ゴミ処理をしている俺の元へ運び込まれたのは2つの頭陀袋。 頭陀袋の中身は全裸の女性。 「いつもの方法で処分頼むわ」 闇組織の男はそう言うと去って行った。 いつもの方法とは都市伝説になぞらえて処分するということ。 この女性たちの素性は分からないが、何かしでかして処分されることになったのだろう。 俺は頭陀袋に入った女たちが眠っている間に仕事を済ませることにした。 頭陀袋から取り出した2人の女性は可愛く幼さを感じた。 それは小柄だったせいかも知れない。 そんな女性たちにパックファスナーの全身一体型のラバースーツを着せていく。 手先、足先はもちろん、顔までもこのラバースーツは女性の全身を覆ってしまう。 マスクには呼吸用のチューブが付いており、鼻の穴にチューブを突っ込んで、さらに口にはペニスギャグが付いている。 そのため呼吸はできるが話すことはできず、マスクを被せると目が見えなくなる。 ラバースーツのバックファスナーはロック式でロックするとツマミが取れてしまう。 これだけでもう女性たちはラバースーツを脱ぐことはできないのだが、そんなパックファスナーの上からラバー専用の接着剤を塗り、ファスナーを封印するように細長いラバーシートをしっかりと貼り付ければ彼女たちが仮に目覚めても逃走できなくなる。 そんな女性たちに今度はラバーパンストを履かせていく。 このラバーパンストは少し特殊で股のところにマスクのような袋が付いていてさらには長袖のシャツのようなものも付いている。 そんなラバーパンストを履かせた後、1人を仰向けに、もう1人をうつ伏せに69の形にしてからラバーパンストについたピッタリとしたシャツとマスクを被せていく。 マスク部分には呼吸用のチューブの取り出し口もある。 こうして2人の女性を1つのゴムの塊に手足が8本生えた姿へと変えた。 過去に一度だけ、この形にした際1人が目覚めて動き出したことがあった。 自分の置かれた状況が分からず手足を動かす姿は異様な生物のようで気持ち悪くもあり、面白くもあった。 その際、ラバーパンストが脱げそうになったことがあった。 その時はすぐに呼吸用チューブから強力な睡眠薬を吸わせてことなきを得た。 それからは69の形にした後、ラバーパンストも付属するマスクとシャツも脱げないようにしっかりと接着している。 こうするともう女性たちはお互いに動きを邪魔して満足に動けなくなる。 そんな女性たちを包装しやすいようにいくつものベルトを使用してさらにしっかりと2人を1つにした。 1つになったゴムの塊を黒いラバーの袋へと詰める。 この袋はバキュームバッグ、つまり空気を抜いて真空パックできるのだ。 そんなバキュームバッグに詰める前に女性たちの鼻から伸びる呼吸用の2本のチューブを太いチューブ1本にまとめる。 これからの作業上、こうしておいた方が作業がしやすくなる。 そうしてから、バキュームバッグに詰めた2人の女性を真空パックし、少し小さくした。 そんなバキュームバッグで真空パックした2人の女性を梱包機へと移動させる。 仕事で使う水色のppバンドから黒いppバンドに取替えてセットすると、バキュームバッグで真空パックした2人の女性をさらに離れられないようにppバンドで固定している。 ppバンドが真空パックした女性たちの体に『パチン』と音を立てて巻きつくと眠っていても痛みで体が揺れる。 物とは違い人を梱包するとその反応が面白い。 女性の体に少しppバンドが食い込んだところで圧着すると、俺は少しズラしてまた梱包のスイッチを押す。 その度に『パチン』という音ともに体が揺れた。 そんなバンドによる梱包作業にも飽き始めた頃には女性たちを真空パックしたゴムの塊は何かよく分からないモノへとなっていた。 さらにその上から黒いラップを巻いていく。 呼吸用のチューブだけを残して黒いラップでグルグル巻きにした。 もはや人の痕跡すらなくなり黒い塊となった女性たちだが、これで終わりではない。 この黒い塊にさらに黒いタイツを幾重にも重ねていく。 かろうじて人の形のように見えていた女性たちはタイツに覆われて黒い球のようになってしまった。 各々右足だけは少しだけ動くようにラップを巻かず残しておいた。 俺なりの女性たちへの配慮だ。 もし、上手く見つけてもらえれば助けてもらえるかも知れない。 こんなにも厳重に梱包され、たとえ見つけてもらっても気持ち悪がられて捨てられるのがオチなのだが。 そんな女性たちを最後に黒いゴミ袋へと詰め、口を固結びにすると車に積み込んだ。 少し離れた住宅街のゴミ収集場所へと捨てにいく。 粗大ゴミの山の奥へ押し込むように捨てた際、女性の足が動いていた。 薬が切れて目覚めたのだろう。 だが、どうすることもできない状況なら眠っていた方が幸せだっただろう。 “いい人に見つけてもらえよ” 俺は心の中でそう呟いた。 雨が降る中、女性たちは黒い塊にされゴミ置き場で僅かに動く。 そう、都市伝説 黒い塊を再現するように。 おしまい
ごむらば
2025-06-26 15:04:19 +0000 UTCJan Koda
2025-06-26 03:47:44 +0000 UTC