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この女犯してもいいよ7

家に着くとすぐにバッグから赤いラバー女を出した。 ただ、ホテルで取り出した時とは違い1人で赤いラバー女を強引に詰めせいか、なかなか引っ張り出す事ができなかった。 やっとの思いでラバー女をバッグから出した。 ついでに梨紗のバッグと服、靴も取り出したのだが、いずれも俺が見たことのないものだった。 靴は取り敢えず玄関に置いておく。 収入の多い梨紗なら新しく購入する事もあるだろうとその時は大して気にもしなかった。 「あれ?」 全て取り出した後にバッグの底に剥離剤と書かれたボトルを見つけた。 “これを使えば安全に梨紗のラバースーツを脱がせて上げられる” そう思い、ラバースーツとラバーマスクが接着されている部分に剥離剤を使って慎重に接着部分を剥がしていく。 手先の器用な俺は上手くマスクとの接着剤を剥がす事ができた。 だが、ラバーマスクを脱がせても、その下も同じノッペラボウの赤いラバーマスクだった。 今度こそ、そう思い慎重にラバースーツからラバーマスクの剥離作業を進める。 そして、もう一枚のラバーマスクも上手く剥離させる事ができた。 “いよいよ、梨紗と対面できる” そう思って喜んだのだが、なぜ俺が目の前にいるのか。 そう考えるとラバーマスクを脱がせる手が止まった。 俺が竜崎さんと知り合いで梨紗をこんな目に合わせた仲間かも知れないと思われるかも知れない。 どう説明すれば梨紗に分かって貰えるのだろう、あれこれ考えてみるがいいアイデアはすぐには浮かんでこなかった。 たまたま、梨紗を見かけて後を付けたら怪しい事務所に入って行ったので心配になり後を追いかけたところ、全身ラバーを着せられた梨紗が目の前に。 そこで交渉して大金を支払って梨紗を救出したと説明して、信じて貰えるだろうか?否。 それは難しいだろうと思った。 かと言って、またバッグに詰めて竜崎さんの事務所に持って行くわけにもいかない。 俺は一人でいろいろな思いを巡らせている間に赤いラバー女はラバーマスクに手を掛けて脱ぎ始めた。 “ヤバい!ヤバい!どうしよう?!” 頭はフル回転させるが体は全く動かない。 もう全てを正直に話すしかないだろう。 お金を払って助けたことを告白し、そこを考慮して許してくれる事を願うしかない。 それがダメなら梨紗とは別れるしかないと思った。 腹を括った俺の前で赤いラバー女は自らラバーマスクを脱いだ。 「え?誰?」 赤いラバー女の顔を見た俺の第一声はこれだった。 赤いラバーマスクを脱いだ下から見知らぬ女性の顔が現れた。 その女性は耳栓、口には猿轡代わりに口いっぱいに大きなペニスギャグを咥えさせられていたが、明らかに梨紗ではない。 女性は耳栓を取り自ら口に押し込まれていたペニスギャグを涎を垂らしながら引き抜いた。 「誰、あんた?あんたもあの胡散臭いエステ会社の仲間?」 「エステ会社って何?」 俺が聞いた事には答えず、女性は自分の体を見て驚く。 「何これ?あんたの趣味?どうやって私に着せたの?」 矢継ぎ早に質問をする女性に一つも答える事ができないまま、彼女の言葉を切って説明を試みる。 俺は首を左右に振り否定し、事情を説明しようとした。 「俺はそのー、君を半グレの連中から助けたわけで… 」 「…で、こんな格好をさせて私を犯すんだ」 この気の強い女に押されっぱなしでいると、その女は自分の服を見つけるとそれを掴んで勝手に俺の寝室に入っていった。 俺は赤いラバー女はてっきり梨紗だと思っていたので言葉もなく思考が完全に追いつかなくなっていた。 そんな俺の前を着替えを済ませた女が勢いよく通り過ぎ、自分のバッグをひったくるようにして掴むとそのまま俺の部屋を出て行ってしまった。 玄関の扉が勢いよく閉まる音で、ようやくいつもの俺に戻ったような気がした。 そして思った。 “あの20万円は一体何だったんだろう” 梨紗を助けるためなら惜しくなかったが、結果助けたのは誰なのかも全く分からない別の女だった。 俺の部屋には大きなバッグとビニール袋、それに赤いラバースーツとラバーマスクが2枚、それと彼女が咥えていたペニスギャグ、そして耳栓が残されていた。 「よく分からない高い買い物だったなぁ」 しみじみと呟いて俺は仰向けに横になり天井を仰いだ。 そんな俺のスマホにメッセージが届いた。 メッセージは梨紗から。 [京介、今晩8時に私の家に遊びに来て、楽しい夜を過ごそうね!] そのメッセージを見て俺は思い出した。 今日の夜は梨紗と一緒に過ごす約束をしていた事を。 梨紗からのメッセージ見て俺は勝手に想像を膨らませていた。 [調査で遅くなる]→[竜崎さんの事務所]→ [梨紗はラバー女にされる] 俺は勝手に1つのキーワードから梨紗がラバー女にされていると結びつけ、思い込んでいた。 梨紗はたまたま遅くなると連絡をくれただけだったのに。 そして、梨紗がたまたま仕事で行った雑居ビルに竜崎さんの事務所があり、そしてそこでたまたま別の女がラバー女にされていただけに過ぎなかったのだ。 俺はラバー女が梨紗とは確定していないのに、勝手にそうだと思い込んでいただけだった。 20万円は惜しいが梨紗が無事だったら、それはそれで良かったと思い直した。 それに仮に赤いラバー女が梨紗だったら、俺はどう言い訳をしたのだろう。 半グレの竜崎さんと深い関係ではない事を説明しても信じてもらえるか自信はなかったから。 まあ、これはこれで良かったと思うしかない。 スマホにまたメッセージが届いた。 [ご飯準備してるからお腹を空かせて来てね] 梨紗のメッセージに俺は元気づけられて体を起こすと出掛ける準備を始めた。

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