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うるず 活動再開しました🙌
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清楚でお嬢様な婚約者持ちの僕が、過去に散々僕をマゾ調教していたドSな元カノと偶然再会してしまい、いとも簡単に再服従させられてしまう話

「ご指名頂きありがとうございま──って、もしかしてダイスケ!?」 「アケミ…!? な、なんで……」 ──場所はネオン街の端に位置する風俗。 そのボロい外装とは裏腹に嬢の質が高いとネットで好評の店だ。 僕にはサクラコという名の婚約者が居る。 彼女は婚前交渉をしないという信条があるらしく、僕は大好きな彼女の意見を尊重しつつ、男としての性欲も理解して貰い、話し合いの末後腐れのない風俗で発散するという落とし所に着地した。 もちろん愛する彼女と身体を重ねたい気持ちは大いにあるが、無理やり迫るのも違う。 という事で、気持ちを押し殺しつつ様々な風俗に足を運んでいたのだが。 サクラコとの結婚式を三ヶ月後に控えたある日の晩。 運命のイタズラとしか思えないような……僕にとっては最悪と言って過言じゃない再会を果たしたのだった。 「──ふぅ〜ん、婚前交渉はしない婚約者…ねぇ? 騙されてるんじゃないの?」 「いいや、サクラコはそんな不誠実な人じゃない。お前とは違って!」 「アハハ、あの時はキミも楽しんでたじゃん。"元"マゾ奴隷彼氏くん︎💕︎」 ──僕とアケミは高校生の頃、恋人関係にあった。 人生初のお付き合いだった僕と、その頃から"男"に慣れていたアケミ。交際関係の主導権を握るのはどちらかなど明白であった。 僕はアケミに言われるがまま"将来"の事を見据え、精力的に勉学に励んだ。 いい大学に行って沢山稼いで幸せな家庭を築こう、というアケミの睦言にまんまと乗せられていたのだ。 夜の方もアケミが主導権を握り、元々Mよりだった僕の性癖は彼女好みに歪められ。 調教されて依存し、アケミの言うことにならなんでも従うマゾ奴隷に仕立て上げられていた。 「懐かしいね…あの時は楽しかったね? "ダイちゃん"」 「───ッ!?」 ダイちゃん。それは当時アケミだけが使っていた僕の呼び名だ。 そして容姿も、あの頃とほぼ変わっていない。 ……いや、むしろ前より更に美しくなっている。 茶色に染めていた髪は黒に戻しており、落ち着いた雰囲気を醸し出す。 控えめなメイクだからこそ、元の素材の良さが存分に発揮され、ぬらりと光沢を放つ口紅が妖艶さをもたらす。 「今の彼女さん、どんな人なの?」 お互いベッドに横並びで腰掛け、雑談タイムが始まった。 "そういう店"ではあるが、もうアケミと身体を重ねる訳にはいかないと警戒している僕にとってはむしろ有難い状況だ。 「一言で言うならお嬢様かな。今勤めてる会社の令嬢なんだよ。可憐で優しくてお淑やかで、けど少し世間知らずでおっちょこちょい。花みたいな人」 「へーじゃあ玉の輿だ。これもひとえに私のお陰かな〜?」 隣でふんす、とふんぞり返るアケミに少々辟易するが、当時は彼女との未来の為に必死で勉学に励み、そのおかげで今があるのだから文句は言えない。 「でもちょっと意外。私とは真逆のタイプの人選んだんだ?」 婚前交渉はしないという時代錯誤にすら思える信条を律儀に貫く清純なサクラコと、根っからの"遊び人"であるアケミ。 決して交わることがないだろう真逆の人間だ。 「言われて見れば確かに。全く意識してなかったよ」 アケミと別れた直後は立ち直るのに時間がかかったが、今はもう過去の出来事を引き摺ってはいない。 真逆のタイプの人と婚約を結んだのは当て付けでもなんでもなく、ただの偶然だ。 「ふぅ〜ん」 あっけらかんと言い放つ僕の様子に、面白くなさそうに生返事を返すアケミは。 何か閃いたような仕草をとった後、口角を上げて性悪な笑みを浮かべるも、その企みに僕が気付く事はなかった。 「ダイちゃんさぁ、性欲強い方だったでしょ。発散する度にこんな店通ってるの?」 「オナニーで済ませる事の方が多いけど…まぁ月に数回は」 アケミの言う通り性欲が強い方である僕は、一日1回は発散しなければ気が済まない。 「お金、勿体ないんじゃない?」 「勿体ないとは思う…けど。風俗に行く前は彼女に申告して費用を貰う事になってるから、回数を減らしたら浮気を疑われるかもしれないしさ」 「へぇ〜、彼女のお金で風俗通い…ねえ? いつの間にそんなに悪いオトコになっちゃったの?w」 口では揶揄うように言いつつも、アケミは手を僕の腰に回し、身体を密着させる。 人肌の温もりと、香水と"オンナのフェロモン"が合わさった甘ったるい匂いに、否応なしに性欲を掻き立てられてしまう。 そもそも性欲を発散する為に風俗へと足を運んだのだ。 興奮しない方がおかしい、と心の中で自分に言い訳をしつつ。 レザー製の黒ロングブーツに黒の網タイツ、そして男の好みを完璧に捉えた肉付きの良いムチムチの太ももを惜しげもなく見せ付けるミニスカート。 引き締まったウエストを大胆に露出した白のニットは胸元がわざとらしく開かれており、僕の視線は否応なしに吸い寄せられる。 この女と関わったらダメだと脳が警鐘を鳴らすが、男の本能がそれを打ち消し、アケミに肉欲を向けてしまう。 そして自他ともに認める遊び人であるアケミは、自分に向けられる肉欲を目敏く感じ取り。 「じゃあ次は店の外で会おうよ。ご飯奢ってくれればお金は要らないから。私だってキミに悪いことしたなってずっと後悔してたんだから。罪滅ぼしさせて…?︎💕︎」 媚びるように、甘えるように、僕の肩にコテンと頭を預け、囁く。 「い、いや…それは」 「浮いたお金で欲しいもの買うも良し。彼女さんにプレゼント贈るも良し。悪い話じゃないと思うけど?」 「そ、それだけは……っ」 「普通の風俗嬢じゃ満足出来ないでしょ。ましては婚前交渉を良しとしない彼女さんに、キミのドマゾ性癖満たせるの? あっそもそも言えないかぁ。そんな清楚な子、間違いなくドン引きするもんね?」 「…………っ」 アケミが放つ、全てを見透かしたような正論にぐうの音も出ず。 だが沈黙は肯定と同義であり……。 「キミが結婚するまでの束の間、また昔みたいに戻ろうよ。結婚したらもう遊べないよ? 彼女さんが許してくれる今が、最初で最後のチャンスなんだから……︎💕︎」 アケミは昔のように、言葉巧みに僕を誘導せんと企む。 色目を使った簡単な誘惑にも関わらず、僕の決意は簡単にグラグラと瓦解寸前まで追い詰められ。 「──ダイちゃん。"はい"って言え。私の言うこと聞けるよね?」 「あ……あっ……︎💕︎」 先程の媚びるような甘い声から一転。 底冷えするような"支配者"の声色に、僕の脳内は一瞬で真っ白になり…あの頃の記憶や価値観が鮮明に思い出される。 ご主人様に支配され、利用され、虐げられる心地良さ。 再びハマれば絶対に抜け出せない悪女の沼。 そしてアケミのマゾ奴隷だった頃の僕に逆行したかのように、ゾクゾクと被支配感が身体中を駆け巡り……。 「はいぃ……︎💕︎」 僕は彼女の命令に逆らえず。 逢瀬の約束を取り付けてしまったのだった。 あまりに容易く達成された悪巧みの序編に、アケミは満足そうな笑みを浮かべ。 「詳しい話はまた今度。ほら、携帯出して?」 連絡先を交換すると同時に、風俗のコース時間終了のアラームが鳴り響いたのだった。 「──ん〜っ! やっぱりコレ美味しいっ!」 そして後日。サクラコに風俗へ行くと報告してお金を貰い、僕はアケミと会っていた。 店で客として会うのならセーフだっただろうが、今のこの状況は間違いなく浮気に該当するだろう。 と罪悪感に苛まれつつも…僕の股間は既に期待と興奮でガチガチに勃起してしまっていた。 場所は付き合ってた当時二人でよく行っていたファミレス。 好物を頬張りながら、あの時と変わらぬ幸せそうな表情を浮かべるアケミ。 アケミの事だから高級店に慣れて舌が肥えているのではと懸念していたが、全くそんな事はないようだ。 何故風俗で働いているのだろうか。お金に困っている…訳では無さそうだ。 もしお金に困っていたら、この密会に『ご飯奢ってくれればお金は要らない』という破格の条件など付けないだろう。 などとアケミの様子をジッと見ながら思慮に耽っていると、パチリと目が合った。 「食べないの? あー、お金持ちのご令嬢と付き合って美味しいものばっかり食べてるから舌が肥えちゃった?」 ニヤニヤと揶揄うように尋ねるアケミに、僕は首を横に振り食指を進める。 味を気にする余裕などある筈もない。 何故僕にしか利がない提案をわざわざしてきたのか、何を企んでいるのかという疑念。 そして食事のその先にある行為を想像しての高揚が、僕の味覚を職なしにしているのだ。 逸る気持ちを抑え、余裕を誇示するかのように僕がゆっくりと食事をしていると、もう一度アケミと目が合った。 どうやら先に食べ終えたようで、テーブルに肘をつき、僕の虚勢を見透かすような瞳をこちらに向けていたのだ。 そして艶のある美しい唇が、性悪な笑みを形作ると…。 ──さわ、さわ……︎💕︎ スリスリ…︎💕︎ つぅぅ…︎💕︎ テーブルの下。死角となっている場所で、ズボン越しに何かが触れた。 僕が驚いて今一度アケミの方へ視線をやると、僕の反応を愉快そうに観察する姿があった。 網タイツ越しの素足が、足首、ふくらはぎ、膝と…ゆっくり愛撫しながら登ってくる…︎💕︎ そしてとうとう…︎💕︎ 「………っ!︎💕︎」 太ももの内側につま先が伸びる…︎💕︎ デリケートゾーンのすぐ隣を、公共の場で足蹴にされているという状況は…僕のマゾ性癖を刺激するには充分すぎる…︎💕︎ 「あ、アケミ…っ!︎💕︎」 「ダイちゃんさ、好きだったよね? 私の足︎💕︎ どうせ今も足フェチなんでしょ? 嬉しいよね?足で虐めて貰えて」 周りに聞こえない囁き声で、過去の出来事を掘り返され…僕は反論すら出来ずにいた。 アケミと付き合ってすぐ。マゾ調教される上で最初に植え付けられた性癖こそ足フェチだった。 そしてアケミは、公共の場で誰にもバレないように僕を辱めるのが大好きな根っからのサディストだった為、校内の至る所で足コキされたり、足裏を舐めさせられたりしたのだ。 結果、足責めによって僕はいとも簡単にマゾ性癖を開花させ、口と口のキスより足裏にしたキスの数が多いと断言出来るほどの足フェチとなってしまったのだ。 そして、無抵抗のまま食事すらままならない僕に更に追い打ちをかけるように、アケミは僕の股間に足を伸ばす…︎💕︎ つま先がズボン越しに亀頭を捉え、竿に足裏が宛てがわれる…︎💕︎ まるで後頭部に銃口を当てられてるかのような…生殺与奪の権を握られてる感覚に、嫌でも学生の頃の記憶が思い返される…︎💕︎ ──ヘコ…︎💕︎ヘコ…︎💕︎ 「…へぇ〜、その癖、まだ直ってないんだ。私に虐めて貰う時、自分から腰振って媚びる癖︎💕︎ 服従を示すワンちゃんみたいw」 ︎食事を忘れて股間を足裏へ擦り付ける僕の姿を、嘲笑混じりの表情で見下すアケミは、やはりあの頃と何も変わらぬ"女王様"であり。 「公共の場で足裏に腰振って発情してるマゾ。オマケに彼女のお金で他の女にご飯奢って浮気する最低なゴミマゾ」 僕の性癖を完全に掌握しているアケミの巧みな言葉責めに、僕の興奮は最高潮にまで跳ね上がる…︎💕︎ 「ほら早くご飯食べないとw 両手で私の足抱え込んで惨めなマゾオナニーしてる場合じゃないよ? まさか射精したりしないよね? ファミレスでパンツの中に出さないよね? 私、キミの股の間に足置いてるだけなんだけどな〜」 滑稽なショーを見るかのような、冷ややかな視線と共に、あまりに簡単にマゾ奴隷へ逆戻りする僕にニタニタと悪い笑みを浮かべるアケミ。 公共の場で、足裏を使って自慰行為をするという痴態をアケミに見られているという状況は、僕の根底に封印されていた服従心を呼び覚まし…︎💕︎ 彼女を楽しませる為なら何でもする主従関係が蘇ってしまう…︎💕︎ 僕はもはや人目を気にする余裕すらなく、アケミに見下して貰う為に…気持ちよくなる為に自慰行為に耽ける…︎💕︎ そして……︎💕︎ 「〜〜〜〜〜ッ︎💕︎︎💕︎」 ──ビュルルルルルルッ︎💕︎ビュルルルッ︎💕︎ビュルッ︎💕︎ 公共の場でアケミに見られながら、足裏に思いきり腰を押し付け、とうとうパンツの中に吐精してしまった…︎💕︎ 「……お"ぉ…︎💕︎」 そんな恥も外聞も捨ててアケミに夢中になっている僕に満足したのか。 「…あーあ、ほんとに出しちゃった。やっぱりキミは私から逃げられないね。じゃあホテル行こっか。もっともっと虐め抜いて、昔みたいに私の為なら何でもするように調教してあげる︎💕︎」 久しぶりに味わう、普通の射精とは快楽の格が違うマゾ射精の余韻に浸る間もなく、アケミに促されるがまま僕は食べかけの食事を置いて会計を済ませ、近くのラブホテルへと連行されるのであった……︎💕︎ ──婚約者以外の異性と腕を組み、ピンクのネオンが輝く退廃的な建物に足を踏み入れるという非現実的な状況。 しかし今の僕は罪悪感など覚える余裕すらなく。 ただただ"元ご主人様"との久しぶりの情事に胸を踊らせてしまっていた。 受付を済ませて鍵を受け取り、エレベーターで部屋に向かう。 アケミが繰り広げる他愛ない話に適当な相槌を打ちつつも、僕の脳内は腕と指を絡めて欲情を煽る悪女に釘付けだ。 体温、匂い、声色、その全てを意識させられ、アケミの手のひらで容易く転がされている自覚に胸をときめかせる。 そしてとうとう目的の部屋につき、二人揃って入室を完了すれば。 「ダイちゃん」 名を呼ばれアケミの方を振り向けば。 ──バチンッ……︎💕︎ 「あ……えっ……?」 小気味よい音と共に、頬に鋭い衝撃が走る。 理解が追いつかず間抜けな声を上げながら僕が見たものは、機嫌を損ねたマゾ奴隷を躾ける"女王様"モードのアケミだった。 「なに勝手に射精してんの?」 語気を強めて追求するような言葉に、僕は考える前にアケミの足元へ這い蹲る。 昔刷り込まれた、ご主人様に許しを乞う為の媚び方だ。 突然の女王様モードにも関わらず無意識の内に土下座をしてしまうほど、今も尚アケミのマゾ奴隷としての躾が染み付いているという事実に驚きつつ…︎💕︎ 膝をついて背中を丸め、額を床に擦り付けるという荒唐無稽なポーズを惜しげも無く晒す事への開放感に…ゾクゾクと背筋を震わせる。 アケミと別れてから…マゾ性癖を封印した時からずっと、再びこうなりたかったのだと思い知らされる…︎💕︎ 僕はアケミから離れられてなかったのだ。ずっと囚われ、求めていたのだ…︎💕︎ アケミのハイヒールの靴底が、僕の後頭部に乗せられ…グリグリと踏み躙られる…︎💕︎ "お前の頭は私の足置きだ"と再び刷り込むように念入りに…︎💕︎ そして、マゾ欲求以外の雑念が頭から消え、完全に僕の脳が奴隷時代に逆行したタイミングを見計らい、アケミはハイヒールを脱ぎ捨てて。 「ダイちゃん」 僕の名前を一度呼ぶ。 ただそれだけの事で、アケミが僕に何を求めているのか。何をさせたいのか分かってしまう…︎💕︎ 僕は土下座の姿勢を解き、部屋の奥へ向かうアケミの後ろを四つん這いのまま着いてゆく。 そしてベッドに腰掛けたアケミの足元で待機し。 「んちゅ…ベェェ…︎💕︎ちゅぱっ︎💕︎」 アケミが足を差し出したその瞬間、まずは足の甲へキスを落とし、指や足裏まで丁寧に舐めしゃぶって御奉仕してゆく…︎💕︎ 何十、下手すれば何百と繰り返したプレイ前のルーティン。 マゾ奴隷として、女王様としての立場をお互い再確認しつつ、服従を示す手っ取り早い方法であり、僕のマゾ欲求を強制的に増幅させる媚薬のような効能すらある。 「マゾ奴隷の分際でアケミ様の許可なく射精してしまい、大変申し訳ございませんでした…︎💕︎」 御奉仕を続けつつ、謝罪の言葉を述べる事で許しを乞う。 ……すると。 「"元"マゾ奴隷でしょ?」 その突き放すような…冷酷な言葉に、僕の背筋がゾッと震える。 別れを切り出し、一方的に離れたのは僕の方なのに。 今は婚約者もいて、ただの元恋人という関係である筈なのに。 アケミの拒絶の言葉は、まるで魂が抜けるような虚無感を僕にもたらす…︎💕︎ 「わたし寂しかったな〜。急に"別れよう"なんて言って連絡も断つんだもん」 「あ、あれは……」 アケミに別れを告げた理由。それは漠然と"危機感"を感じたからとしか言えない。 日々調教され、性癖を開発され、このままでは本気で今後一生を棒に振ることになるという…マゾ奴隷としては不誠実な危機感だ。 「アハハ、この前も言ったけど、まぁ私もあの時はやり過ぎたって後悔してるんだよ。流石に"アレ"は酷かったよねー」 "アレ"とは、僕が離れる事を決心した出来事を指しているのだろう。 ──ある日アケミはこう提案してきた。 『寝取られマゾ調教してみようよ』。 寝取られマゾ。それはあらゆるマゾ性癖の中でも最も情けなく、惨めな性癖だ。 自分の恋人、伴侶を他の男に差し出し興奮を得るのは、マゾの中でも最も最下層に位置する歪み切ったマゾのみだろう。 調教されているとはいえ、精神的にもまだまだ未熟だった学生の僕が受け入れられるような代物ではなかった。 だがアケミは一度言い出したら意見を曲げる事なく、他の男とのハメ撮りを撮影し僕に見せ付けて来たのだ。 そこで僕は得体の知れぬ恐怖と、アケミに対し懐疑的な感情を覚え、逃げるように関係を経ったのだ。 「ダイちゃんも、後悔してる? 私から…ご主人様から離れたこと」 アケミは神妙な声色で尋ねる。 不安なのか、何か確信しているのか、感情は透けない。 足への御奉仕を止めて顔を上げると、アケミと視線が交差した。 その全てを見透かすような瞳を前にしてしまえば、その場しのぎのハッタリなど使う気すら起こらなかった。 「……正直、すごく後悔した。謝ってもう一度やり直すチャンスを貰いたいと何度も思ったし、一度歪んだ性癖は二度と治らないから辛かった…。けど今の僕はサクラコを心の底から愛してるから、これで良かったんだって納得してる。純潔なあの子に性癖を告白する勇気はまだないけど、いずれは───ッ」 心の内をありのままに吐露すれば、アケミは指の腹を僕の唇に当てて中断させる。 ……そして。 「また私の"マゾ奴隷"になりたい?」 口角を上げ、性悪な笑みと共にそう尋ねた。 瞬間、僕の頭にはサクラコへの罪悪感が再び湧き上がり、葛藤が始まる。 性癖を打ち明けて理解して貰えたとして、純粋無垢で心優しいサクラコに僕のドマゾ性癖を全て満たして貰えるとは到底思えない。 最悪の場合レスや勃起不全すら有りうる。 心と身体はサクラコを愛しても、性癖はアケミを求めて止まない。 最愛の婚約者を裏切りたくないが、正直もう一度アケミと淫猥な関係を築きたいと、根底に刻まれたマゾオスとしての本能が訴えかけてくる。 この"チャンス"を逃したら…もうアケミとは──僕の性癖を完全に理解し、満たしてくれる女王様とは一生出会えないとしたら……。 首を縦に振ろうとすれば、愛するサクラコの無垢な笑顔が脳裏に浮かび…僕はどうしても返答を出来ずにいた。 するとそれすらも計算のうちであると言わんばかりに、アケミは僕に"都合の良い"助け舟を出す。 「私のマゾ奴隷になれて、かつ婚約者さんを裏切らずに済む。そしてあの時の後悔を払拭することだって出来る。そんな方法があるとしたら?」 それはまさに、天から垂れし救いの蜘蛛の糸。もしくは更なる沼への直行便。 妖しい笑顔と共に誘う彼女は、果たして女神か悪魔か。 僕はアケミに釘付けとなり、その妙案に耳を傾ける。 「私に婚約者さんを差し出すの」 「……え、は?」 「だから、私がキミの婚約者を調教すれば良いんだよ。そしたら裏切る事なく夫婦揃って私のマゾ奴隷になれるし、私達はあの時の続きが出来る。楽しそうでしょ?」 愛する婚約者を差し出せと、心底楽しそうに話す彼女は…紛れもなく悪魔だ。 ……なのだが。 あの時の続き。擬似的な寝取られ。そして夫婦揃ってアケミの足元に跪き、全てを支配される未来を想像すれば……。 「婚約者さん、性経験ないんでしょ? 正直簡単だよ?堕とすの。夫婦揃って飼いたいからちゃんとキミと両想いのまま堕としてあげるし」 嬉々として語るアケミの言葉に、嫌でも想像力が働いてしまう。 穢れを知らぬサクラコが、経験豊富の女王様であるアケミの毒牙にかかってしまう様を。 …アケミのその自信は偽りではない。 いとも容易く堕としてしまうのだろうと容易に想像がつく。 そしてマゾ性癖を満たしたいが為に婚約者を差し出すという最低最悪の所業を…︎💕︎ 自分以外の他人に調教されるサクラコの姿を想像してしまえば、熱い何かが込み上げて来るのを感じる…︎💕︎ これは…そう、アケミに新たな性癖を開拓される時の感覚だ…︎💕︎ 「一人は寝取られマゾ。一人は貢ぎマゾ。夫婦揃って堕とすの楽しそうじゃんw」 自身の愉悦と金の為。 まさに自己中心的な悪女であり。 そんな悪女にどうしようもなく惹かれてしまっている時点で、僕はもう一生アケミには逆らえないのだろう…︎💕︎ 「さあ、どうする? 婚約者さん差し出して三人で幸せになる? それとも今すぐ荷物纏めて私の連絡先消してマゾ欲求募らせながら帰る?」 もはや決まりつつある僕の心にトドメを刺したのは。 「もし私にもう一度服従するなら、それ相応のご褒美ア・ゲ・ル︎💕︎ 私のここ…オマンコ︎で犯してあげるよ」 当時一度だけ味わい、あまりの気持ち良さから気を失ったアケミの名器。 ご主人様にもう一度飼って貰えつつ、その極上の快楽を味わえるのなら…︎……僕は………。 ──パンパンパンパンっ︎💕︎ パチュン💕︎バチュン︎💕︎ ラブホテルの一室で、肌と肌がぶつかり合う音が鳴り響く。 体位は騎乗位。女性が馬乗りとなり、まるで獲物に逃げ場を与えない蜘蛛の如く、身体に、脳に快楽を刻み付ける。 「あ"ッ︎💕︎ あ"ぁッ︎💕︎ んがッ︎💕︎」 愛を確かめ合う情事とは真反対の、上下関係を教え込むような一方的な蹂躙。 「アケミさまッ"︎💕︎ アケミ"さま"ぁ"︎💕︎ もうイくッ" イクからァ"ッ︎💕︎」 ──パチュン︎💕︎パチュン︎💕︎パチュン︎💕︎パチュン︎💕︎ 「えー? もう? 早ぁい。それにこのままナカに出したら…ヤバいのはダイちゃんだよねえ?我慢して︎💕︎」 「あ"ぁぁぁぁ"ッ︎💕︎︎💕︎」 婚約者を裏切り、婚約者を差し出しての性行為。数年越しに再び結べたマゾ奴隷契約への多幸感。そしてナマ挿入という甘美なる背徳感。 その全てが、男を狂わせよがらせる。 ──こうして僕の、元カノに全てを支配される幸福な人生の序章が幕を開けたのだった。 ……つづく。

Comments

寝取られ性癖もあるのでこの作品めっちゃ刺さります!

とみー


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