SamSuka
ごむらば
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夏の日の雪だるま

人の往来もない日陰で、それと出逢った。 雪だるまの着ぐるみ? 周りを見渡すが、イベントどころか店もない。 雪だるまはゆらゆらと揺れてる。 気になり近づいて頭を押してみた。 揺れが大きくなる。 下に重りが入っていて起き上がり小法師のようになっているようだ。 仕事で嫌なことがあり、この夏の暑さにもウンザリしていた俺は揺れる雪だるまの頭を力いっぱい殴った。 ”キャッ” 小さくではあるがどこからか声がした。 辺りを見渡すが人一人目当たらない。 ココにいるのは自分とこの雪だるまだけ。 雪だるまは全体がプールに浮かせて遊ぶフロートのように、ビニールに空気を入れて膨らませたモノであった。 今度は雪だるまの頭を掴み持ち上げてみる。 ”わっ” 今度も確かにこもった感じであったが声がした。 しかし周りに人はいない。 いるのは汗を流して立っている自分と持ち上げた雪だるまだけ。 雪だるまを一旦地面へと置くと、再び辺りを見渡し、人がいないこととこの雪だるまを運ぶための道具がないか探した。 目に入ったのは大きめのダンボール。 その間にも雪だるまは体を揺すりながら、逃亡を試みているようだったが、実際には数センチも移動できていなかった。 見つけたダンボールを取り雪だるまの元へと戻り、雪だるまをその中へ。 さらに上からもダンボールを被せ、雪だるまを見えなくした。 ダンボールの中で必死の抵抗をしているのだろう小さくダンボールに当たる音だけがしていた。 ダンボールを営業用のワンボックスカーに積み込むと自分の家と向かった。 ダンボールを自宅へと運び込む。 雪だるまの中身がどうなっているのか気になって仕方がない。 しかし、リビングに置かれた雪だるまをどう解体していいのか分からない。 自宅なのでゆっくりと雪だるまを一周し、様子を伺う。 屋外では分からなかったが、雪だるまの右手から呼吸するような音が聞こえる。 その呼吸音のする穴を発見した俺は、その穴を指で塞いでみた。 指が強く吸われ、次に温かい空気を感じる。 その動作が俺の指先で繰り返された後、雪だるまの下の部分から”うぅぅぅん”と苦しそうな声が聞こえてきた。 一旦、指を離してやると空気を必死に求め荒い呼吸が。 呼吸穴に指先を近づけ温かい空気を感じた直後、再び穴を塞ぐ。 呼吸が整わないところで、呼吸穴を塞がれたことにかなり焦ったようで、”んー!”という声と共に雪だるまは大きく揺れた。 いくら苦しくても俺に訴えることも、話すこともできない雪だるま。 必死に体を揺らして指を離してほしいと懇願していることが伝わったので呼吸をさせてやることにした。 雪だるまの右手から荒々しい呼吸音を聞きながら、雪だるまを再び調べる。 「あった!」思わず声が出た。 雪だるまの頭に両面テープで付けられていた小さな赤いバケツの下に、空気を注入する口を発見した。 空気注入口の栓を開けると膨らんでいた雪だるまから空気が抜け、同時に雪だるまのくびれ部分からファスナーが現れた。 そのファスナーは雪だるまのくびれに沿って丸く走っていた。 ファスナーを開き、空気の抜けた雪だるまの頭と胴体を切り離すと中からは、これまた雪だるまのような白い発泡スチロールの球体が現れた。 発泡スチロールの球体は初めから半分に割れており、空気で膨らんだ外側の雪だるまで押さえられているだけだったので、簡単に開くことができた。 中から出てきたのは両手足をまとめて縛られた状態で頭に袋を被せられたウルトラの母。 頭に被せられた袋からはチューブが伸び、雪だるまの右手へと繋がり雪だるまに閉じ込められたウルトラの母の呼吸を助けていた。 ウルトラの母は雪だるまの中で発泡スチロールに覆われ両手足をまとめあげられた状態で背中を下に手足を上にした状態で閉じ込められていた。 発泡スチロールを確認すると、底になる部分にはオモリが仕込まれていた。 さあ、雪だるまから出てきたウルトラの母をどうするか。 床に手足を縛ったまま、ウルトラの母は横たわり背中のファスナーをこちらに向けている。 俺はファスナーに手をかけた。 後頭部からお尻の辺りまで続くファスナーを開けていく。 ウルトラの母は少し抵抗を見せるが手足を縛られた状態では、できる抵抗もたかが知れていた。 ゆっくりと開かれたウルトラの母の中からはゴムの臭いと共に熱気が噴き出してきた。 中から現れたのは予想していたTシャツを着た女性の背中ではなく、赤いゴムのような背中。 その背中にはファスナーはなくツルりとしていて光沢がある。 その背中に手を触れるとかなりの熱を感じる。そして背中を舐めるように触るとウルトラの母がビクッと動いた。 手にはゴムの感触しかないのだが、その下に生き物の温かみを感じ変な興奮を覚えた。 ウルトラの母の背中のファスナーを丸めるようにし開口部を大きく拡げる。 ウルトラの母の着ぐるみの内側もまた赤いゴム製であったが、先ほど触れたゴムの背中よりもゴムは厚く、生き物の温かみは感じられなかった。 少し手こずりながらも、その内容物を引き出す。 手足は縛ったままなので、下半身はお尻と太ももそれに胴体と二の腕までは引き出すことはできたが、頭はすんなりとは引き出せなかった。 汗の流れる額を腕で拭い、頭を後ろへ反らすようにして頭を引き出す。 この着ぐるみの中の女性の顔見たい一心で。 ところが出てきたのは頭までも赤いゴムで覆われた女性。 女性と分かるのは赤いゴムで覆われていても小柄で肩幅が狭く、胸には2つの大きな膨らみがある。 そして細くくびれておりきれいな張りのあるお尻。 しかし顔はのっぺらぼうで、鼻の穴辺りから短いチューブが2本出ているだけだった。 蝉が蛹から成虫へ脱皮する途中のような状態で床に転がる女性。 呼吸が苦しかったことが見て分かるくらい、体を上下させ呼吸を繰り返す。 鼻の2本のチューブからも”ヒューヒュー”という 音が聞こえ響く。 女性を覆う赤いゴムにはファスナーなどは全くなくどうやって着たのだろと考えながら、女性の体ラインに沿って人差し指を滑らせる。 体に触れられて、こそばゆいのか女性はくねくねと体を動かした。 その指が胸の膨らみに達すると5本の指で、大きな乳房を鷲掴みにする。 一瞬、呼吸が止まり吐息が聞こえてきた。 鷲掴みにした手は乳房の表面を撫でるように動くと、手のひらに固い出っ張りを感じる。 「こんなに苦しい状況なのに、興奮しているのか?変態だなぁ」 そういって、固くなった乳首を指先でギュッと摘まんでやると、「あぁぁぁ!」という声が漏れてきた。 気分の乗ってきた俺は赤いゴムに覆われ、手足を縛られウルトラの母から体だけ外に出ているこの女性を攻め始める。 縛られているため、足を閉じている太ももの間に右手を突っ込むが、太ももはしっかりと閉じられて開かない。 左手で張りのある形のいいお尻を平手打ちすると、「うぅぅぅ!」という声と共に固く閉じられた太ももが緩んだ。 その隙をついて右手を差し込む。 赤いゴムで覆われた女性の秘部は固く隆起している。 2つの隆起した割れ目を今度は優しく撫でる。 その割れ目は俺の指を受け入れる。 驚いたことに割れ目の先もゴムで覆われていた。 つまり、穴の中まで袋状のゴムで覆われていた。 穴の中へと指を深く差し込み、そして抜く。 差し込む時も抜く時も赤いゴムで覆われた女性はビクッと体を震わせて反応した。 指はなかなかの深さまで入る。 再び指を穴の中へ入れ、中を掻き回すように動かしていると、『くちゅくちゅ』と卑猥な音を立て始める。 そしてその指の動きを徐々に速めていく。 縛られた手がギュッと握られ、快感で声が洩れないように堪えているのがよく分かる。 しかし、その指の動きは激しさを増し、穴に襲いかかる。 次第に赤いゴムで覆われた女性から声が漏れ始める。 「あぁぁぁ、ダメ。ダメ、やめて、イッちゃう、ダメ、ダメ、逝くぅぅぅぅぅ!」 そのまま、逝ってしまったようで、体を小刻みに震わせながら、鼻の2本のチューブから荒い呼吸を続ける。 目の前で起きた出来事で、俺はかなり興奮していた。 無性に自分のブツを挿入したくなり、手足を縛っていたロープを解こうと試みた。 しかし、堅く縛られて全く外れない。 その時、部屋のチャイムが鳴った。 「はい!」出てみると、大男が立っていた。 「お時間です」 俺はガックリと頭をうな垂れる。 そして大男を玄関へと引き入れる。 実は雪だるまにあったのは偶然ではなかった。 それはスマートフォンに飛び込んできたラインがきっかけだった。 着ぐるみに入ることが好きな女性を派遣してくれるサービスの案内だった。 怪しさから、そのラインは開かずにネットで先に検索をかけた結果、同様のサービスがあることを確認できた。 またこのサービスが利用できるのは、ラインが来た本人のみと限定されていた。 ホームページの書き込みから、大丈夫であることを確認してから申し込んだのだ。 色々と面倒なアンケートに答えた後、顧客に合う着ぐるみを派遣し、サービスが気に入れば最高1万円の報酬を着ぐるみの中に入れて返却すればよいとなっていた。 もちろん、気に入らなければそれに応じた金額を着ぐるみの中に入れる。 今は初回キャンペーンで、そうなっているとあった。 俺は部屋の中に入ると、赤いゴムを纏った女性をウルトラの母の着ぐるみへと戻す。 そして、発泡スチロールの雪だるまへとウルトラの母を詰める。 楽しませてもらったので、1万円札と共に。 次に空気の抜けた雪だるまのフロートを被せようとした時、男が口を挟む。 「後はこちらでやります」 そういうと持って来たカバンの中から、ラップを取り出し雪だるまが割れないように器用にラップを巻き、その上から黒いビニールテープでグルグル巻きにした。 大男の仕事とは思えないほどの手際の良さに呆気に取られていたが、気づけば大男は肩に黒い雪だるまを担ぎ、「ご利用ありがとうございました」の言葉を残して去っていった。 もう一度、サービスを利用したいと思い、ラインからURLを開こうとしたが、すでに無効になっていた。 完


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