ご支援ありがとうございます。
さて今回は、いつも「身内氏」という言い方にしておりましたが、明確に母親のお話を書いてみようと思います。
いつもボヤかすのはどんな関係性が誰の地雷に触れるかがわからないからです。
理由ですが、昔にいた同人ジャンルのフォロワーさんがご家族を亡くされたばかりだったそうで、「母親とか恋人自慢してる人は地雷。オタクの話がしたいだけなのになんで子供の自慢とかするの?だったらノロケアカでも作ってやってくれ」と仰っていた姿に妙に納得してしまったので、それ以来微妙にボカす言い方を使っています。
とはいえ私としても例えばお笑い芸人でもないのに相方、みたいな言い方するのが苦手だったりするので言い方は結構迷っています(笑)
そんなわけで今回は明確に、「家族」のお話なので、苦手な方はページを閉じるよう、よろしくお願いいたします。
これまで色々書いておりました、足を骨折し、人工関節置換手術を受けた母親なのですが、先日ついに退院となりました。ヤッタークララが立ったー!
とりあえずまとめということで、これまでのいきさつだったり入院中の話をしていきたいと思います。

突然ですが先日家族のひとりがド派手に転倒して両手両膝を怪我しました。 入院するという話もあったのですがコロナご時世で色々と難しくなり、自宅療養ということに。 片膝の皿にヒビが入る重症、もう片方はヒビまでいきませんが腫れてど紫に。 片腕も動かせず、家族総出で介助生活状態です。 なので最近では生活の補助...
最初はここでしたね。
6月某日、母が段差から転倒し大怪我をしました。
私は直に見ておらず、その日は確か徹夜で仕事をして昼くらいまで寝ていたのですが、なにかばたばた慌ただしい声が聞こえたのを覚えています。
段差から転んだ母を最初に見つけたのは父で、「ついに脳卒中起こして倒れたのかと思った」と肝が冷えたそうです。
当日のうちに入院か、という話もあったのですがコロナのご時世もありすぐには無理、家で療養するように、というお話になりました。
右足に超ごっついサポーターをつけ、左手に包帯ぐるぐる。
お風呂とトイレはしばらく父の介助で入り、寝るときはリビングに布団を敷いていました。(普段は2階の寝室です)
ちなみに手は最初捻挫と言われていて結構早々に包帯がとれたのですが、まだやたらと痛がるので再検査したところ「折れてますね」と(笑)
もともと運動不足や肥満などから、膝軟骨がほぼなくてまともな歩行ができなくなっていた母なのですが、「これは骨がくっついたら膝に人工関節入れた方がいいでしょう」という方向にいくことに。
ですがここで問題なのが治療費です。
大掛かりな手術になることは目に見えていたのでいくらかかるか、をまっさきに聞いた親ズ。
これが現実。
それを聞かされて当時私も焦っていました。
「PC買い替えるときのためにとっといた貯金を崩せば足しになるかな」「今口座にあるお金を経費もろもろ考えた残りを抜けば...」とかいろんなことを考えました。
親は「お前が出す必要はないよ。お金の心配はしなくていいよ」というのですが、我が家がそこそこ貧乏家庭なので、心配にもなります。
ですがそこで国からの救いの手が。(私は入院沙汰になるほどの怪我をしたことがないので知らなかった)
簡単に言えば国民健康保険にちゃんと入ってる日本国民であれば自己負担額は所得や年齢に応じて1ヶ月毎の限度額まででいいんだよっていうやつです。(であってる?笑)
母は入院が月またぎの1ヶ月なので2ヶ月分の限度額の請求になります。
というわけで本当にお金の心配がいらなくなりました。
とはいえ具体的な金額が決まるまで母親はとにかくお金のことをぶつぶつ言うし、なにより入院をしぶりまくっていたので、年末に「これだけありゃ大丈夫なんでしょ!」と札束をパァンと渡しておきました。
札束って1cmにするには100万円いるんだっけ...。
「今強盗に狙われたらやばい...」とヒヤヒヤしました。
というわけで年が明けPCR検査等も済ませ、いよいよ入院。
ポケットWi-Fiでネットにつなぎ暇なときはサブスクで映画が見られるそんな環境。
コロナ情勢のせいでお見舞いは禁止。廊下のガラス越しに会うことも禁止。
手術の付き添いはひとりなので父が行きました。
待合室的な場所に突っ込まれるかと思いきや、普通のロビーで待たされたそうです。
何かあったらすぐ家族に連絡をつかせるためなのか、トイレに行くときでさえも一声かけないといけないのだそう。
飲食禁止なのでただただ持参したiPadで映画見たりゲームしたりしてたらしいです。5時間弱ほど...(地獄)
さて、手術といえば薄暗くした手術室を上からカッと照らし、たくさんのお医者さんが患者を囲んでがちゃがちゃやっているなんていうイメージがありますね。
しかし実際のところ、大きめのホールのような手術室に、4組づつくらいで手術が行われていたのだそうです。
これは話に聞いただけのイメージ図でしかないのですが、15分くらい間隔をあけて順繰りに患者が入り、中でリーダー的なお医者さんが指示を出して手術していく、という形だったとのこと。
軽傷の手術の人は自分の足ですたすた入って10分くらいで出てきたらしいです。
入る順番を間違えば普通に切ってるとこ見えちゃうらしいですね(怖)
6時間ほどかかると聞かされていましたが、人工関節置換すること300人の手練れの先生のおかげでおもったより早めに終わりました。
輸血はしなかったとのことなので、本当にうまいんだなと安心しました。
傷跡は膝小僧に1本縦線ががっちりだけです。多分この縦線からぐわっと開いてドリルとかゴリゴリやってたんでしょうね。
術後翌日からリハビリ予定だったのですが、貧血や痛み止めの薬で胃を荒らした母は、翌日盛大に吐いてしまいぐったり1日寝込んでいました。
食事もまともに食べられないくらい気持ちが悪かったらしいのですが、それでも出されたものは「頑張って食べてください」と...鬼か。鬼なのか。
病院食はまずい、というイメージを持たれがちなのですが、入院先の病院ではおいしいものがいろいろ出たようです。米も温かかったと。
毎食写真を送ってもらっていたのですが、天ぷらうどんとか松茸ご飯(に見せかけたしめじごはん)とか、ナポリタンとかオムライスとかエビチリなんてのもありました。
正直冬場は鍋ローテで楽している家よりいいもん食ってるなと思ったものです(笑)
いよいよ始まったリハビリ。
まずは膝の曲げ伸ばし訓練なのですが、意外なことに機械を使います。
メカに足を乗せて、そのメカがゆーーーっくり上下して膝が自動的に曲げ伸ばされるというものでした。これを片足50分くらいやっていました。
日が進むごとにちょっとづつ曲がる角度を変えていったそうです。
ちなみに膝を人工関節にすると、正座ができなくなります。もっとハイテクなものなら正座できるものがあるとは聞いたことありますが、とりあえず階段やトイレで困らない程度曲がればいいんじゃないかなとは思っています。
院内で機械を使用するスケジュールがパンパンなのか、この膝曲げマシンリハビリは朝の5時とかにやっていました。すんげえ眠いなか叩き起こされて激痛と戦いながらの曲げ伸ばしマシン。もう本当におつかれさんとしか...
途中から「 iPad見たり操作しながらリハビリしたいけどそういう器具はないか」と言われたので急遽買ったのがベッド用アームでした。看護師さんに「うわなにそれいいな!すごいですね!」などと言われましたが担当のお医者さんからは「あんまり遊ばないようにね...」と釘を刺されたのだとか(すまんて...)
というわけでなかなか快適な環境が整い、シャワーも2、3日に一度浴びに行くこともでき、思ったよりは順調な入院生活。
車椅子も術後一週間しないうちに卒業できており、看護師さんに手伝ってもらわずともトイレに行けていたようです。
着替えやタオルなどの差し入れにもなんだかんだ父や兄が毎日行っていました。
私も何回か同行しました。とはいえビルの上に向かって手を振ったりするくらいなのですが...。
駐車場には同じように直接会えない患者さんたちのご家族が上を見て手を振ったり、電話をしたりしていました。皆大変だね!
その他歩行器(赤ちゃんが歩く練習するようなやつとか)での訓練、平行バーを使った訓練(アニメとかで見るやつ)、エアロバイク漕ぎなど色々とやっていたようです。
今回母は病気ではなく怪我なので、血の気が戻ればけっこう持て余していたようで、「まあちょっと早いけど体調もいいみたいですから早めの退院で調整しましょう」と、術後4週間で予定より早めに退院することができました。
退院前2回分のお支払いがあったわけですが、事前に言われた300万からの...実際に支払った金額は宿泊費、パジャマ代、食事代含めなんとなんとの.....あんまり具体的に言うとさすがに家の所得が逆算でばれそうなので言えませんが、0を減らすことができ、家庭崩壊は免れました。
父「アメリカなら全額負担だよな」
兄「いやはやいい国だな日本は」
姉「なるほど海外は貧乏人は怪我を負ったまま治せないのか...」
いやあ本当に..........日本、推せます。真面目に日本人しててよかった。
もちろん私が持たせたお金から支払ってもらいました。
超カッコつけて札束を渡したのに、かなりの金額が「悪いからこれ....」と返ってきてしまいました。キャーカッコワルイ!!!
余談ですが請求書に同封されていた、どんな薬をいくら使っただとか、骨セメントが何グラムだとか、そういったパーツ表がちょっと読んでて面白かったです。
ああ、これがあの膝に入ってるんだすげー!ってなる。
今後の問題としましては、重症だった方の右膝の骨がだいぶ脆くなっており、食事だけでは食べる量や偏食もあってなかなか再生しづらいとのことで、栄養補填のためセルフ注射をする羽目となってしまいました。
毎日自分で注射をして、それを2年間。2年間の総額が正直入院費より高くつくのでは?という話になってしまいました。
まだ実は長距離を歩くことはできませんが、以前と比べて立った姿は段違いにまっすぐです。
今でもまだ右の膝が特に痛いようで、時折痛みで唸り続けてしまう日も。痛み止めを3時間ごととかに飲むので結果体調がよろしくないという悪循環です。
リハビリ用に近所の整骨院に通っているのですが、「ずいぶん早いうちに退院しちゃったんですねえ」と言われてしまったそうです。まあ骨削ったり肉をかっさばいてまだひと月程度だと、再生もしきっていないわけですよね。多分。
と、いうわけで偏食の母のため食事に混ぜ込むカルシウムとかを味噌汁に混ぜ込んだりもしていますし、カルシウムが過剰過ぎても今度は結石ができるかも、というわけでレモン水を飲ませたりーと色々まだ工夫が必要な日々です。あとは時間が解決してくれると思うので、とにかく早い再生を祈りご飯を作っていくのみです。
ここまでの生活でやはり怪我には気をつけなきゃ、と強く思うようになりました。
皆さまのどうぞちょっとした段差にはお気をつけください!
というわけで、母の入院話でした。
なんだかんだ1ヶ月いろいろありすぎたので私までちょっとぐったりしていますが、またばりばり働きたいと思います。リクエストなどご依頼お待ちしてます。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。