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鷹取リュウゴ
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性感男豪ディルダービルダー 4

4ディルダービルダー  厚主(あっしゅ)は大きく股座を開いて蹲踞のポーズのまま腰を下ろしていった。 床に立てている『ディルド』がズブブと厚主のアナルに潜り込んでゆく。 その光景に稲葉は激しく興奮し、自身のチンポが痛いほど勃起している事に対し、厚主から先ほど聞いた説明は やはり事実なのだと理解した。 グブチュ、と厚主のアナルに飲み込まれた『ディルド』がひとりでにウネウネ動き始めた。 職場では先輩として、上司として、また、優秀なビジネスマンとして凛々しくクールな表情しか見せていなかった厚主が、『ディルド』に犯され淫らに蕩け、口を開けたまま顔を赤くして喘いでいる。 そんな姿に稲葉はたまらず自身のイチモツをスラックスから引きずり出し、自然と右手を上下に動かしてしまう。 「ば、バカヤロウ……俺をオカズにする前に、ぅ、お、前も、『ディルド』を、ケツにぶち込んで、おけ、よ……」 稲葉は鞄の底に隠していた『ディルド』を慌てて引っ張り出しスーツを脱ぐと、自身の肛門へとあてがった。 「んぐ! うお! ぅ、う゛ふ、うう」 先端がケツに触れれば『ディルド』そのものが目覚めて稲葉の中へ入ろうと頭をくねらせる。 川を遡上する魚のようにグネグネ動きながらアナルの奥を目指し肉を掻き分けて『ディルド』が掘り進んでいく。 「はぁッ! んぐ! んひ! あっ! ぬはあ゛あ゛っ!」 『ディルド』の動きに合わせて快感が生まれ、ケツから全身へと溢れ出す。 甘い痺れが稲葉を恍惚とさせ、チンポもまた快感の波に合わせて先走りを漏らし始める。  先に『ディルド』を飲み込んだ厚主が体をビクン! と大きく弾ませた。 厚主の『ディルド』が厚主の中で達したのだ。 「ぐっ! ぅあ゛!」 と、小さく漏らした厚主のチンポからもドビュル! と精液が噴き上がった。 ドビュッ! ビュグッ! と断続的に精液を発射しつつ厚主のカラダがギチギチと音を立てて膨張を開始する。 筋肉と言う筋肉をいつも見慣れた平常サイズから見た事も無い巨大サイズへと急成長させていく。 その光景に稲葉はゾクゾクとした――もちろん恐怖や嫌悪では無い。 興味と興奮、それを上回る快い刺激。それが稲葉をゾクゾクとさせた。 稲葉の『ディルド』も絶頂に達し、とうとう稲葉の中で精を吐き出した。 「んふぉ! き、来たぁっ!」 『ディルド』からもたらされる大量の精液によって腹が膨れるものの速やかに吸収され体の中を駆け巡る。 そして、吸収された精液と稲葉の肉体とが一つに混ざり、融け合う。その快感の余り稲葉自身もチンポから精液を打ち放つ。 「イグゥッ!」 飛び出した稲葉の精液が厚主のチンポにビチャァとかかり、ドロリと糸を引いた。 そんな光景もまた稲葉を、そして対面する厚主をも興奮させた。 「はぁ、はぁ、んっ、はぁ、稲葉も、始まった、な」 ボコッ、ボコッと部位ごとの筋肉を激しく肥大させ始めた稲葉を見つめ、厚主は満足げに目を細めた。 ◇  「話の内容が内容だけに外では言いづらいだろ? だから、家へ来い」 玄武台駅で厚主と落ち合った稲葉は、命令に従って厚主の住むマンションへとやって来た。 都心にほど近い超高層マンションの上層階。 三重のセキュリティを抜けて部屋の中に入って見れば、窓の外には華やかな夜景が一面に拡がっている。 同じ会社に勤めていながら住む世界のあまりの違いに稲葉が呆然としていると、厚主が微笑を浮かべて稲葉に席を勧めた。 「まぁ、座ってくれ。んで、早速本題に入ろう」 「う、うす……」 「そう身構えなくっていいぜ? ほら、これ、お前も持ってるだろう?」 向かい側のソファに座った厚主が『ディルド』を取り出し稲葉に見せる。 「全く同じ、じゃぁないんすね」 色味が濃く黒ずんでいて、サイズも厚主のモノのほうが大きく、そして太かった。 他人の使っている『ディルド』だと思うと使っている時の光景がイメージされ、稲葉のチンポへ血液が集まった。 「まずコイツについての説明が欲しいんだろ?」 「そ、そうっすね。何なんすか? この『ディルド』は」 「実は、コイツはな――」 稲葉の咽喉がゴクリと鳴った。 勝手に動いてアナルを犯し、射精し、そして、使った者のカラダをビルダーマッチョに変えてしまうアダルトグッズ、なんてあり得ない。 どんな奇想天外な答えが返って来てもおかしくは無い。 厚主の言葉を聞き逃すまいと、稲葉は上半身を前に傾けた。 「先に言っておくが、こっからのハナシは他人にゃ秘密で頼む。 で、コイツの正体だが、この『ディルド』はな、実は異世界で使われていたマジックアイテムだ」 「…………は?」 「信じようと信じまいと、それはお前の勝手だが、俺は嘘は言ってねぇ。俺自身が異世界からこっちの世界へ来た来訪者だしな」 「は? た、厚主先輩が異世界から来た? え? 冗談でしょ? 嫌だなぁ。なんかそう言う小説とかアニメでも見たんすかぁ?」 「そういう反応もまた当然だろう。だがな、いちいち引っかかっていては時間がいくらあっても足りん。 なので、話を先に進めさせてもらうぞ? 俺はな、ココとは異なる別の世界で勇者ってのをやっていた。簡単に言うと魔王を退治していたのさ。 結論から言うと俺は無事に魔王をやっつけ世界を救ったんだが魔王が最後に放った呪いによってこの世界へと飛ばされちまった」 「は、はあ、それはご災難でした……」 「俺だけじゃなくパーティメンバー全員が巻き添えをくらっちまった。そして、相談所のマノーバ、いや、真野場先生もまた俺のパーティの仲間で大賢者と呼ばれていた大魔法使いであり大錬金術師でもあった」 厚主の言葉は突拍子もない内容だった。 だが、間違ってもふざけて作り話をしているようにも見えない。 稲葉は感情の置き処に迷いつつも厚主の話に耳を傾けた。 「大賢者であった真野場は速やかにこの世界の言語や常識、ルールを身に付け、そして俺たち仲間にもその知識を分け与えてくれた。 帰る方法が見つからない以上、こっちの世界で生きていくしか無くなった俺たちにとって、それは実に役立ってくれたさ」 「……で、でしょうねぇ」 「それから10年が過ぎた」 「なるほど。こちらに来たのは10年前の事だった、と」 厚主がふっと笑った。 「俺がこっちへ来た経緯や元の世界のハナシなどしたところで、お前には全く関係ないんだよな。 だから、かいつまんで話を続けさせてもらう」 「あ、はい。どうぞ」 「俺たちが居た世界は、男は男、女は女とセックスし、子を為す世界だ。男と女とでセックスする者もいるが、 かなり少数だな。なので、こっちの世界に来て大いに驚いた。 性交の定義が真逆になっているのか、と」 「そう、でしたか……」 「で、あの『ディルド』なんだが、俺にとっては戦力をアップさせるマジックアイテムと言う意味もあったが、他の男にとっては性的欲求を満たすアイテム、だった」 「オナホみたいなもんすね?」 「そうだ。男にモテない男はセックスできないし子作りもできない。なら男にモテる男とはどう言う男か、と言うと――」 「あの、ビルダーマッチョなカラダ、っすか?」 「正解だ。でかい筋肉と大きなチンポ、より雄々しく、男としての肉体美が極まっている者ほどモテる。 つまり好きな相手とのセックスが可能になる」 「なんだかこんがらがって来たっす。勇者であり世界を救った救世主でもあった厚主先輩が、こっちの世界に来てセックスの仕組みが違う事に驚いた。 そして、『ディルド』は元居た世界においてもアダルトグッズで、男らしい奴ほど男にモテる、ですか?」 「その通りだ。そして、二つの事柄の間にあるもの、それは俺たちの性欲を発散させる方法だろう」 「と言うと?」 「俺だって性欲はある。こっちへ来て10年たったと言ってもまだ30歳だしな。衰えるどころかますますビンビンで大きくなるばかりだ」 「若いっすねぇ~」 「ところが、だ。こっちの世界には俺の性欲をぶつけたい相手がほとんどいない。見つかったとしても俺と同じ性指向じゃない場合がほとんどだ」 「でしょうねぇ。男同士はこっちじゃマイナーっすから」 「誰ともヤれない内に俺のカラダも勇者としての役割が終わったからか、恐ろしいスピードで筋肉が削げ落ちてしまって、 全く鍛えていない一般人と変わりないレベルになっちまった。 この世界が俺を受け入れる代わりに、必要以上の能力や肉体を取っ払って行くように思えた」 「使わない筋肉ってすぐに痩せちゃうらしいっすよね」 「性欲は大きいままなのに、ヤりたい相手はいない。しかも、俺自身もモテないカラダへと劣化していく。 これじゃダメだと大賢者マノーバに相談し、作ってもらったモノがあの改造『ディルド』だ」 「元の世界でもアダルトグッズとしてあったモノを大賢者さんが新たに作製した、と言う訳っすか?」 「正しくは改良及び強化した、と言うべきだろうな。使った奴の筋肉を成長させる機能。そして、そのカラダにふさわしいチンポへと大きくする機能。 そして、最後の一つは――。なぁ、稲葉、お前は自分がどうなっているのか、もう把握しているのか?」 「お、俺っすか? 俺が何を把握している、と?」 「稲葉。お前は今、男に興奮しちまうか? それとも女か?」 「なに聞いてるんすか? そんなの女に決まってるじゃないっすか」 「本当に? じゃぁ、コイツを見てもらおうか」 厚主は書架から二つの雑誌を持って稲葉の前に広げた。 一つは全裸になった豊満な女性の画像が載っていて、もう一つは逞しい男性の裸体だった。 「さぁ、どっちに興奮する? どちらがより魅力的に見えてるんだ?」 「さっきも言った通りっす。こっちっすよ――」 稲葉が指を差した。その先は男の裸体の方であった。 「うええ?」 疑問の声は稲葉自身が自分に向けて、であった。 「そ、そんな筈は、俺、男になんか興味……」 口で言うのとは裏腹に、視線は男の裸体に釘付けになっている。女性の画像など一瞥もしないままだ。 「もう分かっただろう? お前はもう俺と同じで、男が好きな男になっている。事後承諾になっちまったことは……、この通りだ」 厚主が頭を下げた。 「て、事は、厚主先輩みたく俺もゲイになっちまった、と?」 「そうなるな。俺が仕組んだからだ」 しばらく沈黙が流れた。だが、次に声を発したのは稲葉だった。 「厚主先輩が俺を同類にしたくなった、ってのは、俺に気が合った、からっすか?」 「そうだ。お前と会ってからお前を意識しない日は無かった」 「だから俺を先輩好みのマッチョにしてセックスの対象となるように仕向けた、と?」 「ああ。その点だけが惜しい、と思っていたからな」 「まぁ、騙された感は否めませんけど、そこまで求められていたんじゃしょうがないっすね。 いいっす。認めるっす。女とヤれなくなっても大丈夫っす。男同士でも気持ちいいんでしょ? なら有りっす」 「やけに切り替えが早いんだな?」 「そうすか? だとすると、これもイメチェンのお陰、かもしれませんね~。 しっかし、そうかぁ、厚主先輩が俺に惚れてた、なんてなぁ~」 「そう、しみじみと言わんでくれ。恥ずかしくなって来るだろ」 「いいじゃないっすか。俺を先輩好みに仕立てたら、次は本番、でしょ?」 稲葉がウィンクすると厚主がゴクリと唾液を飲み込んだ。 「先輩がディルドでマッチョになっていく姿、見てみたいっす。 俺も一応持って来てるんですよ。どんなマッチョ野郎になるのか気になりませんか?」 頬を紅く染めた厚主が稲葉の股間を見つめながら口にした。 「『ディルド』で筋肉をビルドアップさせてマッチョ野郎なった男を、俺や仲間は『ディルダー』と呼んでいる。 俺は稲葉がどんな『ディルダー』になるのか、とても見たい」 「っへへ、『ディルダー』っすか。上手い略し方っすね。俺も、厚主先輩の『ディルダー』になったらどんな風になるのか。 凄ぇ気になります」 使いこまれて黒ずんだ『ディルド』を床に立てた厚主は、身に着けていた衣服を次々と脱ぎ捨て全裸になった。 「よく見ててくれ――んぐ! ぐ、んぅっ!」 腰を落とした先に待ち構えていた『ディルド』がズブズブと厚主の中に潜り込んでいくのを、稲葉は興奮を隠さず見入っていた。


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