それからは理央の要望で全身ラバーで過ごす機会が増えた。 だが、一つだけ懸念材料があった。 それはラバースーツに塗った光沢剤やドレッシングエイドがフローリングに着いて滑りやすくなる事。 さらには触れたところがヌルヌルになるため、それを防止するため理央から俺はあるモノを渡された。 それは全身タイツ、しかも顔までもすっぽりと覆ってしまうゼンタイというやつだ。 ゼンタイはブルーのメタリックで布地のタイツの表面がテカテカしたコーティングがなされている。 そのため、呼吸がしづらい。 さらに俺はマイクロホールマスクも二重に被っているため、ゼンタイを着ると呼吸はさらに苦しくなり視界はほぼ無くなってしまった。 だが、俺はこの目が見えない中、呼吸しづらいのも気に入ってしまった。 理央が家事を済ませるまで、俺はマネキン人形のようにソファーに座り息苦しさの中興奮を高め、理央を待ち続けるのだった。 家事が全て終わると、理央は俺の手を引いて寝室へ移動する。 ベッドの上で全裸になった理央を抱くのが通例となっていた。 そんな日々を過ごしていたある日、少し理央の様子が違う日があった。 全身ラバーになった俺にいつものメタリックブルーのゼンタイを着せた後、リビングのソファーで家事が終わるのを待っていた俺に、家事を終えて俺の下にやって来た理央は何かを着せ始めた。 俺は理央に促されるまま、それを着ていく。 メタリックブルーの上から5枚ほど何かを着せられた。 何かと表現したが、おそらくはゼンタイだろう。 見えないので断定はできないが、ラバースーツの上から計6枚のゼンタイを着せられた俺の腕は気をつけもできずに腕は少し脇を開いた状態になっている。 そして、腕と膝は少ししか曲げられなくなっていた。 「じゃあ、今から少し息苦しくなるかも?!」 体はゼンタイを着せられたが、顔を全て覆ってしまうマスクまでは被せられていない。 俺は理央に心の中でツッコミを入れた。 “絶対、息苦しくなるだろう” 顔にマスクを被せられては、背中のファスナーが閉められ背筋が伸びる。 それを何度繰り返したかも分からなくなった後、理央が俺の背中を軽く叩いた。 「できたよ!先に寝てて」 そう言うと俺の手を引いて寝室へ移動を始める理央。 膝が曲がらず体を左右に揺らしながら進む。 見た目は大昔の二足歩行ロボットような動きなんだろうなと思った。 移動しながら理央が言う。 「私、今日から生理なんだ、だから翔のおちんちんが大きくなっているのを見たら私もしたくなっちゃうから今日はコレで我慢してね」 俺は返事を返そうとしたが口が動かず、頷こうとしたが頷くこともできなかった。 「しばらく生理で、私ができないから翔は一人で気持ちよくなれる呼吸が苦しいのだけで我慢してね」 明るくそう言う理央に俺が呼吸制御されるのが好きな事もすでにバレていることを知った。 「だから、今日の翔は私の抱き枕ね」 気づけばラバーマスクと重ね着したゼンタイに阻まれ、俺は言葉を発することも、体を使って自分の意思を伝える術も全て奪われていた。 それでも理央にモノのように扱われていることに気持ちよくなれる自分はつくづく変態だと実感した。 理央の生理が終わるとまた普通ではないが、俺にとっては体が自由に動かせるラバースーツを着る普通の生活へと戻った。 今日は楽しみにしているバラエティ番組があるので、ゼンタイからも頭を出して、マイクロホールマスクも1枚脱いでソファーに座りテレビを見ていた。 俺がこの番組を好きな事を知っている理央は、テレビを見ている間は話し掛けてこない。 家事が終わった理央は自室へ行ってしまった。 これもいつもの事、バラエティ番組が終わる頃に理央はリビングへと戻ってくるだろう。 そんな理央を気にも留めずに番組を見ていたが番組が終わっても理央が戻ってこない。 疲れて寝てしまったのかと思ったが、リビングから理央の自室へと繋がる扉の向こうで大きな音がした。 理央が転んだのだと思い、慌てて立ち上がり様子を見に行く。 扉を開けた先の廊下にはピンク色のゼンタイを着た理央が倒れていた。 「理央、大丈夫?」 声を掛けて体を起こしてやると、理央は言葉を発する事なく、大丈夫である事をアピールするようにウンウンと頷いていた。 “いつの間にゼンタイを買ったのだろう?” そんな事を思いながらも、リビングのソファーまで手を引いて誘導した。 ソファーに並んで座ると理央は手探りで俺を探し始めた。 そして、俺を見つけると腕にしがみついてきた。 「理央はゼンタイ重ね着して見えないの?」 そう尋ねるとウンウンと頷いて見せた。 「ふぅー、ふぅー」 と苦しそうな息遣いがハッキリと聞こえてくる。 「息苦しそうだけど大丈夫?」 そう聞きながらも俺に何重にもゼンタイを着せた姿を見ていて、理央自身もゼンタイを着たくなったのだと思った。 俺の言葉に一つ頷いた後、甘えるように顔を俺の体に擦り付けてくる理央。 そんな理央を抱きながら、後頭部の辺りまで閉められたファスナーを少し開けてみた。 ピンク色のゼンタイの下からはメタリックピンクのゼンタイが覗く。 「なるほどね、このメタリックのゼンタイって1枚だけでもけっこう息苦しくなるんだよ!」 そう言ってメタリックピンクのゼンタイのファスナーも開いて俺は驚いた。 なぜなら、メタリックピンクのゼンタイのファスナーの下からはラバー独特の光沢の黒光りした頭が見えたから。 「え!もしかして理央、ラバースーツ着てるの?」 俺の言葉に照れたように頭を掻く理央。 理央がラバースーツを着てくれた事を嬉しく思い、俺は理央が着ていたピンク色とメタリックピンクのゼンタイを脱がせた。 メタリックピンクのゼンタイを脱がせた理央は俺と同じ黒光りするラバーで全身を覆われていた。 興奮した俺は今すぐにでも理央と抱き合いたいところだっが、心を落ち着かせて全身ラバーの理央をお姫様抱っこするとベッドへと運んだ。 2枚重ね着していたゼンタイを脱がせたのだが、まだ理央は目が見えていないようだった。 「ラバーってキツイね、でも私も好きかも」 そんな理央のくぐもった声が聞こえてきた。 そんな嬉しいことを言ってくれる理央をギュッと抱きしめた。 理央もマイクロホールマスクを被っているようだが、目のところには穴が開いていないようだった。 “それで見えないんだな” 俺はそう思った。 俺もゼンタイを脱ぐと、ベッドの上で黒光りする全身ラバー同士で俺と理央は抱き合った。 理央のラバースーツは俺のネックエントリーのラバースーツとは違い、背中にファスナーがあるタイプだった。 ファスナーは腰の辺りから後頭部まで伸びている。 それとは別にクロッチファスナーも付いていた。 マイクロホールマスクの下もフードかマスクになっているのだろう。 それはマイクロホールマスクを脱がしてからのお楽しみにとっておく。 そんな理央のラバースーツをいろいろと探りながら触れ合っているだけで気持ちよくて俺は勃起してきた。 そんな勃起に気づいた理央は手探りでクロッチファスナーを開けると、黒光りするペニスケースいっぱいに勃起した俺のペニスを引っ張り出した。 そして、両手で扱き始める。 ノッペラボウの顔で俺のラバーで覆われたペニスに愛撫する姿を見ているだけで堪らず逝ってしまいそうになる。 逝きそうになるのを俺が堪えていると理央はマイクロホールマスクを脱ぎ始めた。 マスクを外していつものようにフェラチオをしてくれるのだと思いながらも俺の頭を過ったのは、ラバーフードを被って汗だくになった理央の可愛い顔だった。 だが、俺の想像はあっさりと裏切られたというより、俺の想像のはるか上をいっていた。 マイクロホールマスクの下から現れたのは目や鼻はなく、口の部分が女性器のような肌色をしたラテックス膣だったから。 卑猥という表現しか当てはまらないラテックス膣のラバーマスクを被った理央は俺のペニスを2、3度手で扱いた後、ラテックス膣に俺のペニスを挿入して咥えてると扱き始める。 “うわっ、なにこれ!?気持ち良すぎるぅぅぅ!” 俺は言葉にもできず、体を軽く反らせてピクンピクンと揺れることしか出来なかった。 理央に気持ちよく扱かれ、それに抗うように俺は内股に力を込めて耐えることしかできなかった。 だが、それも長くは続かない。 「もうダメぇ!逝くぅぅぅ!」 そう言うと同時にラテックス膣のマスクを被った理央の頭を両手で掴み、俺の股間に強く押し当てて逝った。 何度かラテックス膣のラバーマスクを被った理央の頭を掴んでペニスを出し入れする。 理央は俺に身を任せながらも、俺のペニスを咥え気持ちよくさせ続けてくれた。 俺の精液は漏れる事はなかったが、ペニスケース付きのパンツ内に不快感は残るものの、最高に気持ち良かった。 理央はというと、自分のクロッチファスナーを開くと、横たわる俺の上に跨ってきた。 まだ、余韻を残す俺のペニスを握ると扱き始める。 全身ラバー姿、しかもラテックス膣のマスクを被った理央を見て俺はまた興奮し勃起し始めた。 理央が俺の再び勃起したペニスを自分の中へ挿入するのに手こずっているので、頭を上げて股間の辺りを確認して驚いた。 理央の開かれたクロッチファスナーから覗いていのが、マスクと同じラテックス膣だったから。 光沢のある肌色が一瞬しか見えなかったが、おそらく間違いない。 全身ラバーに包まれた今の理央の姿は俺が理想とする姿、肌の露出が全くない上、顔とお股に擬似的な女性器を備えている男性のための性処理人間となっていた。 そんな理央はペニスを自分に挿入すると、俺に覆い被さってきた。 そして無理だと分かっていても、ラテックス膣の口でキスを求めてきた。 そんな理央に俺も応えようとして、ラテックス膣の僅かな隙間から見えたものにドキッとしてしまった。 「理央、まさか… マスクの下にまだ… 」 「えっ!翔、分かったの?」 かなりくぐもった理央の声が答える。 「うん私、まだマスク被ってるよ!」 そう言うとラテックス膣の隙間から赤いコンドームのような袋を自らの指を突っ込んで引っ張り出した。 「え!マジで!これって、俺がして欲しいと思ってたヤツ… 」 俺は驚きでそれ以上言葉が出てこなかった。 「そうなんだ!良かった翔に喜んで貰えて!」 嬉しそうにそう言う理央は続ける。 「このコンドームみたいなので口の中までラバーで覆われるのはいいんだけど、呼吸が荒くなると喉の奥にくっついて息ができなくなるから大変なんだよ!」 そう言う理央だが、本当に嫌がっている感じではなかった。 「そうなんだ!」 「ねぇ、次は私を気持ちよくさせて!」 理央はそう言うと俺に跨ったまま、体を揺らし始めた。 俺は顔もお股もラテックス膣を露出させ、その中には赤いコンドームのラバーの袋が仕込まれている理央の姿を目の前で堪能しながら、勃起したペニスを理央の中で暴れさせる。 俺の快楽の絶頂はすぐに近づいてくる。 俺が妄想の中で繰り広げていた姿を理央は今俺の目の前で体現してくれているのだ、興奮しない訳がなかった。 激しく腰を突き上げ、俺も理央も逝った 俺の隣りに横たわる理央の背中のファスナーを開いてラバースーツを脱がせて驚いた。 ネックエントリーのラバースーツを重ね着していたから。 しかもお股のところはコンドーム付きで、マスクもコンドーム付きの上、ラバースーツにはマスクもグローブもソックスも一体型。 何よりどうやって着たのかも分からなかった。 そんな理央は少しすると、黒光りするラバーの体を俺に重ね合わせて再び交わった。 もう、何も考えられなくなった俺は理央と気を失うまで交わり続けた。 つづく