商談の帰り訪問した会社の最寄り駅まで来て上司と相談の上、直帰する事になり上司とは分かれた。 私用スマホを取り出そうとしたのだが見つからない。 焦って持ち物やポケットを探すがスマホは見つからない。 思い当たるのは訪問した会社の社長室のソファー。 フカフカで包み込まれるようなソファーに座った際、ズボンのポケットに入れていたスマホを落としたのかも知れない。 俺は急いで来た道を戻る。 そして、つい先ほど商談をした社長室の前まで戻った。 そこで俺は受付にいた優香さんを見て固まる。 体はあのワークチェアーにされた優香さんが顔だけ露出した状態で受付にいた。 俺と視線が合うと少し恥ずかしそうに顔を赤ながら言う。 「社長は私用のため本日は帰宅されました、ご用件をお伺い致します」と。 俺は社長室でスマホを無くしたかも知れない事を伝えると社長室へと通してくれた。 優香さんも満足には動かないワークチェアーにされた体で俺のスマホを探してくれた。 スマホはやはり社長室のソファーの隙間に挟まっていた。 「ありがとうございました、お陰でスマホが見つかりました、ところで一つ聞いていいですか?」 俺は思い切って優香さんに疑問をぶつけてみる事にした。 優香さんはゆっくりと頷く。 「はい、何でしょうか?」 「その服は膨張したまま戻らないんですか?」 俺の言葉に優香さんは改めて自分の体がワークチェアーのようになっている事を恥ずかしく思ったのだろう、顔が一気に赤くなる。 そして、説明をしてくれた。 優香さんの着ている服は二重になったラバーつまりゴムで出来ていて、その中に空気と混ぜて液体を注入すると膨張しウレタンのようなクッション性のある素材に変化するという。 その素材は1時間ほどで膨張は収まり液体に戻るというのだ。 マスクはフードを後ろへずらして脱ぐ事ができるので、顔だけ出して後片付けをしている所へ俺が現れたという訳だ。 確かに優香さんの後頭部には彼女の頭を守るようにフードが膨らんだままであった。 俺はまた優香さんに聞いてみる。 「触ってみてもいいですか?」 自分でもそんな言葉が出てくるとは思ってもみないほど自然に言葉が出てきた。 優香さんの笑顔が俺に思ったことを言葉にさせているような気がした。 「どうぞ!」 優香さんは腕を差し出してくれたので触れてみる。 なるほど触感はゴムだが、中にはクッションが詰まった不思議な感じがする。 「へー、ソファーみたいな感じなんですね」 俺が感心したようにそう言うと優香さんは嬉しそうな顔をして言う。 「良かったら座ってみませんか?」 「ええ!いいんですか?」 願ってもない優香さんからの申し出に俺は大きな声を出してしまった。 優香さんはまた顔を赤らめながら少し笑顔を見せて頷く。 そして社長の時と同じようにワークチェアーの骨組みの所へ移動し自ら骨組みの上へと座った。 「どうぞ、武上 唯人(たけがみゆいと)さん」 俺は優香さんの声に誘われて優香さんの上に腰掛けた。 柔らかくソファーのような座り心地なのに優香さんの温もりが伝わってきて股間が熱くなる。 このままだとおかしくなってしまいそうなので体を起こして立ち上がろとすると優香さんが話し掛けてくる。 「もう少し座っていて下さい、背もたれに体を預けて」 そう言われて断る理由はどこにもない。 俺はワークチェアーに優香さんに言われた通りに背もたれに体を預けた。 ベッドレストは今、フードは被っているが顔は優香さんの顔が剥き出し状態になっている。 首元に優香さんの吐息が掛かり俺の興奮は増すばかり。 このまま体を反転させて優香さんにキスしたい衝動に駆られる。 俺はグッと拳に力を込めて目を閉じて自制した。 ところが目を瞑った俺に意外な事が起きる。 それは肘掛けが俺の体に巻き付いてきた。 つまり、優香さんが俺を後ろから抱きしめてきたのだ。 少し震えているように感じる肘掛けとなった優香さんの腕の上から俺は優しく手を当て自分の胸に押し当てるようにすると、優香さんの震えは次第に落ち着いていった。 しばらくそのままでいたが、俺は優香さんの肘掛けとなった腕をゆっくりと解く。 そして体を起こしてゆっくりと立ち上がる。 そしてワークチェアーとなったままの優香さんと向き合う。 優香さんの顔は真っ赤かになり恥ずかしくて何も話せない様だった。 俺はワークチェアーの骨組みから優香さんを引っ張り上げるようにして立たせると、ギュッと抱きしめた。 「武上さん、私… 」 何か言おうとする優香さんの口を俺は自分の口で塞いだ。 優香さんはそれ以上は話さなくなり、俺と舌を絡ませる。 静まり返る社長室で俺と優香さんの吐息だけが聞こえる。 お互いを求めるように長いキスをしていると、優香さんの体が徐々に縮んでいく。 正確には膨らんでいたものが液体に戻っていったのだろう。 縮んでいく体に追従する様にして俺は優香さんの体を抱きしめ続けた。 完全に優香さんの体が縮んだところで優香さんの唇が俺の唇から離れる。 「武上先輩、キス長いですよ」 そう言って可愛く笑う優香さん。 今までサラッと流していたが、優香さんは何故か俺の名前を知っていた。 訪問の際、受付で記帳したのは上司で俺は優香さんに名前も名乗っていなければ名刺も渡していない。 それに先ほど【武上先輩】と言った。 俺は優香さんに過去に会った事があるという事だろうか。 必死に記憶を辿るが優香という女の子に心当たりはない。 壬生という苗字で思い返してみると1人だけいた。 高校3年の時、部活のマネージャーとして入部してきた1年に壬生という女の子はいたが接点はほぼなく、入部から3ヶ月後には入れ替わる形で俺は引退した。 だから、その時の壬生さんの下の名前が優香という名前かも今となっては思い出せない。 それに壬生さんが今の優香さんのような可愛い印象ならしっかりと覚えていたと思うのだが。 「もしかして、高校の時バスケ部のマネージャーしてた?」 俺の言葉に優香さんは大きく頷く。 「覚えてくれていたんですね、嬉しい!」 俺の中では何とも表現しがたい複雑な気持ちながら、優香ちゃんが喜んでくれているのでホッとした。 「私、今日受付に来てすぐに武上先輩って分かったんですよ」 上機嫌で話す優香ちゃん。 「優香ちゃん、高校の時と比べて凄く可愛くなっていたから全然気づかなかったよ」 俺の言葉に満面の笑みの優香ちゃん。 「先輩、今日の仕事終わりですか?」 「うん、もう帰るだけだけど」 「私も今日は終わりなのでどこかへ飲みにいきませんか?」 「いいよ!喜んで!」 優香ちゃんが言う。 「ここでこれ脱いじゃってもいいですか?」 そう言って俺の返事も待たずにすっかり萎んでしまった黒光りするラバーの服や体に張り付くようなスーツを脱いでいく。 黒光りするラバースーツの下からは優香ちゃんの白い肌が覗き、その面積はドンドン広がっていく。 「優香ちゃん、こんなところで裸になるのはちょっと」 俺は大胆な優香ちゃんに遠慮してラバースーツを脱ぐ優香ちゃんに背を向けた。 背中越しに優香ちゃんがラバースーツを脱ぐ独特な音が聞こえてくる。 見たい気持ちをグッと抑えて紳士的に振る舞った。 ラバースーツを脱ぐ音がなくなり振り返っていいものか迷っていると声を掛けられる。 「お待たせしました」 振り向いた瞬間、優香ちゃんが裸で抱きついてきた。 しかし、何か違和感を感じた。 その違和感はすぐに判明する。 優香ちゃんの可愛い顔はなくなり肌色をしたノッペラボウになっていたのだ。 「うわっ、何?」 俺はビックリしてその場に座り込んでしまった。 全身少し光沢を帯びた肌色をした人型が俺を見下ろしている。 肌色をした人型は顔もなければ、毛もなく体にあるべき穴や毛も一切見当たらなかった。 唯一体の凹凸から女性だと分かる程度だった。 「先輩、驚きました?これ肌色のラバースーツなんですよ」 そう言って俺にノッペラボウの顔を近づけてくる優香ちゃん。 ノッペラボウが肌色のラバーだと分かった俺は優香ちゃんに仕返しとばかりに、ノッペラボウの優香ちゃんにキスをしてそのまま押し倒す。 「先輩、ちょっと」 彼女の声に俺は止まることなく覆い被さる。 「この肌色のラバースーツこのままでもできるんですよ、武上先輩、私を抱ぃ… 」 俺はノッペラボウでハッキリと分からないが優香ちゃんの口の辺りを指で押さえた。 「俺はもう優香ちゃんへの思いも体も止められないよ!」 沈黙があり見つめ合う2人。 少し間をおいて俺は言う。 「優香ちゃん!俺と付き合って下さい」 言葉とほぼ同時に優香ちゃんの肌色のラバーで覆われた陰部へと俺のギンギンに勃起したペニスを挿入した。 優香ちゃんの体が大きく跳ねて抱きついてくる。 「武上先輩、私も好きです!私をめちゃくちゃにして!」 そう言われたら俺は止まらない。 俺も優香ちゃんもここが社長室である事も忘れ本能のままに交わった。 社長室であるため、優香ちゃんはかなり大きな声を上げたが外には漏れてはいないようだった。 まだ息が整わないまま、俺は優香ちゃんに覆い被さり肌色のノッペラボウに話し掛ける。 「ラバースーツを着たままのSEXっていうのも気持ちいいんだね」 そう言うと優香ちゃんは喜んでいるようで、俺の首に腕を回してギュッと抱きついてきた。 「でも、可愛い優香ちゃんの顔も見てみたいな」 そう言うと、優香ちゃんが返す。 「じゃあ、この後ホテル行きますか?」 俺は大きく2回頷くと、優香ちゃんはまたギュッと抱きついてきた。 おしまい