へと変身したが、 3人の獣人から狩野への性エネルギーのフィードバックは起きなかった。 「僕たちもコンドーム製造可能な身ですし、GOMを宿していますからそう簡単にエネルギーを他に渡すことはできないんですよね。 だから、GOMを持たない第3者にコンドームを使用してもらうほかありません」 「なら、俺もコンドームを早く誰かに使ってもらいたいもんだ。朝飯であれだけ食ったのに妙な空腹感があるのは厄介だぜ」 「そうですねぇ。と、言ってもネットに注文が入るのは3日に1件あれば良い方で……」 「マジか? たったそれだけ?」 懸垂バーを離してストンと降りた加賀美は「ええ」とうなずいて、困ったように腕を組んだ。 逞しい胸板にほんのりと汗を滲ませ、股間が少し盛り上がっている。 「ええ、じゃねーだろ? たったそれだけしか売れてないんじゃ会社として成り立たねぇし、そもそも、 この建物の光熱費とか車のガソリン代とか、どうやって捻出してんだよ?」 「ああ、それだったら貯えがあるので当面は心配ないんです。僕たち、前は海洋研究の研究員だった、と言うのはお話したと思うんですが、 佐奈さんはああ見えて特に優秀な方で、いくつか特許を取っているんです。その特許料だけで年に数億入って来ますし」 「数億ぅ!?」 「はい」 「だったらコンドームの製造販売なんかやめて遊んで暮らした方が……」 「性エネルギーの確保のためです」 「だよな。遊んで適当にばら巻いたところで、効率よく性エネルギーは集めらんねぇよな」 「その通りです。だからコンバート社と言う会社を作っているんです」 「隠れ蓑ってやつか?」 「そうとも言います」 「そういや、佐奈さんと田丸はどこ行ったんだ?」 「営業です。コンドームの配布と、新たな社員を獲得するため東京に行きました」 「俺の次に入れそうな奴を見繕ってんだな?」 「そうなんです。GOMに適性のある人材を確保して形状記憶コンドームのレパートリーを増やそう、と言うのがここ最近の目標になっていますから」 「と言うか、よく俺なんかを見つけたよな?」 「本当にラッキーでした。狩野さんとすれ違った時、僕の中のGOMが激しく反応したんです。危く 公衆の面前でグリードマンに変身しそうになりました」 「おほ、危ねぇ」 「すぐに狩野さんの後を追いかけ、色々と調べさせて頂きました。いわゆるストーカー、みたいに」 「こっそり調べてんのが本人にバレちゃヤバいよな?」 「そうですね……でも……」 「でも?」 「バレた時は無理矢理にでも仲間になって頂くつもりでしたよ。GOMさえ本人に見せればもう問題にはならないですし」 「お、お前……意外と乱暴な一面もあるんだな……正義のヒーローフェチの癖によ」 「正義のヒーローが悪堕ちして暴走するのも僕にとっては最高のオカズなんですよねぇ~」 「お、おいおい……」 狩野と加賀美がこんなやりとりをした数日後、青い皮膚の「ヴァンパイヤ」に変身できる人物がコンバート社に加わった。 さらに一か月後。 赤く筋肉質な「オーク」に姿を変えられる社員を獲得。 コンドームの製造販売を行うコンバート社は6人体制となってますます淫らに発展? していくのだった。 「――で、狩野さん。一旦その作業をやめて僕と気持ち良い事しませんか?」 加賀美がトレーニングパンツを下げるといきり勃つペニスがブルンと弾けた。 「いいぜ。獣化してお相手してやるよ」 衣服を取り払った狩野がふっと息を吐いて意識を体内に向けるとペニスの先端から黒い粘液がドビュ! と迸り、 狩野の全身へと速やかに広がった。 そして、黒い皮膜が隙間なく狩野のカラダを包むと筋肉と言う筋肉がギチギチ音を立てながら肥大し、 顔の前面の骨格が伸び、馬のマズルへと変貌する。 「ぐが、あぎ、ぎぎ、ひ……」 最後に尾てい骨の上から尻尾が生えれば、黒い獣毛で覆われた馬獣人の完成である。 「今回は趣向を変えて狩野さんにグリードマンになってもらおうと思います」 そう言うと加賀美は馬獣人になったばかりの狩野の巨大ペニスに緑色のコンドームを押し当てた。 「な゛あ゛っ!? お、お前! 俺の意見も聞かず勝手に! んはががあ゛あ゛あ゛ーーーっ!」 ひとりでにするする巻き戻ってペニスを覆った緑のコンドームが、狩野の股間だけでは無く周囲へも広がって全身を包み込む。 すると、馬獣人だった狩野はさらに筋肉をボコボコ隆起させ、身長までグググと伸ばすとムキムキマッチョな緑のラバースーツ男、「グリードマン」の形状を狩野の肉体に復元し、強制的に変身させてしまった。 「ぬひぃ!」 臍から股間にかけて縦に裂けたスリットから体液で濡れそぼる赤く巨大なペニスがズビュル! と突き出した。 「っは! んふ! はぁ、はぁ、はぁ、ああ~、加賀美ぃ! お前なぁ! 俺がOKを出す前にコンドームを着けさせるんじゃねぇよ!」 「かっこいいですよ狩野さん。ほんと、マジでかっこよくて、思った以上にとってもエロいです……すんごいそそられる姿です……」 ビンビンにチンポを勃たせたまま加賀美は「緑の」狩野に抱き付き、ぷくりと浮き立つ大きな乳首を舌先でズルンと舐め上げた。 「くあ゛! んぎもちぃ!」 脳髄を蕩かす快感が狩野を襲った。 「気持ちいいでしょう? グリードマンは精力だけじゃなくて感度も抜群なカラダなんです。ほら、チンポが喜んで涎を垂らしまくってますね?」 狩野のチンポが先走りを盛んに漏らし、握る加賀美の手をグチョグチョにする。 「は、はぁ、はぁ、わ、わかった……わかったから、もっと、もっと……」 「ええ。でも、僕も気持ち良くなりたいので、まずは、ココの具合を確かめてみるとしましょうか」 加賀美はグリードマン狩野のペニスが飛び出ているスリットの下部を指で押し開き、ニュグニュグと弄ってからずぶりと自身のペニスを挿入した。 「はぐ!? ぅぉおおおおお! あ゛! あ゛! んあ゛! な、んだ!? こ、この! 気持ち良さ! は! あひ! ひぐううっ! す、すげぇ! た、堪んねぇ!」 アナル挿入ともまた違った快感に狩野は全身をのけ反らせた。 「おおお! 僕も気持ちいいです! このまま奥まで! 突っ込んじゃいますね!」 ――ずずっ、ずぶぶ、ぐぶんっ! 「んほぉぉぉーーーっ! 熱! 熱いぃぃぃ! か、カラダが融けるぅぅ! 気持ちイイぃぃぃーーーーっ! あひゅ!? で、出る!! なんか、出ちまう!」 狩野はスリット挿入の快感のあまり耐えきれず白濁液を噴き上げてしまった。 「もうイったんですね? でも、性豪超人グリードマンの精力はまだまだ尽きたりはしませんから、あと5、6発はココの快感で搾り取ってあげます」 不敵な笑みを浮かべた加賀美は「ヒーローがただの人間に犯されるシチュエーションてのも最高ですよね。 まぁ、正確に言えば『ただの人間』の姿を取っている僕に、――なんですが」 狩野が加賀美から解放され作業に戻れるまでにスリットだけではなく、アナルにもペニスを挿入され、 さらには極太ペニスの尿道までも加賀美のチンポで犯され喘がされ続け、狩野は幾度も精液を発射しては 「グリードマン」の逞しい筋肉をビクビク震わせていたのだった。 そして、これはこの時に限った事では無く、佐奈や田丸が居る場合でも同じように繰り広げられる、コンバート社のありふれた光景。 ごくごく日常の出来事でもあった。 「――あ゛! イグ! イグイグイグ! っも! もうっ! イク! イグゥゥーーーーッ!」 ドビュ! ドビュ! ドプ! ビュグ! グビュルル! ドビューーーーッ! 終
Comments
ご登録ならびに感想をお寄せ頂きまして、ありがとうございます。 また、とてもお気に召して頂けたようで作者冥利に尽きるというものです。 言葉だけで実体が示されていないブランクやオークのコンドームについても物語として構築できる何らかのひらめきを得られましたら書いて行こうと考えています。 作品の構想がメインではなく雑多なごちゃまぜ状態ですが、時折小説のネタについて呟いたりする場合もありますので、 もしツイッターをされていらっしゃいましたら鷹取のアカウントも覗いてみてくださいね。
鷹取リュウゴ
2018-08-04 14:56:06 +0000 UTCはじめてコメントさせていただきます! 前から鷹取さんの小説を読んではいたのですが、形状記憶コンドームシリーズがとてもツボで、思わずFANBOXに登録してしまいました! 読みごたえもエロさもスゴくて、FANBOXに登録して良かったです! ヴァンパイヤ編のあとがきで、ブランクなど新たなコンドームの構想があるとのこと、これからも形状記憶コンドームシリーズを楽しみにしています!
みっくん
2018-08-01 14:27:14 +0000 UTC