バシィ!バシィ!
「ぎゃうッ!いぎぃイッ!」
「Still don't you understand? Stupid slave!」
(「まだ理解できないか?馬鹿な奴隷め」)
「おい、新入り。こんなんでそんな顔すんなよ?こんなの日常茶飯事なんだぜ?」
僕の生まれた国は「けいざいはたん」して多くの国民が海外に「ぼうめい」した。
亡命した先では生活がままならないので、みんな仕事を探すのに必死だった。
気付いたら奴隷として売られてしまったんだ。
同い年くらいの飼い主にお尻が真っ赤になるまで叩かれている同い年くらいの奴隷。
それを奴隷みんな眺めていた。
「見せしめだよ、悪いことしなくても適当に選ばれてブッ叩かれるんだ。」
いつか自分にも順番が回ってくるのに、まるで催し物を見てるような雰囲気。
叩かれてる奴隷が泣き叫ぶ度、僕は体がビクってしてしまうけど、
この子のようにそのうち慣れるんだろうか?
「へへへ、見ろよ。あいつのオケツ、真っ赤っかだぜ(笑)」
その昔、ギロチンが市民の娯楽であったように、
自分以外の奴隷のお仕置きは「娯楽」になっている、とかありそう。