SamSuka
ごむらば
ごむらば

fanbox


エヴァ弐号機

俺の目の前にはアクリルケースに入ったエヴァ弐号機が飾られている。 俺はこれをついに手に入れた。 いろいろな要素が揃わないと手に入らない一品。 そして、このエヴァ弐号機はどんなにお金を積まれても誰にも渡さない。 俺はアクリルケース越しにエヴァ弐号機を眺めて満足していた。 高さは俺の170cmよりも優に高い180cm以上はある。 それも体が少し前傾になっているので、実際には190cmを超えるだろう。 そんなエヴァ弐号機はアクリルケースの中で倒れないように透明の支柱に支えられている。 体はもちろん、両脚と両腕もポーズを取る形で。 そんなエヴァ弐号機には特別なスイッチがある。 【起動】スイッチには弱、中、強の3段階が選べ、もう一つは【ATフィールド】のON/OFFスイッチとその横には調整ができるツマミもある。 ドキドキしながら【起動】スイッチの弱を押すと、エヴァ弐号機がビクッと動いた。 「おお!起動した!」 今まで全く動かなかったエヴァ弐号機がビクッと動いた後、少し震えている。 「ATフィールド展開!」 俺はそう言ってから【ATフィールド】をONにした。 震えていたエヴァ弐号機の体が一瞬固まったが、天を仰ぐように頭を動かした。 「まるで、本物みたいだ!」 俺は興奮のあまり声を上げた。 「じゃあ、どうしようかな?いきなりだけどATフィールド全開にしてみるか」 そう言って調整ツマミに手を掛けると、エヴァ弐号機が首を何度も横に振る。 突然、意思を持ったエヴァ弐号機。 「ATフィールド全開にしたらエヴァ弐号機も初号機の暴走モードみたいに鳴くのかなぁ?」 エヴァ弐号機は首を全力で横に振っている。 「じゃあ、ATフィールド全開!」 俺は【ATフィールド】の調整ツマミを一気にMAXにした。 「ぎゃあー!痛い!痛い!やめて!お願いだから!」 エヴァ弐号機から鳴き声ではなく、悲鳴と懇願する声が漏れた! 少しそのままにするとエヴァ弐号機は小刻みに震えた後、動かなくなってしまった。 ただ、肩の辺りが頻繁に上下していた。 アクリルケースの中からは 『シュー!シュー!』 という音だけが繰り返されていた。 すっかり動きのなくなったエヴァ弐号機。 俺は再起動すべく、今度は【起動】スイッチの強を押してみた。 すると、ほとんど動きのなかったエヴァ弐号機は腰を前後させて起動した。 今度は悲鳴から一転して喘ぎ声が漏れ出す。 「あっ、ちょっと、ダメぇダメぇ、イッちゃうからホント、ふぅー、ふぅー」 「ねぇお願い、一回止めて!」 その後も喘ぎ声を漏らしながら、エヴァ弐号機は固定されていない腰を振り喘ぎ声を上げ続けた。 「イクっ、イクっ、イクっ!」 言葉が単調になり腰の動きが激しくなってきたところで俺は起動スイッチを切った。 「え!なんで?もう少しだったのに!」 エヴァ弐号機からそんな声が漏れる。 「じゃあ、ATフィールド全開!」 「ちょっと待って、心の準備が… !」 俺は【ATフィールド】を全開にした。 「やめて!痛い、ホントに痛い、だからやめてお願い、お願いだから!」 俺は【ATフィールド】を止めて、エヴァ弐号機に諭すように言う。 「ねぇ、もしイッてしまって気絶したらエヴァ弐号機から出さないといけないだろ、それを着せるのにネジをいくつ留めたと思う?」 エヴァ弐号機から返事はない。 「50以上だよ、パーツを取り付けながらだから時間にして約1時間近くかかるんだから、簡単にはイッちゃあダメ!」 「ううう… でも、暑くて… 」 「それは自分で、アスカのままエヴァ弐号機になりたいって言うから」 「ううう… 」 アクリルケースの外と中でのこんなやり取りをした。 エヴァ弐号機の中身は俺の妻。 そしてプラグスーツを着たアスカの着ぐるみ姿でエヴァ弐号機の中に収まっている。 アスカの着ぐるみの中は肌色のラバースーツを着ているので、汗が漏れることも少しぐらいならオシッコを漏らしても大丈夫だ。 ちなみにラバースーツの中は全裸で【起動】スイッチは妻の陰部に挿さった男性器を模した極太バイブに繋がっており、【ATフィールド】スイッチは妻の乳首や首、内ももやお尻といったところに貼られた低周波治療器に繋がっている。 スイッチを入れるとどうなっていたかは簡単に想像できるだろう。 ちなみにエヴァ弐号機が背が俺より高いのは、妻の足に竹馬のような器具を取り付けているから。 『ピンポーン!』 家のチャイムが鳴った。 俺はアクリルケース越しに妻に声を掛ける。 「今日、大学時代の友人たちが遊びに来るからジッとしてといてね」 「もう来てるじゃん!」 ぼやくエヴァ弐号機に俺は言う。 「サービスするから」 そう言って、【起動】スイッチを中にして、友人たちを出迎える。 友人たちを招き入れたら妻はきっと驚くだろう。 だって、友人たちは妻の友人でもありエヴァの大ファンの仲間たちだから。 これから妻には試練が訪れる。 バイブが起動し声を出すことも体を動かすこともできずに友人たちの前でアクリルケースに入りエヴァ弐号機の中で悶々と耐え忍ぶ時間。 エヴァ好きの友達が何度もアクリルケースに近づいてエヴァ弐号機を見てくるのは必至。 背徳感の中でエヴァ弐号機を演じる妻を思うと俺まで興奮してきた。 これからいつ終わるとも分からない飲み会がエヴァ弐号機の前で繰り広げられる。 酒を飲み過ぎて俺がエヴァ弐号機のことをバラさなければいいのだが… 。 続く

エヴァ弐号機

More Creators