【マグロ女】 皆さんはこの言葉を聞いてどんな事を想像しましたか? 【マグロ女】とはエッチのときに、ただ寝ているだけで何もしないことを【マグロ】と言います。 由来は、ベッドの上で寝転んでいるだけの姿が、まるで市場に陳列されている冷凍マグロのようだというところからきているという説が有力なようです。 私が遭遇した【マグロ女】は皆さんの知っているものとはかなり違いました。 とある風俗店へ友人に連れて来られた俺、竹之内 司(たけのうちつかさ)は一番安いコースを探していた。 友人はこの風俗店の常連ですぐにいつもの女の子を選択し個室へと案内されていた。 メニューの下の方にあったのが 【マグロ女】しかもその下にはさらにメニューと料金が記されていた。 足マグロ(足フェチの方向け) 手マグロ(手フェチ、指フェチの方向け) 手マンマグロ(女性器を弄りたい方向け) ヤリマグロ(ただただヤリたい方向け) 解体マグロ(体験してのお楽しみ) その中で俺は【足マグロ】コースを俺は選択した。 理由は二つ、値段が一番安かったことと足フェチであること。 準備が整ったという事で部屋へ案内されるのだが、女の子を選択させてもらえなかった。 一番安いコースなので、それも仕方なしと割り切って個室へ。 個室に入って一人掛けソファーで女の子を待つ。 一番安いコースなのでブサイクかオバさんが来るのだろうと思っていたが、個室の扉はノックされない。 俺がソファーに座って待っているのは、とんでもないのが来たらすぐに帰ろうと思っていたから。 しかし、5分経っても誰も現れない。 “いったい、どうなっているんだ!” そう思い、ベッドを見ると膨らみがある。 “え?!もしかしてベッドですでに待機するタイプ?“ そう思いベッドに近づき布団を捲った。 ベッドの上のモノを見て俺は言葉を失う。 「へ、マグロ… ?」 ベッドに横たわっていたのは紛れもなくマグロ。 本物と見間違えるクオリティのマグロから銀色の足が生えていた。 「【足マグロ】ってこれ?」 俺は驚きから固まってしまう。 どう見てもリアルなマグロの着ぐるみを着た女性が着ぐるみから足だけ出してベッドに横たわっているだけだった。 俺が布団を捲っても全く動かない【足マグロ】を注意深く観察する。 この【足マグロ】の着ぐるみにはファスナーなどは全く見当たらない。 そして、単にマグロの着ぐるみから足を出しているだけだと思ったのだが、どうも違う。 マグロの下腹部の尾に近いところから銀色の艶っぽい足が本当に生えているのだ。 というのも足と着ぐるみの境界はなく、突然変異で生まれてきたのではないかと思うほどであった。 その艶っぽい足に触れてみる。 生暖かく人であることは間違いなさそうだ。 触った感じはゴムのような感触だった。 俺が触れても全く動かない【足マグロ】をどう扱えばいいのか困惑してしまう。 取り敢えず、5本指に分かれた足の裏をくすぐってみる。 【足マグロ】はピクっと反応して、俺の手から足を遠ざける。 反応が可愛くマグロの中の人も可愛いのだろうと連想させる。 何度か足の裏をくすぐると、膝を曲げて体を丸めるようなポーズを取ったが、少しすると足を伸ばしてきた。 次はマグロの尾っぽに近い内ももに触れてみる。 ゾクッとしたのか、さっきよりもリアクションが大きい。 そんな内ももを優しく撫でると、ギュッと閉じていた股がゆっくりと開いてくる。 気持ちいいのだろうか。 そんな柔らかい内ももに顔を挟まれてみたいと思ったが、マグロの尾っぽが行手を阻む。 次に俺が思いついたのは“ひざ枕”だった。 横たわる【足マグロ】の体を起こそうとするが、【足マグロ】に腕は生えていない。 なので体を起こすのにも胴体を抱き抱えるようにして起こそうとしたが、またも尾っぽが邪魔をして座らせることはできなかった。 結局、ベッドに横たわるしかできない【足マグロ】。 仕方なく俺は艶っぽい足を撫でながら別の使い方を考える事にした。 冷静になって周りを見るとブーツやハイヒールストッキングなんかも用意されていた。 「なるほどね、これを履かせたりして楽しむのか」 俺は呟くとパンストを手にした。 「パンストはダメだろ!」 思わず呟いたが意外にもパンストの真ん中辺りに切れ込みが入っていて、マグロの尾っぽを通すことができた。 そして、銀色に輝く足にパンストを履かせていき、マグロの尾っぽから少し上までパンストを履かせることができた。 見た目はかなり滑稽だが、パンストを履かせてもなお銀色の光沢感はかなりのものだった。 次に俺が手にしたのはピンヒールのニーハイブーツ。 黒光りするエナメルのニーハイブーツはなかなか街中ではお目に掛かることはない。 そんなブーツを【足マグロ】に履かせていく。 このエナメルのニーハイブーツはこの【足マグロ】の中の人がオーダーしたようにピッタリとしていた。 筒の部分と太ももがピッタリ過ぎるくらいピッタリで履かせるのには、かなり苦労した。 ふくらはぎ辺りの内側にあるファスナーを閉めて黒光りするエナメルブーツを履かせ終えると、【足マグロ】が少し動いた。 その際、エナメルブーツが擦れて『ギチギチ』と音を立てるのが堪らない。 俺は足フェチであり、ブーツフェチ、さらにはエナメルフェチでもある。 女の子の顔が見られないのは残念だが、リアルなマグロの着ぐるみを着た女性の美脚を遠慮なく堪能できることに俺は満足していた。 ブーツ越しに足を触ってみても動かない。 逆に一度ポーズを取るとそのまま動かなくなる、マグロだから。 一通り楽しんだ後、俺はずっとベッドで横たわっている【足マグロ】を立たせてみたくなった。 ベッドの端まで足首を持って引っ張っていく。 膝から下がベッドに垂れ下がる形になると、俺は【足マグロ】の背後へと周り彼女を立たせる。 【足マグロ】は立ち上がったがフラフラとしている。 ブーツはピンヒールのうえ、エナメル生地が固く上手く膝が曲がらないのでバランスが取りづらそうだと思っていると二、三歩前に歩いて背後のベッドの端にマグロの体をぶつけて、その場に女の子座りをしてしまった。 【足マグロ】の中の人は焦ったに違いない。 なんとか体を立て直そうと、体を前傾にしてみたが腕がないので変な形の前屈になってしまった。 だが、そこから体勢を立て直して膝立ちして立ち上がろうと試みるが、マグロの頭が滑って床に寝そべる形になってしまった。 それをただただ見ていた俺は言葉を発することなく床で立ち上がろうと頑張っている【足マグロ】を眺めながら興奮していた。 これはこれでいい感じかも。 その後も床で立ち上がろうと蠢めく【足マグロ】を見ているうちに時間となってしまった。 そして思った。 次回は【手マグロ】を体験してみようと。 【手マグロ編】につづく