本作品はR-18G指定のフィクションであり猟奇的、残虐的な表現を含みますが殺人行為を助長するものではありません。 登場する人物名・地名などはすべて架空のものであり実在のものとは一切関係ありません。 エピローグ ************************************************ 舞の顔に笑顔が戻ったのでジャックは誕生日の記念に外で食事をしようと持ち掛けた 舞はそんな優しいジャックの気遣いが嬉しかった。 外に出ると日はすっかり暮れていて、夜風が気持ち良かった。 2人は仲良く手を取り合い街灯に照らされる街角を歩いて行った。 舞は上機嫌でいつしか先程の悪夢の事などもすっかり忘れてしまった。 その時だった。建物の影から二人をじっと見ている人影がいた。 ツバの深い帽子を被ったその人影は満足そうに頷くと踵を返して闇の中へ消えていった。 舞はふと誰かに見られているような気がして振り返ったが誰も居ない。 舞は心の中で妙な胸騒ぎがするのを感じていた。 (おかしいわ、このシーン以前にも体験した事があるような気がするわ。 いつだったかしら・・・遠い昔のような・・・つい最近のような。 それに凄く嫌な予感がするのは何故?・・・・。) 「どうかしたのかい?」 ジャックは急に黙り込んでしまった舞を心配した。 「うん、平気よ。何でもない。さぁ食事に行きましょ」 舞は急いでジャックの手を取ると再び一緒に歩き始めた。 舞はふと夜空を見上げた。 月が出ていた。 満月に近かいその月は何故か不気味なまで赤く染まっていた。 血塗られたように赤く染まった月がまるで何かを暗示しているようだ。 舞はブルっと身震いするとジャックの胸に飛び込むのだった。 ~完~
andypandy
2022-08-29 06:27:33 +0000 UTC