MVメイキング〜ドMの君とドSの俺〜
Added 2024-01-05 15:00:00 +0000 UTCベッドで十分に戯れあった後、リビングへ移動する。 目的は特別なメイキング動画を見せてもらうため。 俺は腰に、アキちゃんは体にバスタオルを巻いた姿でリビングでメイキング動画を見始めた。 上半身裸の俺に抱きついてくるアキちゃん、そんなアキちゃんからなかなか目が離せないままメイキング動画が始まった。 ボンテージ衣装の悪鬼-aki-が写った後、背後にいるすでに黒光りしたラバースーツを着た2人の女性にカメラが近づいていく。 「今日はよろしくお願いします!」 女性カメラマンが挨拶する。 「よろしくお願いします」 ラバースーツを着た2人の女性は声を合わせて女性カメラマンに答えた。 「ダンサーの佐倉 理央(さくらりお)さんと山奈 舞香(やまなまいか)さんでーす!」 ラバースーツを着たショートヘアの2人のお姉さんが笑顔で手を振る。 俺は“ダンサー”という言葉に引っ掛かった。 確かにラバーヒトイヌ男たちはMVの中で虐められながも要所要所では曲に合わせて踊っていた。 男だと思っていたので興味を引かず悪鬼-aki-ばかりを見て、きちんと見ていなかったがあんな手足が短く窮屈なラバーヒトイヌスーツを着せられた女性が必死に踊っていたのだと知ると急にMV【ヒトイヌの虐待】を見直したくなった。 ラバースーツ姿でのダンサーの理央さんと舞香さんはラバーフードを被り、綺麗な顔だけを露出してラバーヒトイヌ男にされていく。 てっきり、男性がラバーヒトイヌスーツを着ているとばかり思っていたのだが、ラバーヒトイヌ男の着ぐるみを彼女たちが着ているという事が動画を見ていて分かった。 小柄なアキちゃんより身長の高い彼女たち2人が着ぐるみを着せられるとにすっかりラバーヒトイヌ男になった。 そんな彼女たちに首輪とリードが取り付けられて撮影が始まった。 着ぐるみで華奢な女性の体ではなく、筋肉質の男性の着ぐるみを着ているので鞭を入れられてもそれほど痛みはないだろうが、着ぐるみの中はかなり暑いだろう。 そして折り畳まれた手足で歩くのはかなりキツイだろう。 歩くのが遅いという事で鞭を入れたり、蹴ったり凶悪なブーツでラバーヒトイヌ男たちを踏みつけるシーンでは、悪鬼-aki-がドSである事に疑う余地を与えないほどだった。 実際、悪鬼-aki-である安野 明子がドMで変態女子ダブルA子として虐められたり苦しいことをされるのを好む事を知っていてもドSである事を疑えないほどインパクトのあるシーン。 街中を歩いていくシーンでは多くのギャラリーに囲まれた中、悪鬼-aki-とラバーヒトイヌ男たちにされた理央と舞香の後をリードを握った悪鬼-aki-が進んでいくのを見たエキストラが大袈裟なリアクションをする。 途中、公園や駅のホーム、交差点の真ん中でパート毎のダンスを撮影し、街中の撮影は終了した。 移動シーンとダンスシーンの撮影が終わるまでラバーヒトイヌ男の着ぐるみから出してもらえなかった理央と舞香。 一旦撮影終了となり理央と舞香は汗だくでラバーヒトイヌ男の着ぐるみの中から出てきた。 その顔は真っ赤だったが2人とも変わった撮影と満足した踊りができたと答えて笑顔を見せていたが、俺はこの2人はかなりのドMであると思った。 街中からロケバスで移動している動画では、悪鬼-aki-と理央、舞香の3人が談笑しているシーンも収録されていた。 「理央さんと舞香さんと仲良くなったの?」 俺がアキちゃんに尋ねる。 「うん、とっても仲良くなったよ!2人とも22歳で私よりお姉さんだったんだよ」 「それでね、私この時実は私も虐めるより虐められたいと本音を伝えたら凄くビックリされちゃったんだ、そこからはドMトークで盛り上がっちゃって… 」 と、アキちゃんは楽しそうに語ってくれた。 海辺へと到着すると、すでに別のスタッフが砂浜で準備を進めていた。 ボンテージ姿の悪鬼-aki-とラバースーツ姿の理央と舞香がスタッフと打ち合わせを行う様子が遠目で撮影されていた。 早速、ラバーヒトイヌ男にされる理央と舞香。 首輪を付けられ悪鬼-aki-に強引にリードを引かれて波打ち際を歩く。 波打ち際で波にさらわれそうになりながらもダンスを踊るラバーヒトイヌ男たちと悪鬼-aki-。 そして、砂浜に掘られた穴で生き埋めされるシーンの撮影。 手足を折り畳まれたラバーヒトイヌ男の着ぐるみを着た理央がまずは穴へ自ら落ちる。 舞香も躊躇しながらも穴へと落ちた。 そんなラバーヒトイヌを悪鬼-aki-が1人で埋めるのは当然無理なので、スタッフ総出で一気に埋めてしまう。 カメラマンはスタッフが映らないように大人しく埋められていくラバーヒトイヌだけを撮影していた。 実際は恐怖で少し震えながら埋められていく様子は俺を興奮させた。 そして、穴の中で砂を撒き散らしながら抵抗する理央と舞香は本当に怖かったのだと思う。 だが、砂で埋められていく方が速く2人はあっという間に埋められてしまった。 しかもここから悪鬼-aki-がスコップでしっかりと埋めた穴を固める。 そしてトドメとばかりにブーツで踏み固める悪鬼-aki-。 生き埋めのシーンの撮影が終わると、今度は急いで穴を掘り返すスタッフ。 当然、スコップなどを使うと穴に埋められた理央と舞香を傷つける可能性があるので手作業で。 ある程度まで掘り起こして引き摺り出した後から再び撮影が再開する。 その様子をウンコ座りをして不思議そうに眺めている悪鬼-aki-。 ここで一旦カットが入る。 理央と舞香は全身砂に埋められて怖かったのだろう。 しばらくは放心状態で動けずにいた。 ラバーヒトイヌ男の着ぐるみを着ているのでしっかりと声は聞こえなかったが、僅かに啜り泣くような声が聞こえたような気がした。 ラストは生き埋めの恐怖から逃れたラバーヒトイヌ男たちが、目の前に準備されたシャチのフロートに砂まみれの体で自らシャチのフロートの口へ足から中へ入っていくシーン。 だが、理央も舞香も生き埋めの恐怖からなかなかシャチのフロートに入ろうとはしない。 時間が過ぎる中、陽が傾き始めた。 最後はイヤイヤと首を振っていた2人だったが結局自らシャチのフロートへと収まった。 シャチの口のファスナーは閉られ、ラバーヒトイヌ男の首輪から繋がるリードだけがシャチのフロートから出ていた。 シャチのフロートの口が閉められた後、空気がパンパンに注入される。 実際、理央と舞香はシャチのフロートに閉じ込められた後も空気が注入されている最中も抵抗するように動いていた。 そんな精神状態でもダンスはきちんとこなしているあたりは流石だと思った。 シャチのフロートのダンスシーンを撮影した後、波打ち際での撮影となる。 最後は悪鬼-aki- がシャチのフロート2体に繋がるリードを離して波にさらわれてそのまま海へと消えていくシーン。 美しい夕陽の中、フロートのシャチ2体は助かろうと必死にもがくように動いているのが分かる。 残念ながら逆光なのでフロートのシャチはシルエットだけだった。 それを手を振って見送る悪鬼-aki-の後ろ姿でMV撮影は終了。 かなり沖まで流されたフロートのシャチ。 当然だが、彼女たちを救出するための船もダイバーも待機しており無事に回収された彼女たちは大泣きしていた。 満足に手足を動かせない状態でどんどん沖へと流され、シャチのフロート内にも海水が侵入してきたら、かなりの恐怖だったことは容易に想像ができる。 MVでは分からなかったことが全てこのメイキング動画に入っていないので俺はかなり興奮した。 「どうだった?メイキング動画?」 「うん、物凄く良かったし興奮したよ!」 「コウくん、私も興奮しちゃってヒトイヌになりたくなってきちゃったなぁ」 そう言うとアキちゃんは体にバスタオルを巻いたままソファーを離れた。 俺はその間にもう一度、先ほどのメイキング動画を始めから再生した。 つづく