全身タイツで顔まで覆われる快感を知った私はそのままの姿で顔にシャワーを浴びて呼吸を阻害されてしまう呼吸制御に目覚めてしまった。 そんな私は別の呼吸制御を思いついた。 それは全身タイツの重ね着による呼吸制御。 お風呂だとのぼせてしまうが、重ね着ならそうはならない。 私は翌日早速行動に移した。 頂き物の全身タイツを並べて、比較的小さなものから大きなものを着ていこうと思った。 どの全身タイツも私の採寸表を元に作られているのだが、微妙に大きさが異なっている。 それは着る頻度が高いものとそうでないものの差かもしれないし、製作したところの違いかも知れない。 とにかく、少しでも小さい全身タイツから着ていこうと考えた。 全裸になると早速足を通していく。 なぜ全裸かというと重ね着で呼吸制御を楽しんだ後、シャワーを浴びて全身タイツ重ね着の呼吸制御を試してみようと考えたから。 全身タイツを重ね着してシャワーを浴びたら、そう簡単には呼吸できないと思うだけで、お股が濡れてきた。 まずは全身タイツの重ね着から実行する。 1着目は言うまでもなく、いつも通りで2着目に足を通し、腕を通して顔まで覆うと呼吸はそれほど苦しくなかったが全く見えない。 これでは重ね着ができないと思った私は1着目も被らずにまずは体だけ重ね着をしていくことにした。 3着目で指が通りにくくなり、4着目で指がギリギリ通せた。 5着目では指は通ったが、指先までは完全に入らなくなった。 まだかろうじて指が使えるので、今から顔まで覆って背中のファスナーを閉めていく。 だが、5着もの全身タイツに覆われた手はゴツい手袋をしているような感じだった。 1着ずつ顔を全身タイツで覆ってから背中のファスナーを閉めるのだが、重ね着してゴツくなった指では1着ずつ全身タイツを掴むのが難しかった。 それでもその先にある呼吸制御を愉しむため、私は頑張った。 視界は完全に奪われ、指先の感覚がほとんどない状態ではあったが、私は全身タイツ5着を重ね着する事ができた。 重ね着してみた感想として、体がゴツくなり、皮膚からの感覚がなくなってしまったという事。 さらに関節が曲げにくく、私が望んでいた呼吸制御は想像していた以上だった。 気持ち良さから床に寝そべる。 仰向けになり深呼吸するが、重ね着に阻まれ新鮮な空気を感じる事はできなかった。 それでもしばし、重ね着による圧迫感と呼吸制御を愉しむ。 目を閉じて今、自分がマネキン人形のような姿で床に大の字になって寝っ転がっている画を想像して興奮してきた。 今の私ってモノみたいなのだろう、そんなモノがオナニーしたらそんな事を考えていると自然と手がお股へと伸びた。 だが、重ね着により可動域が制限された状態では手がお股には届かなかった。 仕方なく重ね着で潰された胸を撫でてみたが、ほとんど感覚がない。 触っている手の方も少し柔らかい板でも触っているのような感覚しか返ってこなかった。 だが、呼吸制御は想像していた以上で私を興奮させ気持ちよくさせてくれる。 目を瞑っていると、すぐに眠くなってしまう。 目を閉じ、しばし呼吸制御を愉しんだ。 私は暑さと息苦しさから目覚めた。 目覚めた瞬間、目も見えず体も満足に動かせず焦ったが、すぐに全身タイツを重ね着していた事を思い出した。 “私、こんな状況で眠っていたんだ” つくづく自分の変態ぶりに驚きながらも、そろそろ重ね着のままシャワーを浴びて終わりにしようと思い、体を起こそうとした。 しかし、仰向けになった体を起こせない。 つまり、腹筋では起き上がれないのだ。 “どうしよう” 取り敢えず仰向けからうつ伏せになり、立ち上がってから背中のファスナーを開くことにした。 だが、頭で考えていた以上にうつ伏せになるのも大変だった。 腕が思うように動かなかったから。 それでも手を着き膝を立てて四つん這いになってから、ゆっくりと立ち上がる事ができた。 もう重ね着してシャワーを浴びて呼吸制御を愉しむレベルではない。 仮にそんなことをしたら呼吸ができずに死んでしまいかねない。 とにかく今は全身タイツを脱ぐことに専念する。 背中に腕を回してファスナーを開こうとしたのだが、腕が曲がらずファスナーに手が届かない。 “え!どうして?” 気持ちが焦ると急に体温が上昇し汗が噴き出してきた。 “着る時は届いたのに” 重ね着するのに体力を使い、腕を曲げる力が弱くなって届かなくなってしまったのだろう。 とにかく、ファスナーを開けないとその一心で何度も何度も背中に手を回したが、背中の真ん中辺りにあるファスナーに手が届かなかった。 少し休憩して体力の回復を図る。 だが、呼吸が満足にできず焦りから汗が止まらない。 加えて汗で全身タイツの顔の部分を濡らす事で顔に張り付き、さらに呼吸を妨げる。 全てを諦めて床にひっくり返ろうかと思ったが、私は諦めずに力を込めて反動をつけて一気ファスナーへ手を伸ばした。 そうすると、ファスナーに触れる事ができた。 しかし、ファスナーのツマミを掴んで開くまでには至らなかった。 “イケる!” 私は再び力を込め反動をつけてファスナーへ手を伸ばした。 今度は掴めた。 そして一気にファスナーを開くことができた。 背中のファスナーを開いたが、すぐに脱ぐ元気も残っていない。 取り敢えず顔だけ出して、しばらくそのままで体を休める事にした。 相変わらず汗はかいているが、少しだけだが呼吸は楽になったので、重ね着した5着目の全身タイツを脱いだ。 “あと4着脱がないと” そう思いながら背中に手を回した。 “あれ?” 意外にもファスナーには簡単に手が届いた。 先ほどはあれ程苦労したので、ファスナーの位置を確認する程度に考えて手を回したのでファスナーのツマミを掴み損ねた。 “これならイケそう!” そう思うと急に体が軽くなった。 簡単にファスナーに手が届き、あっさりと4着目の全身タイツを脱ぐことができた。 “あと3着だ!” そう思いながらも背中に手を回すと簡単に届いた。 “もう楽勝だよね” そう思うと急に強気になってきた。 私はそのまま、お風呂へ向かう。 そして3着の全身タイツを重ね着し、顔にシャワーを浴びた。 1着だけの時とは違い、全身タイツに水が染み込むのに少し時間は掛かったが、いざ水が染み込むと重く顔に張り付いてくる。 全身タイツ1着だけの時と違い、呼吸をしようと吸っても空気は全く入って来ず、水だけが入ってくる。 ならばと顔に張り付いた全身タイツを引っ張るが一番外側の全身タイツが引っ張られるだけで空気は入って来ない。 “うわっ、ヤバっ!” 私はそう思いながら、顔に張り付く全身タイツを3着分まとめて強く掴んで引っ張ると、ようやく空気が入ってきて事なきを得た。 要領が分かったので湯船にお湯を張り、しばらく、全身タイツを3着重ね着したまま呼吸制御を愉しんだ後、そろそろお風呂を出ようと思い背中に手を回した。 ファスナーにはしっかりと手が届いたのだが、水を含んだ全身タイツの指先が滑るか、それともファスナーが固いのか分からないがツマミを掴んで開けようとするが開けられない。 「えー!どうなってるの?もうぉ!」 くぐもった声を上げながら私は何度もファスナーを開けようとしたが、ファスナーは全く開かなかった。 重ね着する際、誤ってファスナーに噛み込んだのかも知れない。 そう思いながら重ね着した時の状況を思い出そうとしたが全く思い出せなかった。 どんどん息苦しくなる状況に私は興奮し、その事に注意を払っていなかった。 取り敢えず湯船から上がり背中に手を回してファスナーと格闘する。 ファスナーのツマミを何度も何度も引っ張っていると、だんだんと指先が痛くなってきた。 それでも今はそんな事を気にしていられない。 ファスナーのツマミを引っ張っているうちにだんだんと指先が乾燥してきたのか、滑らなくなってきた。 同時にファスナーが少し動いた。 “これならイケそうだ” そう思いながら、ファスナーのツマミを引っ張り続けていると、やっと3着目の全身タイツのファスナーを開くことができた。 そのまま重ね着している2着の全身タイツも一気に脱いだ。 私は5着の全身タイツを重ね着して危なく脱げなくなるのは回避したのだが、お風呂で呼吸制御を愉しみまた全身タイツが脱げなくなってしまうところだった。 湯船に浸かり、疲れた心も体も癒しながら思う。 “全身タイツが脱げないトラブルがなければ最高だった” と。 こうして、全身タイツの初めての重ね着チャレンジは終了した。 正直いうと動画を撮影するかどうかも迷っていたのだが、その後私は全身タイツを3着重ね着した動画を投稿し、かなりの反響を得た。 つづく