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9.陰キャな彼女と陰キャな俺 【お持ち帰り編】

大きな袋に詰めたガルベロスを載せた台車を押して、言われた通りにバックヤードへと入った。 すぐにスタッフでない事がバレて声を掛けられるかと心配していたが、ウルトラマンたちがパーク内を巡回しているため、人手が割かれているようで誰にも合わずにバックヤードを通り抜けて駐車場へと出た。 そのまま自分の車へと向かい、後部座席にガルベロスが入った大きな袋を載せ、ついでに台車も車に積んだ。 もの凄くいけない事をしている背徳感から急いで車を発進させた。 ガルベロスは袋の中でジッとして動かずにいた。 マンションの地下の駐車場に入って、一息ついた。 冷静に考えると、俺はアミューズメントパークから女性の入った着ぐるみを袋に詰めて拉致してきたに他ならない。 だが、もう後戻りもできない。 取り敢えず車で誰かに見られる訳にもいかないので家まで台車で運ぶことにした。 改めて下ろす際、ガルベロスの入った袋の大きさを思い知る。 大きな袋は後部座席の大半を占めていた。 そして大きさの割には軽い。 ガルベロスの着ぐるみの重さを含めても楽に持ち上げることができた。 そのまま台車に載せて部屋へと運んだ。 玄関で台車を置いて袋のまま、ガルベロスをリビングへと運んでそこで開封した。 大きな袋から立ち上がるとガルベロスは自分で袋から出てきた。 そして、部屋を見渡している。 「綺麗な部屋ですね」 「ずっと一人暮らしですから散らかる事がないんです」 そんな会話をしながらも立ったままなので、ソファーに座るように勧めた。 ただ、背もたれの付いていないカウチソファーへ。 ガルベロスの尻尾が邪魔で普通のソファーには座りづらいと思ったから。 一旦座ったガルベロスだったが、立ち上がって言った。 「先日は助けて頂いてありがとうございました」 そう言ってガルベロスは深々と頭を下げた。 見た目と発せられる声のギャップでグッと来るものを感じている俺にガルベロスは続けた。 「何でも質問にお答えしますから質問して下さいね」 そう言うと、ガルベロスはソファーに座り直した。 流石にすぐに着ぐるみを脱いで顔を見せろというのも不躾なので、少し質問をしてからにする事にした。 まずは一番気になっていることから聞いてみる。 「俺、君を拉致したような感じになってるけど、パークの方は大丈夫なの?」 そう聞くと意外に軽いトーンで返事が返ってきた。 「大丈夫ですよ!ちゃんと許可を貰って出てきたので」 意外過ぎるほど軽い返事に若干の不安を覚えつつも本人がそう言うなら、という事で少し安心した。 質問を考えていて、俺の頭の中にはショーの時の出来事が頭を過った。 早速、それを質問してみる事にした。 「ショーでウルトラマンから攻撃を受けている姿を見ていて思ったんだけど、かなり痛そうに見えたけど実際はどうなの?」 「私の視点でショーを見てくれていたんですね、ありがとうございます」 「うーん、攻撃にもよりますがもちろん痛い時もあります」 「ウルトラマンを演じている人がショーだと思ってくれている人はいいのですが、完全に自分がウルトラマンになり切って攻撃してくる人もいるのでその時の攻撃は本当に痛かったりしますね」 「へぇ、大変なんですね」 「あっ、そうだ、着ぐるみの中がどれだけ分厚いとか分かれば分かりやすいですよね」 そう言うとガルベロスは立ち上がって、俺に背中を向けて言った。 「背中を開けてください」 前回はパーク内の退避小屋だった事や初めての出来事という事もあり、自分自身を律する事もできたが、今日は状況が違う。 ガルベロスの背中のファスナーを開けたら俺の理性まで開放してしまうのではないかと思って躊躇してしまう。 それでもガルベロスの着ぐるみの背中を開けて下さいと言われて、開けないという選択肢はなかった。 俺の手がしっかりとくっついたマジックテープを引き剥がしていく。 マジックテープを『バリバリ』という音とともに剥がすたびに俺の理性が崩れていくような気がした。 マジックテープの下の分厚いウレタンを掻き分けると普段見ることのないゴツい大きなファスナーが現れた。 それをドキドキしながらゆっくりと開いていく。 熱気とゴムの匂い、そして汗の臭いが混じったものが吹き出してきた。 ガルベロスの着ぐるみの背中が開いたことがラバースーツ越しに冷気を感じたのだろう。 ガルベロスは背後にいる俺の方を向いて俺の手を凶悪な長い爪の付け根、つまり彼女の手の部分で挟むように掴むとガルベロスの胸に押し当てた。 「今日はここに強めのパンチを喰らったんですよ」 そう言った後、挟むように掴んでいた俺の手を離してこう言った。 「内側から触って確かめてみて下さい」 俺はガルベロスの着ぐるみの開放された背中から右手を差し入れた。 着ぐるみの中でさらにラバーに包まれた彼女の体の熱が俺の手を通して伝わってくる。 堪らなくドキドキしながらも、先ほどパンチを喰らったというところまで手を差し入れて俺は固まってしまった。 そこにはすごく柔らかい膨らみがあり、その先には硬くなったポッチがあった。 そのポッチを軽く指で触ると、ガルベロスの体がピクンと震え後退りしたが、すぐに俺の体とぶつかった。 「左手でも確認して下さい」 俺は何も言わずに左手もガルベロスの着ぐるみの中へと差し入れて、ポッチを指の間に挟んで柔らかい膨らみを両手で鷲掴みにした。 彼女のラバーに包まれた大きく柔らかいオッパイを揉みしだきながら、乳首に刺激を与えるようにして引っ張った。 「んっ… ・・・ !」 ガルベロスはどんどん内股になり、崩れるように床に膝を着いた。 俺の手はガルベロスが崩れ落ちた事で自然と着ぐるみから抜け出ていた。 「やり過ぎだよ!着ぐるみの中の厚みがどれくらいか分かった?」 「うん、分かった、ありがとう… 」 俺はガルベロスから自然に漏れた言葉に驚いて固まっていた。 信じられないが、ある事実を知った俺は欲望を全てガルベロスにぶつける事にした。 「この着ぐるみは頑張れば2人で入ったりできないの?」 そう聞くとガルベロスは答えた。 「詰め込んであるウレタンを出せば可能かも?!」 まずは足の方から、ワザとラバーに包まれた足に触れながらウレタンを抜いていく。 次は胴体部分にはかなりのウレタンが詰められていたので、これを取り除けば俺も着ぐるみに入れそうだと思った。 そして顔の部分もウレタンを抜いたが腕はそのままにしておいた。 その方が腕の自由が奪えると思ったから。 かなり空洞ができたガルベロスの着ぐるみの中へ足を踏み入れる。 もちろん、俺は着ぐるみを着るのは初めてだ。 しかも怪獣の中でもお気に入りのガルベロス、しかもスーツアクトレスと一緒に。 ちなみに俺に背を向けていたガルベロスのスーツアクトレスにはバレないように全裸で着ぐるみの中へと入った。 スーツアクトレスの体温を肌で感じながら興奮は増してくる。 そして同時に怪獣の着ぐるみは足の部分で、操演者の体に合わせる事もできる事が分かった。 ウレタンを取り出した分で俺の体はガルベロスの中へとほとんど収まった。 行き場を失った両手はスーツアクトレスの胸を鷲掴みにすると、彼女の方からキスをせがんできた。 もちろん、ラバーマスク越しなので直接キスはできないがそれでも唇を重ねて互いに舌を絡ませようとした。 「ねぇ百合子、挿れてもいい?」 「えっ!」 驚いた百合子はバランスを崩して後方に倒れてきた。幸いソファーに座って転倒する事はなかったが、俺のペニスは百合子の中へと収まった。 「んっー!」 足や胴体のウレタンを抜いている時にラバースーツの股の部分がラバーで覆われている事は確認しておいた。 そこへ倒れながらも俺のペニスは上手く収まった。 「稔、裸だったの?っていうより何で私だって分かったの?いつから?ねぇねぇ」 矢継ぎ早に聞いてくる百合子にキスをしてから言った。 「少し前、着ぐるみの内側からウレタンの厚みを確認した時だよ」 百合子は全く気づいていなかった。 そんな百合子に説明する。 「俺も始めは信じられなかったよ、あの時会ったガルベロスの中のスーツアクトレスが前日から付き合い始めた自分の彼女だったなんてね」 「でも、胸を揉んで乳首を弄っている時、百合子に似てるなぁって直感的にそう思ったんだ、それでいつものように弄っていたら、『んっ… 、みのる!』って口走るからビックリしたよ!」 「私、そんな事口にしてた?」 「うん、してたしてた」 「それであの時の事も今日の事も思い返すとあり得ない事ばかりが起こったのも頷けた、さらに俺のフェチを追求してきたのも合点が入ったよ」 「それとあの時は本当に捻挫してたのも知ってるよ、週明けの月曜はニーハイブーツではなくスニーカーを履いてたし」 「もっと、稔を驚かせて夢見心地でいさせたいと思ってたんだけど失敗だね」 そう言う百合子の顔はラバーマスクで見えないが楽しそうだった。 「ありがとう、これからも俺はガルベロスを操演するスーツアクトレス 縁川 百合子のファンだよ!」 「ありがとう、稔!」 「ところで俺、もう我慢の限界かも!?百合子気持ち良くさせてね」 そう言って俺はソファーから体を起こして前傾姿勢になると、百合子のラバーで包まれた胸を揉みしだきながら腰を振った。 俺が快楽の絶頂に達するまで時間は要しなかった。 そして百合子も気持ちが昂っていたのか、俺とほぼ同時くらいに果てた。 まさか、ガルベロスの着ぐるみの中でエッチするなんて想像もできない出来事だった。 しばらく、お互いの体に触れながら余韻に浸る。 そんな中、事件が起こった。 つづく

9.陰キャな彼女と陰キャな俺 【お持ち帰り編】

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