淫欲流星コンバーター 3
Added 2019-09-11 12:59:31 +0000 UTC3融合変身ファーストフェーズ バスルームの温度が上昇した。シャワーから湯を出してなどいないのに、湯気が立ち昇った。 「あぐ! あ゛! あ゛あ゛あ゛! ぐひ! がっ!」 よろけて悶える昴から汗が大量に噴き出し、その汗が湯気となって蒸発しバスルームを白くしていた。 胸の中央に浮かび上がった黒い半球を必死に抑えていると、半球と皮膚とが接する継ぎ目から「ブジュルル!」と肉色の蔓が勢いよく飛び出てきた! 「ぐひ! な、何ぃっ! マジヤバい! ヤバイって! こ、これってアレだ! 触手? そ、そうだ! 触手だろ! んぐぉおおお!」 昴に「触手」と呼ばれた肉色の蔓。 抑える手の隙間から溢れ、それ自体が生物的に動きまわり昴の意志を無視して数を増やしながら生えのびると、瞬く間に全身に巻き付き、ズッポリと覆い尽くす。 口も塞がれ叫ぶことすら叶わなくなった昴は声にならない声を出し必死にもがいていたが、不意に動きが止まった。 すっくと立ち上がり両手両足を大の字に広げる。 まだ「足りなかった」部分に胸から触手が新たに追加され、グジュルルと音を鳴らす。 やがて全身を覆った肉色の触手はグチュグチュと溶けて一個の組織へとまとまり、昴のカラダをゲル状に包み込む。 ―ギュブ! グジュグジュ! ズチュ! ジュブブブルッ! ゴビュ! グブチュ! グプゴフッ! ゲル状の肉がまるで昴を「捕食」するかのように咀嚼音を立てる。 「む゛ぐぅぅぅぅーーーー! う゛う゛う゛ぅぅーーーーーーーーっ!」 やがてゲル状だった表面がピンと張ると、新たな昴の筋肉として、また皮膚として、昴のカタチを大きく変え始めた! 「うぐ! んぶふっ! ぶはぁーーーーっ! はぁっ! はぁっ! はぁっ、んぐ、はぁっ!」 目が開き、新しい鼻が形成され、口を開けることが可能になった。 荒い呼吸を整えながら顔を上げた。 頭からはザワザワと赤い髪が生え、炎のように立ち上がる。 昴は自分自身のカラダを見た。 大きく張り出し盛り上がった大胸筋。ボコボコとシックスパックに割れて深い溝を作る腹筋。 胴体ほどもある大腿と、パンパンに発達したふくらはぎ。 鏡で確かめれば首よりも太い僧帽筋が富士の裾野のように肩へと流れ、その肩もショルダーパッドを付けたアメフト選手のよう肥大していた。 最後に「ズビュ!」と股間からペニスが生え、ズブブと体積を増すと膝を超えるほどの巨大なペニスへと成長した。 赤い飴色に輝く亀頭をメキメキ露出させ包皮がズルゥと引き下がると、潤んだ鈴口からトロリと透明な涎が床へと落ちる。 『ファーストフェーズ、コンバート完了』 「うぅ……、そうだ、俺、昨夜は公園で……」 途切れていた記憶の「続き」が脳裏に甦った。 謎の「石」と融合し、強制的に肉体を変換させられた事を。 胸から覗く黒い半球がその証拠であると言う事を。 マッチョな姿にふさわしく肉体機能を著しく発達させられたのだ、と言う事を。 「けど、コイツは一体何なんだ? すんげぇムラムラしてくるんだけど」 マッスルボディになった驚き以上に性欲が高まっている。ペニスがグググと勃起しより一層巨大になった。 先走りが付け根まで竿を流れ伝いドロドロにする。 ――また脳内で言葉が響いた。 『これは、生殖機能拡張、有機コンバーター・商品名『ゼクスパー』 ツーアームボディ、専用タイプです』 「うん。さっぱり分からん」 生殖機能を拡張する、と言う部分はかろうじて理解できる。 それ故にこのペニスサイズ、それ故にこのムラムラぶりなのだろう、と。 「う、うう、やべぇ、超ヌきてぇ……すっげぇセックスしてぇ……なんだ? こんなに熱くなるなんて……」 理解できない部分はさておいて、激しく燃え盛る性欲をどうにかして発散しなくてはならない切羽詰まった状況を昴は迎えていた。 せっつくようにチンポが脈打つ。 溢れ出る先走りの匂いがバスルームに充満する。 汗が滲んでボタボタと垂れて行く。 ギンギンに張り詰めた陰茎をグッと握り締める。この場にセックスの相手などいない。発散するには一人で「処理する」以外に道は無い。 ゴクリと咽喉が鳴る。あまりにも自分の知っているサイズと段違いの「太さ」と「長さ」を手で感じ、目で見る以上に興奮を覚える。 「で、でけぇ……、なんつうデカさだよ、このチンポ……握り切れねぇとは……」 異様なほどくっきりと太い血管を浮かべ、腕よりも巨大に聳える勃起ペニスを緩やかに扱く。 グチュ……チュグ…… 「んっ! ふぐっ!」 ズブチュ……ズルルル…… 「くぉお! おふぅっ! スッゲ!」 ニチュ……チュブ……ズグジュブ…… 「やっ! やべぇっ! もうイクッ! うぉ! イクイク! イクゥゥーーーッ!」 ジョギングと並んでオナニーもほとんど毎日していて溜まっている筈はないのだが、ほんの少し扱いただけで 射精感が込み上がって来たことに驚く昴。 限界を突破したらもう発射を止めることなど無理だった。 ――ドビュ! ドビュビュ! ドビュゥッ! 「ぐあ! キモヂィッ! んぎひ! ザーメン射精るっ! また! イクゥッ!」 ズビュ! ビュルルッ! ドビュドビュ! ビュククッ! 「すげぇ! すげぇっ! いっぱい出る! 精液ぃっ! どひぃっ! 俺の精液が! 止まんねぇっ!」 ゴプ! ブピュル! ブジュルッ! ドビュゥゥッ! ズプドプ! ビュグルルッ! 「ぬ゛ひぃぃっ! キモヂィィッ! ザーメン! すっげぇ! あひぃっ! キモヂィィーーーッ!」 飛び散った精液はぷりぷりとしたゼリーのように濃厚だった。 何十発も腰を突き上げ亀頭の先から噴射するとバスルームの壁や床が白いゼリーまみれになった。 「んはぁっ! はぁっ! はぁっ! はぁ、んは、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……んふぅぅ~」 ようやく長い射精が終わった。 なのに性欲は収まった感じがしない。 低下せず高止まりした状態で体内にくすぶったままだ。 昴は額から落ちてくる汗を払って周囲を見渡した。 狭いバスルームの中は今しがた出した精液によって惨憺たる有り様だ。 何十人もの男が一斉にぶっ放したような、とても自分一人でやったとは思えない大量の精液が壁や天井にまでドロドロ付着していたのだ。 そして、自身のカラダを見ればバスルームと同じように白いゼリーまみれになっている事に気付いた。 「ううわ、俺もザーメンまみれだ……」 萎えないペニスを敢えて無視してシャワーを浴びる。 水流の刺激すら性的快感を呼び、再び手淫に耽りたくなった。 だが、何とか堪えて全身の精液を洗い流し、バスルーム全体にも水を回し掛けて付着した精液を落とす。 かなりの時間を費やしあらかた精液を流し終えた昴。 体内にぐつぐつ煮えたぎる獣じみた欲望を抱いたまま、何とか意識を「そちら」から取り戻す。 「こ、こんなに射精できちまったのも、ええと、『ゼクスパー』? ってのが俺と融合したせいなのか?」 また頭の中で声が響かないかと待ち構える、しかし何の反応も返ってこなかった。 「聞くまでもない、ってか? つうか……すげえな、このカラダ……」 痩せ型だった昴の肉体は、今やガチムチボディビルダーばりに筋肉ムキムキになっていた。 「生殖機能拡張? それで何でマッチョになる必要があるんだ?」 『生殖機能拡張における体組織の肥大化はすなわち生殖行為時のエネルギー源として、また、精液生産の場としても機能しています』 今度は反応が返って来た。答える必要がある時だけ返事をする仕様のようだ。 「精液の生産の場……つまり、筋肉の中で精液を作ってるってことか!?」 ペニスの付け根を見ればあるべき二つの「玉」がぶら下がっていない。 「答えてくれ。俺のキンタマ、つまり睾丸はどこへいった?」 『使用者の精巣は肥大した筋肉と融合しています。つまり、全身が精巣でもあります』 「筋肉が? 俺の精巣? 俺のキンタマって事か? ま、マジで?」 筋肉が精液を生み出す精巣と化すなどあり得ない。 だが、先ほどの大量射精も全身がキンタマと化しているならば納得の量である。 「てか、納得してる場合じゃねぇって! ずっとこんなカラダのままじゃ外にも出られやしねぇ! なぁ! 元のカラダに戻れねぇのか? 融合は解除できねぇのかよ!」 『ファーストフェーズにてコンバートを終了しますか?』 「ああ! 終了してくれ! 取りあえず早く! エロで頭一杯のままじゃオナニーで済まなくなっちまいそうだ!」 まだ一度も女性と経験が無い非モテ童貞に、こんな猛烈な性衝動は辛すぎるだろ! 拷問に近いじゃないか! とも抗議する。 『ゼクスパーは異性、同性に関わらず生殖行為を可能にします。ただし、機能の一部は落下の衝撃により不具合が発生しています。 故に、ノーマルフェーズへ戻る事は可能ですが、ゼクスパーとの完全分離は不可能です』 「分離は不可能、……だと?」