俺と魔神とコックボアヒーロー 5
Added 2020-09-14 14:07:21 +0000 UTC5「I AM GULPMAN」 「ほら、居たぞ? 見えるだろ?」 「どこ? え? あの人?」 遠島に連れられて公園に来た。 お昼前の公園だからかそれほど人はいないけれど、離れた位置から遠島が指し示す方向にあるベンチには、30歳くらいのサラリーマンがぼんやりと座っていた。 「ん~? 見間違いじゃないの? 普通のサラリーマンみたく見えるけど」 ただ単にベンチで一服中、って感じだ。 「『目』で見ていてはダメだ。ちゃんとチンポの『目』で見ろ」 なんだよそれ。チンポの『目』とかイミフなんだけど。 「あ~、説明がクソだったな。悪ぃ。要するにチンポにも意識を向けつつ相手を見て欲しい、って意味だ」 それなら何となく理解できる。 実践するのは初めてだから上手くいくかは分からないが――「うーん……、うん? な、何だ? あれは?」 「見えただろ? あれがモンスターだ。サイズが小さいのはあの人間に取り付いてまだ日は浅いからだろう」 サラリーマンの肩にサッカーボールくらいのどす黒いマリモみたいなものがくっついていた。 「あのモンスターは『魔罹耗(まりも)』って奴だ。取りついた人間から気力を毟り取ってやがて宿主の判断力を失わせて食い潰す」 「食い潰されたらどうなるんだ?」 「善悪の判断を失って衝動的に自殺するか無差別殺人を起こして自死するか、はたまた発狂して狂い死ぬ」 「だ、ダメじゃん!」全部最悪の末路ばっかり! て言うか、それ、遠島にも付いてたんじゃないの? と言いかけた。 「いや……、俺はモンスターのせいじゃない。ただ単に俺自身が俺に絶望してただけさ」と顔を赤くして苦笑する遠島。 俺も遠島に考えてた事がもろにバレていたようで少し気恥ずかしい。 「まだあの人間と合体まではしていない状態だから軽く一飲みしてやればすぐに消滅するだろう」 「どっちを?」 「そりゃ両方に決まってる。合体はしていなくても接着剤でくっついたような状態ではあるんだ。 生半可の力では引き剥がせない。それに、無理矢理剥がそうとすると人間にも影響が残る」 「例えば?」 「『魔罹耗』に魂を引っこ抜かれて廃人になる」 「怖すぎ!」 「どっちにしたって放置すりゃアイツはダメになる。『魔罹耗』に限らずモンスターの成長と宿主との合体率は時間と共に加速するんだ。 今はあの程度のサイズでも明日には二倍の大きさになっているだろうさ」 早く何とかしてあげねば! 俺は意を決してサラリーマンの元へ近づいた。 が、ちょっと待て。今の俺って単なるヒーローのコスプレをした変な奴、じゃあないか? 遠島の説明では意識を向けた相手、ロックオンした人間には俺たちの姿がばっちり見えるんだろ? 「あのさ、聞いていいかな?」 なんだ? と遠島が小声で返す。 「あのサラリーマンの人さ、俺たちに気付いた途端、逃げだしたりしない?」 おかしな変態が近づいてきた! みたいに。 「逃げるヤツも居る。だが、逃げない奴も居る。 逃げたら追えばいい」 ま、至極もっともなお答えではある。 そうやって遠島と話している間に俺たちはサラリーマンの至近距離。真正面にまでやって来た。 死んだ魚みたく淀んだ目の下にはどす黒いクマ。ネクタイはゆるんでだらしなくぶら下がり、スーツはよれよれで何日も替えていないようだ。 「逃げなかった」 「この男、逃げる気力も失せているのか……」 座ったまま微動だにしない。 上目遣いに視線だけをこっちに向けぐったりと怠そうにしている。 「なんだお前?……。俺に何か用?」 反応があった。口が利けないほど悪化している訳じゃないようだ。 「君を助けに来た。俺は『ガルプマン』。正義のヒーローだ」 淡々と名乗っちゃった、けどまぁ、いいか。初仕事だしな。 「はぁ? ヒーロー? それで、んな恰好かよ。俺ぁヒーローなんて呼んじゃいねぇよ。ままごと遊びに付き合う気も無ぇ。 とっととどっかに行っちまえ」 「そうは行かない。我らがヒーロー『ガルプマン』はお前を救うためにここへ来たのだ。信じろとは言わないが お前はモンスターに取り付かれている。 それゆえ何事にもやる気が起きず何事にも興味を持てず、あらゆることがつまらなく感じている筈だ」 遠島がズバッと直球をぶつけた。 おいおい、それって俺が言うべきセリフだったんじゃないの? 「……何を、何を知った風に。初対面の相手に向かってよく言うよ。……ま、どうだっていいけど。俺はもうどっかへ行くから、これ以上俺に構わないでくれる? 俺はもう誰とも話したくなんかないんでね」 ベンチからゆらりと立ち上がったサラリーマン。その肩に付いていた『魔罹耗』がドクンと脈打ち一気に一回り、いや二回り以上もサイズを大きくした。 「なっ!? なんて成長速度だ! このままじゃ明日どころか数時間後には倍以上に成長してこいつと完全合体しちまうぞ! そうなってからでは非常に厄介だ!」 遠島が青ざめている。かなり異常な成長速度だ、と言う事なのだろう。 「ごちゃごちゃうっせーなぁ! マジうざいんだよお前ら! 俺はもう誰とも関わりたくねぇっての!」 サラリーマンが叫んだ途端、肩の『魔罹耗』がクパァと裂け、大きな目玉をぎょろりと覗かせた! 『コノ人間ハ、オレノ物、ダ。邪魔ヲスルナ! サレ! タチ去レ!』 「うわ、喋った!?」 「俺たちの意識に直接流し込んでやがるのさ。モンスターの声は普通の人間にゃ聞こえないし万一聞こえても理解できん」 サラリーマンはふらふらと歩きだした。まるで『魔罹耗』に引きずられるように公園の奥へ、繁みの奥へと。 「急ぐんだガルプマン! 俺が足止めしてやるから一気にチンポで飲み込んでやれ!」 前に周り込んだ遠島はサラリーマンの行く手を阻んだ。 なのに、サラリーマンは遠島なんて「居ない」かのようにずんずんと足を前に出し遠島ごとズルズル押してさらに進もうとする。 「ぐううっ! なんて力だ! まだ合体前だと言うのに! ガ、ガルプマン! 早く! 急いでくれっ!」 マッチョな遠島でも押し止められないってどんだけ? と驚いてる場合じゃ無い。 俺はヒーロースーツの股間部分をグニグニと刺激してやった。 すると、モリモリ、メキメキとチンポが勃起し、あっという間に超巨大2mチンポへと姿を変える。 途中まではチンポの大きさに合わせて伸びていたスーツは、じわじわと包皮と同化し見えなくなっていた。 「サラリーマンのお兄さん! 後ろから悪いっ!」 ――【Gulp(ゴックン)】!! 「はぶ!? んぐぶぶううううーーーーーっ!?」 「ぐふぅぉおおおおお! ンギモチ良ぃーーーーーーーっ!」 サラリーマンを頭からバクンと飲み込み、「んぐんぐ」とチンポの奥へと送りこむ。 尿道をグイグイ押し拡げて通過する時の快感が半端無い! 思わず先走りがビュルッ! と漏れちまう。 それにしても、この光景……、大蛇が獲物を飲み込む姿にそっくりだ。 などと思っている間にサラリーマンは足のつま先まで全部俺のチンポの中に入り、やがては頭部から順に全身が玉袋に収まった。 「やったな! ガルプマン! あとはモンスターを浄化して男を吐き出してやれば完了だ!」 えと、えと、浄化するにはイメージを強く持てばいいんだったな。 モンスターを消滅させるイメージを、と。 黒いマリモが俺の玉袋の中でわーわー騒いでいるようだったが、何を言っているのかは分からない。 舐めた飴を転がして融かすようなイメージを頭に思い描いていると、確かに『魔罹耗』が俺の睾丸にベロベロと 削り溶かされ小さく、うんと小さくなって消えてくのを感じた。 「それから、モンスターが消滅したら飲み込んだ人間を射精で速やかに吐き出す、だよな?」 だけど、真昼間の公園で、イクほどオナれるか? 見えていないって分かっちゃいるけど誰かが来やしないかと気になってチンポ弄りに集中できねぇ! 「あまり時間をかけているとその男も俺と同じ従魔になっちまうぞ?」 新しいセックス相手が出来るし、それもいいかも……イヤ、良くないな。良くない。 遠島みたく結局俺の部屋に居候する事になったら、俺、寝るスペースが無くなっちまう! 今はまだベッドと床で使い分けられるけど、3人目となるとどうすりゃいい? 「と、遠島! 手伝ってくれ! イキそうでイケねぇ!」 「ったく、しょうがねぇご主人だなぁ。魔神ペニスを使いこなすにゃまだまだ実践修行が必要ってか?」 ぶつくさぼやきながらもニヤリと舌を舐めて俺の背後に立った遠島は、ランニングパンツを皮膚に融け込ませて下半身を剥き出しにして、 チンポを軽く扱いて50cmまで勃起させてから、俺のケツ穴に「ズブゥゥ!」と挿入した! 「ウァ゛ヒ!」 コックボアとは別のタイプながら気持ち良過ぎて意識が弾けそうになる。思わず目を見開きアヘった口から涎を吐いた。 が、頭部を覆う黒いマスクで他からは見えない。 「ケツの部分にゃあらかじめスリットが入ってるってのがこのスーツの利点だよな。セックスに関しちゃさすが、と心から思うぜ」 遠島のチンポが俺のアナルの中を奥へ手前へ、右へ左へ、自在に動き回って快感を俺に流し込む。 「あひ! んぎもち! 良いっ! イイヨォッ! んぐ! んはぁっ! も、もっと! もっどぉぉーーーーっ!」 「おいおい。他から見えないっつってもここは公園の中なんだぜ? まったく破廉恥なヒーローだよなぁ~」 遠島がベロリと唇を舐めつつ俺のケツの中でさらに大きく暴れ出した! その動きに合わせつつ俺もアナルからの快感に悶え、そして、両手をチンポに乗せてズリズリと摩擦を加える。 「んあ! チンポいいっ! ケツぅ! キモヂィッ! ンガ! はぁぁっ! ああああああ! やっべぇ! も、ち、乳首も!? 感じる! はうううっ! 乳首ぃ、イイヨォッ! も、もうっ! ダメ、だっ! イグ! イグ! イグゥッ! ィ、……イッグゥーーーーッ!」 遠島は俺の中にねじ込みながら腕を前に回して俺の乳首をギリギリと摘まんだ。 その乳首からの快感が最後の扉を開け、俺はついに絶頂へと駆け登った! ――ドビュ! ゴビュ! ブビュルル! ドッビュゥゥゥ! 大量に溢れ出る精液! 精液! 精液の奔流! ――ボシュ! グブビュル! ビュビュビュゥゥーーーッ! ブッシュゥーーーーッ! まだまだ溢れ出る俺のザーメン! 濃厚白濁雄汁! 生臭い種汁の大放出! 「うう゛ううーーーーっ! 精液! 出るぅ! 射精るぅぅーーーっ! セーエキ! 止まんねぇぇーーーっ!」 消防車の放水銃みたいにどばどば溢れ出る俺の精液。 昨日もあの後遠島とさんざんヤりまくったってのに、どうしてこんなにいっぱい出るんだよ! 止めどなく打ち放たれる白い粘液。淫らな快感が極まった証が次から次へと! しかし、いよいよ終わりを迎えようとした時、鈴口を押し拡げて「ズブリュン!」と吐き出されたモノがあった。 モノとは、もちろん飲み込んだサラリーマン。 俺の精液まみれのグチャグチャで、しかも生まれたばかりの赤子みたいに背を丸めて素っ裸で。 「はぁっ、はぁっ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ~、これで、オールクリア?」 俺の射精に合わせてアナルにドバドバぶっ放していた遠島が、俺の中からズプンと特大チンポを引き抜いた。 「ひぐぅぅっ!」 そんなに勢いよく引っこ抜くなよぉ! おかげで変な声出ちまったじゃないか! 「まぁ、一応はこれで終わりって事になる」 「へ? 一応?」 モンスターは浄化たんだし、これからはサラリーマンが気力を毟り取られて命の危険に晒される事も無くなったんじゃないのか? 「そうじゃない。コイツをこんな恰好で放置していくのか? 正義のヒーロー『ガルプマン』さんは」 「あ、そうだった」