遠い銀河の彼方にて、惑星ソーキンが爆発した。
爆発を脱した惑星ソーキンの生命体は宇宙へ散り散りとなり、その中のいくつかが地球へと到達する。
地上に落着したモンスターは地球上の植物と融合し、植物怪獣・グリンショックスへと変貌した。
その巨体と鞭のようにしなる触手を武器に、街を破壊するグリンショックス。
防衛隊の攻撃も虚しく、侵攻を止めることができない。
誰もが絶望したその時、眩い光とともに地球を守護する正義の戦士、ウルトラミレーヌが現れた。
美しい女神の登場に歓声が上がる中、グリンショックスは触手を広げてミレーヌを威嚇する。
「キシャアアアッ!」
そのリーチの長さに、ミレーヌも迂闊に飛び込めずにいた。
「懐に入るには…まずあの触手をなんとかしなくてはダメね。切り裂いて!ティアラッガー!」
頭に輝くティアラを念動力で操り、カッターにして飛ばすミレーヌ。
直線的な軌道でグリンショックスに迫り、無数に生えた触手を刈っていくティアラッガー。
しかし、切断面からはさらに触手が生えていく。
ミレーヌも悪手であったことに気づき、ティアラを呼び戻した。
「このままでは埒があかないわ!こうなったら…ミレニウム光…きゃぁあ!」
遠距離から光線でグリンショックスを焼き払おうとしたミレーヌの口から悲鳴が上がる。
なんと地中を伝ったグリンショックスの触手が、ミレーヌの足首に巻き付いていた。
「っくぅ…この…離しなさい!」
足首から太ももへ…そして上半身には正面から触手が迫る。
ミレーヌも手刀で薙ぎ払っていくものの、切ったそばから生え続けるグリンショックスの触手の前に、徐々に押し込まれていく。
ピコンピコンピコン…
カラータイマーも点滅を始め、ミレーヌは焦り始めていた。
「このままでは…何か策はないの?」
周りを見渡したミレーヌの目に、海岸線が映る。
「この怪獣の素体は植物…ならいちかばちか!」
そういうと、ミレーヌは怪獣の触手を掴み、自らへ引き寄せる。
「ギャアア!」
引っ張り合いの均衡を崩され、グリンショックスの体が浮き上がった。
「テヤッ!」
そのままベアバックの要領でグリンショックスの身体を抱きこむミレーヌ。
「むぅうん!」
気合を入れてグリンショックスを持ち上げると、ホールドしたまま空中へと飛び立つ。
「グァァアア!」
グリンショックスも触手を伸ばし、なんとか飛翔を阻止しようとするも、ミレーヌの加速の方が勝っていた。
「大人しくしなさい!」
そのまま海岸線に飛ぶミレーヌ。
海中へと飛び込み、グリンショックスを連れて海底へと潜っていく。
しかし、グリンショックスが寸前で触手の一部を切り離したことにミレーヌはきづいていなかった。
果たしてミレーヌの作戦は成功するのだろうか…
後編に続く
ガチピン@ご支援感謝
2020-12-13 06:17:10 +0000 UTCsyonnai_hito
2020-12-13 05:41:57 +0000 UTCガチピン@ご支援感謝
2020-12-05 02:05:43 +0000 UTCRS
2020-12-05 01:32:44 +0000 UTCガチピン@ご支援感謝
2020-12-02 17:08:01 +0000 UTC551
2020-12-02 16:00:43 +0000 UTC