前回、前編・中編の続きです。
※後編の投稿が遅れたため、前編と中編の公開範囲も、この後編と同じタイミングで扱います。
前編 https://ohma.fanbox.cc/posts/2271305
中編 https://ohma.fanbox.cc/posts/2297164
花恋の言葉を受けて、満吉ももう迷うことはしないで、入口でとどまっていた亀頭を、まだだれも入ったことのないその部分へと進めていった。
は…入った…女の子のアソコに…
性器の残りの部分も飲み込まれて、性器の根元で身体が密着する。
「んっ…痛っ…」
花恋は、今までに経験したことがない深部で感じる異物感に身を捩りそうになるのを堪えた。
「ああ…ゆっくり…するからな…でももうこれで全部入ったから…これ以上は奥には行かねえよ…」
挿入に耐える花恋に気遣ってそう声をかけたところで、満吉は改めて花恋と身体を繋げたことを実感する。それは花恋も同じで、繋がったその部分が伝えてくるその大きさや硬さや熱さに、今まで頼りにしてきた巨体の幼馴染の存在を改めて感じられた。
ゆっくりした腰を抜き差しが始まる。
満吉の先端から漏れる先走りと、花恋の秘所を潤わせる愛液と、混じり合った2人の体液が、性器の出入りの度に溢れ出て、静かな部屋にグチュグチュと行為の音を響かせていく。
「どう?結構濡れてて、滑りは良いけど…痛くねえ?」
「えっ…と…もう平気…かも…」
満吉に言われた通り、性器が出し入れされるそこは溢れるほど潤っていて、強い痛みを感じることはない。しかし、それは紛れもなくこの性行為に対して身体が反応しているということで、満吉がそれを抜き差しのたびに鳴る音だけでなく、自分に突き入れるペニスの粘膜で感じているのだと思うと、花恋は急にそのことが恥ずかしくなってしまう。
「そっ、そうか…平気か…よし…」
「うん…大丈夫だよ」
しかし、内心では実際に自分の身体の反応に戸惑いも感じていた。
最初はペニスに狭い秘所を押し広げられるのが痛かったけれど、今はそれが出入りをする度に中を突かれるのも辛くない。
むしろ自分の中に硬いものが打ち付けられるたびに、相手の情熱みたいなものが伝わってくるみたいで、心地良くすら感じる。
「…これでどうだ?」
「あ…んっ…そっ…それ…」
満吉が嬲るように角度を付けてペニスで柔肉をこね回す。以前見たエロ動画で見た動作を思い出して行った稚拙な動きだったが、初めての官能に戸惑う彼女を揺さぶるには十分だった。
「き…気持ち良くないか?…お…俺はすっげえ良いぞ?…花恋の中…」
「…んっ…き…気持ち良い…」
「ふおーっ…かっ…可愛いじゃん…」
自分の動きに合わせて一生懸命反応を返す花恋を見て、自然にそんな言葉が口をついてしまった。
「…わ…私…ちゃんと可愛い?…」
聞き返されて、改めて可愛いと口にすると、目の前の花恋が本当に可愛く思えてきて、もっと恋人のように求めたくなってしまう。
「…おう…可愛い…ぞ…そうだ…その…あ…あれもしたい…」
「…アレ?……」
花恋が口籠る満吉に聞き返す。まだやっていないことがあるのか。
「…う…うむ…さっきは飛ばしたけどエッチはだな…お互いの口と口も…」
「あっキスね…うん…」
すでに性器で繋がっており、キスを行うことについてもそんなに抵抗はなかったものの、満吉からためらうように伝えられると、何か特別な意味を持った行為のように感じられてしまう。
満吉の口が花恋のそれに重ねられると、大きな舌が少女の口内に差し込まれた。
「んっ…む…満吉ちゃ…」
「…むっ…花恋ぅ…」
性器で繋がったまま、口でもお互いを感じ合う。
ただでさえ荒げていた呼吸が、キスでさらに乱れて、行為も相まってお互い陶酔したように呆然とお互いを見つめ合った。
「…んあっ…満吉ちゃん……」
「…花恋…口もすごく良い…最高のアイドルだぞ…」
普段とは打って変わってしおらしい幼馴染に、どぎまぎとした気持ちが湧き上がり、もっと自分をぶつけたくなった。
「も…もっと動いても良いか…?」
「…良いよ…動いて…んっ…」
「どうだ…これは良いか?…」
満吉が気遣いながら、しかしより入念に濡れた内部を男根で捏ね回す。
「うん…中で満吉ちゃんのが当たるの…んっ…良い…」
満吉の動きに合わせて、より深く繋がるように花恋からも腰を動かしていく。
「くそっ…花恋そんなエロい動きを…お…俺…」
突き入れる性器を貪欲に咥え込んでいく幼馴染の卑猥な反応に、満吉も理性のタガを外れて絶頂に向けてのラストスパートを開始した。
「んっ…そっ…そんな急にっ…満吉ちゃん…ちょっ…」
勢いを増した突き入れに、花恋がたじろぐ。
しかしそんな心とはとは裏腹に、すでに発情した肉体はその男性器の猛攻にすら歓喜の反応を示して、より多くの愛液を溢れさせるとともに、突き入れの度に湧き上がる快感の波が、理性を押し流していった。
「…あっ…待って…なんか……何これ…満吉ちゃん何これ……」
身体の奥から広がる言葉にできないような衝撃に襲われて、自分に覆いかぶさっている満吉に必死でしがみつくも、秘所に次の一撃を喰らった瞬間、意識が真っ白になってしまった。
「花恋っ?」
感極まって自分に抱き着いてきた花恋に驚いて、その密着感と急激な秘所の締め付けの変化に、満吉の興奮も限界まで達する。
「ああっダメだ…もう持たねえ…!」
「ちょっと待ってちょっと待って…あっ…うーっ…あっ…間に合った…んっ…あっ…ああ…出るっ…」
自分にしがみつく花恋との結合をなんとか解いて慌てて埋め込んでいた爆破寸前のペニスを引き抜くと、その途端堪えていたダムが決壊して、一回二回と止めることのできない熱い白濁の噴射が、花恋の肌に降り注いでいった。
「あっ…これ…男子の…出るやつ…すごい…」
「あーっ…すまん…かかっちゃって…あーっ…」
中出しは避けられたものの、腹にぶっかけてしまい…満吉が半ばテンパリながら花恋に謝る。
しかし、満吉が自分との行為で達した証である精液が、自分の肌に降り注ぐ熱さと量で感じて、花恋の中には温かな満足感が広がっていく。
「…えー、いっぱい出ちゃったねえ…」
「…ん…なんか…出しちゃったなあ…」
絶頂の余韻が過ぎ、シャワーを順番で浴びる。
花恋が浴びた後に満吉が入れ替わりに浴びたシャワーから戻ってくると、すでに花恋は来た時と同じ服装に戻っていた。
一瞬さっきまでの出来事が現実に起こったことなのかと疑ってしまう。
「…満吉ちゃんありがとね…来て良かった…その…怖かったけど…満吉ちゃんとできて…」
花恋が満吉の疑いを打ち消すように、礼を伝えた。
「あ?…えっと…いや俺も…」
行為を終えてなんだか花恋の様子が変わったようで動揺してしまう満吉。
一緒になれて嬉しいって…?
それは前から自分のことを想っていたということだろうか…
そもそも枕営業がどうとか言ってたのも嘘で、自分と結ばれるための口実だったのでは?
よくよく考えればそんなアホなこと言い出す奴なんて存在するわけないだろう、常識的に考えて…
ここにきて相手の真意を悟り、アホだと思っていた花恋が自分に向けていた気持ちにも気付かないで、俺はなんてバカだったのだろうと満吉は強く打ちひしがれた。
「みたいな感じでどうかなー?」
「…は?」
「だから、枕営業する時のキャラ、今みたいな感じ、控えめで可愛くない?」
常識で考えられないアホは実在した。
「あっ…あー…うん…演技ね…ま…まあ良く演技出来てたんじゃね?…」
「そっかー…よーし取ったるぞ〜」
突如幼馴染から寄せられた好意にどう応えるかという難問が思い過ごしであったことに満吉はホッとする。
しかし、一方で残念というかモヤモヤとした気持ちも湧いてきて、その気持ちの正体を探るべく幼馴染の顔を見るが、満吉のモヤモヤなど全く気に留めないように、オーディションへの期待に目を輝かせていた。
この、人の気も知らないで無鉄砲にアイドルになるとか突っ走ってるのを見てイライラするのだ、ひとまず満吉そう結論づけた。
「…なあ、やっぱオーディションとかやめとけば?枕営業までするとか…」
「えー、これでやめたら何のために練習したのかわかんないじゃん」
「それに、エッチ…試してみたら良い感じだったし」
「あ?俺良かった?じゃあもう一回…」
それが自分が相手であることではなく、行為自体に対しての感想だと分かっていても、良かったといわれると悪い気はしない。
「だから、業界の人とするのって、どんな感じか楽しみなんだよね〜」
満吉の一瞬の上機嫌は即座に損なわれた。
「あー…ちなみに…」
「ちなみに?」
「お前…どういうタイプのアイドルで売るつもりなんだ?ほら…知性派とかおバカ系とか不思議ちゃんとか…」
オーディションを受けるのはもう辞めそうにないので、先のことをどう考えているのか聞いておくことにする。
「あー、そうだよね…そうだなーアタシは…」
「あっ、おバカ系な。うん、演じる必要がなくて良いと思うぞ」
満吉は自分で聞いておいてなんだなとも考えたが、心配よりもこれ以上無鉄砲な計画を聴きくないという気持ちが勝って、バッサリとそこで会話を打ち切ってしまった。
「え〜、それひどくない?」
「全くひどくない」
数日後
「普通に面接で受かっちゃったー」
「へ?合格…?」
花恋からの予想外の結果を報じられて、満吉は言葉を失った。
花恋が合格したということは、本当に枕営業をして…?
「うん、オーディションで特技を訊かれて『特技はないけど枕営業してでも頑張ります!』って言ったの」
「言ったのか!オーディション会場で!……えっ…と…それで合格したということは…その…枕を…」
「そしたらね、プロデューサーさんも感心して『面白いこと言うねー』って笑ってくれて評判良かったんだよね」
「それって…」
どうやら花恋の発言はかなり際どいジョークとして受け取られたらしい。
「…どちらにしても…それで受かるって…その事務所大丈夫なのか…?」
「はー?満吉ちゃんの方が分かってないんじゃない?プロデューサーさんね、君には光るものがあるって言ってくれてたんだから」
「光るもの?」
「そ、アタシは難しいことは考えなくて良いから、ニコニコ笑ってありのままでいれば、みんなが笑顔になってくれるって」
「…みんな笑ってくれるって言われた?」
「ん?そう言わなかった?」
「いや…うん…そのプロデューサー結構わかってるのかもな…」
「でしょー」
それって絶対お笑い枠だなと確信しつつも、せっかく良い気分に浸っている花恋を見ると水を差す気にもならず満吉は言葉堪える。
「満吉ちゃんもライブ見にきてね!」
はい、と花恋が早速決まったライブの予定が書かれたチラシを差し出す。マイナーな箱ではあるが、本当にデビューしてライブを行うらしい…
「うお…まじか…」
「マジだよ〜」
2人でチラシを眺めながら、花恋が駆け上がろうとするアイドルへの階段の次のステップについて、両者それぞれの面持ちで想いを馳せるのだった。
おしまい
●雑記
後編のアップです。遅れてすいません!💦
二人の掛け合いテキストは作っていて楽しかったのですが、作ったり消したりで思いの他膨らんでしまいました。サラッと書けるくらい上達したころに、またチャレンジしてみたいです😄