酔った勢いで彼女の家に遊びに行ったら……… 【機嫌の悪い彼女】
Added 2022-06-26 15:00:00 +0000 UTC今日はやけに機嫌が悪く、怒鳴り口調のみな実に圧されて、ベッドの前に座って謝罪する。 大好きなみな実を失いたくない一心で正直に今夜の出来事を告白した。 先輩に付き合わされてSMバーに行ったこと。 そこでショーをしている女性たちがラバーを身に纏い縛られている姿を見て興奮して、無性にみな実に会いたくなった事を打ち明けた。 打ち明けてから、自分が口にした事を後悔した。 みな実の視点からの考えなしにえらい事を言ってしまったと。 酔って思考が追いついておらずにおかしな事を言ってしまったのは事実。 それに、打ち明けた内容に嘘はない。 しばらく、声を発しないみな実に俺は余計な事を口走ってしてしまった事を深く後悔したが、あとの祭りだった。 あまりにみな実から返事が返ってこないので、寝てしまったのかと思っていると、くぐもった声が聞こえて来た。 「圭太は私がどんな人間でも嫌いになったりしない?」 みな実からは俺を責める言葉ではなく、全く違うものだった。 「しない、しない、みな実はみな実だから」 「本当にその言葉を信じていいの?」 「うん、俺はみな実の事が大好きで堪らない、来年には結婚も考えている」 その言葉を聞いて、しばらくしてからみな実が動き出した。 布団から出てベッドに腰掛けるみな実の姿は真っ暗でよく見えないが、全身が黒いように見える。 しばらく、何も話さずに向かい合っていると、暗闇に目がだんだんと慣れてきて、みな実の姿が見えてきた。 しかし、その姿は俺がよく知るみな実の姿ではなかった。 【彼女の姿】へ続く