今週末はいったい誰を強姦できるのだろうと楽しみにしている自分がいた。 すっかり異常者となってしまった俺自身自覚があった。 週末の事を考えるだけで俺はムラムラしてくる。 そして、俺の隣りにはバキュームベッドで真空パックされた状態で強姦した乙葉ちゃんがいる。 すぐ向こうには今も他の男性社員に注意を促し指示を出す、できるキャリアウーマンの安藤課長がいる。 あんなに仕事のできる安藤課長がゴムダルマとなり俺に犯されたのかと思うともの凄く興奮して自分を抑えられなくなってくる。 資料整理もそこそこに俺はトイレに駆け込んだ。 さすがに会社で抜くわけにもいかないので、心を落ち着かせてから事務所へと戻った。 すると、亮介さんが笑顔で俺を迎えて話し掛けてくる。 「今週末、いい感じの居酒屋見つけたから行こうぜ歩夢」 「あ!はい、是非!」 こうして今週末、新たに亮介さんが見つけた居酒屋へ行くことになった。 そして、流れ的には当然終電を逃して亮介さんの家へ、いつものように亮介さんが買い出しに出て俺が留守番となった。 早速、ゴムの塊にされた女性を探す事にする。 だが、全く見つからない。 先週、ヒトイヌを見つけたベランダも見たが見つからない。 居酒屋を変えたからゴムの塊がいないのだろうかとも思ってしまうほど見つからない。 時間だけがどんどん過ぎていき焦る俺に亮介さんから電話が掛かってきた。 「歩夢すまん、帰る途中で道端に倒れているお婆さんがいて、今から付き添って病院に行ってくる、悪いけど留守番頼むわ!」 「え、あ、はい、分かりました」 急な電話で俺はそんな返事しか返せなかった。 とにかく、これでゆっくりとゴムの塊にされた女性を探せると思い俺は笑顔になった。 その後もしばらく探したが、やはり見つからない。 諦めようかと思った時、ふとある事に気がついた。 開けっ放しの押し入れに見たこともないスーツケースがある事に。 しかも、そのスーツケースから2本のゴムのチューブが飛び出していた。 「見つけた!」 俺はそう呟くと押入れからスーツケースを引っ張り出した。 スーツケースに鍵が掛かっていたらそれまでだが幸いな事に鍵は掛かっていなかった。 スーツケースを横倒しにしてからスーツケースを開くと、ゴムの匂いとともに柔軟剤の香りも広がった。 女性らしい匂いが亮介さんの部屋に広がる。 スーツケースの中のゴムの塊を見て俺は固まった。 目の前のゴムの塊はこの前の乙葉ちゃんの時のように真空パックされていたから。 しかもスーツケースに収まるようにしっかりと真空パックされているようで、体を丸めた赤ちゃんのような姿がクッキリと浮き出ていた。 その真空パックされた人の鼻の辺りから2本のチューブが伸び、真空パックしている口の部分から、そのチューブが2本飛び出しており手をかざすと温かい空気を感じた。 一旦、スーツケースから引っ張り出し、観察すると空気を吸い出したと思われる吸い出し口をお尻の辺りに見つけた。 時計周りにはcloseとあり、反時計周りにはopenとなっていた。 そこを反時計周りに回してみると、空気が黒いゴムの袋の中へと入り込み真空パックが解けていった。 だが、このゴムの塊にファスナーは見当たらない。 あるのは2本のチューブが飛び出している袋の口の部分だけ。 そこを引っ張ると口が広がり、真空パックした袋の中の女性を外へ出すことができた。 長時間体を丸めた状態で真空パックされていたので、体がすぐには動かないようで女性は体を丸めたままジッとしている。 そんな女性の足は人魚のように一つに纏められ、手は指の分かれていないグローブのようなものを嵌められ指はなかった。 顔はノッペラボウで鼻から呼吸用のチューブが伸びているだけ。 大きな形のいい胸の天辺には乳首のチョボが見て取れた。 この状態では俺から逃げられないし、何かする事もできないと判断し、亮介さんが帰って来るまで時間があるので、まずはこの女性が誰かを確かめてやろうと考えた。 過去にゴムの塊にされた女性たちはいずれも美女だった。 この女性も美人なのは間違いないだろう。 そんな美女の顔をチューブの飛び出したノッペラボウの顔に投影し、嫌がる顔を想像しながら強姦したらもっと興奮すると考えたから。 押入れの中を物色し、女性もののバッグを探したが見当たらない。 いつもなら限られた時間の中なので焦りながらだったが、今回は余裕がある。 冷静な時は周りがよく見えているもので、着目したのは女性の入っていたスーツケース。 スーツケースからはいい匂いがした。 それに亮介さんの部屋の中でスーツケースを見たことがなかった。 俺は早速、スーツケースの中を物色し始める。 女性ものの下着や着替えが入っていた。 それらを見て俺はある違和感を抱き始めていた。 その下着や着替えを見たことがあるような気がしたから。 スーツケースのファスナー付きポケットにチケットのようなものが入っているのを見つけた。 それは某夢の国のツーデイズフリーパス、それに新幹線のチケット。 日付は明日の土曜の夜出発と月曜の夜戻りの新幹線チケットだった。 動悸は速くなり胸が締めつけられる感覚になりながらも俺は自分の財布を取り出した。 月曜日に休みを取り、日曜と月曜の2日間で俺も彼女の涼宮 絵里香(すずみやえりか)と某夢の国へ遊びに行く予定になっていた。 財布の中には絵里香が予約して渡してくれた新幹線のチケットが入っている。 その座席番号を確認して俺は膝から崩れ落ちた。 スーツケースから見つかった新幹線のチケットは俺の持つチケットと隣り合う席だったから。 目の前にいた人魚のような姿のゴムの塊はようやく手足の痺れが取れてきたのか、動き始めた。 俺から逃げるように這いずりながら移動をするが目が見えないし、話せなくされているので壁や物にぶつかると方向を変え足を引き摺りながら逃げようとして動き続ける。 鼻から伸びる2本のチューブからは絵里香の必死さを伝えるように荒い呼吸が繰り返されていた。 つづく