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鷹取リュウゴ
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形状記憶コンドーム ブランク編 9 終

9本番とアンコール  風介が石川の体に跨り騎乗位でよがり狂っている。 「おらっ! おらっ! 俺のチンポをもっと味わえよぉ! もっと気持ち良くなっちまえっ!」 ケツタブにギュッと力を込めて腰を突き上げれば、アナルを貫く石川のチンポが風介のより深いところを突いて狂わせる。 「んがぁ! しゅ、しゅごぃぃぃぃ! チンポがぁ! チン、ポが! 当たる! あひぃ! 超当たって ギボヂィィィーーーッ!」 頭を振り乱しては石川の大胸筋を掴み、かろうじてカラダを起こしている。 そんな狂乱痴態の場へ二人の男がのそりと入って来た。 二人とも石川や風介と同じく服を着ておらず全裸だった。 「おお、すんげぇ。流石に本物は激しいもんだ」 「バッカ。俺らも本物だろ? この石川と全く違いが無ぇんだぜ?」 ベッドの向こうで話す声に気づき、石川はカラダを起こした。 そして、あまりの驚きで石化したかのように目を見開いたまま固まっていた。 「うん? 驚き過ぎて声も出ねぇってか?」 「まったく。だらしねぇなぁ。いつも見てる自分の顔じゃねぇか」 「バ、ババ……」 「バババ? はぁ?」 「バカな! 何で俺が!? お前ら一体誰だ! お、俺が何で? いや、俺じゃないだろ! お前らは!」 「残念! 俺は『石川 透』だ」 「俺も『石川 透』だ。俺もお前もコイツも『石川 透』だよ」 「な、何言って? いや、ニセモノが何を! 俺を騙そうってか!?」 風介はそっと石川のカラダから下り、部屋の隅で成り行きを見守っている。その手にはベッドサイドに隠していた「ディルド」を掴んで。 「俺ら、偽物か?」 「いいや。本物だぜ。だって生年月日も生まれた場所も、家族の事もぜーんぶ知ってるし」 「そ、そんなの調べりゃ分かる……俺の情報なんてネットにも出ちまってんだからな」 「どこのハッテン場でセックスしてたかも覚えてるし、どんなチンポが好きでどんなアナルが好みなのかも知ってるぜ?」 ○○町のAB館に、××駅前のブッキングルーム、最近好みの男が多くて気に入りなのは雄姦ホール、だよな、と列挙する。 「チンポの具合はハルキってヤツが最高だったし、アナルはセイタってやつのケツの締め付けがわすれらんねぇ、だろ?」 「でも、オナニーん時にゃ、俺自身のカラダを一番たくさんオカズに使ってるよな? 部屋の鏡に向かって何度もぶっ放してよ」 「お、俺の、どうして? 何で、それを……」 「どうして、って? それは俺がお前で、お前が俺だからに決まってんだろ?」 他にも本人にしか知らない情報を次々と口に出す二人。 誰にも言ったことのない脳内妄想の内容まで告げられて、石川はついに目の前にいる二人を「俺なのかも」と認め始めた。 「おーっと! 俺も忘れてもらっちゃ困るぜ」 石川の背後からもう一人、素っ裸の男が現われた。 「ま、また!? 俺がもう一人!?」 「しかし、エロいカラダだよなぁ? こうも卑猥に生まれついちまったら、そりゃ男漁りもやめらんねぇよな」 「な、何が言いたい……?」 「いや? 別に? 俺はお前であり、お前は俺なんだ。言わなくたって分かる。その勃起したチンポだって お前が今、何を考えてんのか正直に表してくれてるぜ?」 三人の石川が一人の石川を取り囲んだ。 「お前と俺の夢が叶う時だ。俺は俺とセックスする」 一人が石川の乳首をキュっと摘まむ。石川は「あ゛ぅ!」とカラダを震わせる。 「乳首、超弱ぇんだよな。それと、脇腹を愛撫されんのも」 別の一人が石川の腋の下に手を差し込み、すすす、と腰に向かって撫で下ろす。 「んぁっ! はぁんっ!」 「チンポは亀頭から裏筋が一番クる」 また別の一人がチロチロと舌先で石川のチンポをなぞる。 「むぉふ! うぐ! う゛う゛う゛ーーーっ!」 「な? どこが感じるか、なんて全部把握してんだよ。俺らは。だって全員がお前だからな」 「もう一つ、大好物があるよな?」 「うぁ、ぅ、う?」 石川のバッグからスマホを引っ張り出し、ブックマークの中から一つを選んでタップする。 画面に表示されたのは全身タイツを着たマッチョ野郎の画像が豊富に投稿されているサイトだった。 また別のサイトはぴっちぴちのヒーロースーツを凌辱する画像集があり、また別のサイトには悪堕ちしたヒーローが仲間のヒーローを誘いこみ黒い粘液を浴びせて戦闘員に改造していくストーリーを漫画にしたサイトだ。 「こんなぴったりスーツを着たマッチョも大好きだよな?」 柔道着じゃ味わえない見た目と感触を想像するだけで石川の心は勃起する。 「もっと金がありゃラバースーツを買えるのに、部活のせいでバイトができねぇからずーっと我慢してんだよなぁ?」 「…………」 「ま、今日はラバースーツなんて用意してねぇし。俺らとヤれるだけで満足するんだな」 三人の石川によって仰向けにさせられた一人の石川は、一瞬抵抗するような素振りを見せたものの、前に居る男も左右の男も「石川」なんだと認めてしまって、反発よりも期待が上回る。 「素直が一番だぜ。俺」 「そうだぜ。お前の望みは俺と結ばれる事、だろ?」 「嵌めるのも好きだがはめられるのも好き、だしな?」 左右の太ももをがっちりとホールドされ、石川の股奥に向けてギチギチと唸るチンポが迫って行く。 「俺らもいるのを忘れんなよ? まぁ、その体位だとできる事は少ねぇけどな」 左右からチンポを擦りつけるほどに近寄せると、石川は腕を伸ばしてグッと掴んだ。 「あ、ああ、チンポ、俺の、チンポ……」 グチュグチュとかき鳴らすほどに左右のチンポを扱きあげる。まるで自分のモノを扱いているかのように気持ちの良い涎を垂らして。 「おらぁ! 俺のチンポを食らえ!」 「ぐひゃふ! んひゃぎひぃぃぃあああああああああ!」 石川のケツを穿つのも石川のチンポだ。金沢のケツには大き過ぎるサイズのブツがズプリと挿し込まれ、容赦なく奥へ奥へと突き込まれてゆく。 「のほぉぁあ! ああ凄ぇ! 堪んねぇぇええええ! 俺が俺に! 犯されちまってる! 俺のチンポが俺に! 俺ん中に入って! め、めちゃくそ! ンギボヂィィィーーーーーッ!」 ケツの中でどう動けば良いのか、どこが感じるスポットなのか。「俺」は「俺」なのだから知らない訳がない、とばかりに一つ一つのピストンが、的確に石川の心を融かす。 「ア゛ッ! ごふぁ゛! ンヒ! ぎひぃぃ! き、きもぢぃぃ! そこぉっ! んんんーーーっ!」 互いの腰の動きがリンクし、決して味わうことがないと思っていた「俺と俺とのセックス」の快感を、とことん貪り味わい、それでも猶足りないのか、アナルがグプチュウとイヤラシク鳴いた。 「これが良いんだろ? この腰使いが最高なんだろ?」 犯している石川が激しく腰を前後させ、グチュゥッ! ドシュウッ! とチンポを思いっきりピストンさせる。 かと思うとビクビクと石川のチンポが小刻みに震え、ドブッ! ビュグッ! と白濁液を腹に向かってぶちまけていた。 「おお? トコロテンかぁ? やるなぁ俺! 感じまくってるんだな!」 乳首を思いっきりギュウ! と摘まむと「ふっがぁぁああ!」と雄叫びを上げビュルッ! と精液を飛ばした。 「連続イキしたのか? 凄ぇ!」 「はぁーーっ! はぁーーーっ! きもぢぃ! きもぢぃぃ! 堪んねぇ! 堪んねぇよ! マジ最高! マジ意識飛ぶ! マジ、マジで、……マジで、イィ、イ、イッグゥゥゥーーーーーッ!」 数時間後、絶倫石川がとうとう果てて精液の在庫が尽きてしまった。 代わる代わるアナルを石川に犯され、そして三人の石川のケツにもチンポをぶち込み延々と犯し合っていた。 だが、そんな怒涛のセックスであってもついには終幕を迎える。 四人の石川たちがベッドや床に転がっては快感の名残りを惜しみながらヒクつくチンポを緩やかに手で支えていた。 窓の外はすでに白み始めており、朝の到来を告げている。 「……また、来てくれよ。お前らが俺なのか、悪魔なのか天使なのかは分かんねぇけど。ここまで気持ちイイセックスしたのは初めてだ……」 「……そろそろネタバラシの時間じゃね?」 「だろうな。もう良いんじゃないか?」 「俺も同感だ」 三人の石川は服でも脱ぎ捨てるかのように変身を解き元の姿に戻った。 風介、源太、そして石川の交際相手の「金沢 秀一」 「おっ!? ええっ? 秀一!? お前らっ!?」 「詳しい説明は後でな。その前に――」 金沢がゆっくりと話し始めた。怒りを含んではいるものの尖った感じでは無い。 「俺とのセックスに満足できなくてハッテン場に行きたくなる気持ちは分かる」 「……」 「だからと言って俺と連絡が取れない時間が長くなるのは嫌だ」 「……」 「それと、よくも俺の親友に手を出したな。その点については凄く怒っている」 「…………」 「だが、俺も成り行きって言うかなんつうか、俺もこいつらとヤっちまった、ので、その点も半分は許す」 「…………」 「あと、部活に身が入って無いようで心配したけど、今はその理由ってのも知っているから、許す」 石川は柔道部に新しくやって来た指導者とまったく意見が合わず、主将とは名ばかりの存在になっていた。 もちろん、石川から直接聞いたのではなく石川に変身してから記憶をたどって知った事実だ。 大会前に好きな柔道だったがもう退部しよう、と石川は心に決めていた。 柔道場に顔を出したところで指導者の指示によって稽古を組む相手が誰もいないからだ。 石川はすっかり「孤立」させられていた。 石川が少し身を起こして金沢を見つめ、すぐにバタッと背中を下ろした。 「……秀一。色々と悪かった。それと心配かけちまってゴメンな……」 「うん」 「…………柔道、辞めようと思う」 「うん」 「ハッテン場に行くのは、多分、やめらんねぇ……」 「うん。でも、せめてラインとか留守電は無視しないでチェックして欲しい」 「分かった。気を付ける」 「お前のダチに手ぇ出して悪かった」 「これからは源太と風介にしつこく迫ったらだめだよ? 二人だって色々と都合があるんだし」 「……これからは、控える……それとな、虫の良い話だと思うだろうが」 「また『俺』同士でセックスしたい、だね?」 「お見通し、か」 「そりゃぁ、これだけ全身で満足したー、って示されたら誰だって分かるんじゃない?」 「そうか。そうだよな……」 「うん」 「あのな、秀一」 「うん」 「こんな、ナルシストで変態で、セックスしか頭にねぇようなエロいだけの男だが、これからも一緒に居てくれるか?」 「うん。俺さ、今回凄く怒っていたけど、別れたいとは思わなかった。考えつかなかったよ」 「そうなのか?」 「うん」 「そう、なのか……」 「うん」 「秀一、って良い奴だな」 「今? 今初めて知った?」 「そう、かもな。今まではお前の事、ちゃんと知ろうとしていなかったと思う」 「そっか。だったら、もっと知って欲しい」 「そうする。お前の事、もっと知りたい」 「うん。俺も。……透をもっと、知りたい」 「あのさぁ~。もうそろそろ起きあがっていいか? トイレ行きてぇ」 「俺も! 口ん中にザーメンが引っかかってて超気持ち悪くって。早くうがいしてすすぎてぇ~」 金沢と透との会話が一区切りついたのを見計らって源太と風介が切実な訴えを述べた。 そうして、その訴えをもって今回の「芝居」は幕引き、と相なった。  次の日、サクッと退部届を出して来た石川が金沢のアパートにやって来た。 何故か源太と風介も一緒になっている。 「えーと、透が来るのは理解できるんだけど、なんでお前らまで?」 「ちょ、酷ぇなぁ。互いにカラダを重ねられる親友が訪ねてきたってのにつれない言葉だぜ」 「だよな? 昨日はみんなでアンアン喘いでいた仲なのにさぁ」 「おいこら。玄関先でしていい発言じゃないぞ。取りあえず中に入ってくれ」 「早速だが秀一。俺に変身してくれ。それからセックスしよう」 金沢が詳しく説明するよりも前に風介か源太がコンドームの事をしゃべったのだろう、と金沢は思った。 「それは構わないけど。風介と源太はなんで俺んトコに?」 「そりゃぁ、石川先輩と同じ理由に決まってんじゃん」 「俺も昨日からセックスのことしか考えられなくなっちまってんだよ」 「と、言われたってなぁ」 「秀一は俺らの親友だろ? 親友として責任取ってくれ」 「どうしよう、透」 助け舟を求めた金沢だったが、石川はその船を真っ二つに折って水中に背負い投げをくらわすよな発言を返した。 「ここでNOとか野暮なことは言っちゃダメだろうな。親友と友情を温め、そして俺とも快感で熱くなるには一つしかない。 俺に変身してしまえばいい。あれだろ? コンドームの不思議な力で俺になれるんだろ? だったらヤろう秀一。そんで、俺にもそのコンドームをくれないか? 誰かに変身してみたいんだ」  後日、金沢は風介や源太をコピーした形状記憶コンドームを作り、石川に渡した。 おまけに、「ブランク(空白)」のコンドームも一つ、追加して。 「一つのコンドームに「二度書き」出来ないからリサイクルは不可。覚えた?」 「ああ。分かった。一個につき一人、なんだな」 「そう」 「て言うか、秀一、今日は凄いマッチョな男なんだな。まるでボディビルダーかと思った」 金沢はこの日、「加賀美」になっていた。 「バイト先の社員の人だよ。これは」 「俺もそこでバイトさせてくれねぇかな? 柔道部の稽古が無くなったら時間に余裕がいっぱいできるし」 「透には別の仕事をあてがわれそうだなぁ。シャワー浴びてる姿をビデオに撮られるとか、オナニー中にサングラスをかけたお兄さんが入って来て色々されちゃう的なノリの」 「そう言う会社だったか?」 「違うよ」 「何をしてる会社なんだ?」 「少し変わったコンドームを作って、売ってるだけの会社、かな?」    終

Comments

先輩に変身してからの自分姦最高です!友達も先輩に変身してエッチに参加するのもすごく興奮します笑 記憶までコピーして、石川を石川の前で演じたりすごくエロいです。僕はクローン物やコピー物が大好物なのでこの小説は僕の性癖にズキュンときました。 この小説を読むためにファンボックスを支援させていただいてます笑 1年前の小説とのことでもうここのコメントを読まれることはないかもしれませんが、何回もこの小説にお世話になってるのでここにそのお礼だけ残させてください笑

メロンタンク

感想コメントありがとうございます! あとがき段階ではイメージが固まっておらず文章化できるかどうか怪しいレベルでしたが、お題箱に投稿して頂いたネタを採用させてもらって何とかカタチに仕上がりました。 他の人の使用例などは現在執筆予定にありませんが、何かがひらめいて下りて来きてくれれば良いな、と思っております。

鷹取リュウゴ

ブランク、あとがきで存在を匂わせていた頃から期待していましたが、期待通りの商品ですね! 今回の同一人物乱交もこのコンドームならではの展開ですし、これは色んな一般購入者のエピソードが見てみたいです!

フカヒロ

感想ありがとうございます! 変身シーンは時にはあっさりと、時にはがっつりと濃い描写で書いていますが、 今回のは程よい濃度だったようで何よりです。 続編については未定、としか答えられなくて心苦しく思いますが、滾るネタが降って来ましたらあり得なくもない感じです。 ピチ服、良い響きですね~♪ ぴったり張り付いてテカってる姿ってエロいですよね!

鷹取リュウゴ

感想ありがとうございます!どろどろの修羅場はイメージできなかったので割と甘々なままの進行になりました。 石川透は金沢への理解が進んだもののコンドームの効果でさらに性欲が強まっているんでしょうけど、 それでも金沢にはかなわないので、しっかりと手綱を握られた上でのセックス三昧を愉しんでいそうな気がします。 また、金沢も自身のエネルギー確保のためコンドームを配布する必要がありますから、ネット注文を待たずに身近な人間へそれとなく渡していきそうですね~。 でわ、またの感想コメントお待ちしております!

鷹取リュウゴ

とても面白くエロかったですー!!! 変身ものの描写は鷹取さんはとてもそそり、エロくて大好きです… ブランクコンドームの続編続きそうな終わりだったので是非とも楽しみに待ってます! 透くんのピチ服GOMの続編もあったりですか」…??

faかん

更新お疲れ様でした! ついに形状記憶コンドームの新作、ありがとうございます! 他人の身体に変身してのセックスに自分姦と、私の好物の組み合わせで最高でした! 金沢君と透君は、お互いに思いやるが故のすれ違いが無事解決してとてもほっこりしました。 最後に、透君がブランクのコンドームを手に入れていましたが、もしかするとブランクのコンドームを使った小説の続編の構想が…? これからも素敵な小説楽しみにしてます!

みっくん


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