特訓を始めた平日の私はというと、早起きしてシャワーを浴びてから私自身、【鷺元 麻衣】のラバーで作られた皮を着ることから始まる。 目と口を皮に接着してから、下着を着けて制服に着替える。 お父さんもお母さんも私が皮を着ている事には気づいていない様子。 ただ、お姉ちゃんだけは私の顔に触れてきて笑みを浮かべていた。 知っていても触れてみないと分からないレベルであるので、学校で私がラバーの人皮を着ている事がバレることはまずないだろうと思った。 それでも学校までは電車通学なので緊張はする。 友だちと普通に会話し、授業を受けたのだが一つだけ問題があった。 それは体育の授業。 しかも、よりによって今日は水泳の授業だった。 問題はいくつかある。 裸を誰にも見られないで着替える事、裸を見られれば乳輪や乳首が肌色なのですぐに異常がバレてしまうだろう。 そんな時お姉ちゃんのアドバイスを聞き入れておけば良かったと後悔した。 そのアドバイスとは乳輪と乳首に色を塗るというもの。 いつも変な事を言い出すお姉ちゃんだから、嫌だと断ったが今更ながらに塗っておけば良かったと後悔する。 体調不良を理由に休もうかと思ったが、運動が苦手な私は体育を休むと単位が危機的状況に陥ってしまうので休むこともできない。 仮に着替えられたとして、水に入って目と口を接着している接着剤が弱まったり、外れたりしないか不安になった。 “とにかく当たって砕けろだ!” そう思い水泳の授業に出席する事にした。 体にタオルを巻き、素早くスクール水着に着替えようとして固まってしまう。 シンプルな紺色のスクール水着ではなく、私が手にしたのはテカテカした水球水着だったから。 カメレオンの着ぐるみに入る事になり、ラバースーツに魅せられた私は普段からラバーを身につけたくなり、見た目がラバーによく似た水球水着を購入したのだった。 だが、いざとなると着るのを躊躇しスクール水着と一緒に収納していた。 今朝は人皮を着て初めての登校に準備が手間取り、慌てて引き出しからスクール水着を掴んだ筈だった。 普段なら感触ですぐにスクール水着でないと気づいただろう。 だが、人皮を着ているので全く気づかずに水球水着を持ってきてしまったのだった。 私が水球水着を手に立ち尽くしていると、女性体育教師が更衣室を覗きに来た。 そして、体にタオルを巻いて立っている私に声を掛けてくる。 「鷺元さん、授業始めるから急いで着替えてね」 「はい!」 条件反射的に思わず返事をしてしまった。 「早く着替えてプールサイドに来てね」 そう伝えるとすぐに行ってしまった。 “どうしよう?” 思い悩んでいる時間もない。 幸か不幸か、この水球水着は紺色でロゴもスクール水着と同じメーカーのものが左の胸元に入っていた。 ぱっと見はスクール水着に見えなくもない。 ただ少しハイレグ気味になっているのは気になるところではあった。 いざ、着てみると人皮の上からなので、かなりピッタリしている。 理由はもちろん人皮を着て体の厚みが増しているから。 人皮を着たことで全体的に少し体が大きくなったことで乳首とマン筋がクッキリと浮き出てしまっていたのだ。 改めて恥ずかし過ぎる水球水着姿を見た私はその場に座り込んでしまった。 座り込んでいても何も変わらない。 私は立ち上がり鏡越しに自分の水着姿を見た。 人皮の乳首は勃ったままなのだがピッタリとした水着に押し潰されて目立たない気もしなくはない。 そう思わないとやっていられないのも事実。 人皮を着ているので注目されたくないのに、自ら注目させるような水着を着て水泳の授業に出なければならない。 そんな私だったが、頭を振って気を取り直してプールサイドへと急いだ。 準備体操が始まり、目立たないように授業に入っていきたかったのだが、よりによって皆が座って先生の話しを聞いているタイミングだったのでかえって注目を浴びてしまった。 しかし、授業が始まりプールに入ってしまうと水球水着の事はあまりに気にならなくなった。 私はあまりに気にならなかったが、男子がざわついていたと後で友だちから聞かされた時は恥ずかしくなった。 水泳の授業が終わると私はみんなより遅れて更衣室に入り着替えを始めた。 理由は人皮を着ているのがバレないようにするため。 友だちが少なくなった更衣室でササっと着替えを済ませて鏡を見ると顔のところどころ、少し接着剤が剥がれているところがあったが幸い誰にも気づかれずにやり過ごすことができた。 そんな鏡を見ている私の背後から遠山 美月(とおやまみつき)が声を掛けてきた。 私はビックリして振り返り、美月に接着剤がところどころ剥がれた顔を見られてしまった。 「どうしたの麻衣?その顔!」 それはそうだろう、驚かない方がおかしい。 私は美月にアルバイトでカメレオンの着ぐるみに入ること、今は体を慣らすために自分そっくりの人皮を着て特訓しているという事を全て説明した。 私の話を真剣に聞いていた美月だったが、何か思い詰めたような顔をしている。 「どうしたの美月?」 私が声を掛けると美月が答える。 「麻衣の頑張っているのを私がすぐ近くでサポートさせて貰えないかなぁ?」 突然の申し出に私はかなり驚いた。 確かに高校に入ってから知り合った美月とはすぐに意気投合し仲良くなった。 今では親友と呼べる仲だとは思うが、美月には一つ問題がある。 それは美月が爬虫類が苦手だということ。 しかも、爬虫類に囲まれて巨大カメレオンとなった私のサポートをしたいというのだ。 私としては爬虫類園のスタッフさんだと 気を使うし、それが男性ならなおさら。 私の事をよく知る同性の美月にサポートしてもらえるのはとても心強い。 私は思い切って美月をアルバイトに誘った。 爬虫類園の園長にも確認し、美月のアルバイトも後に決まった。 私は次の授業に遅れないように急いで接着剤の剥がれた箇所を手直しし教室に戻ろうとすると美月がとんでもない事を言い出した。 それは私の皮を着てみたいと言うのだ。 体型も似ているので着ることは出来ると思うが私は断った。 だってお姉ちゃんみたいに私の皮を着た人をもう増やしたくはなかったから。 美月は膨れっ面をしていたが、次の授業が終わった頃にはもういつもの美月に戻っていた。 その後は友だちにバレる事もなく人皮で過ごす学校生活の初日を終えた。 人皮を着て過ごした感想はとにかく人皮の内側が気持ち悪いという事。 授業中に人皮の内側に溜まった汗がかなり気持ち悪かった。 厳密には汗と愛液も混じっていた。 家に帰るとすぐにシャワーを浴びた後は黒光りするラバースーツを着て過ごすのが常となった。 不思議なもので1週間もすると、下着や服を着るように人皮を着て過ごすのが普通になっていた。 そんな自分の適応性の高さにも驚いた。 あの日の学校帰りに美月がうちにやって来た。 カメレオンの着ぐるみを一度見てみたいという理由で。 私は美月を自室へ案内しカメレオンの着ぐるみを見せた。 爬虫類が苦手な美月はカメレオンの着ぐるみを見てかなり驚き、少し腰が引けていた。 美月の想像していた着ぐるみとはかけ離れていたのだろう。 私はカメレオンの着ぐるみを見せてそれで終わるつもりだったのだが… 。 「麻衣、カメレオンに入っているところ見せてよ!」 そう言われたが私は頑なに断り続けた。 だが、私の家まで来た美月も諦めない。 「麻衣がカメレオンになるまで私、帰らない!」 と言われ、私は渋々カメレオンの着ぐるみに入ることになってしまった。 取り敢えず、この人皮ではカメレオンの着ぐるみには入れない事を美月に伝え、私は人皮を脱ぎラバースーツに着替えるために浴室へと向かった。 とにかく今は人皮の内側に溜まった汗を洗い流したい、その一心だった。 人皮を脱いで内側をサッとシャワーで洗い流した後、全身シャワーを浴びてシャンプーをして体も洗った。 人皮は水気を取るため浴室に吊るして置いた。 体を拭いた後、私はドレッシングエイドを体に塗り黒光りするラバースーツに足を通していく。 ラバースーツを着るのも慣れたもので簡単に着ることができるようになっていた。 ラバースーツと一緒に持って来たラバーマスクは被らず、手に持って自室へと戻った。 扉を開けると美月が声を上げた。 声を上げた美月を見てみるとカメレオンの着ぐるみを着ようとしていた。 爬虫類は苦手だが、着ぐるみなら平気なようだ。 目を丸くして言った。 「美月って爬虫類苦手だったんじゃあ?」 私は自分がラバースーツを着ているのも忘れて美月に話し掛けていた。 美月も目を丸くして私を見ている。 「麻衣、それは?」 「ああ、これはラバースーツ、ゴムでできたスーツで滑りを良くしないと、ゴムでできたカメレオンの着ぐるみには入れないの」 そう答えると美月は納得したように頷きながら、カメレオンの着ぐるみから出てきた。 「私、爬虫類は苦手だけど作り物だと分かれば平気で、それどころか着ぐるみと分かったら着てみたくなっちゃって」 そう言って頭を掻いていた。 「どうりで!そのラバースーツってヤツを着ないとカメレオンの着ぐるみには入れない訳ね」 そう言いながら、美月は私に近づいて来て私の周りを一周する。 「私も麻衣とそれほど体の大きさが変わらないからカメレオンの着ぐるみを着られると思ったけど全然足が入っていかなかったから」 「ねぇ麻衣、早速カメレオンに入ってよ!早く見てみたい!」 そう言われて私は渋々カメレオンの中へ、ラバーマスクも被り頭を着ぐるみの中へと埋める前に美月に言った。 「美月、後で私のカメレオンになった姿を見た感想を聞かせてね」 「OK!辛口のコメントで良ければ」 それを聞いてから私はカメレオンの着ぐるみの中へと体を埋めていった。 カメレオンの着ぐるみのファスナーが雑に閉められる。 “丁寧に閉めてよ!私出られなくなるから” そう思ったところで、ガサツな美月に言っても無理なのは分かっているので言うのを諦めた。 ファスナーが完全に閉められたようで圧迫感と暑さが一気に増したように感じる。 頭の上の方で美月が何か言っているようだが全く聞こえない。 全く動かないでいると、美月がカメレオンの口から中を覗き込んできた。 「ねぇ麻衣、動いてみてよ!」 少し動いてすぐに動かなくなった私から今度は美月に言う。 「今日は疲れてるから早く出して!」 「うーん、どうしようかな?私とハグをしてくれたら出してあげようかな?」 「ウソ?私立てないんだよ!」 「頑張れ!麻衣!」 そう煽る美月に私は頑張って壁を登るようにして両足で立とうと試みる。 一度言い出したら美月はそれを通すだから、ハグするまでは出してもらえないだろう。 ガニ股で膝は曲げたまま無様な姿だが、なんとか両足で立つ事ができた。 絶対に立てないと思っていたが、いざとなればできるものだと我ながら感心した。 しかし、ハグをする美月は私の背後にいる。 しかも私の視界は天井のみ。 美月がどこにいるかも分からない。 カメレオンの着ぐるみに阻まれ、伸びない膝でガニ股の私、とても女子高生がするポーズではない。 そんな事を頭の片隅に置きながらも美月にハグするために美月の気配を探る。 「麻衣凄い!立てたじゃない!」 明らかに小馬鹿にした口調でそういう美月。 だが、そう声を掛けたのが命取り、私は美月の位置を見極めた。 曲げたままの足で180°回ると、美月の声がした方へ飛び掛かった。 まぁ、実際には飛び掛かるというよりクルッと回って倒れ込んだだけだが私は美月を捉えた。 「ちょっと麻衣!」 そう言いながらも咄嗟のことで私に抱きつく美月。 私も曲がらない腕で美月をハグしながら、ゆっくりと倒れていった。 「美月ハグしたよ、出してね」 「麻衣、重い!」 「重くない!」 私は語気を強めていう。 「早く降りて重いから」 そう言う美月に私は乗り掛かったまま、体を動かした時、美月が何故か艶のある声を上げた。 「んぅぅぅーん!」 曲がった足が美月のお股に当たっているのだろう。 「ちょ、ちょっと、まいっ、ダメぇ!」 そう言われても私は上手く動けない。 折れ曲がり伸びない腕と足の3点で美月をロックし、私の右足は美月のお股を刺激している様だった。 「ごっめん!美月、すぐに移動するからね、でも私重いから上手く動けないかも」 嫌味を込めてそう言いながら、右足を動かして美月を刺激する。 「まいっ、ダメだって、私そんなことされたら… 」 「ん!美月よく聞こえないよ!すぐに移動するからね」 そう言ったが、美月を押し倒した状態でカメレオンの口の傍に美月の顔がある。 なので、美月の声はよく聞こえているがワザと聞こえないフリをした。 今の状態を俯瞰で見た画を想像してみる。 女子高生が大きなカメレオンに覆い被さり、女子高生の上でモソモソ動いているのだ。 そんなカメレオンを押し除ける事もできずに、カメレオンにお股を刺激され続けて気持ちよくなっている。 なんだか、私まで興奮してきた。 「美月!すぐに降りるからね」 そう言いながら私は右足だけを激しく動かして美月のお股を刺激し続けた。 「ダメっ、イクッ、イクッ、イクイクイク、逝っちゃうぅぅぅぅ!」 美月はカメレオンの着ぐるみを着た私をギュッと抱いて逝った。 その後は脱力し抱きしめる力が弱まっていった。 男性もきっと逝く時の彼女とはこんな感じなのだろうと思った。 私は面白くなり、脱力して私の下で動かなくなった美月のお股に再び右足を擦り付けて動かす。 リアルに再現されたカメレオンの着ぐるみには体中に小さな突起が無数にある。 その突起が右足を動かすことで、美月のお股を刺激したのだろう。 「あっ、あっ、あっ、まい、まいってば、もうわたしだめっ、ほんとうにだめだからね、あっ、あっ、あっ… 」 さっき逝ったばかりなのに、もう気持ちよくなり始める美月。 ギュッと私を抱きしめる感覚とともに美月が声を上げる。 「イクッ、イクッ、イクいくイクいくぅぅぅ!」 さらにギュッと私を抱きしめて美月はまたも逝った。 さすがに私もそろそろカメレオンの着ぐるみから出たい。 美月ばかり気持ちよくなるのはズルいと思った。 「美月、暑いから出して!」 そう言いながら、両手とは左足の3点で美月を固定していたのを手足を動かして外した。 「もうぉ!麻衣のバカぁ!」 そう言いながら体を起こした美月は力なくカメレオンの背中のファスナーを開けてくれた。 「ふぅー!」 カメレオンの着ぐるみから上半身を出して、すぐにラバーマスクも外した。 美月は私のベッドにもたれ、蕩けたような目をしていた。 下の方へ目をやると制服のスカートは乱れ、ストッキングは破れていた。 その姿はまるで強姦にでも遭った後の様だった。 「美月、どうしたの誰に襲われたの?」 私がふざけてそう言うと、美月が返す。 「あんただよ!」 「… でも、気持ち良かった」 私たちは顔を見合わせて笑った。 美月には新品のショーツとストッキングを調子に乗り過ぎたお詫びに渡すと、履き替えてその日は帰っていった。 次の日、美月は私に耳打ちしてきた。 「私は爬虫類は苦手だけど、麻衣の入ったカメレオンは好きだよ!だって気持ちよくしてくれるから」 美月が家に来たあの日にはまだ続きがある。 美月が帰った後、1人気持ちよくなった美月が羨ましくて私はラバースーツを着たままオナニーを始めたのだが… 。 「ぎゃあー!」 突然のお母さんの悲鳴。 慌てて降りていくと浴室で腰を抜かしているお母さんがいた。 「どうしたの?」 私が声を掛けると怯えた声で話す。 「麻衣が、麻衣が、… 」 「え!?私がどうしたの?」 そう声を掛けて私の顔を見たお母さんは人皮と私の顔を交互に見たあと、事を理解したのか一言残して、怒りながらキッチンへ行ってしまった。 「こんなものサッサと片付けなさいよ!」 去り際に語気を強めてそう言ったお母さんの顔は少し赤かった。 一人で騒いで恥ずかしかったのだろう。