出張の予定が先方の都合で急遽キャンセルなくなった俺、若槻 宏斗(わかつきひろと)は彼女、高城 結花(たかぎゆか)の家に遊びに向かっている。 結花には事前に出張の事は伝えておいたので、驚かせてやろうと思っている。 実は俺は結花には内緒で浮気をしている。 その浮気相手と遊ぶチャンスだと思い連絡したのだが全く連絡が取れなかった。 結花にも連絡しようと思ったのだが、また連絡が取れないと俺自身ガッカリしてしまうので、直接家に来たのだ。 幸い合鍵も持っている。 時間は午前11時。 結花の部屋に合鍵で入ったが、部屋の中は静まり返っていた。 「お寝坊さんだなぁ」 そう呟きながら寝室の扉を開けると、結花の寝息が聞こえてきた。 ベッドの上には布団を頭まで被った結花がまだ寝ているようで、掛け布団越しに結花の形も見て取れた。 「結花!会いに来たよ!」 俺は掛け布団の上から結花に覆い被さった。 普通ならここでビックリして起きて、俺もろとも掛け布団を払い除けようとするだろう。 しかし、結花に反応はない。 そんなにぐっすりと眠っているのかと思うが、男が覆い被さったなら重くて絶対に起きるだろう。 だが、結花に全く反応がない事に俺は嫌な想像が脳裏をよぎった。 体調が悪いならまだいい。 もしかすると… 俺は血の気が引くのを感じながら、掛け布団を急いで捲った。 「へっ?!」 間抜けな声で驚き俺は固まってしまった。 寝室に入った時、確かに結花の寝息は聞こえていた事を思い出していた。 同時に、結花の寝室に入った時、妙にゴムのような匂いがしていたのもこれだったのかと頷けた。 掛け布団を捲って出てきたのは、バキュームベッドで真空パックされた結花の姿。 正確には結花だろうという事。 黒光りするバキュームベッドからは呼吸用のホースだけが伸びていて苦しそうな呼吸音が続いている。 俺はまだ結花には告白していないがラバーフェチだ。 実物を見るのは初めてだが、バキュームベッドは知っていた。 “でも、なぜ結花がバキュームベッドで真空パックされていのだろう?” そんな疑問の中、もう一つある事に気づいた。 バキュームベッドは1人では真空パックできない。 つまり、結花以外の誰かがいる。 俺がそう思った時、玄関に人の入って来た気配がした。 “結花にも浮気相手がいたのだろうか?” そんな疑問を抱えつつ、俺は事の真相を確かめるために急いで寝室のクローゼットに身を隠す事にした。 「ただいま!って聞こえないか!」 明るい感じの女性の声が聞こえてきて俺は少しホッとした。 結花は女友達とラバープレイをしていたのだと分かったから。 “結花もラバーフェチなら、もっと早く告白したら良かった” そう思いながらも、クローゼットの中で声だけを頼りに2人の様子を窺う。 「喉乾いたでしょ!ゆっくり飲み物流し込んであげるね」 ペットボトルのキャップを開ける音がしたと思うと、喉を鳴らして飲み物を飲む音が聞こえてきた。 「ふぅー、暑かったから思わず飲んじゃったよ!」 「ラバースーツ着て出掛けたから暑かったよ、後で結花も一緒にラバースーツ着て出掛けようね」 「じゃあ、今度こそ口移しで飲み物の流し込むよ!」 小さな水が流れるような音が聞こえてきたので、呼吸用のホースから口移しで飲み物を与えているようだった。 「それじゃあ、私もラバースーツになって結花の体を楽しませてもらおうかな」 『ピチッ、パチッ、ピチッ』 女性は服を脱いでラバースーツ姿になったようで、ゴムの擦れるような音が聞こえてきた。 「後はこの鼻の穴にチューブしかないラバーマスクを被ったら結花のところへ行くからね」 「よいしょ、よっ、首輪もできた!」 「これから1時間は私もラバースーツが脱げなくなったから、たっぷり楽しみましょ!」 そんな女性の独り言が聞こえて来た後、ラバーが擦れる音がより大きくなり、くぐもった2人の女性の声が聞こえてきた。 俺はゆっくりと音を立てないようにクローゼットから出た。 クローゼットの外で繰り広げられていた光景を想像するだけで勃起し始めていた俺だったが、想像以上の光景を目の当たりにすることとなった。 ベッドの上では黒光りしたマネキンがバキュームベッドで真空パックされた結花に体を擦り付けて喘いでいた。 鼻から伸びたチューブから苦しそうに呼吸をしながらくぐもった声で喘ぐ女性。 同様にバキュームベッドで真空パックされた結花も口から伸びるホースの中で声を反響させながら喘いでいた。 ラバーマネキンは頭からローションを自らに掛けては、真空パックされた結花に体を擦り付けて喘ぎ続ける。 俺はその光景を目の当たりにして勃起させるだけだったが、ふとこの様子を撮影してやろうとスマホを取り出した。 クローゼットからゆっくりとベッドに近づくと、スマホのビデオの撮影ボタンを押した。 『ポーン!』 あれだけ喘いでいたラバーマネキンが、スマホの撮影ボタンの音に反応した。 「え?なに?誰かいるの?」 俺は素早く移動しながら撮影を続ける。 ラバーマネキンは音のした方に手を伸ばして、その辺りを触ろうとするような仕草を見せる。 何も反応も感触もない事に首を傾げるラバーマネキンを別アングルで撮影を続け、真空パックされた結花も撮影した。 ラバーマネキンはまだ怪しんでいるようであったが、気のせいだろうとでも思ったのだろう。 真空パックされた結花に体を擦り付けて、2人はまた喘ぎ始めた。 程なくして堪らなく気持ちよくなったのだろう、ラバーマネキンは股のところへ手を持っていく。 そして、女性器に差さっていた男性器を模したオモチャを引き抜くと結花に股を擦り付け始めた。 ラバーマネキンの股の部分、女性器は体の中まで黒いラバーで覆われていた。 俺は女性2人が喘ぐ声をずっと聞かされ、そんな光景を見せつけられて我慢できなくなっていた。 ゆっくりと気づかれないように、ラバーマネキンの背後へと回る。 そして、スマホを床に置くと、ズボンを脱ぎ始める。 はち切れんばかりに勃起したペニスが邪魔だったが、ズボンを脱ぐとトランクスも下ろして下半身を露出させた。 バキュームベッドのラバーシートが一面に掛かった状態のベッドにゆっくりと上がると、背後からラバーマネキンの脇の下に手を入れて引き寄せようとした。 だが、俺が思っていた以上にラバーマネキンの体は滑り、俺の手から離れてしまう。 同時に突然体を触られてビックリして逃げ惑うラバーマネキンは、バキュームベッドの上で滑りベッドの下へと落ちた。 「痛っ!」 声を上げるラバーマネキンを追いかけて俺もベッドの下へ。 言葉にならない声を上げながら、四つん這いで逃げようとするラバーマネキンを俺は捕まえると仰向けにした。 恐怖で震えるラバーマネキンは恐怖から動けないようだった。 そんなラバーマネキンに挿入する俺。 ラバーマネキンは脇を締め両手を胸のところで手を合わせるようにしてブルブルと震えていたが俺がペニスを突き立てるとピクンピクンといい反応をした。 だが、さすがに恐怖からか喘ぎ声は出せずに、すすり泣いているようだった。 全く見えない中で突然犯されたのだから、恐怖しかないだろう。 俺はそんな怯えるラバーマネキンの姿もスパイスとなり、あっという間に逝ってしまった。 何度も何度もラバーマネキンを犯し、精液は全てラバーマネキンのラバーで覆われた女性器の中に発射した。 恐怖からラバーマネキンはブルブル震えて泣き続ける。 床で完全に動けなくなったラバーマネキンを他所に俺は自分の後始末をして、トランクスとズボンを履いた。 そんな時、俺はあるものを見つけた。 それはバキュームバッグ。 そう言えば、ベッドの上でバキュームベッドで真空パックされている結花の体は真っ直ぐで、ちょうどこのバキュームバッグに入れられて真空パックされているような姿だった。 もしかすると、バキュームバッグとバキュームベッドの二重に真空パックされて結花は動けないのではないかと考えた。 そして、俺はベッドの下で怯え震えているラバーマネキンをバキュームバッグで真空パックし満足に動けなくしてから結花と一緒にバキュームベッドに閉じ込めてやろうと考えた。 幸い結花を真空パックするのに使用されたと思われる掃除もこの部屋の中にある。 俺はバキュームバッグを持ってラバーマネキンに近づくと、ラバーマネキンの足からバキュームバッグへと詰めていく。 恐怖から体が満足に動かせないラバーマネキンはただただ体を震わせながら俺に従った。 バキュームバッグはネックエントリーになっていて首のところを大きく広げるとラバーマネキンの体を詰める事ができた。 足裏の吸入口から掃除機を使って空気を吸い出すと、ラバーマネキンの真空パックが出来上がった。 ラバーマネキンは俺から逃れることはすでに諦めてされるがまま、何も抵抗しなくなってい。た。 バキュームバッグで自由を奪ったので、ラバーマネキンはもう何もできない。 さあ、バキュームベッドの結花と一緒に詰めてやろうと思い体を持ち上げようとした時、首輪のロックが外れた。 もう1時間経ったのだろう。 ラバーマネキンは未だ恐怖から体が震えている。 そんな真空パックしたラバーマネキンをバキュームベッドに乗せる時、俺の足に何かが触れた。 ラバーマネキンをバキュームベッドの上に置いて、足に触れたものを拾い上げた。 それは口の部分にホースのついたラバーマスクだった。 おそらくはバキュームベッドに入っている結花が被っているものと同じもの。 このラバーマネキンもバキュームベッドで真空パックしたら俺が口移しで水分補給してやらなければならない。 そんな勝手な思いの中、ラバーマネキンの女性の顔も見たくなった俺はラバーマネキンの鼻からチューブの伸びるマスクを脱がせ、口からホースの伸びるマスクを着せ替えしてやる事にした。 “さあ!どんな女性がラバーマネキンになっていたのかと期待を込めながら、ラバーマスクを脱がせていく。 ラバーマネキンはただただ震えるだけで全く抵抗しなかった。 ラバーマスクを脱がせた女性の顔を見て俺は固まり声を上げた。 「え?あれ?なんで?」 俺は部屋を見渡す。 ここは確かに結花の部屋に間違いない。 なのに、ラバーマスクを脱がせた女性が今野 由香(こんのゆか)だったから。 今野 由香は俺の浮気相手、今日は彼女と遊ぼうと思い連絡したが全く連絡がつかなかった相手。 視界のないラバーマスクを被っていた由香はまだ明るさに目が慣れていないようだった。 そんな由香の目には俺に犯された恐怖から涙が滲んでいた。 それに恐怖から俺の顔を凝視できないでいた。 「由香!おまえなんでここにいるの?」 自分の名前を呼ばれてようやく俺の顔を見た。 「えー!宏斗くんがなんで結花の部屋にいるの?」 「もしかして、さっき私を犯したのって宏斗くん?」 「うん」 「えーん!」 由香の目から大量の涙が溢れた。 体は真空パックされて動けない由香だが、仰向けのまま涙だけがバキュームベッドへ溢れ落ちた。 ひとしきり泣いた由香は落ち着いたのか聞いてきた。 「なんで宏斗くんが結花の部屋にいるの?どうやって入ったの?」 俺は顔を触りながら少し考えて答えた。 「ゴメン由香、実は俺ずっと結花と付き合ってたんだ、実はお前とは浮気だったんだ」 そう伝えると由香が答える。 「うん、薄々その事には気づいてたよ!私が話し掛けても夢中でスマホでやり取りしている事が度々あったから、そうかなぁって」 薄ら涙を浮かべた由香が今度は答える。 「実はね、私と結花は恋人同士なの」 「え?どういうこと?」 「私も結花もバイセクシャルなんだ、だから私は宏斗も好きだし結花も好き」 「あ!結花もきっとそうだよ!宏斗の事も好きだし私の事も好きだと思う」 結花の部屋に来て短時間でいろいろな事実を知りすぎて頭の整理がつかなくなってきた。 今俺が分かっている事は、3人ともお互いが好きで、全員ラバーフェチであるという事。 それを一人納得して頷いていると由香が聞いてきた。 「ところで宏斗くん、私をバキュームバッグに入れてどうするつもりだったの?」 「え、あ、うん!」 俺は由香にもホースの付いたマスクを被せて結花と一緒にバキュームベッドに押し込んで真空パックしようとしていた事を伝えた。 「それいい、やってよ!お願い、2人でバキュームベッドに入ってみたかったんだ!」 テンション高めでそう言う由香に促されて準備を始める。 さらに由香の提案でT字になったホースで結花と向き合う形で繋いで欲しいともお願いされた。 確かに細長いバキュームベッドに2人が仰向けで入るのは難しいので、2人を向かい合う形で体を横にしてT字になったホースを繋いでやれば呼吸も真空パックも上手くいくと思った。 まずはバキュームベッドの真空パックを解いて、結花の体を右を下にして横にする。 T字になったホースを結花のホースに繋いだら、今度は由香に耳栓をした後、ホース付きのラバーマスクを被せてバキュームベッドへ左を下にし結花と向かい合う形で押し込んでからT字になったホースを由香にも繋いだ。 あとはバキュームベッドを閉めて真空パックするだけだが、これだけでは面白くないと思った俺は電マを2人の体で挟む形にセットしてからバキュームベッドを閉じた。 そうしてから、掃除機でバキュームベッドの空気を吸引した。 2人は電マを挟んで体を密着する形で真空パックできた。 バキュームベッドから伸びる電マの電気コードをコンセントに挿すと、黒いバキュームベッドから2人の喘ぎ声が漏れた。 だが、お互いの体が邪魔をしてほとんど動けない。 見ている感じではただ震えているだけ、見た目には面白くないが喘ぎ声はかなりのものだった。 ホースからの苦しそうな呼吸音も俺の興奮を誘う。 俺は結花のご近所さんの事も配慮し、バキュームベッドにそっと掛け布団を掛けて寝室を出た。 かなりの時間が経ったのでそろそろかと思い、寝室に入ると、呼吸音とともにくぐもった喘ぎ声がまだ聞こえている。 掛け布団は床に落ちていることから、動けない中でも気持ちよくなりかなり動いた事が分かる。 バキュームベッドで真空パックされた2人に触れるとかなりの熱を持っていた。 バキュームベッドの横、由香の背中側のファスナーを開くとバキュームベッドに空気が戻っていった。 まずは呼吸用に繋がったT字になったホースを外して手前にいる由香から引っ張り出す。 引っ張り出すとバキュームバッグの真空パックも解いてやると由香は自らバキュームバッグから出ようと動き始めた。 続いて奥にいる結花も引っ張り出す。 かなりの熱を帯びているのはもちろん、かなりの汗をかいているので由香の時とは違いバキュームバッグの中で体が滑る感じがした。 バキュームバッグの真空パックを解いても結花はほとんど動かない。 心配になり結花の様子を窺う俺の背後で、由香が話し掛けてきた。 「結花はね、日付が変わる頃からバキュームバッグとバキュームベッドの二重に真空パックされているから動けないと思うよ」 「ええ!そんなに!」 驚く俺に由香は続ける。 「宏斗が電マで気持ち良くさせたから完全に動けなくなってると思うよ!」 「マジかぁ!」 「かなり汗かいてるから、お風呂場で脱がせて上げて」 そう言うと由香はラバースーツを脱ぎ、着替えを始めた。 「うん、分かった」 俺はそう返事をすると、結花を抱き上げて移動を始める。 簡単に体を持ち上げられた事に結花は少し驚いたような反応をしていた。 お風呂場でバキュームバッグを脱がせていく。 ある程度予想していたが由香と同じようにラバースーツを着ていた。 だが、かなり脱力して自分では脱げないようだった。 続けて口からホースの伸びるラバーマスクを脱がせていく。 だがその下から出てきたのも黒いラバーマスクで覆われた結花の顔だった。 そのラバーマスクはラバースーツと一体となっていて、先ほど被っていたラバーマスクのホースが咥えられるかどうかといった大きさしか口のところには空いておらず、目や鼻には一切穴は空いていなかった。 結花の背中を縦に走るファスナーを手で探っていくと、後頭部の辺りにファスナーのツマミを見つけた。 それをゆっくりと開いていくと、熱気と汗の臭いがお風呂場に広がった。 結花は体を反らすようにしてラバーマスクを脱ぐとすぐに俺と目があった。 だが、はっきりと見えていないようだったが、俺の顔を見てすぐに大声を上げた。 「えー、なんで宏斗がいるの?」 結花は慌ててラバースーツで覆われた体を隠そうとするが、隠せるはずもなくすぐに観念した。 なぜ、これほど結花が驚いたのか俺には分からなかったが、それはすぐに分かる。 結花は自分の耳から耳栓を取り出した。 耳栓をしていたので、俺と由香の会話は全く聞こえていなかったので、俺の存在にも気づいていなかったのだろう。 「今日、出張で会えないって言ってたじゃん!」 そう言いながら俺を責めてくるが、目はオドオドしている。 おそらくは自分がラバーフェチであること、そして由香の存在をどう隠そうかと考えているのだろう。 そこへ由香が着替えを済ませて風呂場に顔を出した。 「ねぇ宏斗くん、結花を出して上げられ… たみたいだね」 気まずそうに由香は顔を出した後、そのまま顔を引っ込めて風呂場を離れていった。 「ゴメン宏斗、私、彼女のこと… 」 下を向く結花に俺は言った。 「うん、知ってる彼女だろ、由香から全部聞いた、俺こそゴメン!」 その言葉に顔を上げる結花。 「宏斗は何も悪くないよ!」 「いや、そうじゃなくて、俺は由香と浮気してたんだ!」 「えー!宏斗も… 」 俺はこめかみをポリポリ掻いて微妙な笑顔で頷いた。 その後の俺たちは特殊な関係のまま、一緒に暮らし始めた。 そして、俺もラバースーツを購入し、ラバーフェチである彼女たちの仲間入りをした。 今、俺は全身ラバースーツ姿でベッドの中央に横たわっている。 どんなベッドかと言うともちろんバキュームベッド。 俺の両側にはラバースーツを着てバキュームバッグ、バキュームベッドの二重に真空パックされた結花と由香が棒状になって横たわっている。 胸を弄ってやるとバキュームベッドから生えた2本のホースから喘ぎ声が漏れる。 俺はそれを子守唄にしながら、3人での生活に満足して今日も眠りに就くのだった。 おしまい