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ごむらば
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4.足だけ怪獣【中の人の性癖編】

ショーのイベントスタッフをしていた俺は足だけ怪獣【レッグス】の中の人が見たくて、少し強引な口実を考えてテントの中へ入って、そこで凄いものを目にした。 【レッグス】の着ぐるみに閉じ込められたまま放置された女性がいて、それは司会のお姉さんだった。 その司会のお姉さんは全裸で後ろ手に麻縄でギチギチに縛られていた。 そんな司会のお姉さんは俺を求めるように迫ってきて俺は我慢できずに応じてしまった。 そんな中、テントの近くで男性と女性の会話が聞こえてきた。 「遅れてすみません」 女性が男性に謝っている。 「大丈夫だよ、午前の部は二階堂さんが二役で頑張ってくれたから」 そう返す男性。 どうやら、女性は本来の司会のお姉さんのようだ。 「二階堂さんですか… 」 女性は意味ありげに語尾を濁した。 「まあまあ、彼女は彼女でこの仕事を楽しみながらこなしてくれているからね」 「はい、まあ私には影響がないのでいいですが… 」 そんな会話が聞こえてきた後、男性の言葉に俺は焦った。 「衣装はこのテントの中だから先に着替えちゃって」 「はい、分かりました」 “衣装って司会のお姉さんの衣装だよな” という事はこのテントに入ってくる。 こんなところを見られたらマズイと思い、俺好みの司会のお姉さんからペニスを抜こうとしたが、お姉さんがしっかりと下の口で咥えている上、麻縄も俺のペニスを捕らえて離さなかった。 “どうする?どうする?” 気は焦るばかりで何も思いつかない。 テントの入口とは反対側で会話を終えた女性のヒールの音がどんどんテントの入口へ向かって移動している。 俺は間一髪のところで司会のお姉さんと合体したまま、体を隠す事ができた。 それは足だけ怪獣【レッグス】の中。 地面に横たわる【レッグス】の覗き穴から外の様子を窺う。 入ってきたのはかなり美人なお姉さん。 テントの中を見渡すと、すぐに司会用のワンピースを見つけた。 そのワンピースを入念にチェックしている。 汗で濡れているのか確認でもしているのだろう。 そんな事よりも足だけ怪獣【レッグス】の中へ2人で収まる事は出来たが、背中のファスナーはまだ開いたまま。 もちろんファスナーを隠すマジックテープも開いたままだが、今は取り敢えず背中のファスナーだけでも気づかれずに閉めることに専念する。 ファスナーをまだ完全に閉める事ができていない状況で美人のお姉さんがこちらに近づいて来た。 バレたのかと思い、呼吸を止めて美人のお姉さんの動向を【レッグス】の覗き穴から窺う。 今の俺にはそれしかできなかった。 美人のお姉さんは目の前でしゃがみ込むとスカートの中が丸見えに、赤い下着がバッチリ見えた。 そんな美人のお姉さんが【レッグス】に手を伸ばす。 “完全にバレてる!万事休すか!” と思ったのだが、美人お姉さんは【レッグス】を指で突いて言った。 「二階堂 百合(にかいどうゆり)ちゃん、お嬢様で可愛くて賢いのに、その変態的な性癖だけは残念過ぎるわね」 そう言うと立ち上がりコチラに背中を向けた。 止めていた呼吸を再開させて、【レッグス】の着ぐるみのファスナーを閉めるのを再開させた。 ファスナーに力を込めてゆっくりと閉めながら美人のお姉さんが司会の衣装に着替えているのを眺める。 百合さんよりもスレンダーな彼女には司会の衣装は少しゆったりとしていたが、これはこれでセクシーに見える。 そんなことより今はとにかくジッとしてやり過ごすしかない。 幸いな事に俺好みの司会のお姉さんの名前も分かった。 二階堂 百合さん、それが彼女の名前だ。 百合さんも声を上げる事なくジッとしている。 このまま、あの美人のお姉さんがテントから出ていったら、すぐさま【レッグス】の着ぐるみの背中を開いて、名残惜しいが百合さんからペニスを引き抜いて脱出しよう、そう心に決めた。 だが、美人のお姉さんはなかなかテントから出ていってくれない。 猛烈な暑さの中、その時がようやく訪れた。 目立つ司会の衣装の上にコートのような裾の長い上着を羽織るとタバコを手にして立ち上がったのだ。 “チャンス!タバコなら喫煙コーナーも離れているので時間が稼げる” そう思い、美人のお姉さんが立ち上がりハイヒールを響かせてテントから出ていく。 “今だ!俺は【レッグス】の着ぐるみのファスナーを開こうとしたが、噛み込んだようでファスナーが固くて開けられない。 急いで着ぐるみに入り、慌ててファスナーを閉めたので噛んだ事にも気付かなかった。 焦りから俺はさらに体温が上昇し、汗が止まらなくなった。 つづく

4.足だけ怪獣【中の人の性癖編】

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