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ごむらば
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異常者14 making:UMIKA

メイキングシリーズ5人目は新人女優 金森 海風。 若く期待の新人女優という事もあり、ワガママが目立つ。 ゴムの塊になり自分の姿を晒す事を最後まで拒んだ海風ちゃん。 それでも黒光りするラバースーツに着替えて早々にラバーマスクも被り、可愛い顔を隠してしまった。 海風ちゃんのゴムの塊はエアベッドにラバーシートを張ってバキュームベッドにしたもの。 しかも、エアベッドは海風ちゃんが大の字の形で収まる窪みが作られていてそこへスッポリと体を埋める海風ちゃん。 それほど分厚くないエアベッドをラバーシートで包み込みバキュームベッドのように真空パックすると海風ちゃんがゴムの塊となった。 ただ、エアベッドに埋もれているため海風ちゃんの様子は確認できない。 ゴムの塊になる事を拒み続けた海風ちゃんと監督の妥協点はこれだったのだろう。 そんなゴムの塊となった海風ちゃんを今度は掛け布団のカバーに押し込んでいく。 見た目にはただの掛け布団にされた海風ちゃん。 ようやく準備ができたところで、撮影が始まった。 終電がなくなり、4人でアパートへやって来るシーンから。 散らかった男の部屋に注文をつける彩月さんと乙葉ちゃん。 話を変えるために買い出しに出ると言った加瀬さんに、一緒に行くと言い出す彩月さんと乙葉ちゃん。 俺一人が残されて呆然とする芝居をして、3人が出ていったのを確認した後、部屋を物色し始めた。 今までゴムの塊にされていた女性たちの痕跡を辿る様に部屋中を物色するが当然ゴムの塊にされた海風ちゃんは見当たらない。 脱力し倒れるように敷きっぱなしの布団に体を預けると、掛け布団が動いたことから海風ちゃんかなり驚いたようであった。 動き方が妙だったので、もしかすると海風ちゃんはラバースーツを着てバキュームベッドで真空パックされたのに寝ていたのかも知れないと思った。 俺は体を起こすと掛け布団を調べ始める。 掛け布団のカバーを外して海風ちゃんに辿り着き、目の前で真空パックされた姿を見てみたかった。 だが、いくら頑張ってもエアベッドが引っ掛かり掛け布団のカバーが外れないので引き出せない。 仮に出せたとしても掛け布団のカバーを一人では被せる事はできないだろう。 俺はすぐに諦めて、掛け布団カバーのファスナーを閉めると元に戻した。 掛け布団の中でゴムの塊にされているのが誰か分かっているが、バッグを探し誰かを確認する芝居を始める。 芝居の段取り上、じきに3人が帰ってくるはず。 俺は仰向けになり、掛け布団にされた海風ちゃんを気にしていたが彼女は動く事はなかった。 少しすると3人が買い込んできた設定のお酒やツマミ、デザートをを食べて談笑していたが、それがしばらく続いた。 撮影が終了し、掛け布団から解放された海風ちゃんは少し脱水症状を起こしている様だった。 新人女優の意地と監督の意地がぶつかり合った結果のように俺は思えた。 つづく

異常者14 making:UMIKA

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