私に手渡されたのはラバーショーツとラバーブラジャー。 まずはそれを付けて恥ずかしいところを隠した。 次にラバースーツの背中側のファスナーを開いて手渡すと、女性スタッフは足に液体を塗り始めた。 「それって何ですか?」 そう尋ねると私の体に液体を塗りながら女性スタッフは答える。 「ドレッシングエイドです、ラバースーツを着る際に滑りを良くするんですよ」 “なるほどね、ラバーってゴムだから滑りが悪いよね” そう思い私は頷いた。 女性スタッフにラバースーツを着せてもらう。 足首から上が黒いラバーで覆われていく。 「まずはラバースーツで登場するんですか?」 私はラバースーツを着せてもらいながら、女性スタッフに尋ねた。 すぐに返事は返って来ず、女性スタッフはキョトンとした感じだったが、峰不二子の体にラバースーツを着せ背中のファスナーを閉めていく頃にようやく返事が返ってきた。 「ラバースーツの上にエナメルキャットスーツを着てもらい最後にバイク用の革のレーシングスーツを重ね着して貰うんですが… 」 「えー!そうなんですね」 私は驚きのあまりそんな返事しかできなかった。 そんな会話をしながらも、姿見に映る峰不二子から目が離せない自分がいた。 鏡に映る峰不二子は手先と足先、それに頭を除いて全て黒いラバーに覆われていた。 白い粉の掛かったようなラバースーツに女性スタッフが液体を塗りながら拭き上げていくと、みるみるうちにラバースーツが光沢を放ち、峰不二子を妖艶な姿へと変えていった。 特に目を引くのは大きく形のいいオッパイ、その天辺には勃起した乳首がハッキリと見て取れる。 “これが私?” 私が動くと鏡の中の峰不二子も動いた。 峰不二子の顔も私が瞬きすると瞬きし、口を動かすと同じように口を動かした。 “凄い!” 言葉も出て来ないまま、峰不二子に見惚れて釘付けになってしまう。 「もういいですか?」 私が鏡の前でいろいろな事をしているのを待ってくれていた女性スタッフだが、堪りかねて声を掛けられて初めて我に返った。 「次はエナメルのキャットスーツを着て貰いますね」 そう言って広げたエナメルのキャットスーツはラバースーツにも負けないほどテカテカと黒光りし、『ギシギシ』と独特の音を立てる。 ラバースーツを着たまま、エナメルのキャットスーツに腕を通していく。 ピッタリとしているようだが、ラバースーツのように肌に密着する感じではないので着るのに苦労はしなかった。 ただ、着ると拘束されたように動きが制限される感じがした。 制限された動きを超えたり、擦れたりすると独特の音を立てるエナメルのキャットスーツ。 これはこれで妙な興奮を掻き立てられた。 ファスナーはラバースーツの後ろ側とは逆に前側にあるため、大きな胸の谷間の間をファスナーが走る。 ハイネックのようになった首元をしっかりと上まで閉めると、オッパイは潰されエナメル越しにでも乳首の位置が分かりエロさがアップした。 そんな私の足に同じエナメルのサイハイブーツを履かせていく女性スタッフ。 ラバースーツやエナメルのキャットスーツだけでなく、このエナメルのサイハイブーツもしっかりと採寸して作られているのだろう。 ふくらはぎ部分にあるファスナーを下ろし、足を通し太ももの真ん中辺りまで引き上げられたが、私の足に沿うように包まれていく。 足にピッタリと張り付く感覚の中、ふくらはぎのファスナーを閉められると、サイハイブーツが足に密着した。 腕もエナメルのロンググローブが嵌められる。 手首にあるファスナーを開いて、手を通すと二の腕の真ん中辺りまでロンググローブに覆われた。 こちらも驚くほどピッタリしており、手首にあるファスナーを閉められと、私の腕に密着した。 私が動くたびにエナメルが擦れ、『ギシギシ』と音を立てる。 この音が卑猥な音に聞こえ、私は一人興奮しお股を湿らせていた。 キャットスーツを着せて貰いながら、女性スタッフに質問してみた。 なぜ、ラバースーツやエナメルのキャットスーツを重ね着するのかと。 正直、裸の峰不二子にバイク用のレーシングスーツだけでも十分だと思っていたから。 女性スタッフからはバイクに跨って登場し、ヘルメットを取り、レーシングスーツを脱いで視聴者を釘付けにし、エナメルのキャットスーツ姿になってから彼氏を誘惑して貰う段取りになっている事を教えてもらった。 それならば、エナメルのキャットスーツとレーシングスーツだけでいいように思うが、そこは番組的にいろいろと段取りがあるのだろうと思い聞くのはやめた。 ただ、女性スタッフからはラバースーツを着るのはシリコンスーツを安定するためと聞かされたが、その時は言っている意味は分からなかった。 エナメルのキャットスーツを着て、サイハイブーツにロンググローブを嵌めてから、赤と白のレーシングスーツに足を通していく。 レーシングスーツの足首も手首にも長めのファスナーが付いており、大きく開くのでブーツやグローブを嵌めていても楽に着ることができた。 レーシングスーツのゴツめのフロントファスナーを閉めて、レーシングスーツと同じような白を基調とし赤い模様がデザインされたヘルメットを被る。 サイハイブーツは見た目にはショートブーツのようにしか見えないが、バイクに乗るには不釣り合いな高いピンヒールだった。 ロンググローブも手首から先だけなのでエナメルのグローブにしか見えない。 私の緊張は高まってくる。 「バイク乗れますよね?」 女性スタッフの言葉に私は大きく一つ頷いた。 なぜなら私は白バイ隊員だから。 つづく