肝試しと称して、友人たちと共に行った山中での悲劇 この山では、大昔より妖怪が出る噂があった。 まさか本当に居るなんて… 一人で逃げた先で見つけた、巣窟とおぼしき洞窟。 このまま逃げ帰るわけにもいかず その中へ決死の覚悟で助けに行き、とうとう攫われた彼を見つけた。 だが友人の目は、自分の肩を揺する俺を視線に捉えなかった。 連れ出そうとしても、大声で叫き、俺の手を拒絶する。 あの蛇のようなバケモノに何かされたのだろうか… やがて、あの濡れ滴った水音と蛇体が這う音が聞こえてきた。 とりあえず、身を隠さなければ… そして俺は、彼が逃げられない… いや、「逃げようとしない」理由を目撃する……
eva932013699
2022-01-02 05:53:09 +0000 UTC