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お天気お姉さんはダルマ ちゃん12

【長くなりましたが、これで完結です】 ロケのVTRが終わり、ラバードールを購入した三神さんが話し始めます。 「さあ、そう言う訳でラバードールを購入して来ました」 「スタジオに持って来ましたので、皆さんもラバードールを見て触ってみて下さいね」 そう言うと、真空パックされ物と化したMIHOさんが運ばれていきます。 スタジオには驚きの歓声が響が渡ります。 皆、「口々に凄い!」「彫刻みたいだ!」「中の人は大丈夫なの?」などの声を上げていますが、私は経験者として心の中で答えます。 “全然色々な意味で大丈夫ではありませんよ“ テカリがありゴールドのバキュームボックスの周りに集まった番組出演者たち。 男性出演者はラバードールの背後でカメラの死角を利用してお尻を撫でているようで、MIHOさんはビクッと動いて吐息を何度か漏らしていました。 その様子を見て思います。 “私もあんな事されていたのかなぁ“ ラバードールの胸に触れた女性出演者がコメントします。 「触った感じはゴムですね、それに柔らかいので間違いなく女性の胸ですねこれは、でもかなり暑そうですよ、かなり熱を持ってますね、皆さんも触って確かめてみて下さいよ」 “余計なこと言っちゃあダメだよ、中は大変なんだから“ そう思う私の思いは届くはずもなく、躊躇して触れていなかった出演者も一斉にラバードールに触れ始めたので、ラバードールは身動きがほとんどできないバキュームボックスの中で震えるようにして耐えているのが分かります。 “あれは本当にヤバい、もしかしたらMIHOさん逝っちゃうかも“ そう思い私がバキュームボックスに閉じ込められたMIHOさんを凝視していると、小刻みに震えている中で一度だけ分からない程度ですが、MIHOさんの体が跳ねたように見えました。 その後、一旦震えは収まったものの、またMIHOさんが震え出すのを見て私は思いました。 “早く出して上げないとMIHOさん、気絶しちゃうよ“と。 ラバードールを購入した三神さんが言います。 「では、そろそろラバードールをバキュームボックスから出してみましょう!」 “ナイス!三神さん!“ 私はガッツポーズをしました。 そして、すぐにバキュームボックスが横にされるとファスナーが開けられます。 『ピチ、パチ、パチン』とラバー独特の音を立てて、真空パックが解けていきます。 三神さんがバキュームボックスからスリーピングバッグに詰められ真空パックされたシルバーに輝くラバードールを引っ張り出します。 それを出演者たちの前に出すと、また歓声が上がりました。 こちらもまるで彫刻の様、ただホースの付いたゴールドのラバーマスクが少し滑稽に見えます。 シルバーに輝くラバーで体を真空パックされたラバードールの頭に被せられたゴールドのホース付きラバーマスクが外されると出演者はラバードールの周りに再び集まります。 そして、ピッチリと真空パックされたラバードールを見て、出演者たちは口々に話します。 「バキュームボックスとバキュームスリーピングバッグで二重に真空パックされたら、そりゃあ、動けないですよね!」「ラバードールの扱い、酷いね!」「でも体はエロいですね」などの言葉。 そしてまたシルバーでテカテカと妖しく光るラバーに包まれたラバードールを出演者たちが触り始めると先ほどよりプルプルと体を大きく震わせながらも耐えるMIHOさんの姿はラバードールに徹しようと頑張っている健気さが伝わってきます。 でも、バキュームボックスで逝っちゃったMIHOさんの体ではあんな多くの手で触られて耐えられる訳がありません。 何度も大きく体を跳ねさせるMIHOさんは今までに経験した事がないほどの快楽の海に浸っているのでしょう。 その後もどさくさ紛れにラバードールの胸や太ももをしきりに触る出演者もいたりして、その度にMIHOさんは大きく体を跳ねさせていました。 シルバーのマスクの呼吸穴を入念に探すだけの出演者もおり、ゴムで空気を通さないのにどうやってラバードールが呼吸ができるのか不思議に思ったのでしょう。 「皆さん、ではいよいよ梱包を解いてラバードールを見て頂きましょう!」 三神さんがそう言ってシルバーのラバーマスクを外した後、真空パックされたラバードールの足元へと周り、吸引口で何かするとスリーピングバッグ内に『ピチ、パチ、パチン』とラバー独特の音を立てて、空気が入っていき真空パックが解けましたがMIHOさんは動きません。 いや、何度も快楽の絶頂に達して動けないのだろうと私は思いました。 その証拠にMIHOさんの呼吸はかなり荒く、離れて見ていても必死に呼吸しているのが、よく分かります。 三神さんがスリーピングバッグの首元を大きく広げて腕を突っ込んでラバードールを引っ張り出します。 三神さんはMIHOさんを引っ張り上げて立たせます。 出演者たちが直立したラバードールの周りに集まり、マジマジと観察を始めますがMIHOさんはかなり辛そうに今にも倒れそうになりながら揺れています。 「本当にラバードール、ゴム人形だ」「中の人大変だろうね」「肌の露出が一切ないね」「呼吸するの苦しそう」という声が聞こえる中、MIHOさんを支えるようにして横に並んだ三神さんが突然こんなことを言い出しました。 「このラバードールをこの番組に寄贈します!」と。 驚く番組司会者とスタッフだが、あまり演技が上手くなく白々しい演技にしか見えません、台本通りなのは明らかです。 番組司会者やスタッフが驚いているシーンを撮影している間にMIHOさんと雫ちゃんを入れ替えます。 私は雫ちゃんを三神さんに預け、MIHOさんに肩を貸してカメラの死角へと移動しました。 「MIHOさん、大丈夫ですか?あんなに気持ちよくされたら耐えられないですよね」 私の言葉に明らかに分かるほど、ビクッと反応したMIHOさんは恥ずかしそうに頭を掻いていました。 司会者は驚きながらも三神さんに確認します。 「本当にこんなに高価なラバードールを頂いてもいいのですか?」 司会者の質問に三神さんは一つ頷くと付け加えます。 「高価なものなので、大切に使用して下さい」と。 段取り通りなのだろう、司会者がすかさず話しを始めます。 「この番組のマスコットガール用の衣装があるのでラバードールに着せてマスコットガールならぬマスコットドールにしても構わないですか?」 司会者の言葉に「どうぞ!」と購入者の芸能人が答えると早速衣装が準備されています。 マスコットガールの衣装は、青い全身タイツに白いエナメルのハイレグ水着にワンピースとジャケット、それにロンググローブ、そして左右で青と白で色の違うニーハイブーツ。 それに肌色をした人の皮のようなものです。 人の皮のようなものは上半身と下半身に分かれていているようで、上半身の方には顔もあれば髪の毛まで付いていました。 もう、誰が見ても初めからラバードールに着せる前提で準備したとしか思えない人の皮。 その人の皮のようなものを手にした司会者が説明を始めます。 「これはシリコンでできていてかなり伸びるんですよ、これをラバードールに着せてお人形さんになってもらってから、マスコットガールの衣装を着てもらいます」 司会者が説明している間に、今度は30BRのラバードールとなった雫ちゃんがスタッフに誘導され用意された椅子に腰を下ろしていました。 椅子を用意してそこへ座らされてドールスーツの下半身が着せられていきます。 下半身部分が着せられたラバードールに今度は上半身のドールスーツが被せるように着せられていきます。 “雫ちゃん、大丈夫かな?“ そう思っている私の元へスタッフがやって来て、仕事を終えたMIHOさんを控え室へ一緒に運んで欲しいとお願いされました。 気にはなりますが後のことは雫ちゃんにお任せしてフラフラなMIHOさんを2人掛かりで控え室へと運びます。 なんとかMIHOさんを控え室まで運んだ私にスタッフが言います。 「美晴さん、ここは私に任せて下さい、次の段取りがあるので隣の控え室でラバースーツに着替えてきて貰えますか」 “えー、やっぱり私もラバースーツに着替えるの?“ そう思いながらも、控え室に置かれていたラバースーツとラバーマスクを持って隣の控え室へと移動します。 控え室には確かに【達磨 美晴 様】とあります。 私は控え室に入ると全裸になり、全身にドレッシングエイドを塗って準備を始ます。 正直、今回受け取ったラバースーツの入口は私の口よりも少し大きい程度、着ることができるのか不安ですが片足ずつ足を通していくと意外なほどによく伸びて私の足を呑み込んでいきます。 その小さな入口は見た目とは裏腹に伸縮性がもの凄かったのです。 私の体はいとも簡単にラバースーツに呑み込まれ口だけが露出する格好となりました。 ラバーマスクを被ろうとして辺りを探す、このラバースーツのフードは目の部分に細かな穴が開いているので視界は確保されています。 だが、マスクを被ると視界は一気になくなってしまいました。 あと9枚重ね着するのに、ラバーマスクを被っては重ね着できないと思った私は先にラバースーツだけを着ることにしました。 顔を出した状態でラバースーツを全て着た後で、ラバースーツのほぼ顔を覆ってしまうフードとラバーマスクの呼吸穴を揃えて順々に被れば重ね着ができると考えたのです。 ラバースーツを10枚重ね着しフードを1枚被った時、控え室をノックする音が聞こえてきました。 “助かった、スタッフさんだ、手伝ってもらえる“ そう思い私は返事します。 「どうぞ、入って下さい」 私の声で扉が開いて人が入って来ました。 入って来た人を見て私は固まってしまいました。 私の中ではてっきり女性スタッフが入ってくるとばかり思っていたのだが、入ってきたのが体格のいい男性だったからです。 フードを被った私の目から男性の顔はハッキリとは見えません。 “うわっ、どうしよう?!襲われたりしたら“ まずその事が頭を過ぎりました。 そう思ったのがそのまま体に現れていたのでしょう。 男性が私の反応を見て話しかけてきます。 「ごめんね美晴さん、ビックリさせちゃって」 私はその声を聞いて思わず声が出てしまった。 「え!」 「すまない、どうしても2人っきりで会いたくて無理言ってスタッフさんにお願いしていたんだ」 声の主は私の憧れの俳優さん三神光司さんでした。 「どうして三神さんが私なんかに」 三神さんは経緯を全て話してくれました。 その内容はとても驚くべきものでした。 今回のドラマは三神さんからの希望で出演したという事。 ハリウッド進出も噂されるほどの名俳優さんが、こんなドラマといっては失礼だが、よく出てくれたものだと正直驚いていました。 私なんかが初めて出演するのには打って付けのドラマだと思っていたからです。 さらに驚くべきことはまだ続きます。 私に出演オファーを掛けて欲しいと希望したのが三神さんだということ。 三神さんの口から話される事は驚く事ばかりでした。 楽しそうに私に話してくれていた三神さんの言葉が突然止まります。 私が何かしてしまったのかと、動揺してしまうほどの沈黙が流れます。 「三神さん?」 私が声を掛けると三神さんは私を真っ直ぐに見て言いいます。 「達磨美晴さん、僕はあなたの事が好きです」 名俳優のドスレートの告白に私は固まってしまいました。 憧れの俳優 三神光司さんにまさか告白されるなんて。 私は固まって動けません。 2人きりでの夢のような出来事、もしかしてドッキリではないかと思い、周りにカメラが仕込まれているのを目だけで探しましたがラバー越しでは見つけられるはずもありません。 そんな私に三神さんが尋ねるように聞いてきました。 「ご迷惑でしたか、すみません」 「いえ、そんな事はありません、私の憧れの俳優さんが私の事を好きだなんて信じられなくて」 そう返すと少し曇っていた三神さんの表情が少し明るくなったように見えました。 「でも、どうして私なんか」 私の言葉に三神さんは首を横に振ります。 「聡明で可愛いあなたを天気予報で初めて見た時に僕は心を奪われました」 私は褒められることに慣れていないので、手振りでそれを否定します。 「天気予報が当たらず酷い扱いに僕は憤りを感じていました」 私はうんうんと頷いて話を聞きます。 「そんな時、朝のお天気お姉さんから夜のお天気お姉さんに変わった美晴さんを僕は追いかけ、そこで驚く光景を目撃しました」 「それは美晴さんが毎日ラバーを着て、日々動けなくなっていく姿です」 私は頷いて三神さんの話に耳を傾けますが、三神さんの言葉は止まってしまいます。 少しの沈黙があり、私が三神さんに話し掛ける。 「大丈夫ですか、三神さん」 三神さんは大きく頷くと意を決したように話し始める。 「実は僕はラバーフェチなんです」 「だから、美晴さんのラバー姿を毎日のように見て堪らなくなりました、そして思いましたこの人と一緒になりたいと」 「近々、僕はハリウッドへ旅立ちます、一緒に行ってもらえませんか?美晴さん」 三神さんの突然の提案に私の思考が全く追いついて行きません。 「でも、私… 」 モジモジとした私の態度を見て三神さんが抱き付いてきました。 私は自然と三神さんと抱き合います。 そして、気づけば唇を重ね合わせていました。 私は三神さんの方を真っ直ぐ向いて聞いてみます。 「本当に私なんかでいいのですか?」 三神さんは満面の笑みで頷きこう言いました。 「今から時間ありますか?」 私は今日はドラマの撮影のために時間は空けてあります。 「でもこれからドラマの撮影が… 」 そう言いかけた私の唇に三神さんの人差し指が触れ、私の言葉を遮ります。 「美晴さんも僕も今日のドラマの撮影は終わりですよ、僕がそうしました」 そう言って私に向けられた笑顔は凄く優しいものでした。 私は思わず三神さんに抱き付いていました。 その後、達磨 美晴は仕事を辞め日本から姿を消してしまいました。 なぜか? 蔵元 美晴となりアメリカへ行ってしまったからです。 俳優 三神 光司(本名 蔵元 隆(くらもとたかし))と結婚して。 決め手は私のダルマちゃんの姿らしいです。 おしまい

Comments

コメントありがとうございます。不幸が続くも最後はハッピーエンドにもっていこうと思うと話が長くなってしまいました(汗)

ごむらば

酷い扱いからのぉ、メデタシ\(^o^)/ 救いの有るお話は面白いです。

isyoya


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