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ドールハウス2 イベント終了後

等身大ドールハウスは営業終了後に解体された。 アクリルケースの中はかなりひどい悪臭で解体作業員は顔を歪めて作業を行っていた。 肝心の意地悪お嬢様と気弱なメイドはどうなったかというと、下剤の効果が続いており時折お尻から汚物を噴き出していた。 しかも、意地悪お嬢様は汚物を噴き出す時は決まって気弱なメイドに向かって噴き出していた、 当然、事情の知らない作業員たちからは二人に心無い言葉や蔑む言葉が浴びせられたが、意地悪お嬢様は他人事のようであった。 意地悪お嬢様と気弱なメイドはスタッフが準備したブルーシートに移動するように促された。 気弱なメイドはそれに従ったが、意地悪お嬢様は従う様子はない。 色の変わってしまったドレスを脱ぐと、意地悪お嬢様は私は綺麗でしょとアピールし、気弱なメイドの収まったブルーシートの中へと排尿と汚物で汚れた服を全て放り込んだ。 ブルーシートに包まれた気弱なメイドはただの汚物扱い。 大きなビニール袋に詰められ口を封されて屋外へ運び出された。 それについて一緒に移動を始める全裸の意地悪お嬢様、時折汚物を噴き出していたが本人は全く気にも留めていない様子だった。 スタッフの手で屋外に袋詰めにされて放り出された気弱なメイドと歩いてきた意地悪お嬢様の二人。 どうにかお腹も落ち着いた頃、気弱なメイドはブルーシートを掻き分け、ビニール袋を破って外へ出てきた。 だが、袋の中の排尿と汚物の2人分の悪臭を一人で受け止めた気弱なメイドの中の梓は袋から出るなり嘔吐しているようだったが、ラバーマスクに阻まれて吐瀉物が気弱なメイドから出てくることはなかった。 ただ、酸っぱい臭いのする液だけが俯いた気弱なメイドの顔から漏出ていた。 季節は夏、周りの暑さで蒸発した排尿と汚物が物凄い異臭を放つ中、意地悪お嬢様は気弱なメイドに水を掛けて体を洗い始めた。 2人が体を洗い終わった頃には日は沈み掛けていた。 大人向けドールハウスシリーズ 【意地悪お嬢様と気弱なメイド】の新シリーズ発売記念イベントを仕切る責任者である堺 美也子(さかいみやこ)は大きな溜息をついていた。 前回の契約社員2人に続いて今回の2人のうち1人は確実に次回はないと確信していたから。 毎回、【設定 排尿と汚物】を一回経験すると辞めていく人が後を絶たない。 かと言って、【設定 排尿と汚物】を目的に来るお客様がほとんどで、しかもそのお客様が売上の半分以上を占めているのも事実。 どうしたものかと頭を抱える美也子の部屋がノックされた。 力なく応えると入ってきたのは、着替えを済ませた絵里奈と梓だった。 目を丸くして2人を見つめる美也子。 「どうしたの?」 問いかけると絵里奈が答えた。 「次回のイベントはいつですか?」 目を輝かせて聞く絵里奈に美也子は答える。 「半年後を予定してるわ、どうして!」 「また、私たちをリアルドールをさせて下さい!」 元気よくそう言う絵里奈とは対照的に梓は俯いたままだった。 美也子は梓が無理やり絵里奈にここまで引っ張って来られたのだと思った。 梓が少し涙目になりながら美也子を見て口を開いた。 「堺さん、気弱なメイドのリアルドールをめちゃくちゃにしてすみません!」 美也子は次回のイベントを梓がやりたくない事を伝えると思ったのだがそうではなかった。 「あっ、まあ、それは全然構わないんだけど…元々貴女たちを採寸して作ったものだし、汚れてるから後は廃棄するだけだから」 美也子の言葉を聞いた絵里奈がもっと目を輝かせていう。 「じゃあ、リアルドールを貰って帰っても良いんですか?」 「うん、まあ、廃棄するのも勿体ないから持って帰ってもいいわよ、衣装も」 「え!マジですか!やったね梓!」 大興奮の絵里奈、そして少し笑顔を見せた梓がいた。 「ところで次回、高城さんと広末さんの2人とも来て頂けるのかしら?」 「もちろんです!」 2人は元気にハモるように言うと、笑顔で手を繋いで美也子の部屋を出て行った。 「良かったぁ!凄い逸材を見つけた!」 美也子は椅子に深く座り天を仰いだ。 絵里奈は意地悪お嬢様を楽しんでいたので次回も来てくれる可能性はあった。 ただ、梓に関しては絶対にないと確信していた。 あれだけ酷い責めをされたのだから、普通の女の子なら途中で逃げ出しいてもおかしくなかったから。 2人が仲良かったのは、ただの友達ではなかったことに今更ながらに気づく美也子であった。 ドールハウス2 エピローグに続く

ドールハウス2    イベント終了後

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