トライセプスです!投稿が遅くなっちゃって申し訳ございません。
年末の特有の忙しさとデカい頼まれごとを引き受けちゃってドタバタしてます...あと遅くなってしまいましたが頂いたプレゼントの感謝話とか、誕生日に気合い入れて作った料理の自慢とかもしたいので、それは別記事で!
今回は俺ガイルよりメインヒロイン3人の王道な催◯NTR小説です!
内容の主軸はガチガチに鉄板なストーリーなのですが、三部作で全体ボリュームたっぷりなので今回の前編は導入〜前戯をねっちょり書いております!
羞恥プレイ多め。
コンドームを女の子に買わせるシチュ好き(自画自賛)
・前編:導入〜前戯 (ヒロイン好感度:低)
・中編:全員初体験でたっぷり4P、八幡くんイジメ (ヒロイン好感度:中)
・後編:ひたすらスケベする、八幡くんイジメ (ヒロイン好感度:高)
という徐々に堕ちていく感じにしたいです!
プロットはできてますが端的に書くと頭悪そう。
多分今年ラストになっちゃうかと思いますが...お楽しみくださいませ!!
可能なら中編も今年中に書けたら理想です!
『原作』やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
『人物』雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣、一色いろは
『あらすじ』ある日、八幡不在の奉仕部へやってきたキモデブハゲ男・肝山。『文化祭で催◯術ショーをしたいから出演してほしい』という依頼をされた雪乃はキッパリ断るが、結衣は興味本位で体験する事に。雪乃といろはも半信半疑のまま体験することになり、3人は本命の催◯をかけられ......肝山田の奉仕部丸ごとNTRハーレムが幕を開ける!♡
『文字数』前編16700文字
千葉市立総武高等学校。
この高校には”奉仕部”と呼ばれる謎の部があった。
名前から連想される”ボランティアをする部活”でも、”いかがわしい意味の奉仕をする部活”でもなく、顧問いわく”自己変革を促させるための部活”と言われている。
部員の3名はこれまで様々な依頼を請け負ってきたが、その知名度は知る人ぞ知る程度のレベルだ。
しかし部活の知名度とは別に、3名のうちの2人の女子生徒はそれぞれ目立つ存在であった。(残り1人の男子生徒は存在感がない)
ある日の放課後、奉仕部の部室こと空き教室には3人の女子生徒が集まっていた。
ピンク髪の生徒がチョコレートのオシャレな小袋をカバンから取り出している。
「はい、ゆきのん!いろはちゃんも!一個ずつあげる!」
チョコレートを手渡している女子生徒は由比ヶ浜結衣。
スクールカーストトップである男女グループの一員でもあり、ピンク髪の今時のギャルといった派手な陽キャ巨乳美◯女。
雪ノ下とは異なりコミュニケーション能力が抜群に優れていて、かつ素直で近寄りがたい存在である相手にもさりげなく気を遣える根っから優しい性格をしている。
それゆえに八方美人なところもあるが、一般社会に馴染むという点では雪ノ下よりも優れているかもしれない。
ただし頭の回転は遅いため奉仕部の中ではアホや真性のバカと言われており、料理も壊滅的に下手という欠点もある。
「あら。ありがとう由比ヶ浜さん」
読んでいた本を置いてチョコを受け取った女子生徒は雪ノ下雪乃。
“学校一”と名高い黒髪ロングのクール系スレンダー超絶美◯女であり、成績優秀・運動神経抜群・料理・洗濯・家事までこなせる表面だけなら完璧超人。
さらに親が優秀かつ裕福なため、彼女は女子◯生ながらタワマンに1人で住んでいる。
そんな雪ノ下であるが上記の完璧っぷりを灰燼に帰すほど口が悪い。
よく言えば正直者であるのだが、建前やごまかしを一切口にしない歯に衣着せぬ性格であり余計な事までズバズバ言うため、”氷の女王”と呼ばれ男女両方から良くも悪くも注目されている存在だ。
「ありがとうございます、結衣先輩!」
もう1人チョコを受け取った女子生徒は一色いろは。
地毛である亜麻色のセミロングヘアと、大きな瞳が特徴のふんわり系後輩美◯女。
ちょっぴり着崩した制服とカーディガンの袖が少し余っている緩めなファッション、計算された可愛らしい口調や所作は、女慣れしていない異性を”勘違い野郎”にしてしまいそうな小悪魔のJ◯だ。
彼女は奉仕部のメンバーではなく生徒会長なのだが、紆余曲折を経て奉仕部によく居座るようになっている。
一色はサッカー部の先輩にして由比ヶ浜のグループのリーダー的存在の男に恋慕しているが、それとは別に奉仕部の男とも段々と親しくなっていて...
とにかく、現在部室にいる3名はそれぞれ一長一短あるが、美女である事は誰から見ても揺るぎない事実だ。
「ところで今日先輩はいないんですか?」
「ヒッキーは病気で数日休むって。ゆきのんと2人でお見舞いに行こうと思ったんだけど、うつるタイプの病気だからダメだって断れてちゃって」
「え!先輩病気なんですか?!それ大丈夫なやつなんですか?!」
「大丈夫よ一色さん。比企谷くん自体が病原菌の塊みたいなものだもの」
「ゆきのん!」
「こほん...今のは冗談だけど、安心していいわ。彼の病気は一般的に3〜4日程度で治るらしいから。症状も若者ならそこまでキツイものでもないらしいわ」
「雪ノ下先輩、やけに詳しいですね」
「っ...きょ、興味本意で調べただけよ」
「ゆきのんもヒッキーのことしっかり心配してるんだよね!」
病欠中の奉仕部唯一の男子部員・比企谷八幡は卑屈で影の薄い陰キャではあるが、美女3人から好意や信頼を寄せられている中々すみに置けない男である。
だが彼については...それくらいの情報でいいだろう。
コンコンコン
3人が和やかに会話を楽しんでいる部室の扉がノックされた。
彼女らは会話を中断してそちらへ注目すると、数秒してからゆっくりと扉が開けられていく。
八幡が欠席している今、こんな場所へ訪れる人物などかなり限られてくる。
しかしそこにいたのは顧問でも、これまでの依頼者でも、誰かの知人・友人でもなかった。
「あの〜、ちょっといいですかぁ?ふひっ」
来訪者の正体はニチャついた笑顔で部室を覗いてくる、見慣れない男子生徒であった。
制服こそ着ているが妙に老けており、肌は茶色、髪はM字ハゲの前兆が見られ、顔はブサイク、体型は八幡の友人(?)の材木座義輝とほぼ同じ...総合的に言えば”気持ち悪い不審者のような男”である。
その怪しい雰囲気を感じ取った雪ノ下と一色は彼を警戒し、由比ヶ浜は少し緊張した趣を見せた。
(明らかに不愉快な男子ね)
(この気持ち悪い人、誰?先輩たちの知り合い?)
(ヒ、ヒッキーのお友達...かな?見た事ないけど...)
「と、突然すみませ〜ん。ここって奉仕部ですよね?」
「そ、そうだよ」
「よかったぁ!話に聞いた通り!じゃあボクからの依頼を受けてほしいんですけど〜」
「お断りするわ」
「ええ?!そ、そんないきなり!話だけでも聞いてくださいよぉ!」
「げっ、入ってきた」
男は部室の敷居を跨ぐと、ズカズカと彼女らの近くまでやってきた。
その無礼な行動に雪ノ下は露骨に眉をひそめる。
「アナタの話を聞く気はないわ。今すぐ回れ右して退室してくれるかしら」
「ま、待ってくださいよ〜。実はボク、静...じゃなくて、平塚先生の紹介でやってきたんです〜」
「平塚先生の?」
「え!そうなの!?」
「そうなんですよぉ。だからボクの依頼、聞いてくれますよね?」
「はぁ...仕方ないわね。ただしあくまでも話を聞くだけ。依頼を受けるかどうかは別よ」
「ふひひ、ありがとうございます♪」
顧問の紹介とあってはこのまま冷酷に追い払う訳にもいかないと判断した雪ノ下は、話を聞くだけ聞いて依頼など受けるつもりはなかった。
一色は露骨に男と距離を取って雪ノ下の隣へ移動し、由比ヶ浜は椅子を男に差し出す。
だが男はそれを遠慮し、立ったまま話を始めた。
「依頼の前にまずは自己紹介からさせてもらいますねぇ。ボクは1年E組の肝山田肝井って言いま〜す」
「「1年...」」
2年生の雪ノ下と由比ヶ浜が1年の一色をチラリと見るが、彼女は首をブンブン横に振る。
「わ、わたしは知りませんよ!見た事ありません」
「そっかぁ」
「それは妙ね。彼のような不愉k...個性的な男子生徒、嫌でも記憶に残りそうなものだけれど。ましてやアナタ、生徒会長でしょう?」
「た、確かにそうですけど...ガチで知らないです!あの...肝山田さん?失礼ですけど、ほんとにわたしと同じ1年生ですか?正直おじさんにしか見えないですけど」
「おじさんはひどいなぁ〜。ちゃんと1年ですよ。今回はね」
「今回?」
「おっと、何でもない。え〜っと、皆さんが知らないのも無理はないんですけど、ボク2日前に転校してきたばっかりなんですよね〜。学◯証もありますよ、ほら」
転校というワードと学◯証を見せられ、3人は訝しみつつもとりあえず納得した。
肝山田は”高◯生のコスプレをしただけの中年男”にしか見えないが、確かに学◯証には1年生と書いてある。
「さて、それで依頼内容なんですけど...実はボク催◯術が大得意でして。今度ある文化祭のステージで◯眠術ショーをしたいんですよね〜。でも肝心の出演者がいなくて困ってるんです。転校したばかりで頼める友達もいないので」
「なるほど。つまり私たちに”やらせ”の出演者になってほしいと?」
「や、やらせなんかじゃないですよぉ!」
「そうだよ、ゆきのん!催◯術はちゃんとあるし!」
依頼の概要を聴き終えた雪ノ下がすぐさま肝山田を追い出す流れを作りに行ったが、そこでなぜか味方である由比ヶ浜から援護射撃を食らい、さしもの雪ノ下も一瞬フリーズした。
由比ヶ浜が実はすでに催◯術にかかっている...という訳でもなく、肝山田も「え?」という顔をしている。
「どうして結衣先輩があっちの肩を持つんですか?」
「え?この前、テレビで催◯術を実演してる番組をやってたから。すごいんだよ!出演者の人たちが椅子から立てなくなったり、両手が離れなくなったりしてて!」
「由比ヶ浜さん...テレビこそやらせの温床よ。全部演技に決まっているでしょう。まさか本気で信じる人種がいるなんて思わなかったわ」
「そ、そうなの?!」
良く言えば純粋、悪く言えばおバカな由比ヶ浜は、まるでサンタの正体をバラされた子供のようにガックリと肩を落としてしまった。
だが雪ノ下の発言を聞いた肝山田は逆にニマニマと気色の悪い笑みを浮かべる。
「今のは聞き捨てなりませんよぉ〜。テレビはどうだか知りませんけど、ボクの催◯術は本物ですから♪」
「くだらないわね」
「そう思うなら今から試してみます?」
「断るわ」
「わたしもパスです。なんかセクハラされそうなので」
警戒心がまともに機能している2人は話に流される事もなくキッパリと拒絶した。
しかし残りの1人だけは違う。
「面白そう!2人がやらないなら私がやってみるよ!催◯術を証明してあげる!」
「ふひ、そうこなくっちゃ!えっと...」
「あ!そういえば名乗ってなかったよね。私は2年の由比ヶ浜結衣!黒髪の子も2年で雪ノ下雪乃ちゃん!その隣が1年の一色いろはちゃん!」
「由比ヶ浜さん、勝手に個人情報を漏洩させないでほしいのだけれど」
「同感です」
「え!?ごめんだし!」
「ふひひ。ありがとうございます、由比ヶ浜さん♪それじゃあ早速、催◯術をいくつか実演してみましょうか。お2人に信じてもらえるように頑張ります!」
こうして奉仕部部室にて催◯術ショーが始まった。
「深呼吸して〜。は〜い、アナタは意識が遠くな〜る......アナタは椅子から立てなくな〜る...」
「すーーー...はーーー...」
「ほいっ!目を開けてみて」
椅子に座って目を閉じた由比ヶ浜に向かって低い声で暗示をかけ、最後に脂肪の乗った手を叩く。
すると眉唾に思える催◯術の効果がすぐに表れた。
「どうです?由比ヶ浜さん、立てます?」
「えっと......ん、ん!...あれ?た、立てない?!椅子にお尻が縫い付けられてるみたい!」
「大成功〜」
「肝山田くんすごいし!ほらね、ゆきのん!やっぱり催◯術はあるんだよ!」
「バカバカしいわ」
「ですねー」
「むむっ、じゃあ次は由比ヶ浜さんの両手がくっついて離れないように暗示を掛けますから、お二人は両サイドから腕を引っ張って引き剥がしてみてくださいよ〜」
「分かったわ」
雪ノ下が了解すると、いろはも首を縦に振った。
そして肝山田は同じ手順で由比ヶ浜に催◯術をかける。
「今度はどうですか?まずは自分で両手を離せるか試してみてください」
「OK!ん...ぐっ!...ふんぬぬぬぬーっ!...は、離れないし!?」
「ですよね〜。ではお二人、引っ張ってみてください」
「雪ノ下先輩、やりましょうか」
「ええ。茶番を終わらせましょう」
2人は由比ヶ浜の腕を片方ずつ分担し、両手でしっかりと握りしめる。
そしてタイミングを合わせて徐々に力を入れながら引っ張っていく。
だがしかし、由比ヶ浜のくっついた両手は2人分の力を諸共せず、最初の位置から全く動く気配もなかった。
「ぐぬぬぬぬー!...ほ、本気で引っ張ってるのにビクともしない!」
「くっ、ん...!...っはぁ、はぁ...は、離れない...ありえないわ」
「ふっふ〜ん!だから言ったでしょ〜!」
「いや、結衣先輩がドヤらないでくださいよ。催◯術にかけられてるだけなんですから」
「お二人とも、これで信じてくれました?」
「うーん...にわかには信じがたいですけど」
「私は信じていないわ。由比ヶ浜さんは思考回路が単純で、元々催◯術を信じているからペテンに掛かっただけでしょう」
雪ノ下の疑い深い発言を受けた男は、ニヤリと不気味な笑みを見せた。
「そう言うと思いましたよ〜。性格がひん曲がってる人は大体そうやって難癖つけてくるんですよね〜」
「............」
「雪ノ下先輩、顔怖いです」
「お二人も体験してみればすぐ信じますよ、ふひっ」
「わたしは...まあ一回くらいならやってみても良いですよ。ちょっと興味出ましたから」
「私は遠慮しておくわ」
「あれれ〜?もしかして雪ノ下さんビビってます?もし催◯にかかったら自分の主張が負けちゃうからって」
「...良い度胸ね。いいわ。私に催◯を掛けられるものなら掛けてみなさい」
押してダメなら引いてみる。
肝山田はいろはだけでなく、負けず嫌いの雪ノ下も見事に催◯体験の土俵に引っ張り出す事に成功した。
(良かった〜。2人もちゃんと誘いに乗ってくれて。ボクの催◯術は一度掛けちゃえば後は自由自在に命令できるけど、最初の本催◯だけはしっかり掛けないといけないからね。ふひひ、これでこの超絶可愛い3人はボクのオナホ確定〜っ♪ まだ本性を出すのは我慢!勃起してるのもバレないようにね)
「アナタ、何をニヤけているの?気持ち悪いわ。時間がもったいないから早く始めてちょうだい」
「ふひひ、すみませ〜ん。では始めます。まずは目を閉じて、ゆっくりと深呼吸。皆さんの意識は暗い海の中に沈んでいきま〜す。ボクの声だけが透き通るように聞こえて、それ以外の声も音も聞こえませ〜ん」
「「「.........................」」」
先の2回よりも催◯の準備が長い事を3人は疑問に思ったが、誰もそれを口に出して指摘しないためそのまま受け入れる形となる。
男の声を聴き続けて何十秒、何分経過したのかも分からず、いつの間にか3人は眠ったようにその意識を沈めていた。
浮遊感と安心感だけがある意識の中に、何者かの低い声だけが抵抗もなくじんわりと染み渡る。
「ふひひ、良い感じ。こほん...それでは皆さんにこれから催◯を掛けまぁす。あなたがたはそれを無意識レベルで信じ、実行しま〜す。
『その1、肝山田に奉仕するのが奉仕部...と生徒会長の義務であり目的』
『その2、奉仕すればするほど肝山田の全てを異性として魅力的に感じる』
『その3、肝山田以外の男は不要。肝山田を邪魔する奴はどれだけ身近な人間でも大嫌いになる』
『その4、肝山田に命令・お願い・質問をされたら無条件で聞かなくてはならない』
ざっとこんなもんかな♪
皆さん、この催◯を意識に刻み込んだら右手を上げてくださ〜い」
「「「..................」」」
最初に手を挙げたのは由比ヶ浜、数秒遅れていろは、それから十数秒遅れて雪ノ下が手あげた。
「ふひひ!!!はい、下ろしてくださ〜い!では皆さん、ボクが手を叩いたら目覚めてくださいね〜!——————ほいっ!」
————————————————————————
「話を本題に戻すけれど、アナタは私たち3人に文化祭でやる催◯術ショーの被験者をやってほしいのね?」
いつもと変わらぬ奉仕部の部室では、雪ノ下が紅茶をすすりながら依頼主と対面で話をしていた。
依頼主の肝山田と名乗る男は両サイドに密着して座っている由比ヶ浜といろはの背後から手を回し、シャツの中へ堂々と手を突っ込み、ブラ越しの乳房をのんびりと揉みしだいている。
「ふひ〜、一目見た時から分かってたけど結衣ちゃんは乳デカいなぁ〜。いろはちゃんも中々あるね〜」
「んっ...っ…」
「はぁ...はぁ...ん」
(さ、さっき会ったばっかりなのに、いきなり胸揉ませて欲しいなんてありえなくない?!...肝山田くんに奉仕するのは奉仕部として当たり前だけど、なんかすっごく抵抗感あるし...!)
(キモいキモいキモい!普通初対面で女の子の胸揉みます?!ガチで無理!ってか最悪っ!葉山先輩ならまだしも...こんな臭くてキモいおじさんみたいな男子に触られるとか、生徒会長の仕事じゃなければ絶対ありえない!)
「す〜〜〜、は〜〜〜...ふひ〜、2人ともすっごく良い匂いだなぁ。若い女の子特有のムワッとした香り♪ 一生吸い続けてたいくらいだよぉ...べっろぉ〜〜〜」
「ひっ...」
「キモっ...」
「ちょっと肝山田くん?嫌がってる2人の髪の匂いを嗅いだり、顔をベロベロと舐め回すのは当然の権利だから別に構わないけれど、こちらの話を無視しないでちょうだい。私たちはアナタの相談に乗ってあげているのよ?」
「ふひひ、そんなにツンツンしないでよ雪乃ちゃ〜ん。てかもうお前らに催◯かけられたから、そんな偽の相談どーでもいいっての♪ なしなし。忘れていいよ」
「な......分かったわ。文化祭の相談は忘れればいいのね。それよりも、馴れ馴れしく下の名前で呼ばないでくれるかしら?アナタとはまだ会ったばっかりで...っ!!ちょっと!い、いきなり何をしているの!!?」
肝山田の伸ばした足が雪ノ下のスカートの中に潜り込み、パンツ越しに膣口をグリグリとイジリ始めた。
その傍若無人で即逮捕案件なセクハラ行為に、雪ノ下は珍しく大声を出して怒鳴りながら、咄嗟にスカートを押さえ込んだ。
くにゅ♡くにゅ♡ぐり♡
「っ...や、やめてちょうだい!自分が何をしているのか分かっているの?!」
「雪乃ちゃんバカなの?見れば分かるでしょ?」
「バッ...!分かっているから怒っているのよ!」
「おお怖っ。結衣ちゃん助けてよ〜。あの貧乳女がボクをイジメてくるんだけど〜?」
「きゃぁ!?」
「貧にゅ...ですって!!」
肝山田は由比ヶ浜の谷間に顔を突っ込みながら、雪ノ下を指差した。
彼女は嫌悪感と驚きに苛まれながら、男のお願いをどのように聞けばいいのかを考える。
結論が出ると由比ヶ浜は男の頭をヨシヨシしながら、親友の雪ノ下を困惑混じりに睨みつけた。
「ヨ...ヨシヨ〜シ。大丈夫だよ、肝山田くん。え、えっと...ゆ、ゆきのん!肝山田くんが怖がってるから怒っちゃダメだし!」
「そ、そんな...」
「おい、お前も援護射撃しろよ」
「え...ゆ、雪ノ下先輩!態度を改めてください!相手は肝山田くんですよ!怒るとか何考えてるんですか!」
「ふ、2人とも...けれど...」
雪ノ下は経験した事のないセクハラと自分が悪者になっている整合性に欠ける状況に混乱し、顔をやや紅潮させながら目を泳がせてオロオロする。
由比ヶ浜の巨乳でパフパフしていた肝山田は、雪ノ下の困惑した表情を確認すると正面を向き直した。
「雪乃ちゃん、どっちが悪いか分かったでしょ?」
「それはアナタ...い、いえ、私が...悪かったわ。ごめんなさい。セクハラされただけで怒ったりして...この通りよ」
明らかに納得していない顔つきであるが、プライドの高い雪ノ下が男に向かって頭を下げた。
セクハラされた者が同じ状況下の友人たちから怒られ、さらにはセクハラした者へ謝罪させられる...通常ではありえない事態が、この4人の間ではまかり通る。
「ふひひひ〜!仕方ないから許してあげるよ〜」
「...どうも」
「でもお詫びはしてもらうよ。雪乃ちゃん、ボクの靴下脱がせて」
「は?...わ、分かったわ」
謎の指示を受けた彼女は怪訝な顔で男の前に膝をつき、片方ずつ着実に靴下を脱がせた。
そのような行為、介護でもなければ昔の関白亭主くらいしかやらせないだろう。
(うっ...酸っぱい匂い。それに足毛がもっさり...不快だわ)
「脱がせたわよ」
「OK〜。じゃあまたそこ座って」
「......」
「じゃあ脚をガバって思い切り広げて、スカートめくり上げて」
「なっ!そ、それじゃあパンツが丸見えに......くっ、やればいいんでしょう」
雪ノ下は顔を真っ赤に染めて、大股開きでスカートの裾を持ち上げる。
自分から下着を見せつけている屈辱感と羞恥心で彼女の綺麗な顔は歪み、相手を人間として見下すような厳しい視線を肝山田に向けた。
「おほっ!雪乃ちゃんのパンツえっろ!水色とは案外可愛い趣味してるね〜」
「...黙りなさい」
「いろはちゃん、ボクのポケットからスマホ取って」
「は、はい」
「ありがと。雪乃ちゃんそのままそのまま〜」
「アナタまさか!や、やめてちょうだい!」
カシャっ!
「っ〜〜〜!」
スマホカメラのシャッター音が鳴ったと同時に、男の写真フォルダに雪ノ下のパンモロ画像が保存された。
記念すべき”最初の”1枚だ。
「ふひひ、咄嗟に片手で顔隠したせいで片目だけ見えてないけど..逆にエッチかな。結衣ちゃん見てよ。どう思う?」
「えっと...う、うん。エッチ、だと思うよ?...あは...は」
(肝山田くん最っ低...ごめんね、ゆきのん)
瞼をピクピクさせながら歯軋りする雪ノ下の顔を申し訳なさそうにチラチラ見ながら、由比ヶ浜は義務を果たすために彼を喜ばせる発言をした。
「け、消してちょうだい!」
「ダメに決まってんじゃん♪ そうだ、雪乃ちゃん。1人だけじゃ可哀想だから、2人のパンモロ写真も平等に撮ってあげよっか。てか撮れ♪」
「え?!」
「な?!」
「........分かったわ」
男から手渡されたスマホを今すぐにでも床に叩きつけて破壊したい衝動に駆られながらも、雪ノ下は首を細かく横に振る2人と笑顔の男にレンズを向ける。
「2人とも片手でスカートめくり上げて、もう片方の手でピースしてね!」
「うぅ...マジありえないし」
「...ろくな死に方しませんよ」
「あ、そうだ!せっかくだから頬にキスしてもらってるとこ撮ろ〜っと♪ もちろん良いよね?ね!」
雪ノ下と同じく顔が真っ赤な2人は、身体を小刻みに震わせながら男のお願いに合意する。
彼女らは好きでもない男にキスしなければならない事に強い忌避感を覚えるが、頬への口付けはノーカンだと脳内で言い訳していた。
「由比ヶ浜さん...一色さん...ごめんなさい」
「謝らないでよ、ゆきのん」
「そうですよ...嫌で嫌でしょうがないですけど、これは奉仕部と生徒会長にとっての義務であり目的なんですから」
「...ええ」
………ちゅ ..........ちゅっ
「ふひょ!ほらほら雪乃ちゃん!カメラ撮って!シャッターチャンス!2人とも笑って笑って〜!ピースもパンモロも忘れずカメラ目線で!はい、チーズ!」
カシャ!
無情なシャッター音と共に、また1枚写真が保存された。
引き攣った笑顔で頬キスをしながらカメラにピースをしてパンツを見せつける美◯女らと、その美◯女らの乳房をシャツの中でハッキリ揉んで歯を見せるくらいご満悦なキモブタブサイク男。
どこを見ても異常な画像である。
「ふひひ、良い画像ゲット〜!さて、続きしよっか」
「つ、続き...?」
「寄り道しちゃったけど、まだ雪乃ちゃんの罰...お詫びだったっけ?どっちでもいいけどそれが終わってないでしょ。雪乃ちゃん、股開いたままパンツをズラして。ボクの足の指で直接イジってあげるから♪」
「なっ!?そ、それはさすがに...ダ、ダメに決まっているでしょう」
(う〜ん、さっきから感じてたけど、やっぱり雪乃ちゃんは他の2人より催◯の掛かりが弱いっぽいな〜。これまでで1番の強情っぱりだね。まあそれでも、多少2人より抵抗する程度で結局ボクに逆らえないけどね♪)
これまでも幾度となく催◯によって上質な女を貪り遊んできた肝山田は、雪ノ下の反抗心もスパイスの一種としか考えていない。
それは実際事実であり、彼女がどれだけ抵抗しようとも最後には折れて命令に従ってしまうよう暗示がかけられている。
「雪乃ちゃん、奉仕部の目的ってなんだっけ?」
「...『肝山田くんに奉仕する事』よ」
「だよね?で?」
「.........くっ...仕方がないわね。こ...こ、これで...うぅ...いい、かしら?」
観念した雪ノ下は人生で初めて、他人に向けて生殖器を見せつけた。
穢れをしらない新鮮な膣口は、素肌と同じ色白でシミ一つないもっこりとした隆起をしており、盛り上がった肉の隙間からほんのりサーモンピンクの肉がチラ見えている。
彼女は肝山田とついでに友人2人から注がれる下半身への視線を感じ、人生で最も激しい羞恥心を抱く。
露出している場所が昼間の神聖な学び舎という事もそれに拍車をかけている。
くにゅ♡くにゅ♡…くちゅ♡
「ふひひ、雪乃ちゃんのマンコは綺麗でぷにぷにだね〜」
「ひっ!い...いや...」
「あ、あの、肝山田さん...お、女の子の大切な場所なので、もう少し丁寧に触ってあげた方が...」
「あたしもそ、そう思うなぁ。足でアソコをイジるのは雑すぎるっていうか...」
「ん?丁寧にって?」
「せめて手で...とか?」
「ふひひ...こんな感じでかな?」
「やっ!!」 「ちょっ!?」
雪ノ下を庇った罰か、はたまた予定通りか、乳を揉んでいた肝山田の両手が今度は2人の下半身...パンツの中へズボッと挿入された。
2人の膣からぐっちゅ♡ぐっちゅ♡っと小さい水音が聞こえてくる。
「あれれ〜?2人ともちょっと濡れてない?」
「そ、そんな事ないし!」
「あ、汗ですよ!」
「実はボクにおっぱい揉まれて感じてたんだよね?そうだよね〜」
「っ」
「せ、生理現象です...」
「雪乃ちゃんは...まだ濡れてないねぇ」
「当然でしょう。こんな足でなんて...んっ、不愉快なだけよ」
3人の膣を同時に愛撫する男に対し、雪ノ下といろはは恨めしそうに睨みつけ、由比ヶ浜はイジられている下半身を恥ずかしそうに見つめた。
彼女の視界には自分の女性器の中に男の指がズッポリ入っている非日常な光景が映る。
(ぎ、義務だとしても、こんな簡単に男に膣を触らせるなんておかしいよね?!...でも、あれ??な、なんか最初に胸を揉まれてた時よりも嫌な感じが少しだけ薄くなってるような...???)
「そういえば3人とも処女?」
「「「!?」」」
「ボクの予想だと雪乃ちゃんは性格的に絶対処女、結衣ちゃんはビッチっぽいから非処女、いろはちゃんは...う〜ん、迷うけど非処女かな〜。どう?当たってる?」
「んくっ...わ、私は...処女、よ」
「んはっ♡…ビ、ビッチじゃないし!あたしだって処...だし!」
「く、っはぁ♡…わ、わたしもまだ...そんな経験ないですよ...失礼な」
「ぶっほ!マジか〜!こんだけの美女揃いで誰も経験ないとかラッキー!じゃあみんなの初体験はぜん〜ぶボクになる訳だ〜!うれぴ〜!あ、当然ボクとするからには今後一生他の奴とはセックス禁止だからね!」
彼の発言を聞かされた3人は、急激に絶望の色を強く発揮した。
すでに好き勝手セクハラをされ、『肝山田に奉仕するのが義務であり目的』な以上、遅かれ早かれ交尾を求められる事は容易に察していたが、実際に現実として男の口から宣言されるのはかなりの衝撃だったらしい。
性格は違えど全員が全員、本当の意味での”男”を知らないウブな女。
好きな人以外とするのが嫌である事は当然である。
「き、肝山田さん、わたしには好きな先輩がいるので...そ、その、セックスはちょっと困るというか...なんというか...」
「あ、あたしも!肝山田くんがしたいなら奉仕部だし断ったりはしないけど...あんまりそういうのは...」
「私も...まあ、気になる人がいない訳ではないわ。だからなるべく性行為は避けてほしいわね.......も、もちろんアナタの希望は実現可能な範囲であれば、私たちは一切の見返りなしで、どんな事でも最大限叶えてあげるというのは大前提ではあるのだけれど」
「ふっひ、ひひひ!みんな大焦りしちゃって面白いなぁ。そんなにボクみたいなデブスキモ男とセックスしたくないんだね〜!」
「そ、そういう意味では...気を悪くしてしまったのなら謝るわ」
「「..............」」
肝山田の催◯を使えば好感度を最初からMAXにする事も可能だ。
だが彼は基本的にそれをせず、徐々に心をこちらへ傾かせていく過程を観察して楽しむ悪癖を持っている。
それゆえ3人の女性からこのような反応をされても気分を害したりはしない。
「別に怒ってないよ♪ ボクは器がデカい男だからね〜!」
「ほっ...」
「よ、良かった...」
「不機嫌になったのかと思ったし!あ、あたしたちに好きな人がいても気にしないなんて、肝山田くんって本当に器が大きいね!2人もそう思うでしょ?」
「え、ええ。同意するわ」
「...わたしもそう思います」
「でゅふふ!それほどでも...あるかな〜!みんな褒め上手なんだから♪」
3人は男の機嫌を取って、なんとか肉体関係という窮地を脱するための一手を探す。
そんな手などどこにも存在しないのだが...
「よ〜し決めた!本当は今すぐこの場で雑に初セックスおっ始めようと思ってたけど...ちゃんと”ふさわしい場所”に移動してからシてあげるよ!」
「ひっ...」
「ふ、ふさわしい」
「場所?」
「そ♪ セックスするためだけに存在している大人のホテル! あ、ボクお金持ってないから宿泊費は3人で適当に払ってね〜。ふひひ、ボクのチンポでお前らの未使用マンコをハメ倒してやる代価としては超破格でしょ! 感謝しろよバカメスオナホ共♪」
高◯生にはまだ早すぎるラブホテルという大人の社交場と、そこで確実に処女を奪われてしまう逃れられない現実に、彼女らの顔面から血の気が引いていく。
気の強い雪ノ下でさえ、それ以上何も言えず絶句するしかない惨状だ。
「じゃあ、早速移動しよっか♪」
————————————————————————
〜道中〜
「あ、あの、肝山田さん、あんまりくっつかないでくれます?」
「周りの人めっちゃこっち見てくるし...うぅっ」
「それに...んっ…堂々とお尻を揉むのも弁えてくれないかしら...後ろからパンツが見えてしまっているわ...」
「気にしすぎだって〜。減るもんじゃないしむしろ見せつけてやらないと♪ あそこのランドセルしょった小◯生、こっちガン見して薄ら勃起してるよ」
部室を出てからホテルへの道すがら、肝山田は周囲の人々へ美女3人を侍らせているところを自慢でもするように密着して移動していた。
男の両腕に腕を絡ませて歩く2人と荷物持ち1人をローテーションさせ、現在の荷物持ちは由比ヶ浜となっている。
3人の耳には通行人たちの嫉妬や軽蔑、驚嘆のヒソヒソ声がやたら鮮明に聞こえてくる。
(は、恥ずかしすぎるわ...!肝山田くんにパンツを見られるだけでも恥ずかしかったのに、お尻を揉まれているところを不特定多数に見られているなんて...か、顔から火が出てしまいそうよ)
(うわっ!あの人、隣のクラスの男子じゃないですか...さ、最悪っ!あ、目があった。生徒会長がこんな事してるなんて噂を広められたら......まあこれも生徒会長としての義務なんで見られても一切やましい事はないですけど、それと恥ずかしさはまた別問題...)
(こ、こんなところ知り合いに見られたら言い訳できないし!...あれ?ていうか言い訳する必要なんてあったっけ?)
「そうだ。ラブホ行く前にコンビニ寄ってこ〜。買いたい物があるんだった。そこ入るよ〜」
肝山田が選んだのは高校の最寄りにあるコンビニ。
入店に気づいた男性店員が入り口に視線を向けると、信じられないものを見たように三度見してきた。
3人は恥ずかしそうに顔を下に向けるが、肝山田は店員に余裕のウインクをする。
「き、肝山田くん、何を買うの?飲み物?軽食かしら?」
「ふひひ、それも買うけど...みんなに問題で〜す!セックスをする時に必要で、どこのコンビニにも売っている道具はなんでしょ〜か!」
人並みの性知識を有している3人は、彼の問いの答えを即座に察した。
入り口を曲がってすぐ、雑誌コーナーの反対側かつ栄養ドリンクコーナーの横にある、日用品売り場の最下段にひっそり置かれている数種類の四角い箱。
情事に及ぶ男女にとってお互いを守るためにマストと言ってもいいアイテム。
「コ、コン...ドーム...」
「いろはちゃん正か〜い!」
「や、やっぱり......」
「......腐ってるわね、アナタ」
雪ノ下がボソリと毒を吐く。
あえて”学校の最寄りのコンビニでコンドームを買う”という羞恥プレイに、彼女はビカラか分からない特大の侮蔑を覚える。
「お?雪乃ちゃん鋭いね〜。でもボクにそんな事言っていいのかな?」
「何がよ。事実でしょう」
「ふひ、別にボクはゴムなんて買わなくたっていいんだよ?生でセックスした方が気持ちいいからね〜!!雪ノ下雪乃ちゃんは!ボクと!生で!交尾したい!って、事ぉ〜〜〜〜?」
「なっ!」
「ちょっ!?お、大きな声で何言ってるんですか!」
「や、やめてよ肝山田くん!」
レジにいる店員や雑誌を立ち読みしているサラリーマンが嫉妬混じりに注目する。
そのいたたまれない空気が3人を羞恥の底なし沼へ追い込んでいく。
一刻も早くこのコンビニから退店したい...彼女らの心は完全一致した。
「わ、分かったから。か、買うなら早く買ってきてちょうだい...」
「はぁ?さっきボク金ないっていったでしょ?3人の誰かが買ってきてよ、ふっひ」
「「「?!」」」
「誰でもいいけど30秒以内に決めてね。ジャンケンでも立候補でもいいから。時間過ぎたら全員ボクと生交尾シたいってことで♪——————1〜、2〜」
3人の間に緊張した空気が走り、それぞれがそれぞれに視線を交えて様子を伺う。
誰かが犠牲にならなければ、全員が最悪な事になる。
「え、えっと、あっと...ジャ、ジャンケンしましょう!」
「そ、それしかないわよね...負けても後腐れなしってことで」
「10〜、11〜...あ、ジャンケンであいこになってても30秒経過したらアウトだから。12〜」
「.........」
「由比ヶ浜さん?どうしたの?」 「結衣先輩、早く手を出してください!」
「ふ、2人とも...あ、あたしが...あたしが買ってくる...から」
「「え?」」
心優しい由比ヶ浜さんがまさかの立候補をし、驚く2人をよそにスッと膝を折りたたんで箱に手を伸ばした。
「き、肝山田くん...ど、れがいいの?」
「その1番端っこのやつを1箱で♪」
「こ、これね...す、すぐ買ってくるから...」
由比ヶ浜は『超極薄0.01mm!XLサイズ/3枚入り』と書かれたコンドームの箱を掴むと、耳まで赤くしながらそそくさとレジの男性店員の元へ向かったいった。
雪ノ下もいろはも、自己犠牲を選んでくれた彼女にかける言葉が見つからず、ただ黙って申し訳なさそうに後ろ姿を見守る。
「ふっひっひっひ〜、2人とも良かったね〜。結衣ちゃんが立候補してくれて♪ 彼女に感謝しなきゃ」
「うっ...」 「結衣先輩...」
当然のように2人の胸をまさぐりながらウキウキで罪悪感を煽る肝山田。
その股間はボッコリと盛り上がっており、間接的な前戯を心底楽しんでいる様子だ。
「か、買ってきたし...はいこれ...」
「よくできました〜。それは大事な物だから、買った結衣ちゃんが責任を持ってホテルに着くまで手で持っててね♪」
「...え?」
由比ヶ浜がコンドームを手渡そうとしたが、肝山田はそれを受け取らず持っているように指示を出した。
一瞬意味が理解できなかった由比ヶ浜も、コンドームの箱を持ったまま街を歩かされるという露骨すぎるセックスアピールに無意味な難色を示す。
他の2人も「信じられない」といった表情だ。
「...私が持つわ。由比ヶ浜さんは...私の代わりにそれを買ってきてくれたのだし」
「い、いえ!ここはわたしが持ちます!」
「ふ、2人とも...ありがt———」
「友情ごっこしてるとこ悪いけど、それはしなくても大丈夫だよぉ。すぐ”次のコンビニ”に着くからね〜」
「え?つ、次の...って」
「アナタまさか...最初から全員に買わせるつもりで...!」
「ふっひ〜〜〜!結衣ちゃんが勇気が無駄になっちゃったね〜!」
「そ、そんな...」
「ああでも、数十メートル分だけは2人のためになったねぇ!良かったじゃん結衣ちゃん♪」
それから一向は店を出て数十メートル先にあった第2のコンビニへ入店。
今度はいろはが買う事になったが、肝山田のやり口はさらに悪どくなっていく。
「じゃあ次はいろはちゃんの番ね!さて、2番目は何してもらおうかな〜」
「はい?...これを買ってくればいいんじゃないんですか?」
強烈な嫌な予感に、いろははゴム箱を持ったまま男を睨む。
「それはそうだけど、ただ買うだけじゃつまんないじゃん♪うーん、そうだなぁ...あ...レジで買う時に『これ、未成年でも買って大丈夫ですか?わたしまだ高◯1年生なんですけど、今からあっちの同級生とラブホでわたしの処女を捧げたいんです〜』って言いながら身分証出してきてよ」
「っ...ど、どうせ拒否権なんてないんですよね?...やりますよ。これも、生徒会長の務めですから...」
「ちゃんと証拠として録音しといてね〜。ふひひ、ラストまで残っちゃった雪乃ちゃんにはどんな事させてやろうかな〜」
「...............」
「き、肝山田くん!あたしたちは肝山田くんに頼まれたら何でもしてあげるけど、ゆきのんにあんまり酷い事はしないであげて!」
「結衣ちゃんは優しいねぇ。ま、考えといてあげるよ」
それから無事(?)、顔を真っ赤にしたいろはが戦利品片手に戻ってきた。
そして数分後、一向はコンビニ...ではなくドラッグストアに入店する。
「雪乃ちゃんには——————」
最後となった雪ノ下は、前の2人以上の羞恥プレイをさせられるハメになった。
男の指示は大きく3つ。
①2Lの水2本、精力剤5本、ローション、ゴムを買う事。
その際に「このゴムを在庫あるだけ全部ください」と言って買う。
②店員に”商品の場所”と”オススメ”を聞く事。
③いろは同様の”不必要な年齢確認と身分証の提示”、”処女交尾宣言”をしてくる事。
それを聞いた雪ノ下はこれまで見たこともないような憎しみの目をしながら、顔を真っ赤に染めていた。
「...い、い、行って...くるわ......くっ!」
「ねえ、肝山田くん...ゆきのんに酷いことはしないでって...」
「いやいや、本当は雪乃ちゃんにはレジでスカートをめくらせようかと思ってたんだよ?でも可愛い結衣ちゃんが頼むから、優しいボクはやめてあげたの♪ なんか言うことあるよね?」
「そ、そうだったんだ...あ、ありがとう、肝山田くん...誤解してごめんね」
「ふひひ、誤解は誰でもするから大丈夫♪ ボク優しいでしょ?」
「う、うん、肝山田くんはすっごく優しいね!」
(はぁーーー?!そんなの後出しで何とでも言えるじゃないですか!...っていうのは、さすがに結衣先輩も思ってますよね.........ま、まあでも?どれだけ悪目立ちしても余裕そうにニヤニヤしてるところは、ほんのちょ〜〜〜っぴりだけ男らしくて異性として評価してあげなくもないですけど)
(肝山田くん、あたしたちにエッチで酷い事たくさんしてくる気持ち悪くて怖い人だと思ってたけど...案外優しいところもあるのかも?それにあたしと違って、いつも自分のやりたい事や感想をハッキリ言えるところは素直に尊敬だし!)
彼女らに掛けられた『奉仕すればするほど肝山田の全てを異性として魅力的に感じる』という催◯が、本人の預かり知らぬうちに着々と乙女心を蝕んでいく。
「か、買って...はぁ...来たわよ」
「お疲れ雪乃ちゃ〜ん!ふっひひひ、汗すごいねぇ。そんなに緊張した?」
「と、当然じゃない...あんな...っ、に、2度と思い出したくないわ...」
「それは良かった♪ あ、それ重たいでしょ?ボクが持ってあげるよ」
肝山田は6kgほどのビニール袋を雪ノ下の手から奪うと、中からコンドーム1箱だけを彼女へ手渡した。
その行動が意外すぎたのか、雪ノ下は少しの間ポカンとしてしまう。
「え?.......あ、ありがとう」
「いいのいいの。ボク男だから」
(意外と紳士的なところもあるのね、正直見直したわ。そういうところはまあ、いち女性として悪い気はしないわね.........とはいえ、これまでの悪行の数々が白紙に戻るわけではないけれど)
”たかが6kg程度の荷物を持ってあげる”程度(それも買わせたのは肝山田、金を出したのは雪ノ下)が、これまでの到底許し難い屈辱行為で地の底まで落ちた評価を、少しだけでも盛り返したという異常な心の変化を、雪ノ下は異常と認識していない。
むしろ実際は不良子犬理論のように、好感度の上がり幅だけで言えば凄まじいものとなっていた。
それは隣で見ていた由比ヶ浜といろはも同様であった。
それからしばらく歩き、3人の美◯女はいよいよ逃げ場のない怪しいムード全開の宿泊施設へ足を踏み入れるのであった...
中編へ続く