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ごむらば
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快楽園

俺の目の前には大きなスーツケースがある。 中にはビニール袋に入ったヌルヌルしたヒトガタのものが膝を抱えて丸まっている。 スーツケースの中には他にもブルーシートやローションのボトルが同梱されていた。 バスタオルをいくつか準備すると、リビングいっぱいにブルーシートを広げてからビニール袋に入ったヌルヌルしたヒトガタのものを取り出した。 このヒトガタのものはゼリー嬢といって女性の体型をしている。 身長は160cm以下で、体重も50kgもないだろう。 このゼリー嬢をお持ち帰りした経緯を説明するには数日前に遡る。 数日前、仕事中に怪しいメールが個人携帯に届いた。 [カイラクエンへご招待]のタイトルで始まったそのメールの内容は選ばれた方のみを招待するものであること。 そこではゼリー嬢という2人の女性が気持ちよくさせてくれること。 そして全てが終わるとどちらかのゼリー嬢をお持ち帰りすることが条件であると書かれていた。 ちなみに費用については無償で、このメールを受け取った本人しか有効でないことが書かれていた。 さらにこのメールについて口外した場合、カイラクエンへの招待が無効になることも付け加えられていた。 どう見ても怪し過ぎる、怪しさしかない。 そう思いながらも、ネットで検索をしてみると一つだけ情報が載せられていた。 [カイラクエンはこの世のモノとは思えなかった、現地でも持ち帰った後も] これだけしかなかった。 だが、[この世のモノとは思えなかった]というフレーズに妙に惹かれるものがある。 俺はカイラクエンへ応募した。 すぐに返事があり、週末の金曜日で場所と時間が指定されてきた。 場所は都内のラブホテルで部屋番号も指定された。 時間は20時、仕事終わりで夕食を摂ってから向かえば十分に間に合う時間だった。 ラブホテルのフロントで恥ずかしながら声を掛けると指定された部屋の鍵を渡された。 緊張しながらも指定された部屋へと向かい、素早く鍵を開けて中へと入った。 こういうところで人と出くわすとなんとも言えない空気になる。 俺は1人で、こんなところで知り合いとバッタリ会おうものなら言い訳のしようもない。 幸い誰にも会わずに部屋へと入った。 ピンク色のライトの部屋にはキングサイズのベッド、ガラスで仕切られた中には大きなジャグジー付きのお風呂があるのがまず目に入った。 可愛くファンタジーな装飾の部屋になっており、通常のラブホテルよりも広い造りになっていた。 玄関で靴を脱いで部屋に入ると足元に大きなスーツケースが開いた状態で置かれていた。 スーツケースの中にはブルーシート、ローションのボトル、それに大きな透明のビニール袋が置かれ、その上には手紙があった。 [お持ち帰り用のスーツケースです、選んだゼリー嬢を詰めてお持ち帰り下さい] 手紙はもう一つあり、そこには住所と名前を書くように求められていた。 [こちらは住所とお名前を明記しておいて帰って下さい]とあった。 部屋に入るとすぐ目についたのが水色の円筒形をしたポリバケツ型のゴミ箱、黒いビニール袋もあり、また手紙が置かれていた。 [要らないゼリー嬢をゴミ袋に詰めて封をした後、ゴミ箱に捨てて下さい] 説明書きはそれだけだった。 “それにしてもゼリー嬢っていったいなんなんだ” そう思っていると俺の視界の中にあった風船が風もないのに動いた。 驚いてビクッと反応しながらも、動く赤とピンクの風船を見ていると風船から足や腕のようなモノが突き出たかと思うと割れた。 中から出てきたものは赤色とピンク色をした人?だろうか。 全身が赤い人は外側に半透明の赤い膜のようなもので覆われていて、ピンクの方も全身ピンクの外側を半透明のピンクの膜で覆われていた。 見た目がゼリーのように見えるので、ゼリー嬢なのだと俺は理解した。 風船から出てきてベッドの横に立つゼリー嬢。 ゼリー嬢の大きさはピンクの方がやや小さかった。 直立するゼリー嬢2人を前に俺はゆっくりと近づいて彼女たちを観察する。 顔はノッペラボウで目も鼻も耳もないが、口だけはある。 ここから呼吸しているのだろうと推測し体を見る。 赤色のゼリー嬢はオッパイが大きく、ピンク色のゼリー嬢のオッパイはやや小振りだった。 そしてどちらのゼリー嬢の乳首もしっかりと勃っているのが見て取れた。 腰の括れと締まったお尻はどちらも俺好みだ。 そして、股のところも座り込んで確認する。 足を閉じているので分からないが、マン筋はしっかりと確認できた。 それにしてもおへそのの窪みまで分かるほど体にピッタリと張り付いたスーツを着たゼリー嬢は人であり、女性であることも間違いないと思うのだが、見事なまでピッタリと体を覆われているスーツが不思議でならなかった。 どうやってこのピッタリしたスーツを着たのか、そして素材はいったい何なのかすら分からない。 ファスナーどころか切れ目や継ぎ目すら見当たらないのだから。 そんな観察を続けている俺に触れてきたのはピンク色のゼリー嬢。 俺のスーツの上着を手慣れた感じで脱がせるてくれると、ネクタイを外しシャツのボタンに手を掛けた。 普段からこういう仕事をしているらしく手際がいい。 あっという間に上半身を裸にされた俺。 赤色のゼリー嬢もピンク色のゼリー嬢に張り合うようにズボンを脱がしてくれるのだが、こちらは手際が良くない。 ベルトを外すのにも手間取り、ズボンを脱がせてくれた後もトランクスを脱がせるのに恥ずかしいのか躊躇する姿が可愛く見えた。 “赤色のゼリー嬢はまだ新人なのかな?” そう思いながらもゼリー嬢たちに身を委ねる。 ピンク色のゼリー嬢は積極的で、全裸になった俺の手を引いてお風呂へ移動を始めた。 手を掴まれた感触はゴムのような感触だった。 “彼女たちが着ているのはラバースーツか?” そう思ったが、部屋に入ってから一言も発しないゼリー嬢たち、いやもしかすると話せなくされていのではないかとも思った。 俺の手を強引に引っ張っていくピンク色のゼリー嬢に遅れまいと必死に俺の手を掴んで後をついてくる赤色のゼリー嬢。 浴室へ入るとジャグジーの横には大きなエアベッドが置かれていた。 そこへ横になるようにピンク色のゼリー嬢が手振りで俺に伝えてくる。 “やはり、話せない、もしくは話してはいけないようだ” そう思いながらもピンク色のゼリー嬢に従ってエアベッドに仰向けで横になった。 俺がエアベッドに横になると、ピンク色のゼリー嬢は浴室にあったローションを手にし、それを洗面器に注ぐと手慣れた様子で掻き回しトロみを増していく。 赤色のゼリー嬢はただその様子を見ているだけだったが、ウンと一つ頷き自分に気合いを入れたかと思うと俺に覆い被さってきた。 赤いゼリーのようなノッペラボウの顔が近づくとゴムのような匂いと独特な甘い匂いもした。 赤色のゼリー嬢が俺に覆い被さったことで、俺の取り合いが勃発する。 ピンク色のゼリー嬢はローションを掻き混ぜるのをやめて、赤色のゼリー嬢を突き飛ばそうとするが赤色のゼリー嬢も俺の首に手を回して離れない。 赤色のゼリー嬢はおそらくはラバーである滑りにくい手でガッチリ俺の首に手を回して突き飛ばされないようにしたのに対して、ピンク色のゼリー嬢はローションでヌルヌルになった手で赤色のゼリー嬢を押しても滑って埒が明かないと判断したのだろう下半身の方へと移動した。 俺にギュッと抱きついてくる赤色のゼリー嬢の感触が凄く気持ちいい。 俺は赤色のゼリー嬢に応えるように自然と彼女を抱きしめていた。 下半身へ移動したピンク色のゼリー嬢はトロみをつけたローションを勃起している俺のペニスに掛けると手で扱き始めた。 俺はあまりの気持ち良さに体を波打たせながら吐息を漏らした。 それを見てピンク色のゼリー嬢は俺のペニスを口に含んだ。 「うっ、凄く良い!」 あまりの衝撃に思わず声が漏れた。 体温は感じるが人ではない何かにペニスを咥えられるは未体験で堪らなく気持ち良かった。 さらにその人ではない口の中には舌のようなものもあり、それで俺の裏筋を舐めてくる。 気持ち良すぎて俺の手は抱きしめていた赤色のゼリー嬢を離れ、ピンク色のゼリー嬢の頭へと移動し、彼女の頭を両手で掴んだ。 そのままピンク色のゼリー嬢の頭を自分のペニスを扱くように動かす。 俺が目を閉じて気持ち良さそうにしているのを見て、赤色のゼリー嬢も動いた。 ピンク色のゼリー嬢に負けじと、俺にキスをし舌を絡ませてきた。 “やっぱりゴム、ラバーだ” そう思いながら俺も舌を絡ませて赤色ゼリー嬢の口の中を探る。 しかし、ゼリー嬢に舌はあるものの口の中は全てラバーで覆われていた。 口の中は穴が開いており、そこから呼吸しているとばかり思っていたのだがそうではなかった。 “じゃあ、いったいどうやって呼吸をしているのだろうか?” そんな疑問を抱いている間もピンク色のゼリー嬢は頭を上下にして俺のペニスを扱き、俺の両手も彼女の頭を掴んだまま追従する。 「あっ、ダメっ、逝きそう!」 絞り出すように俺がそう言ったのを聞いた赤色のゼリー嬢は覆い被さっていた俺から離れると、ピンク色のゼリー嬢の頭を突き飛ばした。 俺の下半身もピンク色のゼリー嬢もローションでヌルヌルだったため、簡単に彼女は簡単に突き飛ばされた。 そんなピンク色のゼリー嬢と入れ替わりに赤色のゼリー嬢が俺のペニスにしゃぶりつく。 そして、手と口を使ってゆっくりと丁寧にペニスを扱き始めた。 “これはこれで気持ちいい!” そう思いながら下半身の方を見ると、ピンク色のゼリー嬢が立ち上がっているが、赤色のゼリー嬢は俺のペニスを扱くのに夢中で気づいていない。 そんな赤色のゼリー嬢をピンク色のゼリー嬢は足蹴りにした。 不意を突かれた赤色のゼリー嬢は痛みからエアベッドから転がりながら落ちた。 「大丈夫?」 俺が声を掛けたのと同時くらいにピンク色のゼリー嬢が俺に跨り、勃起したペニスを自分の中へと挿入した。 人には見えないゼリー嬢とのエッチに異常に興奮してしまう。 ヌルヌルの体で俺の体の上を滑らせて、どんどん気持ちよくさせてくれるピンク色のゼリー嬢。 可愛い喘ぎ声が聞こえないのは残念だったが、あまりあるほど気持ち良くて、あっという間に俺は逝ってしまい、ピンク色のゼリー嬢の中へ出した。 俺が逝ったあとも、しばらく俺の上を滑っていたピンク色のゼリー嬢だったが、急にピクンと大きく跳ねたかと思うと、ゆっくりと俺に覆い被さってきた。 きっと彼女も逝ったのだろう。 そう思い優しく抱きしめた。 そんな一部始終をエアベッドから弾き飛ばされて見ていた赤色のゼリー嬢は落ち込み泣いているように見えた。 つづく

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