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鷹取リュウゴ
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繋がるオナホで新性態 5

5最高の夜、最悪な朝  以前入った事のある男同士でも気兼ねなく利用できるラブホテルに俺と圭太は入った。   「俺……、おかしいと思われても仕方がないんですけど……」 互いに身に付けている物を脱いでパンイチになった時、興奮ではなく妙に穏やかな声で圭太が話し始めた。 「バーでは先輩とエッチする夢を見た、と話しましたけど、実は少し違うんです」 「どう違うんだ?」 「本当は夢なんて曖昧なモノじゃなくて、本当にケツを犯されてアナルが感じるようになったんです」 「そうだったのか」 「……あんまり驚かないんですね? 誰に犯されたんだ? とすぐに聞かれるかと思ったんですけど」 「聞いた方が良いか?」 「いえ。俺が聞いてもらいたいんです。先輩には」 俺の沈黙を肯定と受け止めたのか、圭太は先を続けた。 「いきなり、でした。何の前触れも無く尻の中に何かが入り込んで来て、もの凄い圧迫と静かな痛みで俺は目が覚めました」 圭太は、俺が初めてあの『コネクト・ディベロッパー』を使った夜、動画サイトでお気に入りの投稿者の生配信を聞きながらベッドに横になっていた。 が、オナホを通して俺のチンポが圭太を襲った。 「ビックリして飛び起きて、でも、股の間をじっと見たのに何も見えないんです。手で触っても何にも触れられない。 本当に何も無いんで二度ビックリしました」 立ち上がっても脚を広げても、尻穴に入り込む見えない異物は消えない。 それどころかますます肛門をこじ開け奥へ奥へと潜り込んでくる。 「状況が分からない、って言うのはこう言う事なんだな、って後から思いました。頭が真っ白になって、どうしたら良いのか分からなくって、ただただケツ穴の異物に耐えていたんです。 (なんだこれは? 何だこれは!? 何なんだよこれは!) 真っ白になった俺の頭の中では同じフレーズだけがぐるぐると回っていたっす」 しかし、奇妙な事にしばらくすると圧迫感や痛みの中に「ふっ」と風が吹き抜けたような感覚が混ざり、苦痛はいくらか和らいだように感じた。 「――そこから俺は、自分のケツを犯す異物の正体について考えました。幽霊か透明人間か、あるいはもっと別のモノか。 でも、俺に霊感なんてありませんし透明人間もSF小説の中だけってのは知っています」 思い付く存在を次々と否定し結局分からずじまいで考えるのを止めた圭太。 早くこの異常な状態が去ることを願いながら目を閉じ耐えているといつの間にか眠っていて、再び目を開けると朝になっていた。 「ケツの中の異物感は残ってましたけど、妙に気分がスッキリしていてカラダが軽くなっていました。だから昨夜のアレは夢じゃないか? と一瞬思ったんですけどケツに残る感覚が夢じゃないってのを示していました」 そうしてベッドからカラダを起こそうとするとアナルもさることながらチンポが激しく朝勃ちしていて我慢汁まで溢れ出ている有り様だった。 「出社する時間まではまだ余裕があったのでまずは一発ヌイておかないと無理だな、と。それでチンポを握って扱き始めて ふっと気付いたんです。昨夜の『アレ』はチンポだ、と。 俺は誰かの見えないチンポに犯されてたんだ、と」 その発想が扱いている圭太のチンポを激しく刺激し精液が一気に込み上げた。 「イク瞬間、先輩の顔が出て来たんです。元々俺は先輩が気になっていたっすからイク時に先輩の顔が見えた事について疑問は湧かなかったんですけど、 どうせ犯されるのなら先輩の、本物のチンポで犯されたいな、と思っちゃって……。だからその日、出社して先輩に会った時、俺の卑猥な欲望が筒抜けになったような気がしてめっちゃ恥ずかしかったっす!」 だからオナホを使った翌日、会社で俺を見た時、あんなにたじろいでいたのか。 そうして次の日も、また次の日も夜になれば見えないチンポで犯され、苦痛はどんどん小さく逆に快感だけが大きく感じられるようになり、 目を閉じていれば俺のチンポで犯され、そしてアナルを弄くられるにしたがってエロい快感がどんどん開花していく自身のカラダに興奮がが高まった。 「5日目あたりにはトコロテンも経験できて、すっかり俺のアナルは性器になっていました」 そうなると後はもう夜毎訪れる見えないチンポによるアナルセックスが待ち遠しくなり俺の「本物」のチンポへの欲求も高まっていった。 「けど俺、先輩はノンケだと思ってましたし、男には興味が無いとばかり……」 俺の方こそ圭太はノンケだと思っていたんだが。 「それからは先輩へのエロい欲望と熱い思いが高まる一方で、見えないチンポも先輩のチンポだと思うと余計に気持ち良く感じちゃうものだからもう抑えきれなくなっちゃって、遂に先輩に告白する事にしたんです」 圭太は俺より勇気があるじゃないか。 俺なんかはオナホの影に隠れながら圭太のアナルを開発して男の世界に呼び込もうとしていただけだってのに。 「――あっ! す、すみません! これからセックスしようって時にだらだらと」 「いや、構わない。興味深く聞かせてもらったよ」 「……先輩、こんな話を聞いても俺を変だと思わないんすか?」 「思わないな。圭太がそう言うのなら実際にそうだったんだろう」 「へへ、やっぱり先輩に聞いてもらって良かったっす。もし俺が他のヤツからこんな話を聞いたら、きっと『作り話に決まってる』とばっさり切り捨てていたでしょうから。 俺、先輩のそう言う懐の深さもすごく憧れるっす。見た目だけじゃなく中身も俺の理想っすよ!」 こんなにも精神的な部分まで高評価を頂いてしまうと、オナホで「ズル」をした事実を言いにくくなるのは致し方ないだろう? 「じゃぁ、そろそろ……、ああ、やっぱり先輩のチンポはデカくって立派っすねぇ」 俺のボクブリを掴んで腰から足首に下げた圭太の顔の前にはバッキバキに勃起した俺のチンポがある。 「俺のと全然サイズが違う……。想像以上の大きさっす。ああ、こんなデカいの俺のケツに入るんだろうか」 期待に舌なめずりをしながら俺の20cmチンポを掴む。 ドクドクと脈打つ陰茎をサワサワと指の腹でなぞる動きだけで俺は甘い息を漏らす。 「……気持ちイイすか? 先輩」 「ああ。すげぇ感じる。圭太の手で愛撫されてると思うと余計に」 先走りがダラダラ溢れてくる。 期待ではち切れそうなのはチンポだけじゃなく俺自身も、なのだ。 垂れて涎みたいな先走りを圭太はベロリと舐め、そして、口の中に加えてジュプジュプとしゃぶりだした。 「んう! ふっ! っむぉおおお!」 「んむ、むぐふ、うわ、すんげぇ先走りが大量に出て来た! 俺のフェラ、気持ちイイんすね?」 「気持ちイイ゛ッ、んぐぅ! はぁはぁ、凄く気持ちいい。お、俺にも圭太のチンポを舐めさせてくれ!」 ベッドに二人とも乗りお互いの頭を足とを逆にして上下に重なる。いわゆるシックスナインと言う体位だ。 俺の目の前に圭太のチンポがぶら下がり、圭太の眼前には俺のチンポが聳え立つ。 たっぷり唾液を溜めてから圭太のチンポを口の中に導く。 グニュ、グチュグチュ、と亀頭を転がし、ズブチュ、ヌチュ、と鈴口を吸いつつなぞる。 「んあ゛っ! すっげ! キモヂィィッ!」 カリから竿の根元までじっくり舌を這わせ、その次はズッポリ咥えバキューム。 圭太のチンポを口で堪能した後はいよいよアナルか? いや、その前に―― 「んぶふぉぉ! うあ! せん、ぱいっ! せんぱい~!」 固く閉じているケツの中心点に指を挿し込みグブグブ飲み込ませる。 「指でも感じるのか?」 「んはっ、か、感じるっす、ぅぅ、でも、どうせなら先輩のチンポが欲しいっす~! 先輩に、見えない何かじゃ無くて、イメージだけの先輩じゃ無くて、こんな大きいチンポだとどこまで大丈夫かは分かりませんが、やっぱ先輩のチンポで気持ち良くなりたい!」 ならば、とシックスナインの態勢を解いて圭太に四つん這いになってもらう。 「やっぱり、オナホじゃない本物のケツは良いもんだ」 「え? 俺に何か言ったッスか?」 「いや、何でもない。綺麗なケツしてるな、と感心てただけだ」 「は、恥ずかしいっす。ケツが綺麗だなんて」 圭太の腰を両手でがっちりホールドし、亀頭を徐々に圭太の菊穴に押しつける。 「入れるぞ。息を吐いて力を抜いてくれ」 オナホじゃないので慎重に行う。デリケートな粘膜を傷つけないように、ヌメる亀頭をゆっくりと寄せていく。 ――グプ、ズズッ、ズニュブッ 「っぐぉ! おあ、んはぁぁ! あ、あ゛あ゛あ゛ん゛っ」 オナホの内部と同じ世界が拡がった。 亀頭が触れる腸内粘膜の形がマジでオナホと同じだった。 薄々そうだろうなとは思っていたが感覚を相手に伝えるばかりか、内部構造が圭太の本物のアナルと同じになるようフィードバックして変化いたのだ。 腰をさらに進めチンポの全てを圭太の中に挿入する。 「はぁ、むぐ、っはぁ、はぁ、先輩! 大丈夫っす! 俺は! 俺はもう! 先輩で感じるっす! 先輩のチンポが俺の中でビクビクって、震えてるのも!」 寄せた眉がほどけたかと思うととろんと蕩けた目が俺に更なる快感を望む。 応えるため俺は腰を動かし熱い肉の洞窟を何度も何度も往復する。 「初めてっ! なのにぃっ! すげぇ馴染むぅぅっ! んあ! 先輩に前からっ! ずっと犯されてたみたいにっ! んぐぅぅっ!」 オナホのお陰で圭太のアナルは俺のサイズにジャストフィットしてくれる。 けれど、圭太の顔や声や体温や匂いがオナホとは違い「ホンモノ」の快感と興奮とを俺に知らしめる。 オナニーでは味わえないセックスの良さを、確かに俺たちは今、繋がっているのだと実感させてくれる。 「ぬぁひぃっ! せ、先輩っ! そこぉっ! うぁ! そこはっ!」 「ここだろ? 圭太の一番感じるポイントは。いつも以上にしっかり気持ち良くなってくれ」 「へぁ? い、いつもって?」 快感に顔を歪めながらも圭太が頭を少し上げて俺を見た。 「まぁ、あれだ、俺もお前をオカズにしてオナってたから、ついそんな言葉が出ちまったのさ。気にせずアナルの感覚だけ味わっててくれ」 深く激しいピストンで前立腺を亀頭で扱く。 ――ズチュ! ドチュ! ギュブ! グチュゥッ! ズチュズチュ! 「はひぃ! あ゛あ゛あ゛あ゛っ! んあ゛ーーーーっ!」 圭太が腰をガクガク上反らせて善がり狂う。 快感に悶えて首を左右に振り両手でシーツを掴む。 一旦萎えていた圭太のチンポがグググと頭をもたげ、ビュルッ! ビュルッ! と間欠泉のように白濁液をぶっ放す。 「あひ! 射精てるっ! 精液ぃ! 俺の! チンポあ゛ひ! ザーメンが! 出ちゃうっ!」 予告なく圭太がトコロテンで射精し始める。圭太の精液の匂いが俺の鼻に届く。これもオナホじゃ無理だったモノだ。 圭太の絶頂の証である匂い味わっているとアナルがギュムギュムと俺のチンポを強く締めつけ、俺も耐えきれずチンポを震わせ射精してしまう。 「ふぉ! イッグゥ! 射精るっ! 俺もイグッ! イクイク! ん゛ん゛っ! イグゥーーーーーッ!」 ドビュドバ! と怒涛の勢いで尿道を駆け上がる俺の精液。 昨夜もしっかりヌイた筈なのに凄まじい量の精液が放出されていく。 やはり、だ。 あのオナホを使うようになってから俺の精力は数段大きくなってやがる。 一発一発の精液の量が増えただけじゃない。一度イってもすぐに精液が充填され新たな快感を求めてしまう。 圭太と繋がったまま体位を変え四つん這いから正常位になった。 よりハッキリと圭太の顔を見つめる。 イった直後で汗を滲ませる圭太の顔。快感の余韻で上気したエロい圭太の顔。 そんな姿にしているのは俺、俺のチンポが圭太をこんなスケベな恰好に変えているのだと思うと、俺のチンポはあっという間に力をみなぎらせて再勃起する。 「あっ!? せ、先輩のチンポっ! また俺ん中で! 大きくなってる! おおきくなってるぅうううっ!」 宙に伸ばしてもがく圭太の手が俺の胸に触れた。 ―ビキ! ビビビッ!! 「んああっ! ぐぅぉっ!?」 俺は思わずのけ反った。 な、何だ? 俺の乳首が電気を発した? 「す、ごい……、先輩の乳首も、すっげぇ勃起して、こんなに大きくなってる……」 圭太が俺の乳首をツプン、と摘まむと心地よい電流がまたしても俺のカラダを貫いた。 「んがは! ぅあああああっ!」 「先輩のチンポが、ビクンビクンしてる……。乳首、そんなに感じるんすね? だったら俺が……」 圭太が上半身を起こして俺の右乳首をくりくり弄りながら左乳首をレロレロ舐める。 「んあはぁっ! ぐひぃっ! き、もぢぃっ! ゃばぃ! だ、めだ圭太ぁ! そんなのされたらっ! もうダメだっ! や、止めっ――」 「先輩、めちゃくちゃ乳首が弱いんすね。俺も、先輩が喘ぐのを見たいっす!」 圭太が本気になって俺の乳首を責め始めた。 快感の電気がビリビリ流れっぱなしで頭の中がどんどん乳首一色になっちまう。 乳白色の快感汁が脳内をドロドロに融かし、いつも以上にチンポがパンパンに膨張する。 「先輩のチンポがまた! また大きくなってる! んひぃ! ケツん中が熱いっ! 熱くて気持ちいいっ! きもぢぃぃーーーーっ!」 乳首からの快感と圭太の締め付けだけで俺は限界に達しイってしまう。 腰を振る余裕などなく俺の精子が引きずり出されていく。 「ん゛お゛ イグゥッ! イグイグイグイグ! も、もうイグゥーーーーーーーッ!」 今度は俺の射精に引きずられて圭太が二度目の精液を発射する。 「俺もっす! センパイッ! 俺も! 俺もイきそうっ! イグ! イグイグ! もうイッグゥゥーーーーーッ!」   ◇  至福の夜を過ごした圭太と俺は衣服を改めたり仮眠を取るためいったん自宅へ戻り、この日の夜に再び会う約束をして一旦別れることにした。   電車の窓から見る街並みは昨日となにも変わりがないのに、白み始めた空の下、なんだかいつもより尊いもののように目に映る。 圭太を途中の乗換駅まで見送り、俺だけになってしばらくぼんやりと圭太とのこれからの事なんかを考えていたら、いつの間にか眠りに落ちていた。  「お客さん~! お客さ~ん! 起きて下さい~! もう終点ですよー! この電車は車庫に入るので下りて下さいー!」 「――なにっ!? もう終点!?」 ハッと目が覚めると、そこは見慣れた最寄駅では無く30分以上先にある終点の駅だった。 起こしてくれた車掌に感謝の言葉を述べすぐに電車を下りようとした。 だが、一緒にあるべき俺の鞄が、通勤に使っているいつものバッグが見当たらない。 盗まれた!? 財布やスマホはジャケットにあるから大丈夫、とはならない。 社内で使う資料のほか個人情報が書かれたペーパーもあるのだ。 そして、圭太との話の流れでオナホのついて説明せざるを得なくなった時のためにとオナホを、『コネクト・ディベロッパー』を念のため入れてあったのだ。 「ど、どうしたらいいんだ? 俺の鞄が無くなっているなんて!」  慌てふためく俺に車掌が冷静にアドバイスをくれた。 「盗難の可能性もありますが、どなたかが落とし物として駅に届けている場合もありますよ? 居眠りしている間に手荷物だけ滑ってお客様のそばから離れちゃうことがありますから」 俺は車掌に落とし物の情報が集まる遺失物センターの電話番号を聞き、すぐに問い合わせた。 『ええとー、少々お待ちください~。――はい、お問い合わせの鞄、はい、ありました。確かに届いていますね。はい、乗っておられた電車の時刻、落とし物の特徴、はい、すべて合致するものが当センターにありました』 良かった。すぐに見つかって本当に良かった。 ホッと胸を撫で下ろした俺はまたもや遺失物センターのある都心の駅まで戻り、自分の鞄を無事に取り戻した。 中身を確かめると社内資料も個人情報が書かれたペーパーも全部あった。 助かった。最悪の事態にならずに済んだ。だが、大事なモノが一つ足りないんじゃないか? 「あれ? 無いっ! オナホが無くなっている!?」 遺失物センターの職員が怪訝な顔を俺に向けた。 気まずい空気を感じた俺はすぐに遺失物センターから離れた。 オナホだけ鞄の中から消えている、と職員に告げてどうなる? 俺が単に変質者認定されるだけ。 鞄を届けた誰かがゴミとして捨ててしまったのだろうか? オナホを捜索してくれと警察に頼む訳にもいくまい。 変質者認定に加え性的異常者として逮捕されかねない。 とは言え自力で探すにしたって限度がある。それより、今夜も圭太と会う事の方がはるかに重要だ。 「あのオナホが無くなったのは惜しいけど、新しいオナホを自慰専門店で買い直せばいいか。むしろ圭太と無事に付き合える事になったのだからすぐには必要もないしな」 未来の俺がこの時の俺を見たらぶん殴っていたかも知れない。 オナホを軽く考えてた「ツケ」がこのあと来るとは思いもよらなかったのだ。 「最悪」を免れたと思ってそのまま自宅に戻ってしまった自分の浅はかさを思い知るのはこの後だった。 とんでもない真の「最悪」が、俺と圭太を待ち受けていたのだ。

繋がるオナホで新性態 5

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