昨晩、リアルな着ぐるみを作っている会社からオーダーした着ぐるみが届いた。 着ぐるみは蝉の幼虫。 リアルに作られているだけあり、グロテスクさと気持ち悪さが凄い。 こんなグロテスクな蝉の幼虫の着ぐるみに可愛い妻を入れると考えるだけで今から興奮してしまう。 朝から早速、妻に蝉の幼虫の着ぐるみを着せる。 しかし、これは俺が強制した事ではなく妻の希望。 「じゃあ、蝉の着ぐるみを着ようか!」 と声を掛けるといそいそと準備のため妻は着替えに行った。 程なくして降りてきた妻の姿は全身が黒いラバースーツ姿。 顔はノッペラボウで目は分からないが見えている。 口からはチューブが伸びていた。 送られてきた蝉の幼虫の着ぐるみを段ボールから取り出すと、ジャバラになったお尻に近い部分がグルリと一周ファスナーになっていて、そこから着ぐるみの中へと入れるようになっていた。 そこから蝉の幼虫の着ぐるみへ手足を通して中へと入っていく妻。 ラバーマスクから伸びる呼吸兼飲食用のチューブを幼虫の口へ繋がる部分に自ら差し込んだ妻が合図するので、俺は蝉の幼虫の腹側と背中側にウレタンを押し込むように詰めていく。 着ぐるみの中で妻の体がしっかりと固定したのを確認してから、ジャバラ部分を取り付けて妻を完全に蝉の幼虫の中へと閉じ込めた。 蝉の幼虫の6本の足の内、鎌のようになった前脚には両腕が、中脚はダミー、そして後脚は本来のものより少し太く長い妻の両足が収まった。 操演者の腕も足も着ぐるみを着ると真っ直ぐ伸びなくなるので、常に中腰で腕を曲げた形となる。 それでも妻は蝉の幼虫の着ぐるみを楽しんでいるようであった。 「蝉の幼虫になっても家事はちゃんとしてね」 そう言ったあとで続けて言った。 「じゃあ早速、朝ごはんだけどパンとコーヒーをお願い!」 俺の言葉に反応したが、蝉の幼虫は途端にオロオロし始めた。 「お腹空いたから早くしてね」 俺の言葉が追い討ちになったようで、台所で洗い終わったお鍋にぶつかり落下させて大きな音を立ていた。 「あぁぁ、うぅぅぅぅ!」 オロオロする蝉の幼虫の動きが妙に可愛い。 俺はさらに言った。 「蝉の幼虫は声を出さない!」 蝉の幼虫は固まり、ジッとしている。 「え!パンとコーヒーは?」 俺の言葉に蝉の幼虫はハッとして、また動き出した。 食パンを袋から出そうとするが、鎌のような手では上手くいかない。 ならばと電気ケトルに水を入れてコーヒーの準備をしようとするが、ケトルの蓋を開けられないで苦戦していた。 「ふぅー!」 俺は蝉の幼虫にパンを焼くのもコーヒーを淹れるのも無理だと判断し重い腰を上げた。 パンを2枚焼こうとしたが、蝉の幼虫は食べられないと判断したので自分の分だけを用意し、俺はホットコーヒー、蝉の幼虫にはアイスコーヒーを準備した。 ホットコーヒーは高い確率で口の中を火傷すると思ったから。 食卓には男が1人と幼虫が一匹向かい合う形で座った。 見た目にはグロテスクで気持ち悪い蝉の幼虫が妙に楽しそうにしているのが雰囲気で伝わってくる。 俺が朝食を作ったことを喜んでいるのだろうか? 幼虫は長い口をアイスコーヒーに突き差して飲もうとするが、上手く飲めないようでアイスコーヒーは一気に減っていくのだが、また元の量まで戻っていた。 もどかしそうに体を斜めにしてアイスコーヒーを眺める蝉の幼虫。 その後もアイスコーヒーは減ったり増えたりを繰り返すが量は一向に減らなかった。 おそらくだが、妻の肺活量では長いチューブと蝉の幼虫の長い口のため、アイスコーヒーを吸い込めないと判断した俺は助けに入る。 コーヒーの上澄だけ飲めるように調整してやると、空気と一緒に少しずつアイスコーヒーは減っていった。 その後は自分で上澄だけ飲むように調整し、鎌のような前脚でアイスコーヒーのグラスを溢さないようにしっかりと挟んで飲んでいた。 俺は朝食を終えて、食器を片付ける。 蝉の幼虫は少しするとようやくアイスコーヒーを飲み終えた。 自分でグラスを片付けようとするが、落として割られては仕事が増えてしまうのでグラスも俺が片付けた。 さあ、何をしようかと考えていると、ソワソワし始める二足歩行の蝉の幼虫。 どうも様子がおかしい。 「どうしたの?」 と声を掛けたが体を横に振るだけで何も答えない。 トイレだと気づいた俺は蝉の幼虫をトイレへ連れていくことにした。 便座に座らせようとしたが、着ぐるみの構造上お尻のジャバラになった部分が邪魔で座られせることは無理だった。 そこで浴室へ連れて行き、着ぐるみの排泄用のファスナーを開き、ラバースーツのクロッチファスナーを開き準備は整ったのだが、なかなか排泄をしようとしない。 排泄ではなかったのかと思ったがどうも違うようだった。 鎌のような前脚で顔の辺りを恥ずかしそうに覆う蝉の幼虫。 俺が浴室内にいるので恥ずかしくて用を足せないのだと気づいた。 俺は敢えて蝉の幼虫だけにはせずに浴室に留まり続けた。 蝉の幼虫は頑なに排泄を我慢していたようだが限界が来る。 『チョロチョロ』 と液体の流れる音がした後、次第に勢いが増していく。 我慢していたが、一度漏れ出すと堰を切ったように大量に排泄をした蝉の幼虫。 最後にブルッと身震いをした。 終わった様なので、排泄をした箇所をシャワーで洗い流すと、俺は浴室を出た。 浴室内では蝉の幼虫がバタバタしている。 浴室の扉を苦労して開けた蝉の幼虫が言った。 「ココは閉めて!恥ずかしいから!」 くぐもった声で必死に声を上げてそう言うと自分の股の辺りを指し示す。 「でも、その方が興奮するだろ!全身がグロテスクな蝉の幼虫なのに人の恥部だけ晒しているのも」 俺の言葉に蝉の幼虫は俺にすがるようにお願いしてきたので言い放つ。 「これは朝食を作れなかったペナルティ、閉めて欲しかったら一人でちゃんと家事をしてね、分かった?」 そう言って叱ってから蝉の幼虫の頭を撫でた。 「うぅぅぅ…」 「蝉の幼虫は声を出さないよ!ペナルティ…」 俺が言い終わる前に、蝉の幼虫は声を出すのをやめた。 「じゃあ、次は洗濯かな?」 そう言うと蝉の幼虫は恥部を晒しながら、洗濯カゴに入った洗濯物を洗濯機の中へと放り込む。 そして、蝉の幼虫は固まってしまった。 理由は分かっている。 蝉の幼虫の前脚では洗剤や柔軟剤が投入できないのだ。 さらに鎌のよう手では洗濯機のスイッチ操作ができない事に気づいたのだろう。 洗濯機の前で固まる蝉の幼虫。 「手伝おうか?ペナルティ増えるけど」 そう声を掛けると、また「うぅぅぅ…」とくぐもった声が聞こえてきた。 俺は楽しくて仕方ない。 それに洗濯の仕方は分かっていても洗濯ができずに唸っているだけの蝉の幼虫が見た目グロテスクながらも可愛く見え始めていた。 大きな鎌のような手先だけ引っ掛かけて、洗剤の入った収納扉を開こうと頑張る姿は健気で可愛い。 それを見ていると俺までなぜか興奮してきた。 「早く洗濯済まさないと今日中に乾かないよ!」 そう声を掛けると、[分かってる]と言わんばかりにこちらを向いて詰め寄ってきた。 「そんなのいいから、ホラっ頑張れ!」 今度は俺に背中を向けて洗剤の入った収納扉を必死に開けようと蝉の幼虫は頑張っていた。 なんとか収納扉を開けることに成功した蝉の幼虫。 だが、次の工程に進めないことに気づいて絶望したのかその場に前傾姿勢で座り込む。 今度は洗剤ボトルのキャップが開けられないのだ。 「仕方ないなぁ、俺がやってやるよ!」 俺は座り込んだ蝉の幼虫の前にある洗剤をサッと取ると、蝉の幼虫は慌てていたが構わずキャップの規定線まで洗剤を入れる。 「もう、ここは俺がやるから風呂洗って来て」 そう言うと明らかに肩を落とした蝉の幼虫は浴室へと入っていった。 また、ペナルティが増えたと思ったのだろう。 俺は洗濯機に洗剤を投入し、スタートボタンを押した。 洗濯機内に水が流れるのと同時に、浴室で大きな水飛沫をあげるような音が聞こえた。 慌てて浴室を覗くと、俺の予想した通りの光景が広がっていた。 湯船に頭から蝉の幼虫が浸かっていた。 後脚をバタバタさせているが、呼吸は大丈夫だろう。 太いハリのような口はしっかりと湯船の外にあったから。 太いハリのような口からは苦しそうな呼吸が聞こえる。 おそらくだが、お腹を圧迫されてかなりキツいのだろう。 「助けてお願い!」 くぐもった上、苦しそうな声が聞こえてきた。 そんな妻の声と姿にキュンとしながらも言う。 「ペナルティ、また増えたね」 それを聞いて焦ったのだろう。 反動をつけて湯船から頭を上げようとするが上手くいかない。 「だから、家事をしているだけなのに助けないといけないなんて絶対にペナルティだよ」 そう言ってから蝉の幼虫を湯船から助け上げた。 蝉の幼虫からは「ううう… 」と唸り声だけが漏れていた。 「風呂も俺が洗うから、もういいよ!今からペナルティね」 俺は風呂を洗い終えると、寝室にある物を取りに向かう。 リビングに戻り、ペナルティを発表する前に蝉の幼虫は自分の恥部を上手く曲がらない前脚で隠そうとしている姿が目についた。 「手で隠そうとしいるみたいだけど、恥部が丸見えだよ!恥ずかしくない?」 そう声を掛けると蝉の幼虫はビクッとして後ろ脚をモジモジと動かしている。 「もしかしてだけど、もう濡れたりしてないよね?」 その言葉に蝉の幼虫の体がビクッと反応する。 俺が蝉の幼虫に近づくと明らかにメスの匂いがキツくなった。 よく見ると後脚に液体が伝っている。 「もう、恥部を丸出しにして一人で濡れてるなんて淫乱だなぁ!」 その言葉にまたビクッと大きく体を震わせる蝉の幼虫。 「どれどれ見てあげるから、脚を退けてよ!」 そう言うが蝉の幼虫は体を大きく左右に振るだけだった。 そんな蝉の幼虫に言ってあげる。 「隠しているつもりだろうけど、丸見えだよ!」 それを聞くと前脚を必死に動かして恥部を隠そうとする仕草がまた可愛かった。 「じゃあ、ペナルティを発表しまーす!」 俺はそう言って、電マと粘着テープを蝉の幼虫に見せた。 そして電マを蝉の幼虫の右前脚に粘着テープでグルグル巻きにして取り付けた。 「ペナルティは電マを使って俺にオナニーを見せること」 そう言うと動揺を隠せない蝉の幼虫。 「ペナルティだからね、ちゃんと隠さずにしっかりと見せてよ!」 何度も声を出しそうになっては抑え、体を横に振っていたが、俺がガンとして姿勢を変えないので蝉の幼虫ほ諦めたようで、後脚を投げ出すようにして恥部を俺に向けたので、電マのスイッチを入れてあげた。 恥部を曝け出している蝉の幼虫だが、恥ずかしさが勝っているのだろう。 なかなか、電マを自分の股へ持っていこうとはしない。 「何してるの?ペナルティだからやらないと」 俺が促すと蝉の幼虫は電マで恥部を隠すようにして押し当てた。 太いハリのような口から吐息がすぐに漏れ出して喘ぎ声へと変わった。 「ふぅーん、ふぅーん」 可愛い喘ぎ声のボリュームが上がっていく。 「ふん、ふん、ふん、ふぅーん、ふぅーん、ふうぅぅぅん、あっ、ダメイグゥゥイグぅぅ、逝っちゃうぅぅぅ!」 ずっと声を出さないようにゼスチャーだけだったが、さすがに抑えきれなくなり声を上げてイッた。 体を前後に揺すりながら最後は仰向けで、両脚を広げ大の字で天を仰ぐようにしてイッた。 時折、体がピクピクと動いている。 愛液を垂らしながら恥部をこちらに向けてピクピクしている蝉の幼虫。 そんな気色の悪い虫の中には紛れもなく、俺の可愛い妻が入っていると思うと堪らなく興奮してきた。 「頑張ったね、ご褒美を上げるよ!」 俺はそう言って愛液が止めどなく流れる妻に覆い被さると、堪らなくなり勃起したペニスを蝉の幼虫に挿入して腰を振る。 「んっっん、ちょっと待って、私今ちょっとダメっ、イッたばかりだから、そんなのされたら、あっっ、ダメっ、壊れる、壊れる、壊れちゃうよー!」 そう言うが、蝉の幼虫となった今の妻に拒否権はない。 そのまま俺は自分の性欲を満たすためだけに腰を振った。 だんだんと、蝉の長い口から漏れる妻の言葉がおかしくなっていく。 「ああああ、ダメぇ、ダメだ、壊れる逝く、待って止めて、いやぁぁぁぁぁ!」 ビクッと大きく痙攣し、それとともに俺も逝った。 余韻を楽しむように2、3度突き上げるが、蝉の幼虫となった妻の反応は薄かった。 すっかり動かなくなってしまった蝉の幼虫。 相変わらず恥部をこちらに向けているが、俺の精液だろうか白い液を垂れ流しにしていた。 「あ!そうだ!」 俺はある事を思い出した。 蝉の幼虫の着ぐるみとともに注文して先に届いたピンクローター。 先に届いたピンクローターを俺は改良し、蝉の卵のように白く細長い形のカバーを被せたものを作っていた。 「ペナルティってまだあったよね!」 そんな独り言を言いながら、改良したピンクローターを妻の体へと入れていく。 精液で滑りがいいのでスルスルと妻の体の中へと収まっていく。 改良したピンクローターを押し込む度に蝉の幼虫の体がピクピクと反応するのが可愛い。 5個の改良ピンクローターを押し込んだ後、俺はラバースーツのクロッチファスナーを閉めて、蝉の幼虫の排泄用のファスナーも閉めた。 妻はしばらくすると目を覚ましたようで、体を反転させて前傾姿勢ながら立ち上がったのだが、すぐにその場にうずくまってしまう。 体に入れられた改良ピンクローターに気づいたのだろう。 俺はペナルティの事、そして蝉の卵を模して改良したピンクローターの説明をした。 そして、最後のペナルティについて発表する。 今から目の前で気持ちよくなりながら産卵する事。 妻は体を大きく左右に振り産卵を嫌がり拒否した。 まあ、厳密に言えば蝉の幼虫は産卵しない。 産卵するのは成虫なのだが、そこに妻は触れ余裕もなかった。 「拒否してもいいけど、一つずつスイッチを入れていくから、産卵したくなったら言ってね」 そう言うと一つ、また一つとピンクローターを起動させていく。 蝉の幼虫はその場で動けなくなりピクピクと震えている。 「ううう… !」 必死に快楽に抗う姿も可愛い。 だが、産卵という恥ずかしい行為に対して必死に抗い葛藤しているように見えた。 4つ目のスイッチに手を掛けた時、妻がくぐもった声で言った。 「産卵します、お願いだからもうやめて!」 その言葉に俺の動きは止まった。 蝉の幼虫の排泄用ファスナーを開き、ラバースーツのクロッチファスナーを開くと、すぐに改良ピンクローターが飛び出してきた。 蝉の幼虫はプルプルと震えながら声を必死に堪えて、その後もポロポロと本当に産卵しているかのように改良ピンクローターを産み落としていく。 最後のローターがポロリと落ちると、蝉の幼虫もその場にゆっくりと崩れ落ちた。 「もう、ヤダっ!」 「産卵凄くエロかったよ!」 俺がそう声を掛けるが妻はうずくまって泣いているようだった。 「恥ずかしかったね、でも頑張ったよ」 そう言って妻の頭の辺りを着ぐるみ越しに撫でてあげた。 その後、蝉の幼虫の着ぐるみから妻を出したが、やり過ぎたようでかなり怒っていた。 着ぐるみから出てきて疲れているのに、妻はきちんと昼食を作ってくれた。 今日は休みという事もあり、昼からビールが一緒に出てきた。 妻は疲れているようで貴方だけ飲んでと言われ、その言葉を素直に受け止めてビールを口にした。 そこに妻の策略がある事も知らずに… 。 【FANBOXでは完全版】 蝉の幼虫を堪能して気分を良くした俺は酒が弱いにも関わらず、ビールをグビグビ飲んでしまった。 案の定、酒が回り眠くなってそのまま寝てしまった。 気が付いたのは妙な窮屈さと暑さから。 気づくと目の前に妻の姿が見える。 体を起こそうとするが上手く体が動かせない。 “え?どうなってるんだ?” 「おーい!」と声を出そうとしたのだったのだが、口が半開きで声が出せない。 口には何か詰められている。 呼吸はできるのだが声はだせなかった。 妻に訴えるように手を振って俺は固まった。 その手が蝉の幼虫の前脚だったから。 “え?にわかには信じられない” 思い返そうとしても、昼食にビールが出てきて調子よく飲んでから記憶がほとんどないのだ。 急激な眠気に襲われた事だけはぼんやりと覚えている。 その後、なんとなくだが何か着せられたような記憶は僅かにある。 記憶というには程遠い断片的なもの。 多分だが妻とラバープレイするために購入したラバースーツを着せられたような。 そして、ハッキリとは覚えていないが、妻が朝から着ていた蝉の幼虫の着ぐるみに強引に押し込められたような気もする。 こちらも断片的な記憶しかないので、定かではない。 ただ、今の現状分かっている事は俺が蝉の幼虫の着ぐるみを着ているという事実。 そして、もう一つはドSな妻を完全に怒らせてしまい俺は猿轡のようなものをされて話すことも許されず、蝉の幼虫の着ぐるみに詰め込まれているという事。 なぜ、妻を完全に怒らせたのか分かるのかというと目の前の妻の姿がボンテージ衣装だったから。 結婚してからプレイ中に何度か妻を怒らせてその度に俺は拘束されたり動けなくされて、ボンテージ衣装を身に纏い女王様となった妻の責めを受けている。 普段は大人しく、どちらかといえばMっぽい妻なのだが、怒りのスイッチが入った時は女王様になってしまうのだ。 だが、今回ばかりは状況が違ういつもなら、人の姿で声を上げたり表情で意思を伝えることもできるが、今は蝉の幼虫。 しかも言葉を奪われている。 厳しい責めに見舞われても言葉で伝える事も身振り手振りで伝えることも満足にできない。 そう思っているとすでに女王様からの責めが始まっていた。 蝉の幼虫の前脚には手枷が取り付けられていて、左右の手枷が鎖で繋がれた。 言葉に続いて両手の自由が奪われた。 なんとかしなければ、そう思い気は焦るが蝉の幼虫の着ぐるみは非常に動きにくい。 それでもなんとか頑張って立ち上がった。 だが、足がしっかりと伸びない。 膝を曲げた状態にしかならず、前傾にならないと立っていられない。 「どうだ?立ってるだけでも辛いだろう」 フラフラと立っていると、後ろから女王様に蹴りを入れられた。 派手に前に転ぶも両手を封じられ受け身も取れない。 「うぐっ!」 言葉にならない声を上げた蝉の幼虫の背中を踏みつける女王様。 背中からの痛みはないが、手枷で繋がれた手は少し痛みを感じた。 踏まれた衝撃で俺は尿意を催していることに気づいた。 慌ててフラフラしながらも立ち上がりトイレへ向かおうとして気づく。 “トイレではできない!” 慌てて引き返して浴室へと向かう。 浴室の前には俺の行動を予見したように女王様が待ち構えていた。 女王様の姿に一瞬ビクッとしたが、漏らす訳にはいかない。 女王様を掻い潜り、なんとか浴室まで辿り着いて気づいた。 “一人じゃ排泄できない!” そんな俺の背後から声がした。 「そんな姿でどうやって、オシッコするんだ?」 女王様へ向き直り、頭を下げて蝉の幼虫の着ぐるみの排泄用のファスナーを開いてもらう様にお願いする。 意外にも女王様はあっさりと着ぐるみの排泄用のファスナーを開いてくれた。 しかし、一向にラバースーツのクロッチファスナーは開いてくれない。 「どうした?さっさとオシッコしないのか?」 ワザと嫌みを込めて言う女王様。 このままオシッコをすれば、全てラバースーツの内側に流れ込んでしまう。 そうなるとマスクまで一体型のラバースーツの中はオシッコの臭いで満たされてしまう。 それはなんとしても避けたい。 俺は思う様に曲がらない蝉の幼虫の前脚で、ラバースーツのクロッチファスナーを開いてもらえる様に何度も体ごとお辞儀をするようにしてお願いした。 だが、女王様はというとしゃがみ込んで、俺の股間の辺りを眺めているだけ。 そう、眺めているだけなら良かったのだが、ラバースーツ越しにペニスを弄り始めたのだ。 悲しいかな男の性、弄られているとこんな状況にも関わらず勃起してしまう。 勃起した事で少しだけ尿意が収まったと思ったのだが甘かった。 女王様はペニスを弄るのをやめて、膀胱の辺りを押さえつけ始めた。 “そんな事をしたら漏れるから” そう思ったところで、俺の思いは女王様には伝わらない。 俺は真っ直ぐに伸びない蝉の幼虫の着ぐるみの後脚で後退りするがここは浴室、すぐに壁に詰まってしまった。 逃げ場のない状態で膀胱を刺激され続けられる俺だったが、プルプルと体を震わせながら必死に堪えていた。 それにも限界が近づく、より一層震えが小刻みになった時、ラバースーツのクロッチファスナーが開かれた。 俺の半勃ちのペニスがラバースーツの外へと飛び出しそのままオシッコをした。 “あぶなかった!” もう、あと1秒でも遅ければ、ラバースーツの中へオシッコをするところだった。 だが、俺はまだ知らなかった。 この時、俺のオシッコが女王様に掛かっている事に。 「おい!虫の分際で私にオシッコを掛けるとはいい度胸だなぁ!」 そう言うと強い力で蝉の幼虫の長い口を掴んで、浴室から引っ張り出された。 呼吸ができない、それでも満足に動かない手足で四つん這いになりながらも、女王様について行くしかなかった。 連れて行かれた先は庭。 そこには大きな虫籠のようなモノがあった。 そこへ無理矢理に押し込められる。 そして、虫籠には無情にも南京錠が掛けられ、女王様はそのまま家の中へと消えて行った。 そんな女王様の背中を見ながら、股間が涼しい事に気づいて焦った。 そう、俺の股間は剥き出しのまま。 蝉の幼虫の着ぐるみを着ているのでうつ伏せになれば股間は隠せるが寒くて仕方ない。 あれだけ勃起していたペニスは驚く縮んでいるのが感覚で分かった。 少しすると、冷たい雨が降り始めた。 季節は春とはいえ、雪になるのではないかと思うほど気温は低い。 いつ解放されるとも分からない。 俺は妻の逆鱗に触れてしまったのだ。 それはオシッコを掛けただけではない、蝉の幼虫の着ぐるみに入っている時から調子に乗って虐めた事に端を発している事は間違いなかった。 妻は自分の怒りをボンテージ姿で表現する。 俺は過去にも何度か妻を怒らせて逆鱗に触れた事があった。 怒りが収まってくると、普段着に変わる事も知っている。 家の中に妻の姿が見えた。 もうすでにボンテージ衣装から、普段着になっていた。 “早く解放して、寒いし恥ずかしいから!” 俺の思いが通じたのか玄関から出てきた妻。 “やったー!解放される” 俺の考えは甘かった。 妻は誰かに電話をしながら、車で出掛けてしまった。 “えー、放置されるの?” 俺は絶望して動けなくなった。 そんな俺にダメ押しするように雪が降り始めた。 ペニスを露出し剥き出しになった股間を守るように体を丸めて蹲る。 こんな時にまた尿意を催してきた。 庭に積もった雪の上にそのままオシッコをした。 少しずつ自分のオシッコで黄色に染まる雪を見ながら俺は思った。 “無事に家に帰ってきてね、女王様!” 俺たち夫婦の関係は決して他人には理解されない。 SとMが入れ替わる俺とドMとドSが入れ替わる妻。 これからもこんな生活を楽しんでいこうと思っている。 おしまい