「ペット通販⑤」
僕が箱から出されると、そこには外人のおじさんがいました。
外国語で何かを話し、僕に犬の首輪をつけます。
僕はこの人のペットになったようです。
御主人様の人種は僕らアジア人より優れていて、神様のように敬うべき存在。
そして僕みたいに肌に色のついた薄汚い人種は生まれついての奴隷らしいです。
そう御主人様に教わりました。
薄汚い僕は生きているだけで空気を汚すから、「神様」から毎日何度も「聖水」を与えられ、汚れた身体を浄化する必要があると言われました。
「聖水」はとても塩辛くて、舌がしびれます。
アンモニア臭くて、お味噌汁みたいに濃い味がしました。
気分が悪くなって吐いてしまうと、恐ろしい懲罰が待ってます。
毎日何度も与えられるので、そのうち慣れました。
飲みきれなくて床にこぼれた分もしっかり舐めとります。
今では「聖水」を与えられる前に「神様」にしっかりと祈り、服従を示してから
頂きます。
僕は飲みたくもない汚いおしっこを飲むために土下座してお願いしなくちゃいけないんだ。あぁ、またこんな事考えてたら、御主人様にお仕置きされちゃうよ・・・。