綾波はその日、指揮官から夜戦特別訓練に召集された。
何故指揮官の寝室に呼ばれるのか、何故そこで訓練をするのか。
綾波にはその意味が全く理解できなかった。
彼女にはその隠語の意味も、人間の男の持つ性処理の意味もまだ全く未修得な知識だったからである。
しかしその夜戦特別訓練を受け帰ってきたKAN-SENは、誰しも幸福そうな顔に見えた。
だから、期待していなかったといえばウソになる。そのため、いつもは優しい指揮官がなにかすこし怖いような表情で自分をベッドへ押し倒す行為に、珍しく口数が多くなってしまっていた。
「んっ・・・んむっ・・・」
ハダカの指揮官が綾波に覆いかぶさり、おしゃべりになっていた唇を閉じるように奪う。その強引な行動に彼女の体の奥からにじみ出てくる衝動。高揚する感覚に身をゆだね、綾波は命令されるままに黙った。
無言のまま、指揮官が綾波の陰部にそそり立った主砲を挿入する。自分にはない、指揮官だけが持っているグロテスクな主砲。
「んっ あはぁ・・・」
体の中に、指揮官の主砲がずぶずぶと入ってくる。
体液がどんどんあふれ、とろとろになった綾波の肉穴は、この為に液を分泌していたのだと知る。自分の肉体、KAN-SENの体が、こういう使い方をされるということを綾波はしらなかった。
「綾波ッ!綾波ッ!はあはあはあはあ・・・・」
苦しいような声をもらしながら、結合部分を出し入れする指揮官。その動きが綾波をずんずんと貫くたびに、綾波は経験したことのない衝動に貫かれていく。
「あっ・・・ああっ・・・・」
自分の体に起きている現象の意味がわからぬまま、指揮官の覆いかぶさる温度と動きに、たまらない幸福感を覚えていた。
「あ、綾波・・・綾波ッ! お前の中ッキツい・・・ああっ
どうだ? どんな風に感じている? 言えっ 発言を許可するッ!」
「えっ? わ、わからないです・・・こんなの・・・
なにか・・・指揮官のっ あっ ああ! すごいですっ」
「もっときちんとッ!言え! お前の中ッ
どうなっている!はあっ!はあっ! 言え!いえ!」
「はあっ!はあっ!はあっ! す、すごいですッ
指揮官でっいっぱいですッ!中がっ!あっ!あぅ!」
綾波が自然に喘ぎ声を上げる。指揮官はそれに答えるように激しく腰を突き動かす。その動きでまた綾波は悲鳴にも似た声を上げる・・・。
素直に声を出すと、それに答えるかのように指揮官の腰は激しく打ちつけてきた。もっと、もっと、綾波は我を忘れて声を上げる。
「しきっかんっ・・・すごっすごいですっああ!
あはあああ!すごいですぅ!ひぅうう!あひっ!あひっ!」
「もっと、もっとちゃんと言うんだ!綾波ッ!
どういう感じか! 正直にッ!」
「あひぃ!わっくぁんないっ!らめっ!おかひくなるですッ!
あああ!あああ!しきかん!しきかんっ!あひっ!あひっ!」
どんどん激しくなる指揮官の動きは綾波に生まれて始めての肉体的悦楽の絶頂感を与えていた。しかし、綾波はその感覚がもたらす快楽を言語化できない。
自分が声を上げれば上げるほど、指揮官が激しく自分に打ちつける動き、それがひたすらにうれしい、気持ちいい、幸せ・・・。
「うれひぃい!しきかあんっ!うれひいれすっ!ひいいいぃ!
はげしいのっ!しゅきれすっ!はげしいのっ!ああああああ!」
綾波の中で何かが爆発するような衝動を覚える。
どくんっどくんっどくんっ!
「うっうう!」
指揮官の体が快感の絶頂にびくんびくんと震えた。その振動は綾波の肉体にも乗り込んできた。彼女の体も快感と幸福感の限界値が決壊したような未体験の最大絶頂を覚え、がくんっがくんっと大きく震える。
「あああぁあああああ!」
よだれをたらしながらその震えを堪能する綾波。
下の口からも、よだれがどろどろと流れているのがわかる。それは自分の体から分泌されたものではなく、指揮官の主砲から打ち出されたものだと気がつかないほど夢中になった。
これが訓練なのだとしたら、綾波は指揮官の主砲に敗北したということ、そう感じていた。
そしてこの訓練は敗北することがとてつもなく幸福で、快楽にあふれた恐ろしい訓練だとも知る。
「明日も、この時間に来るように・・・」
指揮官がシャールームに消えていく背中を見送りながら、なぜKAN-SENがみな幸せな顔をして夜戦特別訓練を受けていたのか思い知りながら、綾波は力なく返事を返した・・・。