俺は和葉の入った人間椅子に座ってしばらく動けずいたが、少しすると和葉が俺の重さに耐えられなくなり、くぐもった声を上げて動き出した。 「健斗、重いよう!」 「あっ!ゴメン、ゴメン!」 「そろそろ、解放するね」 「お願い!」 俺は人間椅子にした和葉を解放すべく、まずは車のシートカバーを外す。 続けてカッターでラップを引っ張りながら切り裂き千切っていく。 ラップを全て外すと、和葉は人間椅子から解放されたが、まだ上半身は萎んだジャイアンバルーンに覆われベルトが巻いてあり、そこから2本の足が生えている状態。 一旦、椅子に座らせてからエナメルの編み上げニーハイブーツを脱がせていく。 続けて、ジャイアンバルーンから出すべく、巻きつけた3本のベルトと首輪を外す。 そして、ミニスカートの様になったジャイアンバルーンの口の部分を捲り上げて脱がせていく。 出てきたのはスイミングキャップで覆われた顔、それを脱がせるとコンドームの様に薄いゴム風船で覆われた頭が現れた。 被せる時は呼吸ができないので窒息死するのではないかと、かなり心配したが股のところから呼吸していると知った今では心配する事なく、落ち着いて妻を解放していく。 それでもコンドームの様に薄いゴムでできた風船を脱がせるのが難しくハサミを入れ、破って脱がせた。 和葉の姿はまだ黒いゴムのシャツに上半身を覆われたまま腕もない姿、和葉に言われるがまま着せたり巻いたりしながら人間椅子にしたが普通に考えれば俺のやっている事はかなり酷い事をしている。 黒いゴムのシャツを脱がせても、まだラップに包まれその下には拘束衣を着せて腕を使えないように背中で繋げている。 拘束衣で自由を奪った左右の腕を解放してやると和葉の腕はダラリと下に垂れた。 あまりにも脱力した様に垂れた和葉の腕を見て俺は心配になり、和葉に声を掛ける。 「和葉、腕、大丈夫?」 「うん、しばらく拘束された状態だったから痺れて力が入らなくて」 「分かったよ!そのままでいて、拘束衣も脱がしちゃうからね」 和葉はコクリと頷いた。 拘束衣を脱がせ、黒いマネキン人間にまで和葉を戻した。 しかし、ここからはどうやって和葉がマネキン人間になったのかは分からない。 俺が買い物に出掛けて帰ってきたら、すでにこの姿になっていたから。 肌触りが良く布地の黒いマネキン人間となった和葉が俺に抱きついてくる。 俺から和葉の顔は見えないが和葉からは俺が見えている様だった。 それに抱きついて間近で黒いマネキン人間を見て分かった事は、水泳で使う競泳水着の様な柄が全身にあるという事。 「ねぇ和葉、今着ているこれって競泳水着みたいな柄が入っているね」 そう俺が話し掛けると和葉が答える。 「そうだよ、よく分かったね健斗、正解!この全身タイツは競泳水着の生地で作ったんだよ!」 そう言ってその場で一回転してみせる和葉。 そんなマネキン人間の和葉を見ていて一つの疑問が浮かんだ。 それはマネキン人間に汗染みが一つもない事。 あれだけ厳重に上半身を拘束されていたのだから、いくら呼吸ができたていたとはいえ、暑くないはずがない。 なのにマネキン人間には全く汗染みがないのだ。 「ねえ和葉、体触ってもいい?」 俺の唐突な申し出に少し返答に困ったような声で返す和葉。 「え!?別にいいけど、何する気?」 「いや、ちょっと確かめたい事があってね」 そう答えると、マネキン人間の足から俺は湿ったところがないか探し始めた。 汗で湿ったところがあれば、そこから和葉はマネキン人間になったのだと分かると思ったから。 だが、足の先から頭の天辺まで触れてみたが汗染みどころか、湿っているところすらみつからなかった。 全身を触り探ってもマネキン人間の謎は解けなかった。 俺が首を捻っていると、和葉は自室へと向かい歩き出した。 「少し着替えてくるね」 「あ!和葉… 」 俺はファスナーを見つける事のできなかったマネキン人間の謎を解いて、いつもの和葉に俺の手で戻したかったのだがそれは叶わなかった。 自室に入った和葉は部屋の扉に鍵を掛けてしまった。 「ああ… 」 俺は情けない声を出してソファーに崩れ落ちた。 程なくして和葉は自室から出てきた。 いつもの和葉に戻ったのだろうと思って、少し体を反らせて和葉を見て驚いた。 和葉はまだマネキン人間のままだったから。 「え?着替えに行ったんじゃなかったの?」 「言ったでしょ、少し着替えてくるって」 「ええ、ああ、うん」 俺は正直、和葉の言った言葉をちゃんと聞いていなかった。 戻ってきたら和葉はマネキン人間のまま、青いエプロンを付けていた。 「健斗、まだ私にマネキン人間のままでいてもらいたかったでしょ」 俺は言葉なく何度も首を縦に振った。 俺の目の前まで戻ってきた和葉は俺の前で一回転してみせる。 青いエプロンの下には赤いフレアのミニスカートのワンピースを着ていた。 勢いよく一回転した遠心力でミニスカートが浮き上がり、スカートの中もバッチリ見えたが、ワンピースと繋がった赤い足が伸びているだけだった。 そして近くで見て気づいた事がある。 赤いワンピース、そして青いエプロンにも競泳水着の様な柄が入っている事に。 「その赤いワンピースやエプロンも競泳水着の生地を使っているの?」 「うんそうだよ、健斗よく分かったね」 「触ってもいい?」 「どうぞ!」 俺はマネキン人間の和葉に触れてみた。 買い物を頼まれてから和葉に言われるがまま、拘束してまともにマネキン人間の顔には触れてはいなかった。 触り心地はスベスベしていて気持ちいい。 顔に触れてみた分かった事は全くといっていいほど、和葉の鼻や口の凹凸がない。 ハイネックになった赤いワンピースの首から下がり和葉の程よい大きさの胸を軽く揉んでみるが少し硬い気がする。 括れた腰を経由してフレアスカートへ。 「スカートの中、覗いてもいい?」 「構わないけど、改めて口に出して言われると恥ずかしいよ、そういうのは自然の流れでやってよね」 「うん分かった、じゃあお言葉に甘えて」 俺はさっとミニスカートを捲った。 一瞬、スカートを押さえようとする和葉の仕草が可愛かった。 先ほど俺の目の前で一回転した時は一瞬で分からなかったが、ワンピースのミニスカートと足は一体ではなくセパレートになっている様だ。 そして股の部分に下着の様な跡も見受けられた。 どうなっているのか確かめたい衝動に駆られて、和葉に声を掛けようとして俺は止めた。 先ほど和葉に言われた事を思い出したから。 俺は左手に床に落ちていたあるものを握り和葉に抱きついて青いエプロンを外す。 そして、黒いマネキン頭にキスをすると、胸の下の辺りを先ほど床から拾ったベルトを巻きつけた。 「健斗、何するの?」 和葉の問いに対して俺は返す。 「和葉、両手を頭の上に上げてみて」 俺の言葉は返事になっていないが和葉は俺の言う通りに両手を頭の上に上げた。 俺は素早くミニスカートの裾を捲り上げ、頭の上に上げた両手首とミニスカートの裾を首輪で縛りあげ茶巾縛りにした。 「ちょっと健斗、何する気?」 赤いワンピースで上半身を茶巾縛りで拘束された和葉がくぐもった声で聞いてくる。 「改めて言われたら恥ずかしいって言うから、何も言わずにやったんだよ」 「今から、マネキン人間がどうなっているのかじっくり調べさせてもらおうと思ってね」 そう言うと和葉は大人しくなった。 「どうぞ、健斗が納得するまで調べていいよ!」 随分聞き分けのいい和葉。 「このままだとバランスが取りにくいから横になるね」 そう言うと茶巾縛りをされたまま、和葉はその場にしゃがみ込んでから床に寝そべった。 まずはミニスカートを捲り上げた股の部分から調べてみる。 ここから呼吸をしているのは間違いなさそうなのだが少し苦しそうである。 「和葉、苦しくないの?」 「少し苦しいかな、赤いパンストの下に青い水着も履いているから」 俺は和葉の言葉でどうなっているのか理解したので、まずは競泳水着の生地でできた赤いパンストを脱がせていく。 その下からはマネキン人間の黒い足とエプロンと同じ青い競泳水着の股の部分が露出した。 赤いパンストを膝まで下ろしてから股の辺りに手を当てて、和葉がどこから呼吸していたのかを確かめてみる。 そうして分かった事は、青い競泳水着の股の生地を避けるようにしたマネキン人間の黒い足の付け根辺りの両側から呼吸している様で暑い湿った空気が出ていた。 上半身を茶巾縛りし、赤い競泳水着生地でできたパンストを中途半端に膝まで下ろしたので、今和葉は手も足も満足に使えない状態に。 そんな和葉の股の部分を弄ってみた。 反応が良くないので青い競泳水着の股の部分に指を強く押し当ててみたが、これも反応はイマイチ。 そこで俺は電マを使う事にした。 電マを青い競泳水着の股の部分に押し当てる形で電源を入れた。 和葉はビクッと反応した後、体が小刻みに震え出し僅かに喘ぎ声が漏れた。 同時にくぐもった声で叫ぶ。 「ちょっと、健斗やめて!早く!」 「あ!ゴメン」 俺はそう声を掛けると赤い競泳水着生地のパンストをグッと引き上げて和葉に履かせた。 「そうじゃなくて!!」 和葉の叫び声が大きくなる。 足をバタバタしさせ、茶巾縛りされた手で電マを外そうとするが、当然上手くいくはずもない。 床に寝そべる足だけの生物から喘ぎ声がどんどん大きくなり、体を跳ねさせる。 その声はどんどん大きくなり、動きも激しくなっていく。 「あっ、ダメぇダメぇダメぇ、逝っちゃうよ、あっあああーあん!」 先ほどまで大声を上げ暴れていた和葉は電マで快楽の絶頂に達し、そのまま動かなくなってしまった。 “気を失ってしまったのだろうか?” 俺は電マを止めると、ゆっくりと俺の手でマネキン人間から和葉へ戻し始めた。