SamSuka
ごむらば
ごむらば

fanbox


視聴者のパートナーに願望を叶えてもらうテレビ番組

視聴者のパートナーに願望を叶えてもらうというテレビ番組に応募してみた、まさか選ばれるとも思っていなかったので軽い気持ちで。 内容は彼女をアニメ ルパン三世の峰不二子のようなキャットスーツ姿にして欲しいという願望で応募したのだが、それが採用された。 普段から彼女にはお願いしていたのだが、嫌がり受け入れて貰えなかった。 だが、さすがテレビ局の力というべきか、それとも彼女が断り切れなかったのか、彼女が了承してくれた旨の連絡があった。 番組収録当日、俺はスタジオで彼女の登場を待つことに。 番組内では5人の選ばれた視聴者がそれぞれのパートナーに願望を叶えてもらうので、ある程度の持ち時間は決まっている。 俺としては願望さえ彼女に叶えてもらえれば時間はどうでもいい。 1番目の男性は彼女に美少女着ぐるみをきて欲しいとの願望を叶えてもらいエピソードを語った後、彼女が登場。 クオリティの高い美少女着ぐるみにスタジオは盛り上がった。 2番目は俺、緊張しながらもエピソードを語ったが、上手く話せたか自信がない。 そんな中、彼女が登場する。 俺の希望していたよりもクオリティの高いエナメルの全身黒光りしたキャットスーツで登場した彼女。 普段地味な格好をしてタイトな服を好まない彼女だが、かなりのスタイル。 彼女に自信を持ってもらいたくて番組に応募した節もある。 全身エナメルのフロントファスナーのキャットスーツに足の付け根まである長いサイハイブーツ。 こちらもエナメルで黒光りする様がエロさを掻き立てる。 そして、そのサイハイブーツは彼女が絶対履かない高いピンヒールになっていた。 手にもエナメルのロンググローブに黒いフルフェイスのヘルメットを被り、ルパン三世の世界から峰不二子が飛び出して来たのかと思わせるほどだった。 ここで登場したパートナーには、ポーズを取ってからテレビ番組に応募したパートナーの元へ移動する事になっている。 彼女はフルフェイスのヘルメットのシールドを上げ、フロントファスナーを開いて胸の谷間を披露した。 さすが俺が見込んだだけあり、見事なスタイルかつセクシーだ。 しかも、着ているものが変わればあれだけ女性は大胆になれるものなのだと感心してしまう。 ここで、普段はサラッと流す司会者が突っ込みを入れる。 「ちょっとすみません、気になったことがあったので確認してもいいですか?」 そう言うと彼女に近寄って行き、フルフェイスのヘルメットを脱ぐように交渉している。 司会者の要望に応じた彼女がフルフェイスのヘルメットを脱ぐとスタジオがどよめいた。 なぜなら、ヘルメットの下から出てきた彼女の顔が黒光りするノッペラボウだったから。 司会者は彼女に質問する。 「貴女、顔が全く見えないけど苦しくないの?」 くぐもった声で彼女が返す。 「はい、大丈夫です、スタッフさんからはインナーとして着るのがゴムと聞かされていたのですが着てみると意外に大丈夫でした」 と、その声は紛れもなく俺の彼女だった。 「では、彼女さんは彼氏さんの元へどうぞ!」 その後は特に話題を広げることなく俺の元へとやって来た彼女。 「あーもう、すっごい恥ずかしかった!」 俺だけに聞こえるように言う彼女に俺は返す。 「ありがとう!本当に」 彼女は俺の言葉を聞くと、フルフェイスのヘルメットを被り、胸元の開いたキャットスーツのファスナーも閉めてしまった。 少し惜しい気もしたが、他人にサービスする必要はないのでそれには触れなかった。 それより彼女がインナーとしているゴムのスーツ?が気になりほぼずっと彼女の事をチラ見し、他の視聴者の事は見えなくなっていた。 覚えているのは、最後の視聴者。 最後も男性で彼女にウエディングドレスを着てもらう願望で、サプライズプロポーズを番組内で行った。 プロポーズは無事成功し番組は盛り上がっていたが、俺にはどうでも良かった。 番組が終わり、彼女は着替えに行くと言うので着替えてからエレベーター前で待ち合わせとした。 俺にとっては夢のような時間であった。 普段の服装に戻ってしまう彼女を残念に思いながら気づいた。 彼女の動画どころか写真の一枚も撮っていないことに。 テレビで放送されれば、彼女の姿を見る事はできるかも知れないが、時間的には短いものだろう。 そう思うと後悔が止まらない。 エレベーターで彼女を待つ間、ため息も止まらなかった。 そんな俺に声を掛ける彼女。 「お待たせ!」 振り返ると、そこには俺がプレゼントしたテカテカの高級なダウンコートのフードを目深に被った彼女が立っていた。 足元は番組の時と同じエナメルのブーツを履き、バッグを持つ手はエナメルグローブだった。 俺は俯き加減の彼女の顔を覗き込むと、予想した通り黒光りするノッペラボウだった。 「え!このまま帰るの?」 俺は思った事を口にして、自分で余計な事を言ったことにすぐに気づいた。 だが、彼女はこのまま帰るという。 理由は俺が一緒にいるからだと言う。 それにダウンコートの下はキャットスーツだけじゃないと、ダウンコートの裾を捲り上げた。 中にはしっかりとスカートを履いていた。 ただ、履いていたスカートは光沢のあるレザーだったことから、おそらく俺がプレゼントしたレザーのワンピースだろう。 俺はキャットスーツを着てくれない彼女に、テカテカのダウンコートや光沢のあるレザーワンピースをプレゼントし、着てもらうことでキャットスーツへの抵抗を軽減し着てもらえるようにする作戦だった。 全身がテカテカで光沢のある姿はまさに俺が理想とする姿。 ちなみに彼女の着ている衣装は、出演料の一部として貰えることにはなっていた。 テレビ局から駅へ向かう途中、彼女が耳元で囁く。 「実はね、インナーのラバースーツもキャットスーツも着てみたらクセになって脱ぎたくなくなったのよ」 そう言うと彼女は俺の腕にギュッとしがみついた。 駅へと向かう道を行こうとする俺の腕を彼女は強く引っ張る。 彼女が引っ張る先にはホテル街。 「早く、私の姿を見て欲しいから!」 そう言う彼女に俺は言う。 「仕方ないなぁ」 おしまい

視聴者のパートナーに願望を叶えてもらうテレビ番組

More Creators