早希のバレンタイン
Added 2022-02-10 15:00:00 +0000 UTC貸間 博嗣さん、由希ちゃん夫婦に協力してもらい、彼氏 石丸 俊哉(いしまるとしや)にサプライズ バレンタインを仕掛けた時の話です。 始めは私は水着を着て自分の体にチョコレートを塗って自分自身を彼にプレゼントするつもりでした。 そのため、大量のチョコレートを購入して体に塗るという事をしてみたのですが、体温でチョコレートが溶けて全く駄目でした。 そこで、親友の由希ちゃんに相談しました。 そしたらなんと全身をチョコレートには出来ないけど、チョコレートのようにはできるというではありませんか。 由希ちゃんの旦那さんの博嗣さんの実家はゴム手袋などを作っている工場を経営していて、年末の工場が停止している間に、チョコレートのようなラバースーツを作ろうという事になったのです。 ただ、由希ちゃんが勝手に進めてくれたので、博嗣さんに話がいっているかは不明でした。 なにわともあれ、いろいろトラブルはありましたが、なんとか私の体で型を取ったラバースーツは完成しました。 次に私が用意したのは銀色のゼンタイ。 そうです! 銀紙に包まれたチョコレートのイメージです。 ネットを使い、銀色のゼンタイをいくつか購入しました。 何故かって? メーカーによって微妙に生地の質感や色合いが異なるからです。 届いた中には鏡面仕上げのキラキラというより、顔が写り込むようなものもありました。 チョコレートの銀紙のイメージからは少し離れましたが、革のような質感の鏡面の銀色ゼンタイを使う事にしました。 何故か? 一番高価だった事と着た感じがピッタリしていて締め付け具合が良かったからです。 次に私が入れそうな箱を準備します。 これもネットで注文して、箱を組み立てました。 箱は無地だったので、某チョコレートを真似た真っ赤なパッケージに仕上げました。 【SAKI's CHOCOLATE】 とチョコレートの名前には私の名前を入れて。 さて、準備は全て整いました。 彼にあげる前にチェックがてら一度全て着てみる事にしました。 まずは、チョコレート色に作ってもらった特製のラバースーツから。 ドレッシングエイドを塗り、足を通していきます。 作製の際は薄いピッタリとしたラバースーツを着てから、その上にチョコレート色のラバーを綺麗に塗り重ねて行ってもらったんですが、その時と少し様子が違います。 熱で溶かして塗り重ねてもらった時より冷えて安定したのかラバーが収縮していました。 それで手で多めにドレッシングエイドをラバースーツ内に塗り込んでから、足を通すとまるで生き物に飲み込まれるように足が入っていきました。 こうして大量のドレッシングエイドを使用してチョコレート色のラバースーツを着る事ができました。 ラバースーツと一体になったマスクを被った時、重大な事実に気付きましたがました。 鼻で呼吸するのはいいのですが、目が見えません。 これは改善しなければなりません。 一旦、マスクを外して目の所を確認します。 少し穴を開ければ大丈夫そうですが、穴を大きく開け過ぎれば取り返しがつかなくなりそうだと思いました。 私は取り敢えず、試着を続けるために近くに銀色のゼンタイを準備し、再びラバースーツのマスクを被りました。 鼻からしか呼吸ができないのに加えて、この体に纏わりつくようなピッタリ感は堪りません。 自分の乳首や股の割れ目に手がいきそうになる衝動を抑えて背中のファスナーをゆっくりと髪や肌に噛まないように慎重に上げていきます。 背中のファスナーを閉めて、チョコレートのような茶色一色になった自分の姿を想像し、さらに増したピッタリ感とドレッシングエイドで締め付けられているのにヌルヌルするという相反する矛盾を全身で受け止めていると、堪らなくなり右手は股へ、左手は乳首へ向かい体の外部から刺激を与え始めます。 『グチュ、グチュ、グチュ』 大量のドレッシングエイドがラバースーツ内部で行き場を失い、私の体の表面で卑猥な音を立て続けます。 私は理性を失い一心不乱に快感だけを追い求めて結果、声を上げて逝ってしまいました。 目が見えない事も影響し、きっと感度が上がっていたのだと思います。 それと、ドレッシングエイドもいつものが売っていなくて、少し高い物を買いました。 何故高いか、ボトルを確認したところ、媚薬入りとありました。 正直、その時はそんなに気にしていませんでしたが、今思えば媚薬の効果があるのかも知れません。 現に、ついさっき逝ったばかりなので、満足しているはずなのに、また両手が快感を求めて動き始めたからです。 私は理性を抑える事ができずにただただ快感に溺れていきました。 立っていられなくなって座り込んだ私の近くにゼンタイがあるのを肌で感じました。 ゼンタイを着たら肌の感覚が抑えられて理性が抑えられるのではと思いゼンタイに足を通していきます。 かなり窮屈になる事も想定していたのですが、ゼンタイは思ったよりも窮屈ではありませんでした。 おそらくですが、ラバースーツの締め付けが強く、私の体が引き締められていたからでしょう。 銀色のゼンタイを着るとさらに締め付けが強くなり、興奮が増しました。 ゼンタイのマスクを被ると呼吸がさらにしにくくなりました。 そんな状況にも関わらず、体はゾクゾクし興奮が止まりません。 ゆっくりと噛みしめるように、背中のファスナーを閉めていきます。 もう、堪りません、ファスナーを閉めるたびに興奮し股から愛液が漏れ出すのを感じます。 ゼンタイを着る事で厚みを増し、感度が下がると思っていた私の考えとは裏腹に興奮が増していき、壊れそうになる私。 その時、家の扉の開く音がして私は固まりました。 鍵はしたはず。 今日は何曜日? 混乱する頭で思い出します。 “金曜日!“ 彼が遊びに来る日でした。 注文した商品が届き浮かれて、彼が遊びに来る日をすっかり忘れていました。 「早希ちゃん、早希ちゃん」 間違いありません、彼です。 “どうしよう?!“ 半分パニックのまま、ゼンタイを脱ごうとしましたが、重ね着して分厚くなった指でファスナーのツマミが見つかりません。 落ち着いたら見つけることも掴めるものも焦っていると全然ダメです。 バレンタインでもないのに、この姿は見せられない。 そう思い、手探りで準備した箱の中へ隠れました。 無駄な事だとは分かっていましたが… 。 彼は私が試着していた部屋の扉を開けました。 当然、すぐに【SAKI's CHOCOLATE】と書かれた箱を見つけた彼。 箱の口が開いたままなので中を覗き、私を見つけました。 「早希ちゃん?」 全身が銀色で鏡面反射する私を箱から引き出し驚く。 「どうしたの?この格好」 私は満足に話す事ができないので黙って下を向いていた。 「うーん、話せないのかな?」 そして彼は言った。 「こんなエロい女だとは思っていなかったよ」 彼にそう言われて私は彼に嫌われたと思いました。 しばらくの沈黙が続く。 私が押し潰されそうなプレッシャーの中、彼が口を開いた。 「早希ちゃん大好き、これからも一緒にいよう、結婚して下さい」 私は目が見えない中で、顔を上げて彼の方を向いた。 突然、彼に抱きしめられる。 「これって、俺のために準備してくれたんだよね、ありがとう」 私は鏡面反射するゼンタイを着たまま、彼に抱きつくとウンウンと頷いた。 「 【SAKI's CHOCOLATE】って、あったからこの中はチョコレートかな?」 私はまたウンウンと頷く。 背後から彼氏の声が聞こえる。 「背中から開けてもいいかな?」 私は指でOKサインを作って彼氏に見せた。 ゆっくりとファスナーが開けられて、締め付けが幾分かマシになった。 「うわぁ、すごい本当にチョコレートみたいだ」 彼は私を見て喜んでくれている。 「顔も早希ちゃんそっくりだ」 私は嬉しくなりゼンタイを腰まで脱いでポーズを取りました。 「チョコレートの中の早希ちゃんを見てもいいかな?」 彼氏にそう言われて、すっぴんである事も忘れて恥ずかしそうに頷きました。 彼が背中のファスナーをゆっくり開けるにつれて、冷たい空気が背中に触れる。 そして、ファスナーが全部開けられたので、私は反るようにしてラバースーツのマスクを脱ぎました。 視界の広がった私の前にいた彼氏は、笑顔で涙ぐんでました。 「どうしたの?」 私が聞くと彼氏は答えました。 「嬉しくって」 私たちはまた強く抱き合いました。 落ち着いたところで彼氏は私の背後に回って聞いてきました。 「マスクの中はどうなってるの?」 私は首元に垂れたラバースーツのマスクを持ち上げて彼に見えるように中から見せました。 「へー、中からは見えないんだね、呼吸は鼻だけ?」 「そうだよ!」 彼氏は少し考えてから言った。 「早希ちゃんは苦しいのとか、大丈夫?」 私は少し考えて答える。 「少しぐらいならいいけど、苦しすぎるのはヤダなぁ」 彼氏は間を置いて 「もう一回これ着てくれない?」 私は少し膨れっ面になる。 「条件があります!」 「何?」 「ちゃんと、プロポーズして欲しいな」 彼氏は笑顔になると 「もちろん、そのつもりだ、早希ちゃんとはずっと一緒にいたいから」 そう言うと私を抱きしめてキスをしてくれた。 熱いキスを交わした後、私は彼氏要望を叶えるべく、軽く手を振るとラバースーツのマスクを被った。 彼氏の手で背中のファスナーがゆっくりと閉じられていく。 私は腰までゼンタイを着たまま、寝かされる。 彼氏が何をしてくるか全く見えない中で彼を待った。 まず、彼が触れたのは勃起した乳首だった。 横になった事でより目立ったのだと思う。 乳首を弄られて感じた私は体を捩り喘ぎ声を上げた。 そんな私の仕草が彼に火をつけたのか、私の胸を乱暴に鷲掴みにして揉みしだく。 私はさらに大きな喘ぎ声を上げた。 少し落ち着いたところで、私は彼がいるであろうところに手を伸ばしてハグを求めた。 彼はそれに応じて私を抱きしめてくれた。 そのまま2人体を擦り合わせながら抱き合い、私のラバーの体を堪能する彼。 興奮を掻き立てられた彼が私の胸に顔を埋めてきた。 私は彼の顔をギュッと抱きしめると、彼はゼンタイの中に手を入れて私の股の割れ目の筋を優しく撫でて刺激してくる。 始めはゆっくりだった彼の指の動きはだんだんと速くなるに連れて私の喘ぎ声も大きくなっていく。 「あぁぁぁ、ダメ、逝きそう、逝きそう、そこ、そこ、もっとお願い、うぅぅぅ、逝ぐぅぅぅ!」 私のくぐもった声が部屋中に響き私は逝ってしまった。 「スーハ、スーハ、スーハ …… 」 私の激しい呼吸がラバーマスクに開けられた唯一の呼吸口の鼻の穴から響く。 「気持ちよかった?早希ちゃん」 彼にそう聞かれて私は大きく頷く。 彼は私の頭に手を回すと、ラバーマスク越しにキスをしてきた。 いつもとは違う官能的なキスに体が自然と彼を欲する。 彼も私と同じ気持ちだったのか、ゼンタイを少しずらされると、すぐに股の辺りに異物を感じた。 私は手を伸ばしてその異物に触れてみる。 その異物は硬く熱をもち、独特の形状をしている。 それは目の見えない私でも何かすぐに分かった。 彼は私とキスをしたまま、その異物を股の割れ目に押し当てて擦り合わせる。 先ほどとは比べものにならない快感が襲ってくる。 しかも、興奮した彼はキスしながら時折、私の唯一の呼吸口を塞ぐ、その度にラバーマスクが顔に張り付き呼吸ができなくなる。 呼吸を奪われた私は頭に酸素が行き渡らず、理性が効かず快感だけがダイレクトに伝わってきて逝ってしまった。 しかし、キスをしていて喘ぎ声を出す事も許されない。 激しく腰を振る彼が逝った頃には、私は何度逝ったかも分からないほど逝ってしまい、意識が朦朧としていた。 だが、物凄く気持ち良かった。 また、彼には同じようにしてもらおうと思いながら意識を手放した。 バレンタイン当日、私は彼と綺麗な夜景の見えるホテルの最上階のレストランにいた。 「今日のチョコは食べられるよ、この前のは食べられなかったけどね」 そう言って、私は準備していた高級チョコレートを彼に手渡す。 「ありがとう、この前のチョコは何度でも味わいたいよ」 少し間を置いて彼がポケットから小さな箱を取り出した。 「早希さん、俺と結婚して下さい!」 小さな箱にはキラキラ光るダイヤモンドの婚約指輪。 「はい、よろしくお願いします」 店の照明が落ちると店員さんがケーキを運んできて私たちを祝福してくれた。 私の指には目の前の夜景に負けないくらい、美しい指輪が左手の薬指に光っていた。 完