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ごむらば
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性処理ラバー人形 【点検作業】  

今俺の目の前の作業台の上には製造番号1012号のラバー人形が横たわっている。 見た目は黒光りしたツルツル頭のノッペラボウで、女性らしい胸の膨らみとお股には筋がある。 出荷前に作業者が名前を付け点検をして梱包するまでが仕事だと説明を受けた。 俺にとっては初めての仕事。 思わず触れてみたくなるほどのバランスの取れた肢体に思わず触れそうになりその手を止めた。 点検とは関係のない箇所を私欲で触れた場合、この高価な性処理ラバー人形を買い取らなければならなくなってしまう規約になっている。 そのためこの仕事をするに当たって、点検作業者も全身ラバースーツを着なければならない。 誤って作業者の汗や精液などでラバー人形を汚さないためだ。 俺もノッペラボウの黒光りするラバーマネキン人形のような姿となりガスマスクを付けて点検を開始した。 ベッドのような作業台に横たわる製造番号1012号のラバー人形にまずは名前を付けるところから始める。 名前を呼んで点検していく事でラバー人形は性処理の機能を有するらしいのだ。 「さて、名前はどう言ったものをつけようか?」 ガスマスクの中で独り言を呟く。 名前だけでも販売に影響すると言われているので、責任は重大だ。 俺はラバー人形の全身を見て、購入者が呼びやすく気に入ってもらえそうな名前を模索するが、なかなか思いつかない。 ラバー人形は基本黒いマネキンのような姿なのでどのラバー人形も全く同じ、完成した際にラバーのワンピースを着せられて点検作業者のもとに送られてくるのだが、そのワンピースの色が違うだけだ。 製造番号1012号のラバー人形は赤いワンピースを着せられていた。 俺の好きな情熱の赤色だ。 俺のために作られたラバー人形のように思えて嬉しかった。 まるで私はあなたの為に作られた物言わぬラバー人形。 そう、俺に訴え掛けてきているような気がした。 俺は購入者に向けて、あなたのためにという思いを込めて【YOU】と名付けた。 「君の名前は【YOU】だ!」 「【YOU】、今から点検を始める」 そう声を掛けるとラバー人形【YOU】はピクッと動いたように見えた。 名前を呼んだ事で魂が入ったように思えた。 まずは赤いラバーのワンピースを脱がせてから点検を始めていく。 早速、チェックシートの項目順に性処理ラバー人形として正常に動くのか点検を始めていく。 チェック1 : 胸 ラバー人形の胸を揉んで乳首を勃起させて硬くなった乳首をグッと摘む。 ビクッと反応すれば合格。 もっと乳首を摘んで下さいと言わんばかりに体を反らせば優秀なラバー人形と判断される。 チェック2 : 脇 両脇をくすぐり反応を確かめる。 体を動かせれば合格。 さらに体を左右に揺すり体を捩れば優秀である。 ラバー人形は所有者を喜ばせる存在でなければならない。 なので、動き一つ一つが重要になるのだ。 チェック3 : 足 まずは足の裏からくすぐって、反応をチェックする。 くすぐりに対して反応すれば合格。 くすぐられ両足を強張らせながらも足をプルプルさせて耐えれば優秀と判断する。 足のチェックはこれだけではない。 内ももに優しく触れて反応すれば合格。 内ももを触れる手を挟むようにして、もっと触ってとアピールすれば優秀となる。 チェック4 : 首 首を撫でるようにして触れて、反応があれば合格。 首を触られて耐えるように体をピクピクとさせ、強張らせれば優秀となる。 チェック5 : 顔 顔を撫でて反応があれば合格。 顔を撫でてその手に擦り寄ってきたら、優秀となる。 チェック6 : 口 ラバー人形と唇を合わせて、キスをしようとすれば合格。 相手の頭を自分の口に押し付けるようにすれば優秀となる。 チェック7 : 陰部 ラバー人形のここが一番重要で指を入れて反応すれば合格。 ラバー人形が自ら動いてもっと指を入れて欲しいという動きをすれば優秀となる。 以上、7項目の内全て合格以上ならば梱包して出荷となるのだが、一つでも不備があればそのまま廃棄となってしまう。 あまりに精巧に作られたラバー人形を廃棄するのは勿体ない気がするが規則なので仕方ない。 俺が点検したラバー人形たちは是非とも無事に出荷させたいと思う。 性処理ラバー人形【YOU】へ続く

性処理ラバー人形 【点検作業】  

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