淫欲流星コンバーター 6
Added 2019-11-05 13:54:28 +0000 UTC6筋肉少年 「――ぉぃ! 昴! ――おいって! 起きろよ! 昴!」 「う? うん……?」 肩を揺さぶられようやく目を覚ました昴。 起こしたのは高丸であった。 ぼんやりとしたまま半眼で辺りを窺う。 三方を壁に囲まれた狭い空間に便座のある便器。トイレの個室の中だ。とすると、ここはおそらく講堂の地下トイレなのだろう。 徐々に見えている光景は夢なんかでは無く現実なのだと実感し、意識が明瞭になって行く。 心配そうに覗き込む高丸の顔を見ると、昴はホッ、と安堵を覚えた。 「……ぁあ、そうだ、アレから、俺、どうなっちまったんだっけ……」 着衣に乱れは無く、あれほど大量にぶちまけられていた精液が一切見当たらない。 「それはこっちが聞きたいぜ。いきなり非通知で電話が鳴ったかと思ったら、知らない奴の声で『昴は講堂の地下トイレで眠っているから起こしてやれ』なんて言われるしよぉ。 そもそもお前、どうしてこんな所で眠ったりなんかすんだよ?」 「それは……、っ!?」 言いかけた言葉を飲み込む。 『マッチョな中学生に変身した奴によって、同じく変身してマッチョになっちまった俺が、バカでかいチンポで新しく創られたマンコを犯され、気持ち良さのあまり気を失ってしまっていた』 ――などと、言える筈はない。 たとえ、高丸が昴に友情以上の感情を持っているとしても、こんな荒唐無稽な内容を「事実」として口にしたら、「良くて」夢でも見たんだろ? 悪くて「頭でも打ったんだな? よし、病院へ行って徹底的に検査してもらおう」、と言い出しかねない。 どちらにせよ信じてもらえる確率はもの凄く低いだろう。 なので、昴は「気分が悪くなって吐くかもって思ったんだが、そのまま寝ちまったみたいだな」と、 高丸には嘘を伝えた。 「はぁ!? カフェからわざわざこんな離れた講堂まで来てかぁ? てか、急に気分が悪くなったんだったら 俺んトコに戻って来いよ! すっげぇ心配したんだからな!」 「ご、ごめん……悪かった……」 「いや……、大声で怒鳴ったりして俺も悪かった。昴が無事ならそれでいい。でも、病院にはちゃんと行ってくれ。 見た感じ平気みたいだが、またこんなのがあったら俺の心臓がヤバイからな」 「そ、そうか、そうだな。マジで悪かった。もう大丈夫だと思うけど、高丸がそこまで言うんだったら病院に行くから」 「分かってくれりゃそれでいいさ。んで? 今日はもう帰るだろ? 部屋まで送ってやるよ」 「え? 帰る? 午後の講義も受けずに、か?」 高丸は心底呆れた顔をした。 「ばっか。今何時だと思ってんだよ。……もう4時だぜ? 講義なんかとっくに終わってるんだがな」 「よ、4時!? マジで?」 マッチョ少年と昴はいつ頃までセックスしていたのだろうか? 昴は朧げな記憶を開こうとして、すぐに頭を振った。 また卑猥なイメージが溢れてゼクスパーが強制的にコンバートを開始したら、高丸の目の前で淫乱マッチョに変身してしまったら、 「うわ、なんだそれ、気持ち悪ぃ、昴ってそんな変態だったのか」 などと軽蔑され、自分から離れてしまったら、もしもそんな事になってしまったら……。 「――さ、最悪だ」 昴は浮かびかかったエロい記憶を頭から必死に追い出すと、股間に集まりかけた急いでエネルギーを分散させる。 「それにしてもさ、高丸に電話したヤツって誰なんだろうな? 心当たりは全然無いのか?」 「うーん……、お前の事を知ってて尚且つ俺の電話の番号を持っているヤツ、って相当限られてくるけど、 声に聴き覚えはないな。男だったがそれなりに歳は食っているような声質だった」 高丸に電話をしたのはあの「マッチョ少年」に間違いはなさそうだ、と昴は思った。 どのように後始末したのかは分からないが、 少し時間を巻き戻そう。 昴の会陰部に創られたヴァギナに巨大ペニスを挿入し、思う存分快感を味わっていた「マッチョ少年」は、昴の雌膣に大量の精液を放出、 そしてヴァギナの締め付けをたっぷりと味わった後は、アナルへも肉棒を挿し込み何度もイキまくっては種付け交尾で昴のケツマンコをトロトロになるまで犯していた。 「ああん? なんだ、もうノビちまったのかよ? だらしねぇなぁ。つうか、俺もそろそろ戻らねぇとヤバイな。もっと愉しみたかったが仕方ねぇ」 「マッチョ少年は」昴のアナルからペニスを抜き、「全精液回収」と口にした。すると、巨大肉棒の先、尿道口が グパァ! とラッパ型に拡張し、周囲に溢れかえっていた精液を吸いこみ始めた。 「ぃやっべぇ! やっぱザーメン! 美味過ぎだろぉっ!」 マッチョな肉体をビクビク震わせながら極太の竿を両手で支えてペニスを差し向ければ「ジュルル! グジュブ!」とバキュームする。 昴が射精したぶんも含めて味わいながら全てを回収し終えた「マッチョ少年」は、満足げに唇をベロリと舐め、意識を失ったまま便座に座る昴を見下ろした。 「気を失っちまったせいで自動的にノーマルフェーズになっちまったようだな。……にしても、そんな顔してたのか、お前」 セカンドフェーズとして性器や肉体だけでなく顔まで変身していた昴の真の姿がそこにあった。 筋肉はゲル状の触手に姿を変え胸の黒い半球体の内側へと帰り、真っ赤な髪は黒へ、顔の表面に重なっていた組織もゲル状になって胸の中心部に引き戻された。 ノーマルフェーズの昴は『ゼクスパー』と融合はしている状態だが肉体的変化は起こしていない。 車で例えるとギアが「ニュートラル」な状態としての形態だと言える。 「こっちの顔もそそるじゃねぇか。……へぇ、2年の『星輪 昴』って名か。お近づきになりてぇ、けど、もう持ち場へ戻って仕事しねぇと」 昴の財布から学生証を抜き取り名前を確かめた「マッチョ少年」は、再び学生証を財布に戻すとザーメンのニオイすら残らないほど完全に吸引し、乾燥した衣服を昴に穿かせていく。 「コンバート終了だ。ただちに分離せよ」 『コンバート終了。終了後は融合を解除し使用者と分離します』 「マッチョ少年」のカラダがドロリと融けて崩れ、融けたゲル状組織が肉色の触手になると胸の黒い半球体に吸いこまれ、 少年の肉体が本来の「カタチ」を見せる。 青かった髪が黒になり、少年らしい「幼さ」のある顔が中年に差し掛かり始めた大人の男のモノへと入れ替わった。 最後に、胸の中央から黒い半球がゴポンと体内に沈む込み見えなくなると、男の肛門がメリメリと音を立てて押し広げられ、穴の中から黒い物体が体外へと吐き出された。 それは球体では無く、男根にそっくりなアダルトグッズ、いわゆる「ディルド」の形をしていた。 男は『ゼクスパー』を分離する時、『ゼクスパー』にディルド型を取るようイメージしたからである。 「ふぅ……。やっぱスゲェわ、コレ。初めてコンバートしちまった時はひたすら驚いてばっかだったが、 こうやって使ってみればみるほど最高だって分かるぜ」 男が『ゼクスパー』と出会ったのは一週間前も前だ。 「それに、へへ、お仲間さんまで見つかったしな。そうだ、コイツもスマホくらい持ってるだろ、またヤりてぇし連絡先くらいは……。 ちっ、ロックが掛かってんのか……。仕方ねぇ。なら、職権を使わせてもらうしかねぇな」 ロック画面から先に進めず昴のスマホから連絡先を入手できなかった「男」は、ディルド型の『ゼクスパー』を掴み隣の個室に隠しておいた制服を着ると、 胸ポケットの縁に「尾張 初」書かれた氏名札を付け直し、ただちに大学内の「警備員詰め所」に戻った。 「尾張さん、どこまで行ってたんですか~? 全然戻って来ないから昼メシ食べ損ねちゃったじゃないっすか」 「悪ぃ。巡回中にうずくまってた学生がいたもんでさ。そいつの世話とかしてたら戻ってこれなかったんだ。 代わりに後は俺が詰めとくからお前、長めに休憩してきていいぞ」 「えっ? いいんすか? じゃぁ、お言葉に甘えて~。って、その前に――」 「何かあったのか?」 「尾張さんが巡回中に人を探しているって生徒が来たんです。もしも心当たりがあったら連絡して欲しい、って」 尾張と呼ばれた警備員は、一回り程も歳下の警備員からメモを渡された。 そこに書かれていた名前に思わず声を出しそうになったがなんとか寸前で堪えた。 「あ、あ~、なるほど。おおかた、待ち合わせに失敗しちまったとか、そんなんだろう。お前は気にせずメシ、行って来いよ。もう腹ペコだろう?」 「ええ。腹の虫が鳴きまくってますよ~。それじゃ、遅くなったけど昼メシいってきます!」 若い警備員が席を立ち引き出しから弁当箱を掴むと、警備員詰め所から職員専用の休憩室があるフロアへと去って行った。 そうして、尾張は詰め所に自分一人だけになるとパソコンを起動させ学生名簿と書かれたフォルダーを開いた。 「……確か。アイツも星輪 昴、だったよな?」 若い警備員から渡されたメモには『一色 高丸』の名前と連絡先の電話番号があった。 その下に、探し人として赤い丸で囲まれていたのが『星輪 昴』の文字だった。 モニター画面の検索ボックスに名前を打ち込むと、すぐに結果が出てきた。 学生の所属する学部、学科、学年、そして氏名や住所、登録している連絡先の電話番号。 「うし。間違い無ぇ。同姓同名の奴も居ないようだしな。まぁ、念のため一色ってヤツに連絡しといてやるか」 『もしもし? 君のお友達の昴なら講堂の地下トイレで眠っている。起こしに行ってやるといい。俺? 俺なんかどうだっていいだろ? とにかく、早く行ってやれ』 相手の反応を待たずに通話を終えた尾張は、昴に対する凌辱行為を思い出し股間の中身を昂らせていた。 「うっ……、さすがにアレは気持ち良過ぎだろ……病みつきになっちまう」 壁面の一角にずらりと並ぶ「監視モニター」を見上げた。 警備員室内までモニタリングされていない事を確認すると、尾張はスラックスのチャックを下げ、熱く膨張しきった自身の一部をズルンと露出させた。 「やべぇ……。ゼクスパーで変身してねぇってのに、ヌきたくて堪んねぇ……。アイツのマンコとアナルを 思い出しちまったら我慢汁が止まんねぇな」 顔を紅潮させたまま苦笑いを浮かべた尾張は、もう一度周囲の気配を探ると、ペニスを掴んでグチュ、グチュ、と扱き始めた。 「んくはぁっ! ぅふぅぅっ!」