俺たちの新しい七不思議 5
Added 2019-04-12 15:15:21 +0000 UTC5濡れるロッカールーム マサヒロ、リョウタ、ヒロキの三人はスラックス越しに激しく勃起しているのを全く隠そうともしなくなっていた。 「なぁ、保健室からずっと勃起しっぱなし? みんなイったのに治まんなかったのかよ?」 呆れてそう言ってみたものの三人ともまるで気にも留めない。 校舎から出てみればさっきよりも確実に風が強くなっていた。 それに、日が落ちてからかなり経っているのに気温はむしろ夕方よりも蒸し熱く感じられる。 渡り廊下を通って再び体育館の前に到着。 七不思議「第5」の現場となるプール脇のロッカールームに向かっているのだが、プールは体育館の屋上にあり、そしてプール脇の男子更衣室でもあるロッカールームも同じく屋上に設置されている。 ちなみに女子用のロッカールームは一つ下のフロアになっていて、男子が迂闊に近寄れないようドアが2重になっている上、手前には教員用の詰め所も置かれている。 今夜は台風接近のため下校指示が出ているから水泳部の生徒は勿論だが教員やコーチも残っていない。 体育館の壁に貼り付くような形で着けられている外階段を使って体育館の屋上へ到着。 強風のせいでプールの水面がバシャバシャと波立っている。 「ロッカールームには入れんのかな?」 マサヒロの疑問はすぐに解決した。 「お? カギ掛かってねぇじゃん。ラッキー」リョウタがプレハブの更衣室のドアを見て喜んだ。 ドアを外から施錠するための大きな南京錠がぶら下がっているものの、最後の「押し込み」が届いておらず、 ただ単に引っかかっているだけの状態になっていた。 「今の時期は水泳部の連中がしょっちゅう出入りするから、これが普通なんじゃない?」 ヒロキの指摘は説得力があった。 台風さえ来なければ夏場は夜でも部活の時間としてトレーニングに励んでいるのだから。 「ともあれ、ラッキーには違いないな。有り難く入らせてもらおうぜ」 リョウタに続いて俺もヒロキもマサヒロも中に入る。 真っ暗過ぎて何も見えない。 「ここってこんなに暗いのか……、ちょっとくらい良いよな?」 リョウタが壁にある照明スイッチを手探りで探し当て、照明をオンにする。と言っても全部点灯させるのではなく、 最低限の一つだけだ。 ロッカールームの入り口付近がぼんやりと明るくなった。 「あっちは窓も無ぇし、多分外からじゃ明かりが点いてても分からないと思うぜ」 体育館の屋上にあるので下からは見えないし、同じ高さの校舎側も丁度屋上になっているし、ロッカールームの入り口は校舎とは背中合わせになってて互いに見えない位置関係だ。 「さてと、ここの不思議って『プールの無い日に限ってロッカールームが濡れている』だったっけ?」 「そうだけど……、つうか、水泳部の連中が毎日使っている時期なんだから乾く暇なんて無いんじゃね?」 ヒロキの質問に答えながら確認には最もふさわしくない時期だとマサヒロは指摘した。 「今日に限って言えば台風のせいで午後からは全員下校してんだし、半日もありゃ少しくらい濡れてたって乾くじゃん」 夏なのだから曇っていても昼間は30度以上はある暑さ。 ロッカールームにはプールの塩素剤と染みついた野郎の汗臭いニオイはあるもののほとんど湿り気は感じられない。 むしろ、外から入り込む空気の方がじめじめとしている。 頼りない明るさの照明ではあるけれど視認できる範囲の床には濡れている形跡は無いようだ。 「一応、もう少し調べてみるか――」 ロッカールームには入り口から奥に向かって12個ずつ5列、ロッカーが並んでいる。 手前は出入り口に近く空気の通りも良いが、奥は窓も無く小さな換気扇が外蓋を閉めたまま音も無くくるくると回っているだけだ。 一人一列ずつに別れて暗い奥に向かって怪しい点が無いか確かめる。 「……どうだ?」 「いや、別に」 「こっちも不思議なのは無いな」 「俺も見たところおかしな点は無かった」 「なら、あと2列か」 「いや、あと残りは1列だけだろ? 俺の目を信用してねぇのかよ?」 と言ったにも関わらず俺が見た列をもう一度ゆっくりと確認し、最後に5列目の通路を全員で見て回る。 「……うん? もしかして、これか?」 「あー、そうかもね」 「ここだけ、しっかりと濡れているなぁ」 5列目のロッカーの通路の一番奥。 薄暗い明かりの下でもコンクリートの床がびしょびしょになっていた。 「……やっぱり、単に乾かなかっただけなんじゃないのか?」 「と、俺も思ったんだけど、これ見ろよ、ホラ」 濡れているのは床だけじゃなく、そばにあるロッカーの扉も濡れていた。 「あれ? この水、中から漏れてない?」 ヒロキがロッカーの隙間を指でなぞる。すると、水とばかり思っていた液体は「ヌトー」と糸を引き、ボタリと床に垂れた。 「うえ!? な、なんだコレ? ヌルヌルしてるぞ? ローションみてぇ……」 ぬめる液体を鼻に近づけると生臭く、男子なら誰もが知っている特徴的な匂いを感じさせた。 そして、一旦匂いに意識を向けると、濡れた床からも生臭い臭気が鼻を付き始めた。 「ローション? てか、我慢汁? なんかそんなニオイにしか感じられねぇんだけど?」 「こんな大量に我慢汁を出せる奴なんかいねぇよ。ポカリとかが腐ってるだけだろ?」 リョウタの感想にマサヒロが常識的なツッコミを入れる。 「だな。誰かがロッカーの中にポカリを置きっぱなしにしてて、そいつが破裂して中身が漏れた、ってオチだろうぜ」 予想を話しながらマサヒロが濡れたロッカーの扉を開く。 「うっ」 ムワァ、と猛烈な臭いが俺たちを包んだ。 マサヒロもリョウタもヒロキも、嫌な顔をせずその匂いを吸いこんでうっとりと目を細め、口許に笑みを浮かべた。 ロッカーの中を覗くと色の違う何枚もの競泳パンツが乱雑に放り込まれている。体育の授業で使っている指定水着は紺のボックスタイプなので、これらの競泳パンツは水泳部で使っている物なのだろう。 一枚を摘まんで取り出す。ボタリ、と粘る雫が床に落ちていった。 「ポカリじゃなくて濡れた競パンから染みだしてたんだな」 「濡れたまんまロッカーに入れちまうなんてヤベェじゃん」 「……でも、なんか……、エロくない?」 そう言ったのはヒロキ、いやリョウタだっただろうか? いつの間にか三人とも濡れた競パンを手に持ち、鼻先でスンスンと匂いを嗅いでいる。 「……くっせぇ……、けど……」 「なんか……良いニオイだな……」 「もっと、嗅いでいたい……それよりも、履いてみたい……」 スラックスを下ろしカッターシャツを脱ぎ、下着を外したマサヒロたち。全裸になった三人の股間には激しくそそり勃つ男のシンボルが聳えている。 手にした競パンに足を通し、中のイチモツをくっきりと浮かべながら互いのブツを舐めるように見る。 「ヒロキ……、おま、競パン履いて興奮してんだ?」 「そう言うリョウタこそ。マサヒロのチンポも凄ぇ勃起して窮屈そうにしてるじゃん」 「そりゃ、競パンが小せぇからな。はみ出てポロリしちまいそうだぜ」 ニヤニヤと笑い合う三人を見ていると、俺もやけに卑猥な気分が高まってくる。 互いの裸体や股間を見ていたマサヒロが呟いた。 「なぁ、ちょっとだけ、ヤろうぜ?」 「ああ。ダさなきゃ治まらないしな」 「賛成。俺もう、我慢できないかも」 リョウタもヒロキも即OKと返す。 「俺も」と言いかけたが誰もこっちを見ないから黙り込む。 股間を手で撫で合う。ヌチュ、グチュゥと音がする。 「すげ……。お前の我慢汁も混じってんだろ?」 「ああ。少しくらいはそうかも」 「気持ち、イイ。手つきが、やらしい――んうっ」 山のように尖った頂上がビクンと大きく撥ねた。撫でさする手の中でひと際大きく膨張し、競パンを極限まで持ち上げ亀頭のカタチまで浮かべている。 その部分を互いに寄せて腰を動かし擦り合わせ、残る一人はもう一人の尻の谷間に沿わせるようにズリズリとなぞる。 「っく、はぁ、はぁ、はぁ、ぁぁ、イイ、気持ち、イイ……」 「た、たまんねぇ……チ、チンポ同士が、競パン越しに触れ合って、すんげぇ、興奮、する……」 「お、俺も、人のケツで、シコるなんて、初めて、だ、んぅ、う」 兜合わせ相手を交替させながらリョウタ、マサヒロ、ヒロキは互いの興奮を高め続けた。 濡れた競パンは新たな我慢汁を内部から補給され乾くことが無い。 ズリュリュと布越しに擦れ合う刺激は三人の性器を容易く絶頂に導いた。 「ぐっ! も、もうっ!」 「イ、きそうっ! イク!」 「俺も! もうイクゥッ!」 射精する亀頭の弾力を互いの競パンを通して感じながらビュクビュクと発射する。 保健室でもイったはずなのにかなりの量が出ているようだ。 寄せ合っていた腰を引き離した時、強い雄のニオイがモワァと立ち昇った。 イった快感に酔い、それから少し放心していた三人がある「音」に気付いた。 「音」の源。それは濡れたロッカーからだった。 ズチュ、グチュ、ズチュ…… ロッカーの中を見ると、置きっぱなしの競パン同士が勝手に動いて股間部分をくっつけこすれ合っていた。 そうして、こすれ合いながらドロドロと粘液を漏らし、その粘液が流れて床にまで漏れて出る。 リョウタ、マサヒロ、ヒロキの三人は食い入るように見つめ、そして、先ほどイったばかりのイチモツをムクムクと再び大きく膨張させていたのだった。