形状記憶コンドーム ブランク編 8
Added 2019-04-26 12:41:21 +0000 UTC8俺はオマエでお前はオレで…… 『えっとな、秀一。あのな、言いづらいんだけどさ、また石川先輩が俺のトコに来て……』 「もういいよ。源太もアイツの相手して疲れただろ? 一晩で何発もせびるしさ」 『そ、そうなんだよ。もうこれ以上はケツが壊れるって言っても許してくんなくってさ』 「あ~、アイツなら言いそうだ」 『そこまで掘りたいんだったら秀一のケツを使って下さいよ、って言ったらさ、俺や風介と違って秀一はケツやらせてくれないからつまらない。仕方ないから俺のケツ使わせてやってるが一発で終わっちまうんで全然やり足んねぇ、って』 金沢の頭の中がプツンと切れた。俺の親友に俺との夜の営みの不満を述べるなんて。 「…………源太。急で悪いけど今から俺んとこ集合な? 風介も呼んで連れてきて」 『う、うん。分かった。なんか、ゴメン……ほんと、マジでゴメン……』 「あー、違うんだ。源太に怒ってるんじゃないんだ。透に対して、だから。謝らなくていいから」 『そ、そうなの? でも、俺も断り切れなくなっちゃって……。ごめん、秀一』 スマホでの通話を終えた金沢は、さすがにこの辺りで石川を「シめ」ておかないとダメだな、と心に決めた。 あの日、『GOM』によって人では無いモノへ、自らが生み出すコンドームによって他人の姿に変身できる コピーマネキン「ブランク」に転生・進化した金沢は、石川の数倍、いや、数十倍もの精力を獲得している。 絶倫と自称し毎晩のように雄交尾を繰り広げている石川であっても、所詮それは「人間」の中での比較であり、今の金沢と比べれば足元にも及ばぬほど小さい「絶倫」と言える。 そして、石川のペニスが大き過ぎてアナルセックスを拒んでいた金沢だったが、「ブランク」に変身せず ヒトの姿のままでもいかなる巨根をも咥え込めるモロ感バキュームアナルへとレベルアップを果たしている。 気になる事がもう一つある。石川はこのところ柔道部に顔を出していないようなのだ。 大会が控えている大事な時期に、これでは主将としてダメだろう。 毎晩セックスで汗を流す体力「だけ」はあるのに、部を引っ張って行く立場の「一番」トップがそんな体たらくでは他の柔道部員にとって示しがつかない。 悪い評価が一度付いてしまうと中々取れないものだ。彼氏がそんな低評価に甘んじ向上心を失うダメ人間だとは思いたくもない。 金沢は石川にお灸を据え、付き合い始めの頃のような「正気」に戻すため、一つの策を思いついた。 金沢はアパートに源太と風介を呼び集め、先に石川とセックスしてる件については怒ってはいないから、と 念を押した。 それと、何があっても石川と別れるつもりは無い、とも宣言した。 ホッとした表情を浮かべる二人に「ただ、ちょっと協力してもらいたいことがあるんだよ」と、付け加える。 「俺の大事な親友の源太や風介にまで手を出し、俺らの友情を壊しかけた事については透に反省してもらおうと思ってる」 「協力って何を? できる限り手伝う気はあるけど」 「図々しい先輩が反省なんてするかな……って、ごめん。秀一の彼氏の悪口みたくなってたな」 「気にしなくていいよ。図々しいのは事実だし。んで、協力っつうのは、このコンドームを使ってだな――」 それから数日後。 石川を懲らしめる日が訪れた。 ハッテン場通いだけでは飽き足らず親友たちとセックスして遊んでいるとは言え、全く金沢と顔を合わさない訳では無い。 むしろ実家暮らしの石川は夜遊びのあまり帰宅の足を失うと、金沢のアパートにて寝る事が多かった。 親友の二人を招集した日の夜も石川は金沢の部屋に帰ってきた。時刻はすでに朝と言っても良い明け方であった。 ごろりと横たわった石川はすぐに寝息を立て熟睡モードに入る。 石川は絶倫ではあるが寝つきがとても良く、一度寝てしまえば四、五時間は起きない。 ジーパンのチャックを下ろして石川のペニスを引きずり出す。精液臭いイチモツに形状記憶コンドーム「ブランク」を押し当てる。 コンドームは自動で巻き戻り、勃起させた石川のペニスを瞬時に覆った。 そして、陰茎から睾丸へ、睾丸から股間へ、尻へ、太股へ伸び、腹部や胸にもゴム皮膜を広げて包み込んで行く。 寝息が聞こえなくなった時を逃さず金沢は石川の頭部にできた「ツマミ」を引っ張る。 逆転してコンドームがペニスへと集まりスポッと亀頭から外れ落ちると、そこには石川のモノと同じサイズ、同じ色、同じ風合いの「ディルド」が出来上がっている。 石川はまったく目覚めない。ごろりと寝相を変えて仰向けになると、コンドームの刺激によってチンポだけが堂々と天を指して勃起していた。 それでも石川はスヤスヤと眠っている。 金沢は次のコンドームを石川のチンポに嵌める。広がるコンドーム、そして生まれる石川のモノとそっくりの 「ディルド」 繰り返す事三度。 三つのディルドを作り上げた金沢は「これでヨシ」と呟き、石川のチンポをジーパンの中にしまった。 「……転生前はデカ過ぎるって思ったけど、今見りゃそうでもないな。まぁ、そこら辺の男と比べたら倍はあるけど」 グリードマンやルストマンのチンポのサイズ。自身のもう一つの姿であるコピーマネキンのチンポのサイズは、 勃起して極大サイズにすると1mを軽く超える超巨大爆根チンポとなる。 そんな超大型チンポを見慣れると、石川のサイズでさえ可愛いモノだ、などと微笑んでしまう。 「とにかく準備はOKだ。あとは、透が源太か風介のどっちかの所に行ってから、だ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 五日後、スマホに連絡が入った。 風介からのメッセージだ。 『石川さん、今から俺の部屋に来るって。多分あともう30分もしたらこっちに到着してると思う』 金沢もメッセージを返す。 『前に打ち合わせた通り、風介は透の相手を頼む。玄関ドアの鍵は開けておいてくれ』 『分かった。秀一と源太に生セックスを見られると思うとすんげぇハズいけど、ちゃんと協力する』 『むしろ見られながらの方がテンション上がるかも? って言うのは置いといて、俺たちもすぐにそっちへ向かうよ。 協力、ありがとな』 金沢は源太にも連絡を入れ、急いで風介の部屋の前で落ち合う約束をする。 「この前渡したディルドを使って変身してから来てくれ」 『打ち合わせた通りにすればいいんだよな?』 『ああ。そうして欲しい。おっと、その前に一つだけ注意。もの凄くムラムラするだろうけど、絶対オナったらダメだぞ?』 『そうだな。気を付ける。本番用に取っとかないとダメだもんな』 「そうそう。それじゃまた後でな!」 金沢は石川のチンポを使って作った三本のディルドの内、一本は源太へ、一本は風介へ渡している。 そして、ディルドの使い方や変身する事、性欲が著しく増大することも説明済みであった。 「予行演習をしておこう」 金沢は源太と風介に目の前で「試着」を頼んだ。 恥ずかしいよ、と渋る二人に「親友として頼む!」と頭を下げた。 そもそも源太も風介も金沢から聞かされた「形状を記憶するコンドーム」だとか「コピーした相手の姿に変身できるディルド」など、 半信半疑、いや、「一信九疑」である。 それでも、協力すると約束した手前もあって金沢の気が済むなら、とディルドの底の穴にチンポを押し込んだ。 ディルドとチンポが一つになり、風介も源太もあっという間に「石川 透」へと姿を変えた。 お互いの変化に呆然とする二人。 口を開けば声も話し方も「石川」と同じ。石川の過去の記憶や日頃考えている事まで石川の全てが頭の中に流れ込んで来た。 「おおお!? ま、マジで? 俺が、石川先輩に!?」 「うーわ! どういう仕組みになってるの? 石川さんの記憶とか悩みとかも入ってくるぞ?」 次いで、とてつもなく性欲が燃え滾って来る。触れていなくとも先走りがダラダラ漏れ出し、無性にエッチなことをしたくなるのだ。 「やっべぇ! マジたまんなくなってきた!」 「どうする? 俺とお前とでヤっておく?」 ここで三人目の「石川 透」が二人のチンポを掴んだ。 「待てよ。俺ら全員『透』だろ? 今は。そんで自分のカラダで欲情しているのも分かるだろ?」 「あ、ああ……」 「本当だ。石川さん、自分の姿でもシコれるんだ……」 記憶もあるので石川が何をオカズにしてオナってたかも全て見えている。 「まずは、この姿でセックスしてみよう。透の性癖も性感帯も分かっちゃいるけど、全部チェックしてから本番に臨もうぜ?」 「早くヤろう。もう我慢できねぇって」 「俺も、もう無理。くっそ、なんてエロいカラダしてやがんだよ!」 『GOM』と融合している田丸や加賀美に対しては性欲増大効果は見られなかったが、そうではない人間が使用すると他の形状記憶コンドームと同じように意識・精神においても変化が生じる。 小松源太と七尾風介の場合はすでに同性への性指向が確立していたため、形状記憶コンドームによる性欲増大とコピー元の石川の性欲とがかけ合わさるカタチで二人の使用者に現われた。 だが、本番当日にはこの巨大性欲を保ったまま現地まで耐えなければならない。 源太の部屋になるのか、風介の部屋になるのかは石川の動き次第なので分からないが、計画としてはどちらかの部屋に着くまで変身した上で爆上りした性欲を抱えたまま移動しなければならないのだから。 その「試練」に耐えられるよう巨大性欲にも馴染んでもらう必要がある。 「今日は俺たちで気持ち良くやろうぜ。だがな、明日からは毎日、時間がある限りコイツを使って変身して 強くなった性欲に慣れてくれ。俺ら親友だろ? それぐらいできるよな?」 「ああ。もちろんヤってやる。それくらい任せろ」 源太はバシンと「石川」の柔道選手らしく発達した胸を叩いた。 「むしろ、やるなって言われても変身して気持ちよく遊んじゃいそうだぜ」 風介はボコボコと割れた格闘家の腹筋を撫でながら勃起しているイチモツを掴んだ。 「二人ともありがとうな! んじゃぁ三人での初セックス、たのしむとしようぜ!」 「そうか。そうだったな! 俺らこれが初めてだな!」 「なんか、そう言う雰囲気にならなかったから意識してなかったけど、俺、石川さんに変身していなくても お前ら結構タイプかも」 風介の告白に源太も「俺だって一緒だ」と答える。 金沢もまた「俺も透と出会ってなきゃ源太か風介か、どっちかと付き合ってたかも知れない」と打ち明けた。 「……まぁ、おしゃべりはこれぐらいにして……」 「ああ。待ち切れねぇ」 「取りあえずしゃぶらせてくれ……ええと、どっちが秀一でどっちが源太、なんだ?」