淫交洞窟11
Added 2020-03-13 00:17:27 +0000 UTC11主人 ドーム状の空間から裸の男たちが歩きだす。 外界は朝の光が東の空を白くさせ始める時刻。 しかし、日の光の届かぬ洞窟の中は真夜中と同じく暗いままである。 裸の男たちはそんな暗闇の中を迷いなく歩く。 ランタンも、ヘッドランプも無いのに、である。 だが、よく見ると彼らの瞳は闇の中で光っていた。赤く、紅く、妖しく爛々と輝いていた。 「到着だ。マスターの前に到着したぜ」 鹿屋が恭しく頭を下げた。 「マスター。我が主さま。阿久根と鹿屋。戻ってまいりました。我らのカラダも繁殖に適した状態へと熟しております。 新たな素材も七体、ご用意させて頂きました。 どうぞお納めください」 ただの黒い岩肌の見えた洞窟の壁がグニュゥ、とうごめいた。 声は無く。ただうねるばかりであった。 そんな壁からいきなり何本もの黒い触手が飛び出した。 触手は鹿屋と阿久根に巻き付き、その股間の間にあるヴァギナを犯し始めた。 「んはぁぁぁっ! ま! マスタァァ! んひ! ひぎぃぃ! 激しっ! んぎぼぢぃぃーーーーっ!」 「あはぁぁああっ! 有り難とうございま、んひぐ! あふぅ! すっげ! すっげぇぇぇーーーーっ!」 他の触手が阿久根と鹿屋の後ろに居た部長や部員たちに襲い掛かる。 催眠精液によって半ば眠った状態にあった彼らの意識が不意に正気に戻った。 しかし、巻き付いた触手は彼らが悲鳴を上げる前に口を塞ぎ、触手からドロドロと溶けだした粘液が彼らの全身を覆う。 鹿屋のヴァギナを犯していた触手がさらに激しく鹿屋の奥を突いた。 「ン゛あ゛あ゛あ゛! だ、ダメだぁぁぁぁ! ま、ますたぁぁ! そ、そんな激しくしたらカラダが! カラダが壊れちまうっ! んがぁぁ! ぎぼぢぃ! 壊れっ! ぎもぢぃぃーーーーっ!」 グジュグジュとヴァギナに頭を突っ込んでは貪る触手。岩壁と繋がる触手の一部が歪にくびれ、そのくびれた部分がどんどん鹿屋の方へと迫った。 阿久根の方も同じく何かを内包した触手が阿久根の体内に送り込もうとして動きを激しくしている。 「「んっ! ぐぅぅぅっ!」」 「や、おやめくださいマス、タァァーー! 初めての繁殖相手は鹿屋と決め、んぐぅぁぁああああ!」 「そ、そうですっ! 俺はこいつと! 阿久根との間で、んぐひぃぃぃっ!」 二人の必死の声が洞窟内に響いた。だが、彼らのマスターは一切を無視して二人の股間にあるヴァギナをグチュグチュと犯し続けた。 そうして、触手がビクビク震えたかと思うと遂に「何か」が鹿屋と阿久根のヴァギナへ到達し、放出された。 『ビュグ! グップゥゥゥゥ』 二人のヴァギナに「何か」を送り込み終えた黒い触手は水のようにさらさらと溶けて蒸発した。 また、岩壁に張り付いていた黒い粘液もダラダラと溶け落ち、やがて気化して消えてしまった。 黒い粘膜に覆われた枕崎や出水のカラダがボコボコと大きく発達して行く。 霧島や姶良、志布志の肉体が黒い皮膜をまとったままビルドアップしムキムキの肉体美へと変化する。 指宿と加治木の、元から逞しい体格にさらなる筋肉が上積みされメガマッチョかつエロティックな肢体となる。 その一方で「何か」を植え付けられた鹿屋と阿久根が股間を両手で押えて呻いている。 「んぐぅぅ! 入る! あぎひ! 俺ん中にぃ! 入って来るぅっ!」 「ま、ますたぁぁ! 止めて! やめてくだしゃいぃっ! それ以上は、俺! 俺ぇっ!」 鹿屋の下腹部がボコボコと丸く膨張した。 阿久根もまた腹部が妊婦の如く膨らんだ。 孕み腹を大きくした二人はごろごろと転げまわっていた。 激痛と快感と、恐怖と安堵と、歓喜と悲嘆とが二人を悶絶せしめていた。 ほどなく、「その時」がやって来た。 「「ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーーーーっ!!」」 風船の如く腹を膨らませていた鹿屋と阿久根のヴァギナをメリメリと引き裂きながら大きな黒い球体が『グジュ! ズルンッ!』、と吐き出された。 出産だ。 男ながら正体不明の黒い物体から種子を植え付けられ、遂に鹿屋と阿久根は自身の股座から正体不明の「何か」を産み落としたのだ。 産み落とされた黒い球体がグニャアと形を変え始めた。 アメーバようにランダムな動きでうねうねとうごめいていたが、しばらくすると一部が細くくびれて頭部になり、 その下から細い枝が四本生えて腕と脚に。 そして残りの胴体となった中央部のやや下より、脚の付け根にはペニスが生えた。 人型になった全身が真っ黒の赤子が鹿屋と阿久根のペニスに取り付きチュウチュウと吸い始めた。 「うっ! うううっ!」 出産の衝撃が冷めきらないまま赤子が吸い取るリズムに合わせて鹿屋達は射精した。 吸われるたびに絶頂感が体を貫き、オーガズムを感じて射精してしまうのだ。 ゴクゴク精液を飲む赤子の肌の色が黒から肌色へと変化し始める。 と、同時にムクムクとサイズが大きく成長し、数分後には鹿屋や阿久根と同じ二十歳前後の成人男性へと成長した。 鹿屋の股間から口を外して立ち上がった赤子、いや、青年となった「元・赤子」が阿久根の方を振り返った。 そこにはもう一人の青年が笑みを浮かべていた。 「調子はどう? ザイン」 「ん。問題無い、コウド」 「ザイン」と呼ばれた赤髪の青年が全身の毛穴から黒い粘液を滲み出させ表皮を黒色のラバーへと変えた。 その額から黒く伸びているつやつやとした2本の角。 「魔性体への変化も大丈夫そうだぜ」 「僕もだよ。しかし、人間の力を借りて復活する羽目になるなんてね」 同じく黒いラバーに包まれ角を生やすもう一方の「コウド」が、青髪をなびかせしみじみと心情を吐き出した。 「こんなトコに閉じ込められちまうとは思いもよらなかったな。人間界に遊びに来ただけだってのに」 「いきなり地震が起きて、地割れに落っこちて、一生懸命やみくもに穴を掘ったけど出られなくて。魔力をどんどん消耗して、もうどっちに移動したらいいのか分からなくなっちゃって」 「そうそう。上も下も分からないから魔力の向け先がイメージ出来ないんだよな。その内俺らの肉体を維持するのも困難になって」 「生き延びるだけに必要な形態になって、それからどれぐらい時間が過ぎたんだろう?」 「さぁて、ね。1000年を過ぎたあたりから数えるのは止めちまってたな。 ともかく、こいつらには礼を言わなくちゃなぁ」 「そうだね。こうやって僕たちを復活させてくれたんだもの」 「俺を淫魔・ザインとして」 「僕を淫魔・コウド、として」 二体の淫魔の足元で鹿屋と阿久根が意識を失っていた。 射精し続け精根尽き果てた二人の肉体は、いまや見る影もない。あれほど逞しかった筋肉は消え失せ、以前よりさらにゲッソリと痩せ細っていた。 「恩人二人には後でちゃーんと礼をするとして――」 「もう少し空腹を満たしておきたいね。ザイン」 「そうだな、コウド」 視線の先には黒ラバーに包まれマッチョボディと化した七体の男たちが控えていた。 「僕たちの食事まで用意してくれてんだものね」 「ああ、そうだな。ご褒美として全員を淫魔にしてやろうか?」 微笑み合った二体の淫魔は腰から伸ばした尻尾を絡めながら人形のように立尽くす男たちの方へ歩き始めた。 終