SamSuka
鷹取リュウゴ
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リンクディルドの可能性 2

2倍化と等倍化    「いや、俺の気のせいなんかじゃ無ぇ。どんどんディルドサイズに近づいてるんだ……」 ミリミリと小さい音が聞こえた。 陰茎が長くなる。 上を向いた亀頭がじわじわと元の位置から動いてより高い位置へと登ってくる。 グジュ、ズズ、ズズズッ――メリメリ、と聞こえたような気がした。 亀頭がまた膨らんで竿全体が太く、より一層ゴツくなっていく。 「ううっ!? うおおおっ! まだデカくなんのかよ!」 右手でディルドを持ちながら左手で大きくなって行く自分のイチモツを支えてやる。 やがて、股間から生え聳える我がムスコは、中までずっしりと詰まっている重さがある30cmサイズのデカマラになっていた。 「は、はは……え? 感覚がリンクするだけ、じゃねぇの? サイズまでディルドとおんなじに?」 そして、ディルドに視線を戻すとチンポを模した性玩具だったソイツは、まるで本物の、今の俺のチンポとそっくりな外観を見せていた。 これでチン毛までセットされてたらリアル過ぎて気持ち悪く見えるだろうって程に。 「うわ、血管の向きとか、皺とか、ほくろの位置も? カリの反り具合もまんま俺のと同じだ」 ディルドサイズにデカくなった俺のチンポをまんまコピーしたかのようで、実物と「ディルド」を何度も見比べる。 「すげ……。すげぇな。感覚は伝わるしサイズや見た目も一緒になるし、どういう仕組みになってんだ?」 最先端のバイオテクノロジーってここまでやれんのか? って驚くばかり。 アダルトグッズ企業の本気を見せつけられた気がした。 最新技術を惜しげも無くエログッズに使うんだもんな。 オカズにしようと流していた動画がいつの間にか終わっていた。 20分近く俺は『リンクディルド』とディルドそっくりにサイズアップしたチンポを眺めていた事になる。 「うっそ? もうそんなに時間が経ってたのか?」 動画の内容なんか冒頭部分しか見ていなかった。 だけどチンポは1ミリも萎えること無く次の「刺激」を欲して勃起し続けている。 ムラムラした欲求は一度ドバっと吐き出さないと収まりがつきそうに無い。 なら、ここらでちゃんとオナッて落ち着かせるしかない。 俺は右手で持っていたディルドを左手に持ち替え、自分の「デカくなった」チンポを右手で掴んだ。 「全然握りきれねぇ。本当にこれが俺のチンポなのか?」 引っ張っても外れないし捻じってもぐるりと回転などはしない。当たり前なんだけどさ。 「超エロいじゃん、俺のチンポ。ここまでデカいとセルフフェラできそうだ」 と思って首を股間に寄せたもののカラダが硬いからあと一歩の距離が詰められない。息はかかるが舌は届かない。 「くっそー、ダメかぁ。もうちょっとなのに……」 あと少しなのに惜しいな、と悔やんだがふっとここで思い出した。このディルド最大の「売り」を。 そう、『リンクディルド』をしゃぶったらその感覚は俺に伝わる筈。 樹脂っぽい変な味とかしねぇかな? どの程度精密にリンクして感じられるのかな? との不安がちらりと脳裏をよぎったが、 エロに関する覚悟は早い。 初めてのフェラがそっくりとは言え人工的模造品が相手ってのも癪なんだが、パートナーと呼べる存在の無い俺にとっちゃ、 贅沢なんか言えはしない。 「そう、練習だ。本番に向けての練習にな」 呟きながらも誰に言い訳してんだ? と心のどっかでは思っている。 一つ、深く、呼吸をしてからどデカイ『リンクディルド』の先っちょを軽くペロッと舐めてみた。 「んぉふ!?」 やっば! なにこれ!? やばやば! 超キモチええ! マジでベロでチンポを舐められた感触がある! 俺のチンポを直接舐めた感触が! なんて生々しさだ! も一度ベロロっと強く舐めてやった。 「んはぁ! はぁあんっ! ぃや、すっげぇ! マジ、いいっ!」 凄いじゃん! 凄い感じるじゃん! いつも以上にキモチイイ! ジュブジュブ! ズチュルル! ズニュズニュ! と更にディルドをしゃぶり倒し、感覚がリンクしている俺のチンポにその舌遣いを丹念に伝えてやる。 傍から見りゃ相当ヤバイ奴に見える筈だ。 なにせ、ディルドを舐めて気持ちイイと喘ぐのだから。 でも、はっきりした。理解した。 『リンクディルド』は確かに最先端の素晴らしいディルドだ、と。 エロい刺激や感覚は非常に繊細で微妙なモノなんだが、その細やかな機微を正確に、そして巧みに俺へとフィードバックしてくれる。 「凄いな! 最先端バイオテクノロジー!」 『リンクディルド』を両手で持ち、できるだけ口を大きく開けて亀頭部分を咥えてしゃぶる。 「んむ! むぐふ! ふぐぉ! おうふ! むぐんぐぅ!」 鼻息を強く吹き出しながらこぼれる涎をものともせずディルドの亀頭をしゃぶりまくる。 それはそのまま俺のチンポにもビンビン伝わり、自分のチンポがグチュグチュしゃぶられている猛烈な快感が走り抜ける。 背筋ゾクゾクものですよ。ゾクゾク! キモチ良過ぎて鳥肌が勃っちまう! 相手も居ねぇのに互いにフェラしてフェラされている感じもするし。 やっべぇ、コレ。絶対ハマるやつだ。  「うっ! っぁあ゛! も、もうイグッ! イグイグ! んお゛! ィ、イックゥゥゥーーーッ!」 慣れない快感は絶頂をいつもより早く俺にもたらした。 堰き止められない射精感はそのまま長大化した陰茎の中を爆発的に上昇し、亀頭の先端部から白い体液を放出させた。 ビュブ! ドビュル! ビビュッ! ビュルルッ! ビュビュゥゥーーーーッ! 出るわ出るわ、俺の種汁が。 これほど精液が出るなんて。 もう何日もヌいてない時みたく濃厚な白濁液が幾度となく噴き上がる。 そんでさ、射精している最中に「驚きポイント」をもう一つ見つけちまった。 俺がイクのに合わせて『リンクディルド』からも白い粘液がドビュルとぶっ放されていたからだ。 「うお!? こ、コイツまで射精すんのかよ!」 イク寸前に口から外していたから、ディルドの精液はそのまま顔面にビュルビュル飛んだ。 変に向きを変えたり位置を動かしたりするとディルドの粘液がノートパソコンにかかりかねないのでそのまんま自分に向けて生臭い粘液を浴びておく。 口に流れ込んできたのをペロッと味わってみたらほのかに苦く塩気もあった。 まるでホンモノの精液みたいに。 ゴビュル! ビュルッ! ビュビュゥッ! ドビューーッ! ドビュドビュ! ブビュゥ! グピュッ! 「っふ! はぁっ、はぁっ、あふ、はぁっ、んっ、はぁ、は、はぁはぁ、はぁ、はぁ~」 すっげぇ長い射精だった。いつ終わるのか不安になるレベルで精液が大量に出続けていた。 だけどようやく出るものを出し尽したようで、チンポとディルドの半端無く長い射精が終わった。 今までないほどの強い快感にチンポが融けるかと思った。 「超キモチぇがったぁ~! すげぇぜ! 『リンクディルド』!」 感覚のリンク。それがここまで気持ちイイ事だったとは! やるじゃん! と、ディルドの亀頭を指先でビン! と弾く。垂れていたディルドの精液がピュルッと宙を舞う。 「くひぃっ! んぁぁ!」 それもまた快感となって俺の亀頭へとリンクして流れ込んだ。  で、これで終わりだったら『リンクディルド、マジ凄いね』、ってだけの話なんだが、この時点ではこれからもっと予想外の目に遭うなど予測できる筈も無かった。 「よぉし、もう一回しゃぶって、イっておくとするかな~」 なんて、呑気に舌なめずりしていたくらいだったもんな……。


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