朝の楽しいひと時を過ごした意地悪お嬢様。 次は運動をされるのだが、意地悪お嬢様は庭を走り回ったりはしない。 意地悪お嬢様と気弱なメイドの運動での設定は【お散歩ごっこ】 犬に扮した気弱なメイドを意地悪お嬢様が散歩させるというもの。 気弱なメイドが意地悪お嬢様の前にゆっくりと現れた。 その姿は手足を折り畳まれた四つん這いの状態。 しかも手足の短い黒光りしたラバーヒトイヌスーツを着せられ、その上から犬の着ぐるみを着せられていた。 背中の半分まで犬の着ぐるみ、その先はラバーヒトイヌスーツで先ほどまで着ていたラバースーツをまだ着ているのであろう、フードから丸く気弱なメイドの顔が覗いていた。 そんなメイドの口にはラバーでできたドッグマスクが咥えられていた。 意地悪お嬢様の前まで行くのにかなりの時間が掛かる気弱なメイド。 気弱なメイドが目の前まで来るのを貧乏揺すりをし、手に持った首輪を何度も丸テーブルの上で叩くようにして苛立ちを露わにしながら待つ意地悪お嬢様。 気弱なメイドが目の前まで来ると、口に咥えたドッグマスクを剥ぎ取りすぐさま気弱なメイドの頭に被せた。 そして間髪入れずに犬の着ぐるみを着せてしまった。 意地悪お嬢様の手で雌犬にされた気弱なメイド。 そんな気弱なメイドに首輪が装着される。 首輪にリードが取り付けられると、意地悪お嬢様はリードをしならせて雌犬にムチをいれた。 ゆっくりと歩き出す雌犬。 ゆっくり歩くのが気に入らないといった感じで何度もリードをムチのようにしならせて雌犬が速く歩くように促すが、雌犬の速度は変わらずリードのムチを受ける度体がピクンと反応して震えていた。 ある程度ドールハウスの中を歩いた雌犬と意地悪お嬢様。 意地悪お嬢様にとっては運動らしい運動ではないが、雌犬にされた気弱なメイドは息が上がっているようで肩で息をしていた。 この設定の【お散歩ごっこ】にはセットになっている設定がある。 それは【狩猟ごっこ】だ。 意地悪お嬢様が狩猟の格好をして、雌犬と共に狩猟をするのだ。 もちろん、本当に狩猟に出掛ける訳ではない。 ドールハウス内で行うので【狩猟ごっこ】だ。 意地悪お嬢様が着替えに行く間、散々歩き回った雌犬は休憩できるのかと思うがそうではない。 リードを引かれ引き摺られるようにして意地悪お嬢様と奥へと消えていった。 意地悪お嬢様と気弱なメイドの姿が消えると、発売記念で設置された等身大ドールハウスの前にスタッフが現れて、【意地悪お嬢様と気弱なメイド】の限定商品の販売を始めた。 寸劇を見ていたお客さんは限定商品を求めて、すぐに商品は完売してしまった。 限定商品が完売する前にハンターの格好に着替えた意地悪お嬢様が現れた。 その手には散弾銃が握られている。 もちろん本物ではなくモデルガンだ。 雌犬を引き連れていると思うだろうが、雌犬の姿はどこにもない。 スタッフが限定商品を販売していた机を片付けると、寸劇の続きが始まった。 突然、散弾銃を構える意地悪お嬢様。 その先にはイノシシが出てきた。 だが、イノシシは意地悪お嬢様の存在に気づいていない。 意地悪お嬢様が散弾銃を発射、見事に命中するがイノシシは倒れない。 何発も弾を当てられたイノシシは痛がる素振りを見せるが、とにかく逃げるのが遅い。 逃げるのが遅いため、かなりの弾を撃ち込まれたイノシシはその場に倒れてしまった。 四本の脚を縛り上げたイノシシを引き摺って移動する意地悪お嬢様。 イノシシはなんとか抜け出そうと動いているが四本の脚を縛られているので動けない。 そんなイノシシに何度も蹴りを入れるとイノシシは動かなくなった。 そんなイノシシの四本の脚を縛り上げたロープを外すと、ナイフのオモチャを取り出しイノシシお腹を開いていくフリをする。 開いたところからリードが飛び出し、意地悪お嬢様がリードを強く引くと、気弱なメイドが入った雌犬が引っ張り出された。 引っ張り出された雌犬はグッタリしている。 それはそうだろう、雌犬にされた上、イノシシの着ぐるみに閉じ込められていたのだから、そして散弾銃でいくら撃たれても動きの遅いイノシシにも頷けた。 意地悪お嬢様はイノシシの着ぐるみと雌犬と一緒に記念撮影でもするようにポーズを取り、午前の部が終了した。 午後の部が【意地悪お嬢様と気弱なメイド】のダークな設定とは知らない契約社員二人。 本当の試練が訪れることを亮子も恵美は知る由もなかった。