「ザ・越山会」読んだ
Added 2025-05-06 05:39:35 +0000 UTC読書メモ
千田村の村長・小林は、信濃川千谷島の堤防改修を田中に頼った。
こっちの話を聞き「よし、引き受けた」というと「これから建設省に行こう」と腰を上げた。河川局長を見つけ、「オーイ局長、選挙運動だ。堤防造ってくれや」と大声を出した。局長が話を聞いて「その地域は計画に入ってません」と答えると、「ダメなのをでかすのが政治だ」とがんばってくれた。おかげで二十七年に着工に漕ぎ着けた。
地区越山会は町村合併前の旧町村単位の基本だ。
田舎では地区ごとに慣習が違うし、つまらんことで行き違いも起きやすい。旧町村だと選挙もしやすいんで、この方式が広まった。
役付きは多い方がいい。会長の名がつけば選挙でも会長分の仕事をする。ブロックを大きくすれば役職も減って士気に関わる。
町村長に撮って田中は重宝な存在だった。土建屋感覚からだったとしても、地域の要望に対し私邸で気軽に相談に応じ、省庁へのルートもつけてくれる政治家はザラにいなかった。
『田中はざっくばらんで誠にお願いしやすい感じだった。話を聞いて即座に「できる」「難しいなー」と言ってくれるのもありがたかった。地元に陳情の門戸を開いて、「さァ、いらっしゃい」の感じだ。三十年代から目白は大にぎわいだった』
『道路三法をでかして、田中は建設官僚に仕事がやれる条件を作ってやった。財源つくる時に動かんで、「あの橋直せ」と言っても役人は聞かん。田中の役人の動かし方は天才的だ』
所感
田中角栄先生はかっこいいぜ